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2022年11月30日(水)更新

35年ぶりの機械の話

昨日は大昔の事を思い出すことになりました。

私がまた30代後半の時でした。オランダから輸入した花束加工機械がまだ1台も販売されていない頃の話です。ある会社の社長様とお会いすることが決まり、出かけていきました。売り込み先はこの会社からと決めていました。しかし開口一番「日本では売れない」と言われ大いにファイトが湧いてきたことを覚えています。確かに常識的には難しい分野だったかもしれません。
言われたように簡単には売れませんでした。1号機が売れるまで半年ほどかかりました。はじめの5年で30台ほどでした。5年が過ぎたころ急に機械が動き始めました。3年間で210台ほどの販売実績になりました。社員も大変な勢いで全国を飛び歩きました。新規の搬入、メンテなど今までにないくらいの勢いでした。今思っても大騒ぎでした。よく乗り切ってもらえたと、感謝ばかりです。
花束加工機械は35年たった今でもインパックの大事な主力機械です。販売総数は1,200台ほどになっています。

昨日、その会社の会長、社長はじめ7名のメンバーが埼玉県入間市のIFL(インパックの花束加工&ブーケ工場:国際フラワーロジスティクス)にお越し頂き、花束加工機械・自動スリ―ビングマシン・自動ブーケマシンなどをご覧頂きました。この35年で機械も大きく変わりました。自動化も投入、最終部分が出来ればフルオートになることもお話いたしました。会長も大変好意的に各機械をご覧頂きました。

私もつい調子に乗り、35年前のことを話しました。会長様の会社は実に素晴らしい会社に成長されていました。
 

2022年08月22日(月)更新

新たなホームユースフラワーの時代

花産業はホームユースの時代に入りました。言い方としては少し大げさかもしれません。冠婚葬祭、生け花教室の花などは数を減らしてきましたが、需要は確実にあり、大きな数字を作り出しています。ご当地一流の生花店が頑張っておられます。
量販店のセルフ売り場、対面販売の売り場はホームユースの代表でしょう。さらに最近テレビでCMを繰り返してサブスクの会社は確実にその数字を伸ばしてきました。ホームユースの主体はもはや量販店と言う事になるでしょう。
しかし、伸びるはずのホームユース市場に大きな問題が起こり始めています。切り花の高騰です。多くの場合、298円、398円などがホームユースの主体でありましたが、花の価格によっては束を作れないことになってきました。
野菜は価格が上がれば店頭の値段が上がります。しかし花はいくら高くなってもその分の価格転嫁が出来ない商習慣になっています。35年前から商品も価格も同じなのです。
また、コールドチェーンであってもそうでなくても価格は変わりません。
以上は今日も続くホームユースの実情ですが、多くの花束加工メーカーは値上げに向け必死に動き始めています。従来の商習慣の打破です。そうでないとビジネスが続きません。

しかし、実情はそうなのですが本質論ではありません。量販店の皆さんが値上げを認めても問題は解決しません。私は全ての商品の入れ替えが必要と考えています。量販店は更に上質の花を販売しなければいけません。更にコールドチェーンでなければいけません、更に包材も環境配慮型でないといけません。また、鮮度の悪いものをいかにもいいと言って販売してはいけません。

私の具体的な提案は1束:1,000円のブーケです。1本あたり200円、この商品は今までどこにも存在していません。今までの量販店は安い価格で販売し、そのシェアを増やしてきました。しかしその結果安い花(場合によっては低品質の花)は生産者の数を減らしました。提供する花が少なくなり、秋・春の彼岸、お盆の時期の花が時期に高騰し、結果誰もが苦しむことになりました。量販店の切り花は明らかに本数ベースでは切り花全体の半分を占めるでしょう。もう安さだけの時代ではなくなりました。品質の良い花、コールドチェーン、環境配慮の包材どれもコストです。量販店は勇気をもってはそこに入る時代がやってきました。

全く新しいホームユースフラワーの商品を作り出していきましょう。繰り返します。具体的には1束:1,000円(1本200円)を基準としてはどうでしょう。

2022年07月06日(水)更新

エチオピア大使 ご来訪

昨日インパックのIFL(国際フラワーロジスティックス)にエチオピアの日本大使以下、商務担当者他3名の方がお越しになりました。

今回の大使は前大使が離日してから半年ほど経って着任しました。その他、商務担当の方や他の参事官の皆さんも全て変わり、日本人スタッフも新しい人に代わりました。
大使館は大使以下ほぼ全員が変わったことになります。

大使は6年間農業大臣をお務めになった後、大使に任命され日本に着任いたしました。高輪の大使館からIFLまで2時間ほどかかりました。

インパックはエチオピアの3農場からバラを輸入し加工販売を行っています。大使はエチオピアを出たバラがどのようにして国内に普及しているのかにご興味があるようです。幸いインパックは全国ネットの量販店にエチオピアンローズを販売している関係で、国内全てに行き渡っている話が出来ました。
またインパックの設備(冷蔵庫:3温度帯)、加工機械は全自動があり、国内でもここにしかない機械が入っていることもご理解いただきました。ただ量的には少々不満がある様で、もっと多くの輸入をして欲しい旨、話されていました。

今回、日本国内のバラの加工工場に来られたのは初めての様でした。我々インパックも大変名誉ある1日となりました。
 

2021年11月30日(火)更新

幸せになる方法

私が30代で飯塚先生(ISK塾頭)に初めてお会いした頃に教えられた、報告の重要性の話は今でもはっきり覚えています。

それは報告には三つある、ということです。
  • 事前報告
  • 中間報告
  • 結果報告
以上の三点である。仕事をする者にとってこの三点は最低限の義務である。

私は報告といえば結果報告くらいしか分かっていませんでしたが、仕事を頼むことが多くなるにつれ、三つの報告の重要性は日増しに高まってきました。仕事を頼み、事前報告、中間報告を常に守れる人は1割にも満たないでしょう。報告は安心感を与えます。更に事前報告から始めれば、先輩や上司から注意をもらうことも出来ます。中間報告ができれば、場合意によっては修正も可能になります。いきなりの結果報告ではびっくりするようなことも起きかねません。
それでも報告をする人はまだ良くて、まったく報告しないこともあります。私にも少々経験はありますが、嫌な報告はしたくありません。結果益々泥沼へ、ということになったりします。

きっと家庭内でもそうです。子供がまだ20歳前の頃、いつまでも帰らない娘を家内と共に心配していたことを思い出します。遅くなるのが分かっていても親に言いたくないし、言いづらいのです。子供の事を言いましたが、私自身夜遅く帰ることが普通でいたころ、間違えても家内に何も言ったことがありませんでした。

先輩、上司、家族を安心させる入口は三つの報告だと思います。
 

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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