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2023年06月29日(木)更新

漱石も通った井上眼科病院

井上眼科はお茶の水の駅からほんの1、2分の所にあります。私が行くのは井上眼科病院の方ですから3分程度のところにあります。ここの眼科や眼科病院はたいそう有名で、確か漱石の小説か子規宛の手紙にここの眼科は出てきます。150年程経っていますので明治初年には現在の場所にありました。

20年ほど前から眼科通いが始まり、当初、行きつけの病院の眼科に行っていましたが、先生から三鷹の眼科を紹介され、そちらへ行っていました。そこが4年前に閉院になり、今度は信頼度の高い井上眼科へ行くことにしました。
私の場合、目の周りがぴくぴくするようになりました。治療法が二つあり、一つは頭の中にある視神経が血管とくっついてしまい、血液が流れる度、目の周りのぴくつきがあるので、頭を開き血管と視神経の間にクッションを入れるのが1つ、あとは眼のふちに弛緩剤の注射を(ボトックス)を5、6回打つ治療の二通りでした。私は注射を選びました。3ヵ月に1回注射を打つことになりました。この注射の問題点は注射を打ち、1週間から1ヶ月上瞼が下に垂れてくることです。半分くらいしか開いていません。時々上手くいきますが、あらかた垂れてきます。もう20年になりますが、これなら頭を開いた方がよかったかもしれません。
それでも注射を打って3ケ月の間、ぴくつきは解消されます。

いつも感心するのはこの病院の対応です。混む病院(検診もボトックス注射も目の検診も3ヶ月先まで予約でいっぱいです)ですから多少待つことは仕方ありませんが、受付から看護士の皆さん誰をとっても感じのいい眼科で、待っていてもほぼストレスはありません。

 

2023年06月27日(火)更新

小学校の恩師の言葉

私は今年75歳になります。仕事は中学(高校は夜間へ行きました)を出てすぐに始めましたので、今年でちょうど60年経ちました。出来ればどんな仕事でもいいので85歳まではやるつもりです。保育園の仕事やインパックの仕事はそこまで出来ませんが、残り5年ほどは何か手仕事を探すつもりです。そうなれは70年間仕事をすることになりますから丁度多くの人たちの倍近く働くことになります。私のようなものは人様の倍働いても一人前にはなりません。また、80歳を過ぎる頃には働く気概も少々薄れてくるでしょうから85歳辺りがちょうどいいかもしれません。あと10年です。

前置きが長過ぎました。私の小学校の担任の先生は恐らく95歳くらいです。先日友人が電話をしたところ、あと二年で卒業した小学校が100年になるので一緒に行こうと言われたそうです。先生は100周年を楽しみにしているようです。
先生の思い出は国語の時間、教科書を読んでいた時、漢字が読めず止まっていた際、隣の人が読み方を教えてくれました。そのとき先生は「人から教えてもらった漢字を読んではだめ」「先生なら絶対に読まないよ!」と大きな声で叱られました。きっと予習をするようにとか自分で考えろ、とか言いたかったのでしょう。恥ずかしい思いをしましたが、今でもこのことをはっきり覚えています。

自分で考えることや、予習の重要性を教えてくれた先生の言葉は今でも十分役に立っています。
 

2023年06月23日(金)更新

牛乳の効果!

何時もお会いする方のお話です。子供のころから牛乳を欠かさず飲み続けているそうです。昨年転んだ時にも骨には異常がなかったと伺いました。強い体の持ち主です。

私はといえば過去に肋骨が6本も折れたこともあり、足の指はベッドの足にぶつける度、指の骨を4カ所も折ったり、欠けたりしていました。そこで私も昨年初めから毎日牛乳を飲み始め、多い日には1リッター開けてしまいます。また一方今までかなり飲んでいたステロイドに変わり遺伝子治療の注射を毎月打つことでステロイドが1/4に減ることになりました。このよう様な環境の中で牛乳は思った以上の効果を出してくれました。
5年前まで骨密度は90歳代の女性と同じくらいと診断を受けていましたが、昨日の診断で27歳の男性と比較しても145%、同年代の男性とは165%と出ました。20年以上飲んでいた骨粗しょう症の薬も離脱できるかもしれません。

ステロイドが減ったことと牛乳を飲んだことの効果が出たことは私にとってはすごいことになりました。
 

2023年06月22日(木)更新

ユーロ

ユーロが動いています。

昨日で155円、20年ほど前の事をどうしても思い出します。120円が長く続いた後、いきなりユーロが動きました。わずか数か月で175円まで行ったと思います。私は為替に対してはほとんど手を打たない状態で今日まで来ています。わずかな経験とベテランの商社マンから伺った「基本長い年月では何もしなくても同じである」、との言を信じ今日まで来ました。
しかしその時はさすがに苦しみました。40フィートコンテナ二台に20台の機械を入れましたが発注時からほんの三か月ほどでユーロが動き、20台の機械が赤字を出すところまで来ました。

今回の155円は単なる通過点で今後もユーロが動くとすれば過去の数字まで行くことになります。そうならないで欲しいと思いますが、こればかりは分かりません。

輸入リスクはこのようなリスクと、昨年、一昨年と続いた荷物の遅延がありますが、単に輸入を行いたい、だけでは難しいビジネスです。先読みを行っていくことが求められています。

 

2023年06月21日(水)更新

地域の仲間

昨日古い友人たちと食事を共にしました。

一人は30代で上場企業の社長を務め、その会社は体制が整ったところで売却し、改めて40代後半から新たな上場企業を単独で作り出した大変な実力者です。もう一人は医科大学の理事を務めている方です。その大学は補助金の額では早慶に次ぐ額の様です。医科大学としてはトップなのでしょう。大きく成長している時に理事職を務めていることに満足の様子でした。彼には私が理事長を務める社会福祉法人の理事も務めていただいています。

三人は若いある時期青年会議所を通して地域活動を行っていました。まちづくりがいかに大切か、今になってよく分かります。当時は夢中でした。また三人ともに上位概念の大切さと会社、個人といった中位、下位概念の関係性とその三概念の共通する重要性をよく理解しています。特に医科大学の理事の方は地域の活動にも熱心に取り組んでいます。気持ちだけは若いころの青年会議所の活動が今でも続いているのです。

本業も含め元気に活動できることに、三人共にそれぞれ感謝しています。

 

2023年06月20日(火)更新

新教育

日本の教育が変わり始めたようです。
ただ圧倒的に従来の教育法が前提になっている教育界がありますから全体になるのはいつのことになるのか私にはわかりません。

最近、保育園経営の一端を担っていることから、教育、保育に関心を持ちながら様々話などお聞きしています。その中の一つに横浜創英中学・高等学校の校長先生(工藤勇一氏)の話がラジオに出てきました。
なぜ教育が変わらないといけないのか、といえば、社会の変化があまりにも急速で今までの教育のまま将来の日本人を作ることが難しいことになるからと、話されていました。
特にIT・AIの開発は10年前とは比較にならず今はさらに急速な勢いで進化しています。もちろん人間教育には変えてはいけないもの(不易)がたくさんあります。しかし先生一人に対して同じような教育を全員に同じようにしていたのでは、もっと進めたい人には遅すぎ、ついていけない人には早すぎるといったことになります。その付近はもっと自由になっていいのではないか、更に先生は学校の現場は何でも多数決で決めていくことが多い、これではきめ細やかな教育は無理だと話されています。全くの同感です。

先生は政治もそうだと言いますが、政治の場ではそうはいきません、政治の場での原則は多数決の原則と、少数意見の尊重が二大原則です。教育現場でも出来ればそうなって欲しいものです。前述の工藤先生はこれから先、活躍の場が増えることになりそうですが、ぜひそうなって欲しいものです。

 

2023年06月19日(月)更新

坂嵜さん

先週の木曜日、日本園芸文化協会の席で表彰式が行われ、お二人の方が表彰されました。お一人は先週ご紹介いたしました人形菊師神谷重明様でした。世界的にも優れた業績をお持ちです。
もうお一方が坂嵜潮様でした。多くの方がご存じのように当初サントリーのワイン研究員として活躍された後、有名なサフィニアの育種に成功されました。サフィニアは世界的に大ヒットしました。現在でも売れ続けています。記録的な大ヒット賞品でありました。サフィニアの優れた点はヒットに足る商品であると同時にその販売手法でした。数社の代理店を使いすべてのホームセンターに商品が流れました。海外にも多く販売されました。素晴らしい実績です。
今回はアジサイが坂嵜様の開発によって全く違った世界を見せてくれることになりました。アジサイは一本一歩の枝先に花を付けます。しかし坂嵜様のアジサイは一本の幹から枝分かれした先全てに花を付けます。それも通常のアジサイのようにまっすく枝が伸びるのではなくまるで上から枝先がしだれているのです。花の数は尋常ではありません。沢山咲かせます。おまけに葉が小さく、鑑賞する方から見ると花が多くありそれだけで鑑賞の対象となります。商品名は「ラグランジア ブライダルシャワー」実の見応えのあるものです。
育種家は思ったような開発ができ、大ヒットすると何か自分が特別な人になった気がするようです。
しかし坂嵜様はそうではなく、常に自然を見つめないとだめで、そこが大事だと言います。これはある種、悟りの世界のような気がします。

明らかに園芸文化の向上に寄与された方です。
 

2023年06月15日(木)更新

「令和5年度園芸文化賞」表彰式

今日は午後、上野東天紅でサフィニアの開発と、その後の販売で名を馳せた坂嵜潮様の園芸文化賞の受賞の席があります。また菊師・神谷重明様も同じく受賞されています。本来出席されるJFMA会長の小川先生、MPSジャパンの松島様が伺えないため、力不足もいいところですが、代理出席させていただくことになりました。

説明書には菊人形作りの伝統を受け継ぎ、70年にわたり菊人形、花人形などの制作、展示、指導を行う、とありました。素晴らしい方です。私も菊は大好きで一時期休んでいましたが、今年から改めて見に行くつもりです。今までは内藤新宿の新宿御苑、浅草の浅草寺境内、湯島天神の境内、秩父などが中心でした。様々な菊の作品も見事ですが、菊人形となると一段と見ごたえのあるものになります。また東天紅の隣のような場所に横山大観の生まれた家があり、そこから近い所に大観の通った小学校があります。

湯島天神の影響でしょうか、大観の卒業した湯島小学校では毎年菊作りが盛んで、確か4年生、5年生、6年生は全員菊を作り、時期になりますと沢山の菊が飾られています。それは見事としか言いようのない素晴らしいな作品が並べられています。聞くところでは、湯島天神内の菊花展の中で、湯島小学校の生徒が表彰を受けることもあるそうです。

明日は坂嵜様の話をお聞きした後、ブログをお送りいたします。

 

2023年06月14日(水)更新

初舞台?

朝から雨が降りしきる中、国立能楽堂に8時に着きました。まだ誰も来ていません、9時近くになり、漸く出演者らしき人たちが集まり始めました。私も初めての楽屋口に9時過ぎに入りました。幸い能楽堂の斜め前の駐車場が開いていましたので雨ではありましたが、随分楽をいたしました。
中に入ると先生方は既に袴を着け、準備が整っていました。私は着物を着るのも初めての事でもあり、少々動揺していました。当日は誰か手伝ってくれるから、と言われていましたので皆さんが準備を始めてものんびりしていましたが、お一人の先生から声を掛けられお手伝いいただくことになりました。マスクをつけられ目の前の方でどなたか分かりませんでしたが、少し離れたところで気が付きました。あの目は「中村先生だ!」金春流シテ方の若手のホープです。いつも舞台の地謡方で拝見するだけで本当の顔は分かりません。慌てて隣の部屋にいた先生に改めて御礼を申し上げました。

多くの先生方は客席から舞台を見上げていますので、また、どうしても遠目に見ることになり、シテ方の先生方は舞台の上では面を付けておられる関係から本当のお顔を見ることはありません。ただ、地謡方もシテ方の先生がお出になるのでそこでしか分かりませんでした。しかもこの3年以上覆面を付け謡っておられたのでまるで分かりませんでした。それでも高名な先生方に何人もお会いしました。

私といえば緊張のあまり初めのセリフが出ず、家族を心配させたようです。この時は地謡方の先生が小さな声で教えてくれました。また、何を舞ったか忘れるほど緊張していました。
 

2023年06月12日(月)更新

大名屋敷

金曜日は午後エチオピア大使館に出かける前に、駐車場代わりに白金にあるシェラトン都ホテルに行きました。

ここはきれいな庭があり、それも大きな樹木が多くあって都内としてはぜいたくな作りになっています。ことによるとここは、昔の大名屋敷の流れかも知れません。ここから僅かのところには八芳園がありますが、ここの日本庭園も有名です。八芳園は間違いなくその昔は大名屋敷でした。少し戻っていくとイタリア大使館がありますが、ここも四国(伊予松山藩)の松平家の屋敷跡でした。このように見ていくと都内には多くの大名屋敷跡が残っているようです。
新宿御苑もそうです。六義園もそうです、大名屋敷とは異なりますが浜離宮も江戸時代から変わらず素晴らしい庭が残っています。江戸市中には300近い藩の江戸屋敷があり。中には屋敷を上屋敷、中屋敷、下屋敷といくつも有していた大名も数多くありました。
子供ころ、その昔屋敷が並んでいた場所が開発され、大手企業の本社ビルに変わっていきました。信じられませんがその場所から多くの小判が連日のように掘り出され、大きなニュースになっていました。私が10歳前後のころです。
江戸の人口100万人のうち、半数が武士階級であったそうですから、見事な都市を形成していたと思われます。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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