花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
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2021年10月05日(火)更新
小さなバラは美しい
コンセプトは「小さなバラは美しい」
昔から高い花は大きい、長い、等とサイズにより決まっていました。それでは美しさの視点ではどうか、と考えると美しさにサイズはありません。私は昔からバラは小さい方が美しく、かわいいのではないかと考えていました。
今回の発売に当たり、ここに焦点を当てました。今まで安価と言われていた小輪に焦点を当て、綺麗さ、可愛らしさにはサイズは関係ないことを今回の商品化の過程で証明いたしました。私にとってはむしろ小さい方が商品価値は高いと考えています。
勿論小さいだけではだめです。問題は鮮度です。エチオピアから凡そ30時間でIFL(インパックの花束加工工場:International Flower Logistics)に到着しますが、TTv(温度時間値)で言えば500~600で到着します。それは1,000~2,000と言われる国内のTTvから見ると日持ちでは2~3日ほど長持ちします。更に保管0.5℃、加工15℃、出荷までの保管は5℃と鮮度に関しては3温度帯を採用しています。
また、環境を意識したパッケージを採用しました。再生可能な段ボールケース、更にそのボックスをカバーするペーパースリーブは長さを1/3のサイズにしました。更に中のラッピングも無駄を省き、シンプルなものにいたしました。また、輸送時の水分補給はオアシスにたっぷり給水し約400ccの水を入れています。オアシスは生ごみで処分可能です。
また、商品名は「PIPPOROSE BANBINA:ピポローズ バンビーナ」とし、ボックスの名称は「Flower in Pack」と致しました。また一切の粘着テープを使用せず安全に工場からお客様の手元にお届けできるスマートパッケージになっています。
2021年08月27日(金)更新
IFRL(国際フラワー分析センター)
世田谷砧にある中央生花市場は、東京に五ヶ所ある中央市場のうちの一か所です。
インパックのIFRL(国際花き分析センター)は、ここに拠点を置いています。ここの主な仕事は切花の日持ち検査を中心に、花の鮮度に関わる事業を行っています。基本インパックの販売事業とは一線を画し、より客観的にテスト、報告を行える体制をとっています。更に、今回IFRLの仕事を第三者機関に近い状況にするために、株式会社守重本店が切り花の鮮度保持に関わる研究開発の拠点として、世田谷のIFRLを明確に位置付けることにいたしました。
具体的な事業として、TTtimerの確認テストや確認後の保存テスト、TTtimerの更なる開発を行う場所として位置付けています。また、今後のポストハーベストの商品としてボトリチス対策の商品を1~2年後に上市するつもりです。
その他にも、世田谷の事業はエチレンガスの測定、エチレン分解装置の設備、移動式冷温・高湿度冷蔵庫の開発、また、鮮度が維持できる花のパッケージや、更には環境対策のパッケージ提案など、花き業界の中で今まで手付かずの分野に対して進めて参ります。
近くホームページが仕上がりますので、ご案内申し上げます。
2021年06月28日(月)更新
FM2ベンダーへの道
先週25日(金)のブログです。アップするのを忘れてしまいました。大いに反省しています。
さて、私たちインパックにとって、スリーブはより中核となる商品です。スーパーマーケットで切り花を販売する時、もしパッケージに入っていないと、切り花は間違いなく鮮度を落とし、更に不良品を作ることになります。つまりスリーブに入っていることは切花の鮮度保持にとって重要なことであり、更にエチレンガス吸着などの機能を持ったフィルムの取り扱いも行っています。
また、鮮度保持剤も切花のポストハーベストにとって重要です。世界的に見るとオランダとアメリカに大きな会社があり、インパックは通常アメリカのフローラライフを取り扱っています。更に各種加工機械は、より早い処理が可能という点で、切り花の鮮度保持にとって重要なものとなっています。
これまでもインパックは鮮度保持に関心を持ってことを進めておりました。しかし、今回申し上げる開発商品は、それらの延長線上にあることも事実ですが、ホームユースが拡大し、異業種からの参入が増える今こそ、ホームユースの花にはっきりした基準を導入すべきという、インパックの姿勢を現すものです。
スーパー店頭で4日間の販売期間の基準の背景は何か、生産者の切り花は加工メーカーや生花店にどのくらいのTTV(温度時間値)で入荷すれば鮮度が確保されているのか等、数字で明確にしなければ本当の発展はありません。
近い将来、既に発売しているTTtimer(温度時間値の見える化ラベル)をはじめ、エチレンガスを分解する触媒、バラを中心にしたボトリチスの被害を最小限に食い止める薬剤、更に物流に関係するものとして、移動式の低温・高湿度冷蔵庫などをインパックの仕事としてゆきます。更に切花の鮮度に関わるコンサル事業も始まります。
インパックの仕事はパッケージの領域から更に広がりを見せることになります。今後私たちは自らの領域を「FM2ベンダー」(Freshness Management Maker ベンダー:フレッシュネス マネージメント メーカー ベンダー = FM2 ベンダー )として進めて参ります。
より鮮度の高い切花を流通する背景をしっかり作る、つまりFM2ベンダーになります。
2021年06月21日(月)更新
ピポローズショップ オープン
先週16日にインパックの花の販売サイトである「ピポローズショップ」が始まりました。
始まって早々問題が発生しご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
さて、今回のメイン商品のヒマワリを中心にしたシーズナルブーケやピポローズブーケは、ご好評をいただけているようです。
私も確認いたしましたが、配送箱は「うち・そと」共に粘着テープを使用しないボックスを採用し、中からブーケを取り出すにも紐を引き上がるだけで簡単に取り出せ、届いてから3日程はパッケージの中に入っている水でブーケを保たせることが出来、勿論その水には鮮度保持剤を規定通り入れています。
そしてブーケを花瓶に活け替える際、花瓶の水に入れる鮮度保持剤のフローラライフには、そのパッケージとして世界で初めてディスペンパックを採用しました。栄養分である糖類の入っている鮮度保持剤は、手に付くとどうしてもべたつきます。しかしディスペンパックは口の小さな花瓶でも狙いを定めれば一滴も手につけることなく花瓶の中に中身を入れられます。また、通常の小袋入りの鮮度保持剤は約20%以上袋に残りますが、ディスペンパックの場合、ほぼ100%花瓶に入ります。ディスペンパックの鮮度保持剤は5cc入、100倍希釈ですので、これは500ccの水に対する必要量となります。鮮度保持剤は規定通りに使用しないと花の鮮度を保持する効果が下がることに繋がります。
切花は主に卸売市場と成田航空の2系統から仕入れていますが、どちらもインパックの工場の冷蔵庫に入ります。工場内では保管、加工・出荷の場所ごとに温度帯を分け、鮮度に対し万全な状態で管理(フレッシュネスマネージメント:インパックのドメインです)しています。更に最後にTTtimerを貼り、消費者の皆様に鮮度がはっきり分かる工夫もしています。
以上の様に、多くの特徴を持つブーケを販売するピポローズショップ(インパックのフラワーギフトショップ)をオープンしました。ご利用いただければ幸いです。
ピポローズブーケショップ https://www.pipporose.com/
インパックWebサイト http://www.impack-corporation.jp/
TTtimeterとは
2009年03月09日(月)更新
ホワイトデー!
都内のチョコレート専門店では高い商品が並んでいます。
ホワイトデーは生花業界にとっても大事なイベントとなっています。青山フラワーマーケットさんでは行列が出来るともお聞きしています。また、花とワイン、花とお茶、といったようにイベントによっては「花と?」といった企画がこのことろ増えてきました。
私どもでもこの新たな企画に参加させていただきました。「フラワー&スイーツ」です。3月12日(木)から24日(土)間で川崎のアゼリア(地下商店街)でコージーコーナーさんで販売されます。
これからの生花業界は一層の工夫が必要のようです。
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