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2022年10月28日(金)更新

隠れた仕事

展示会は10時から17時までが開催時間です。その7時間で勝負が決まります。

勿論、事前推進活動の中で、確実にお越し頂く約束を取り付けることも重要です。営業の皆さんは展示会前になると営業活動の中で、更に電話等で約束を取り付けていきます。また、多くの来場者の方からインパックやインパックの商品に関心を持って頂くために、展示方法にも工夫をしています。その場所に何を置くか、企画段階から意見交換をしています。

以上の様なことが出来てようやく開催にこぎつけます。しかしこれらは来場者の皆さんには見えない仕事です。尤も、出展する企業はこうした同じようなことを行っている筈です。
インパックにとって大事な仕事があります。
朝8時には何名かが揃い、床の清掃などが始まります。更に花を取り扱うインパックの特徴として、いつもきれいな状態にするために朝早くからブースに陳列された200束とギフトの切り花の全てをメンテナンスしています。ちょっと形がずれた花や、スリーブにしわが出てきたものなど、全て整え直しています。今回、花の加工場からの参加は1人ですので、花については全て、この1人が対応してくれています。ありがたい話です。

これらが出来て初めて、来場者の皆さんをお迎えする事が出来ます。
 
 
 

 
 
 

2022年10月27日(木)更新

インパックブースの新製品

今回の展示会、インパックのブースはたくさんの花の中で行われています。せっかくのフローラルイノベーションなのですが、花の商品で埋まっているブースは私共だけの様です。

特に今回は新しいものを用意しました。切り花商品は1,500円束、10本バラのパック、日常の商品はこれらの他、迎春用の束も出品しました。これらの商品は紙スリーブで包まれています。紙の色はクラフト色と白となっています。束により、中の花により、花色により、それぞれスリーブを使い分け、いい形に仕上がっています。昨日のお客様からは概ね好評をいただくことが出来ました。特に従来、安価の束を販売する店舗の方からもお取り扱いの方向でお考えいただくことになりました。実現すると素晴らしいことです。

またギフト関連はボックス入りのものを出しました。ボックスの中に花瓶を入れた商品もあります。意外性もあり、来年の母の日にはおそらく量販店の店頭に並ぶことになります。
これらのギフトボックスは数種ありますので、いろいろ選ぶことが可能となります。価格帯で言えば2,000円台から5,000円台まで数種用意いたしました。

これらの商品を含め、来月は実験販売を行います。結果は改めてご報告できると思います。
今回のブースは新しいものだらけとなっています。
 
 

2022年10月26日(水)更新

フローラルイノベーション

今日から3日間、ビッグサイトでフローラルイノベーションが開催されます。この展示会には大きなタイトルがあり、「アグロイノベーション」という名で農業全般を取り扱う展示会となっています。
フローラルイノベーションはアグロイノベーションの中の展示会の一つです。他には研究機関、大学、ジビエなど目的別でそれぞれの企業が出展しています。昨年、一昨年はもろにコロナの影響を受け、来場者も出展者もかなり少なくなっていました。今回は始めから全体がウキウキしています。昨年までとは少々違ってきました。

花業界では大田花きを始め、切り花輸入会社、枝もの輸出会社などあまり数は多くありませんが10社近く出展しています。インパックはこの展示会に40年近く連続で出ています。この展示会を通して花束加工機械やスリーブを紹介し、多くの得意先様と知り合うことが出来ました。インパックとしてもこの展示会を大事にしています。

今後は更に、多くの業界関係者の方に出展していただくようお勧めするつもりです。そうなれば来場者の方も増えてくるでしょう。

展示会は28日まで行われます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年10月24日(月)更新

ほめ育の日

昨日の日曜日の朝7時から始まるNHKの「おはよう日本」で谷里保育園が紹介されました。
この日は「ほめ育の日」となっていました。数日前、谷里保育園ではほめ育フェスティバルが開催されていました。第一回です。この日は園児、保護者、卒園生などが保育園の中、外に集まり、様々なイベントが行われ、楽しい1日を過ごしていました。
それらの様子に対して取材が入りました。ほめ育を推進する園長の白相先生や、開発者の原先生が意見を述べられていました。

午後、原先生から保護者に対する話があり、私もそこに参加することが出来ました。ほめ育は単にほめるだけではない、一定の基準を設け場合によりほめる、反対に園児に注意することもある、つまりほめればいいのではなく一人一人園児を見ながらその時その時でより真剣に注意を行う事もいくらでもあるとのことでした。子供たちがほめられたいために行動することがないようにすることが重要だと考えています。
また、ほめる行為はどうしても上から目線になるという指摘も保護者の方から頂きました。ここは私がお答えしましたが、ほめることも感謝することも一体でなくてはなりません。またほめる側にいる先生方が上から目線でない証拠があります。それは先生方とお話しすると、必ず出て来るのが、「子供たちから教わることが多い」という話です。先生方は決して上から目線ではないのです。

テレビのご案内を差し上げた方からたくさんのコメントが寄せられました。また、全くお知らせをしなかった方からもメールを頂きご評価を頂きました。感謝申し上げます。

 

2022年10月21日(金)更新

豪田トモ監督

昨日の東京紀尾井町ロータリークラブの卓話の講師は映画監督の豪田トモさんでした。名刺交換したところ本名は私と同じトモカズのとのことでした。急に親しみを感じました。

豪田監督は人間の本質を映画に収めているようです。特に今日話で感じたのは「こどもかいぎ」の話です。映画も6歳の子供たちの会議を紹介いただきました。その中では「こどもかいぎ」の大事な点を取り上げています。
  • 参加した全員が確り話を「聴く」こと
  • 出来る限り参加者全員に「発言する」機会を作ること
  • 話さない子供の存在も「尊重」されること

子供会議の主な二つの影響・効果は次の通りとなります。
  • 何を話しても叱らない
  • 何を言っても聞いてもらえる

子供たちにとって心理的に安全な場を確保できる。結果、「心理的に落ちつく」「過ごしやすい環境になる」「居場所になれる」「自己肯定感が育まれる」「幸福感が増す」となどと伺いました。

早速、立野みどり福祉会の各保育園で相談し、やってみるつもりです。素晴らしい時間でした。
 

2022年10月20日(木)更新

ほめ育フェスティバル

昨日は社会福祉法人立野みどり福祉会の5つある保育園のうち、谷里保育園で「ほめ育フェスティバル」が開催されていました。先生方による演劇や、園庭ではくじ引きなどが用意され、多くの園児や保護者の皆さんが参加され、一日中園児の声で一杯だったようです。

この様子10月23日(日)の朝、NHKの「おはよう日本」で紹介されるようです。

扱いとしては谷里保育園の「ほめ育」が取り上げられるようです。5年前に日本で初めてほめ育を谷里保育園が取り上げました。5年がたち世界で初めてほめ育フェスティバルが開催されました。ほめ育の開発者は原邦雄先生です。先生によるとほめ育は現在、世界17か国で採用されているとのことでした。世界で初めては決して大げさではありませんね。

 

私は当初、ほめ育に対する抵抗感がありました。有名なアドラー心理学では「ほめてはいけない」とあります。原先生と色々話しましたがなんでもほめればいいというわけではないようです。一定の意基準が設けられています。アドラー心理学ではほめるという行為は相手を見下すことになり、公平ではないと言います。私も暫くアドラーを読んでいた関係で、素直にほめ育に入ることが出来ませんでした。簡単にまとめるつもりはありませんが、両者一体の様な気がします。子供と大人で上下の別などありませんが、役割の違いはあります。保育園もそうですが、子供たちの自立に向かってより直接的なサポートをするのは大人の使命だと考えます。

 

今後も谷里保育園は、ほめ育を続けて参ります。


 

2022年10月19日(水)更新

東京のみかん、北限のみかん

童謡に「みかんの花咲く丘」というのがあります。小学校低学年の頃よく歌っていた記憶があります。歌の大好きな母と一緒に歌ったものです。

今、早生の品種が売られ始めてきました。少し前まではみどり一色のミカンでしたが、現在のそれは黄色く色づいてきました。
それでも昔のことが思い出され、緑のみかんや黄色く色づき始めのミカンはどうしても酸っぱさが先に来てしまいます。しかし最近のみかんは多少緑色でも甘いものが増えてきました。家内は私よりよほどミカンが好きで緑のうちから食べていますが、わたくしはどうしても手が出ません。私が頂くのは三ケ日みかんが出るころですから、来年になってからです。

酸っぱいミカンと言えば、みかん生産の北限と言われた東京都武蔵村山市(東大和市の西隣)では40年ほど前からみかんを作っていました。頂いては食べていましたが、その頃のみかんは酸っぱさが優先していました。東京のみかんは北限のみかんで有名で、観光農園がいくつかあったと記憶しています。みかんの北限は茨城に移り、酸っぱさもどこかに行ってしまいました。昨年頂いたみかんはとても甘いものでした。
 

2022年10月18日(火)更新

展示会の楽しみ

大手包装資材販売会社の元役員の方が先週の展示会に顔を出され、インパックのブースにも立ち寄られ、しばらくぶりに話をいたしました。

私共は元役員の方の会社に比して1/20の規模です。彼の会社は総合包装資材販売会社です。それに対して私共は花の資材のメーカー、生花加工機械、生花用容器販売、といった全て花に関わる仕事をしています。当然競合もありますがJFMA(日本フローラルマーケティング協会)を通して今までもいい話し合いを行ってきました。また同じメーカーの代理店をしていた関係でそちらでもよくお会いしていました。お付き合いは30年程経つでしょう。

定年でお辞めになった後、一般社団法人日本カラリスト協会の専務理事となって活躍されています。この協会も生花業界の重要なパートナーであり今後の活躍が期待されています。私も昨年から社会福祉法人の仕事をしている関係で定年後の話にも花が咲きました。また、元の会社を心配される姿はさすがに役員経験者です。素晴らしい限りです。

展示会に参加するといろいろな方にお会いすることが出来ます。毎回思いますが、一年一度毎回お会いする方がいます。生産者の方や、生花店の方々です。久しぶりにお会いしたある量販店の方が、毎回出展し、挑戦的に新製品を出している会社はついにインパックだけになった、これからも頑張ってほしい、と言われ益々やる気が起こってきました。

 

2022年10月17日(月)更新

花の展示会

展示会は得意先様に来て頂く事と、新たな得意先様との商談を行う場としてはこれ以上の機会はありません。今回のガーデン&アウトドアEXPOは一見切り花と関係のない展示会と考えていましたが、ふたを開けてみると多くの来場者を迎える事が出来ました。

これはガーデン関連で来場される方の多くは切り花、鉢物は一体のものでした。大手ホームセンターの中には切り花と鉢物の担当者が分れているところもありますが、基本両方を扱う方が多くおられ、その意味では出展の意味は大きかったと考えています。更に私共以外切り花を扱う企業は一社も出展しておらず、かえって他の展示会より結果を得られたかもしれません。

花専門の展示会は来週行われるフローラルイノベーションですが、今年の出展者は昨年に比べ半減しているようです
現在花の原価は高く、更に売価を変えられないことからブーケメーカーは苦戦が続いておりますが、このような時こそ出展が本来必要だと考えています。より良い企画を立て、商品としてお取り扱いいただけるよう最大の努力をすべき時だと考えています。

インパックはバラのギフトを中心に従来とは異なった商品を展示しています。
 

2022年10月13日(木)更新

インパックの展示会

12日から金曜日の14日まで、幕張メッセでガーデン&アウトドア展が開催されています。4年前までリードエグジビションジャパン(RX社)によるIFEX(インターナショナルフラワーエキスポ)が行われていましたが、実質やめることになり、切り花からガーデン回りの鉢物や資材の展示会に切り替わっていきました。今回出展を決めたのは、この中で切り花の出展がほぼないこととRX社(展示会主催者)と丸3年間関係をもっていなかったことで、インパックがこの展示会から離れてしまった感があり、役員の西田、仲二見さんの意見で出展を決められました。

この3年間、展示会は出展者、来場者共に激減するといったひどい状態が続きましたが、インパックは様々な展示会に出展を続けてきました。来場者がほぼいないときもありました。特に―スーパーマーケットトレードショーは試食コーナーもなくなった事でおそらく出展は半減、来場者もそれ以上の減少であったと思われます。今回の展示会を見て来場者は大分戻ってきたと言えます。

インパックでは展示会は会社の総力を挙げ出展しています。インパックの展示会にかける予算は年間8桁になるでしょう。少々大げさに聞こえるかもしれませんが社運をかけていると言ってもいいかもしれません。よくありがちな広報活動の一環とは一線を画しています。それ故、社長、役員は全員で対応します。忙しい中お越しただくお得意先様に失礼のないようにしています。またこの展示会を目指し、様々な新製品を送り出すことにしています。昨年とは違う商品を出し続けています。
今でも先代のRX社の社長である石積氏が言われた言葉が今でも耳に残っています。「大枚をはたき、社運を賭けた展示会に社長(役員)がいて当り前です」更に私はこの3日間は社員教育の場ともとらえています。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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