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2021年12月27日(月)更新

いよいよ

明後日はインパックの仕事納めですが、このブログは本日で今年度終了させていただきます。
この一年大変お世話になりました。
振り返りますと私に個人的にはいい年となりました。この35年間で初めて1月から12月の間、一度の入院もなく過ごすことができました。少々目標が低過ぎますが、私としてはうれしい話なのです。この11月に足の指の付け根を折り、手術と言われたときは慌てました。あと二ヶ月で目標達成でした。この時は運のいいことに痛みが10日後なくなり、先生から痛みが出るまでは手術はなし、と言われ夢の様でした。すっかり気分が晴れてしまいました。それでこの一年入院がなかったことになります。尤も後5日間、注意深く暮らす必要があります。

今年は第9期中期経営計画をスタートさせました。2022年3月は第一年度が終了します。中期計画がスタートする段階で大きな目標が生まれました。切り花加工過程の自動化です。花き業界でもホームユース市場は33年前から機械化が始まりましたが、すべて半自動でした。メインの部分は機械化が進みましたが、その前後は手作業となっていました。人手不足の中、多くのユーザー様にご負担をお掛けしてまいりましたが、今年度袋詰め自動機械が完成し、今年度三台の納入が決まりました。この事実は多くの方から喜ばれています。今後も引き続き更なる自動化へ向かって舵を切ることになります。
今後の進むべき方向はロボット活用です。今年度以降の目標は明確になりました。

また、花の鮮度管理に伴い、インパックの方向性を包装資材メーカーから切り花をはじめ生鮮品の鮮度管理を受け持つ企業へと変化させることにいたしました。それは「FMベンダー」です。恐らくこの言葉は世界で最初だと思います。正確には「フレッシュネス マネージメント メーカー ベンダー」となります。切り花、食品と多大なロスを発生しています。可食率の問題です。生産に対してどれだけ花を飾ったか、食品は食べたかです。FMベンダーはそこに切り込むつもりです。
国内はもとより海外、特に発展途上国において必要とされるでしょう。

インパックは製造過程の省力化と品質の会社に変化して参ります。
今年一年、ありがとうございました。


最後に個人的な話を致します。50年ぶりにやりたかったことを始めました。お能の稽古です。20歳のころからの夢実現です。併せてお仕舞も始めました。家内からはブーイングが毎日出ています。
 

2021年12月24日(金)更新

クリスマス会

昨日ロータリーの集まりがあり都内のホテルに出かけました

見る限り、昨日の会場の人出はコロナ以降最高ではないかと思われるほど多くの人が集まっていました。
有名歌手のディナーショー、参議院議員の会、ロータリー、そのほか企業の忘年会(懇親会)
など、宴会場はかなり埋まっていました。東京紀尾井町ロータリクラブもその一つでしたが、宴会場はほぼ埋まっているようでした。

今回のコロナと経済活動は裏腹なところもありますが、なんとか前に進めたいものです。
十分注意しながらビジネスを行い、コロナ対策も併せ行う必要があります。そのような中で昨日は紀尾井町ロータリクラブのクリスマス会が行われました。何度もマスクの使用を呼び掛けていました。またホテル側の設備も空気の入れ替えを何度も行い、感染予防に最善の努力を行っていました。注意するに越したことはありません。

昨日は若い会員の皆さんの活躍が目立ち、会が進行していきました。ベルの演奏には感激しました。易しい音とクリスマスソング、忙しそうに動かす手に暫く不思議な気持ちを持ちました。素晴らしい演奏でした。その後ジャズ演奏があり、8時には終了しました。2時間で終了するのもコロナ対策でした。
 

2021年12月23日(木)更新

完成:まさにこれから

昨日は、私が代表を務める保育園の新園舎(谷里保育園分園:ルボア)が完成し、理事・評議員の皆様にお越し頂きました。

この分園は前理事長のご努力で建設が始まり、この12月に完成を見ました。建設に当たり、行政の方々には大変お世話になりました。また、ここに至る間、地域の方々、谷里保育園の園長はじめ先生方、多くのグループ保育園の先生方に多大なご協力を頂き、建物が完成しました。つまり、多くの方々のおかげで今日に至りました。

場所は多摩湖の入り口にあたり、観光やスポーツ、散歩などで来られる人たちに見ていただける場所となっています。保育園の入り口の正面は緑が広がり、環境の良さを物語っています。まさにここはトトロの森の入り口のようなところでもあります。
肝心の設備ですが、園児の皆さんをご家族の方々が安心してお預けいただけるよう、室内外に様々な工夫を凝らしております。

建物、中の設備はできる準備はしていますが、問題はこれからです。如何に魂を入れるかとなります。先生方のたゆまぬ努力と、保護者の皆さんと地域の協力体制の元、素晴らしい保育園にしたいと考えております。
 

2021年12月22日(水)更新

エチオピア情勢―2

昨日エチオピアの情勢に触れました。その後、前からお約束した方と広尾でお会いし、様々なお話を伺って参りました。

日本にいますと、詳しいエチオピア情勢は聞こえてきません。それでもいくつかの情報収集方法があります。
一つはJETROからのアジスアベバにおける情報、元JAICAの社員からの情報、三番目はエチオピア航空からの情報の、三通りをもって事に当たっていました。その中で日常的に入ってくるのはエチオピア航空からの情報です。この航空会社は私が知る限りコロナ問題が起きてから、ほぼキャンセルはありませんでした。最悪の事態が起きても、オランダの知り合いや中国のバラ農園などから助けられ、ケニアからの荷物が到着しないときでもエチオピア航空だけは動いていました。それ故アフリカ各地から日本へ帰る人たちはアジスアベバ経由でかなり戻ることができ、1年ほど前、安倍首相はアビー首相にお礼の電話を入れたりしていました。

現在、ニュースなどで反政府による騒動があり、一般的にはエチオピアは大問題、と考えられています。しかし昨日伺った話で反政府軍から国軍に当て、話し合いの用意のある旨、伝えられたとありました。ここ2日ほどの前の事です。決死の覚悟で前線に赴いたアビー首相はアジスアベバへ無事に戻り、最前線にいた反政府軍もアジスアベバ進行はできず、結果北へ戻りました。
そのような中でもエチオピア航空は飛び続けています。アフリカ最大の航空会社は単なるエチオピアの航空会社ではなく、全アフリカの航空会社としての位置づけがあり、他の会社と比較し、使命が大きいようです。
昨日お会いした前大使はかなり安定に向かっていること、更にエチオピア航空の活躍は何があっても動じない強さがある、と多くの人に伝えて欲しいと言われました。

エチオピアの将来を背負ったバラは、同じバラでも少々違う、と考えています。

 

2021年12月21日(火)更新

エチオピア情勢

エチオピアはこのところ穏やかな状況ではありませんでした。
多民族国家ゆえの紛争が相次いていました。今でもその状況は変わりませんが一カ月程前はかなり緊張していました。
以前、横浜でお会いしたことのあるアビー首相が直接紛争地域へ国軍の先頭に立ち出かけていきました。先々週、初期の目的を果たしアジスアベバに戻りましたが首相が紛争の前線に入ることの重要性を認識いたしました。とにかく無事に戻れたことは何よりもよかったと思います。

エチオピアはコーヒー、胡麻、花などを世界に向け輸出しています。また工業として軽工業の繊維を中心に、これも世界へ出荷しています。巨大な繊維団地がアジスアベバ周辺にはいくつも見られます。またトルコの企業などは単独で大きな工場を出しています。更にコーヒーについては、今までコーヒー豆の輸出がほとんどでしたが、現在では国内で焙煎工場を持ち、様々な商品にして出荷を行っています。この状況の中でも産業の発展を止めるわけにはいきません。実際経済は発展を続けています。

インパックはエチオピアからバラの輸入を行っています。他にも数社あるでしょうが、インパックの場合、自社で輸入したバラを社内で高品質を保つ加工を行い、大手量販店、通信販売会社などへ直接販売しています。インパックもその責任の大きさを感じているのです。この事態にあってもエチオピアからの飛行機は止まることがありません。問題があっても第二、第三の道を持っています。
私たちは心からエチオピアの平和で安定した経済発展を祈り、協力して参ります。今日は社長と共に親しくさせていただいている前エチオピア大使から詳しく、情勢をお聞きしてきます。

 

2021年12月20日(月)更新

あと10日

花市場も立ち上がっています。ブーケメーカーも大忙しです。生花店もシクラメン、ポインセチアなどで飾られ、クリスマスやお正月までの賑わいを見せています。尤も20年までのそれとは大きく変わりました。

一見同じようではありますが、インパックの関係する、パッケージから見た迎春のスリーブ(袋)はつい5年ほど前までは袋のサイズ、特に長さ方向は70cm、80cmが普通でした。それらの袋に入れられた迎春用の花や松は実に立派なものでした。しかし今はサイズとして残ってはいますが、実際には60cmに移行し、さらに昨年あたりからは50cmも出始め、今年はかなり販売されるようになりました。
尤もこの事実は当たり前ですが、長いサイズの迎春用の切り花や松は結果として飾る際、10cm、20cm普通に切り落としているのです。そうであれば初めから切り落としておく方が良い、これは現実的な話です。
                                                                                                            
更に今年はもっと身近なサイズのスリーブが沢山販売できるようになりました。それは同じ迎春用でもブーケタイプ(39cm)のものです。スリーブから出したらすぐに飾れるものです。簡便でご家庭用としては申し分のないサイズ感です。

迎春スリーブもわずかの間に200万枚に向かって進み始めました。少ない数ではありません。



 

2021年12月17日(金)更新

信念の人

飯塚先生はインパックの経営の指導を30年以上行っています。

始めは38年前、ミニメードサービスの山田社長のご紹介で知り合い、早速先生の「社長塾」に入塾しました。病気で休んでいた10年間は関係性が途切れていましたが、第一期中期計画を先生のご指導の下、多くの社員ともに策定いたしました。それも現在は第8期まで来ています。長いお付き合いになります。

先生の基準は
・言ったことはやる!

・どんなことでもすぐやる!
・ホーレンソー!


ほかにも沢山ありますが、先生の日捲りカレンダーは実に参考になります。また最も印象的な言葉は「難しいことを易しく、易しいことを深く」です。実に優れた言葉です。

その先生今から20年までに「歌手になる」と言われました。はじめは冗談で聞いていましたが、今ではCDを4枚出し、今月は新曲発表会を行います。カラオケのDAMには先生の曲が数曲入っています。ここまでくると立派な歌手です。
おそらく言ったことはやる、を実践してくれています。挫折の繰り返しの私には、先生は生き方を教えてくれているようです。
 

2021年12月16日(木)更新

アマリリスとチョコレート

毎年12月になると、会社から社員の皆さんにアマリリスの球根とチョコレートをお贈りしています。

アマリリスは20年ほど前から行っていました。そこにチョコレートが加わりました。今でも海上コンテナで引くことは可能ですが、現在では社員にお配りする分だけ、親しい球根の輸入会社から分けていただいています。
球根のアマリリスの特徴はほぼ100%咲く、という点でしょう。おまけに出荷前、低温処理を行っていることから、早いものは約1ヶ月で咲いてくれます、さらに1~3ヶ月あればほぼ全てのアマリリスは咲いてくれます。商品としても価値のある物だと考えています。
色も豊富になり、咲く花のサイズも大きく、花の数も多いときは5輪にもなります。更に運がよければ、咲き終わった後、もう一つ茎が伸び同じ様に大きな花を付けてくれます。更に一回り大きな鉢に植え替えると、かなりの確率で翌年も花を付けてくれます。
アマリリスは楽しみのある花です。

チョコレートは小平市に工場のあるメーカーのものです。このメーカーは数年前よりブラックサンダーという商品ですっかり有名になり、昨年はチョコレートの品切れが続き、一時は入荷をあきらめ、社員の皆さんに謝る覚悟でいましたが、ぎりぎり間に合わせてくれました。大きくておいしいミルクチョコレートです。小平は工場ですが、最近以前の事務所付近をきれいに作り直し、メーカー直販を始めました。いつ出かけてもお客様で一杯の店です。
今年は早くから発注し、予定通り入荷してきました。毎年の事ですが、今年も社員の皆さんにお持ち帰りいただくことができ、感謝しています。

アマリリスとチョコレート、どちらも楽しんでもらいたいと思います。

 

2021年12月15日(水)更新

花業界の変化

昨日はわずかの人数で会食を行いました。
中央卸売場、種苗会社、花材関係、元ダイヤモンド社の社長であったジャーナリストと、顔をそろえました。わずかの人数でしたが楽しく話が進みました。

卸売市場社長の話に少々驚きました。セリでの商いが10%程とお聞きした時もびっくりでしたが、先日行われた松市ではセリでの商いが3%しかなかったと聞いています。実施セリがないのと同じようなものかもしれません。
卸売市場でのセリは当たり前と思っていましたが、実際の比率はここまで低くなってきています。更に買参人組合との了解ができれば、セリがなくてもいいとの判断があるようです。市場は大きく変化しています。
また、昨日届いた「花小売の顧客満足度の構造」の中にあった、一般生花店とスーパーの間のビジネスに触れられていましたが、実際青山フラワーマーケットなど、どちらにも属さない業態が生まれ始めています。花恋人は花と雑貨などでファンを引き付けています。最近のサブスクなどもそうでしょう。

また、昨日は世田谷のIFRL(国際花き分析センター)におりましたが、たくさんの胡蝶蘭が置かれていました。その昔、胡蝶蘭は第一園芸、日比谷花壇と相場が決まっていましたが、今はオンラインの会社が台頭しています。ここも生花店とスーパーの間でしょう。

その昔、花業界は三極になると言っていましたが、少々現実味を帯びてきました。
この動きは消費者の皆さんにとって素晴らしいことだと思います。
 

2021年12月14日(火)更新

久しぶり

久しぶりに浅草に出ました。
この二年近く、浅草寺の入り口にある大きい提灯の前の人出が少ない絵を何度もテレビで見てきました。

もちろん、まだ本来の様子ではないでしょうが、大分戻ってきているように感じます。新たな感染者も昨日は7名となっています。しかし海外の例を参考に、第6波が近く来るのではないかとテレビなどで言われています。正直なところ、もういいかなとは思いますが、こればかりは何とも言えません。
むやみに出かけるのはよくないとわかっていても、いまの感染者くらいであれば、つい古い友人たちと会いたいと思うのは人情でしょう。今会う機会がないと、会えなくなる可能性が強くあります。

つい昨日も、昔青年会議所で活動した友人が脳梗塞で倒れた話を聞きました。以前のように連日はともかく、たまに会っても後ろめたさのない状況になって欲しいと考えています。
今朝も都内の大きなホテルにいます。かなりの人が朝食会場にいましたが、確実に人流は戻ってきています。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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