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2023年04月28日(金)更新

オランダ キングスデー

先日はオランダのキングスデーでした。4月27日です。

現在のNLウィレム・アレクサンダー国王の即位までは、第5代国王のユリアナ女王の誕生日、4月30日が国民の祝日でした。ユリアナ女王の娘、ベアトリクス王女が即位したのは1980年、ベアトリクス女王の誕生日は1月31日でしたが、自分の誕生日を祝日とはせず、代わりに4月30日を国民の祝日にしてクイーンズデーと名前を変えました。
そして2013年、NLウィレム・アレクサンダー国王の即位にあたって、キングスデーと名前をあらため、国王の誕生日である4月27日が新たな国民の祝日となりました。おそらくユリアナ女王の存在が大きかったのでしょう。戦前戦後を生き抜き、長きにわたり女王の地位についていました。また、多くの国民から愛されてきたという背景もある様です。以前はコインにもユリアナ女王の横顔がありました。
日本の場合は戦前から天皇の誕生日が国民の祝日と決められていますので天皇が変わるごとに天皇誕生日の祝日が動くことになります。

今日は会社を9時過ぎに出発しオランダ大使館に向かいました。いつもは一人で出かけますが、今日は社長のへきろうさんと一緒です。私は30年以上出かけていました。昔は花関係の方も多く見られましたが最近ではほんのわずかになりました。今でも続いている方は大田花きの磯村さん、以前大使館で事務官を務めていたアリアナ・ドルコフさん、後はフラワーデザイナーの難波さんくらいです。
私共は今年も変わらず参加させていただきましたが、大使館の農務部の参事官をはじめ多くの方に会い、へきろう社長を紹介いたしました。これで次回からはへきろうさんが参加することになります。
 

2023年04月27日(木)更新

花育の会 ワンコインクラブ

長いことワンコインクラブによる花育が続いています。

会長は大田花きの磯村様、私は副会長を務めています。この会も長く続きましたが、偏に磯村様のおかげです。更に事務局の加藤様、小杉様はじめ中心になって活躍いただく皆様、さらに各学校をお尋ねし、生徒たちと交流を深めてくれる活動委員の皆様のおかげです。

長く続いている裏には、間違いなくこの活動がそれぞれの学校で受け入れられ、先生や生徒の皆さんに喜んでいただけるからです。特に生徒の皆さんは心から花が好きになり、その作品も感心するものが出来上がっています。実に素晴らしいものがあります。

昨年、関係する保育園の園長先生から、花育を行いたいともご連絡をいただきました。こちらは切り花ではなくチャコプランツを作りたいとのご希望がありました。早速容器、植物、チャコボールをお届けし、やっていただきましたが、好評をいただきました。先生がまず覚え、その後園児の皆さんに作ってもらいました。短時間で完成し、お家に持って帰っていただきましたが好評でした。
今年も220名の園児の皆さんがチャコプランツを作ります。壮観です。切り花でも植物でもきっと思い出深いことになるでしょう。

2023年04月24日(月)更新

目覚めた!

月曜日のブログとしては皆さんや社員の方々にいささか気が引けますが、クワガタの話題です。

先週水曜日に友人に預けていたオオクワガタが、友人の引越しの関係で戻ってきました。そのうち一匹が住まいの地下から顔を出しました。オオクワガタは天候が19度を超えるころから活動が始まります。この二週間ほど暖かな日が続いた関係で目覚めたのでしょう。元気に顔を出しました。その時、えさのゼリーを2パック入れていましたが、昨日見たところすっかり食べ終わっていました。せっかく目覚めたので、住まいのマット(クヌギのおがくず)も新しくし、容器も倍ほどある容器に引越しをした。その時、太めの枝をマットから直立させて置きました。

すっかり新しい住まいが気に入った様子で太い枝を上ったり下ったりしていました。昆虫も昨年からのマットでは気分もすぐれないのでしょう。新たに細い枝や枯葉も入れ、コバエを捕獲する装置も入れました。後はダニ対策をすれば完璧です。ダニ対策は今度業者のお店に出かけ購入するつもりです。うっかりするとコバエや、ダニの発生があります。清潔に保つことも重要です。

今年も秋までの間、元気でいてくれることを祈っています。
 

 

2023年04月21日(金)更新

花ギフトの一般荷物化へ

ヤマト運輸による翌日配送ができない地域がでると報道されていました。おそらくそれらの地域は拡大する可能性を秘めています。

花の場合、産地から市場へ転送の場合、市場から市場の荷物もたくさんあります。2024年問題が絡み、輸送、荷下ろしの効率化などが求められています。パレット化、台車化などは目前の問題となっています。確かに花の輸送は手作業環境の多い職種となっています。以上生産者からの大量輸送に関しては、今回京田辺に出来た三和陸運のFLSが一つの解決方法として具体的に提案されています。ここは別途機会を設けて詳しく意見を申し上げます。

今日は花のギフトボックスについてお話します。

花ギフトが盛んになったのは、第一園芸、日比谷花壇様からスタートし、第一園芸様はヤマト運輸、日比谷花壇様は日通と組んでいました。当時(約40年前)は花の段ボールのサイズはあまり気にされず、ランのように大きなものでも普通に最近まで運ばれていました。しかし問題は花の箱の場合倒せない、反対に出来ないなど一般の荷物に比しては配送業者にとって特に気を遣う荷物として当時から問題視されていました。今後ますます花の配送が難しくなる時代に入ってきた気がします。花の配送は商品、パッケージからの見直しが必要になってきました。
今後花ギフトの輸送の条件としては、落下テストにも、輸送テストにも耐えられ、回転されても花を保護する構造が求められることになるでしょう。パッケージについては以上の構造上の問題と鮮度が保たれているかどうかの証明など、いくつかの組み合わせが必要になってきます。
更に、翌日でなく翌々日でも鮮度良く着荷できることも、パッケージの重要な課題です。花ギフトは今まで特別扱いを受けてきましたが、今後は一般の荷物と同じ扱いを受けるようになるでしょう。

花ギフトの輸送問題の一助になるべく、それらに応えられるようパッケージの開発を行って参ります。いくつか具体的な提案を申し上げます。
 

2023年04月20日(木)更新

マスクはもう少し先

昨日は京田辺に行ってきました。福岡の三和陸運さんが頑張った新たな花きセンターが3月から稼働し始め、見学のため6時15分発の新幹線に乗り込み、そこに出かけてきました。上下二階のセンターはトータル2,400坪の巨大なものとなっていますが、大変楽しみな出張で、JFMAにいるE-CON担当の方と共に行って参りました

先週から今週にかけ、普段は週一回の洗車で済むはずですが、この10日間は4回の洗車をしました。ニュースでは聞いていたものの、中国からの黄砂と花粉が入交り雨の後、車にくっついている感じです。確かに黄砂や花粉は厄介なものです。
それにしてもこの2、3年黄砂の話を聞いていますが、私の子供のころは今よりも降っていました。それも今よりよほど量が多かった気がします。更に浅間山の噴火も数多くあり、浅間のそれは朝起きると屋根が真っ白になるほどでした。その意味では最近も多くなりましたが、4、50年前はもっといろいろなものが降っていたようです。

長くコロナでマスクをしていましたが、漸く外す時になりました。花粉、黄砂、熱などの理由で外せないことになっています。
 

2023年04月18日(火)更新

20本のバラのスパイラルブーケ

今朝会社に来てみると男性社員の机の上に小さなブーケがおいてありました。社長からの誕生日プレゼントでした。全社員にお送りしているようです。よく見ると小輪バラ20本のかわいいブーケでした。20本の小輪のバラの場合、スパイラルブーケにすると直径20㎝くらいで済むことになります。

私は以前から小輪のバラの利用は高まると感じています。お花の場合、大きくて長い花が最良と言われています。確かに結婚式や様々なパーティーなどディスプレイなどには花は大きく、茎は長く、が原則でしょうが、家庭での使用や友人同士のギフトなどはかわいい方がいいと思います。もっと言えば小さなサイズの方がギフトに向いています。以前から私はお花もそのものの価値で判断された方がいいと考えています。
小輪のバラは日本ではあまり商品になっていません。反対にオランダ、イギリス、ドイツなど花の販売が盛んな国では1系統のスーパーマーケットで3億本のバラを販売するスーパーが何系統もあります。国内のバラの消費量は2億本弱ですから考えられない数量です。ヨーロッパで60億本販売されるといわれていますが、本当にそうかもしれません。これだけ販売するヨーロッパは価格で勝負していますが。

品質も良く、色も豊富にあり、長さも30~40㎝のバラは日本にあってはもっと違った商品開発をすべきでしょう。前述の20本のミックスのブーケは最適です。また、10本、12本のボックスフラワーなどいろいろありそうです。
 

2023年04月17日(月)更新

山田流定期公演

昨日は国立劇場に出かけてきました。単に知り合いのお嬢様が琴を引くのを見に行く程度に考えていましたが、山田流の創立100周年の記念公演で、プロの方の演奏は後半に集中し、僅かにアマチュアの方の演奏がありました。朝10時から夜8時過ぎまでの公演会でした。
知り合いの方は100周年記念の楽曲でお琴を引いていました。ほかに三絃、胡弓、尺八で13名の編成で記念曲が演奏されていました。曲目は勧酒(酒を勧める)とありましたが大人の世界、さらには社交の場としてその場を盛り上げる主役としてのお酒を感じました。更に脱コロナにふさわしい曲目となっていました。
彼女は単なる芸事ではなく、プロ演奏家として活躍中でした。

また、最後の方で特別出演が二つありました。一つは尺八の演奏、これは101名の大合奏でした。指揮者もいない中同時に始まり、終わるときも一分の狂いもなく演奏が終了しました。演奏の素晴らしさと共に全員の演奏が同時に終了したときは少々感激致しました。どうやら琴の演奏には尺八は欠くことの出来ないパートナーの様です。更に同じお琴の流派に生田流がありますが、生田流からのお祝いは人間国宝の米川文子先生がお越しになり、演奏されていました。この演奏には三絃、尺八共に三名の人間国宝が並び、とても贅沢な合奏となりました。特に米川文子先生は92歳の演奏でした。

今回初めてお琴の演奏会に出かけましたが、1日の演奏会があっという間に終わった感じです。これからもチャンスを見つけて出かけるつもりです。
 

2023年04月14日(金)更新

琴の演奏会

国立劇場は創設以来40年が経ち、建て替えが始まるとの話を聞きました。日本建築の素晴らしを存分に知らせるに足る、大きく伝統を受け継いだ建物に仕上がっていました。しかし55年がたち老朽化が目立ってきたようです。

従来、国立劇場は歌舞伎をはじめ、様々な日本の伝統芸能を上演してきました。中でも僧侶たちによる声明などは珍しくもあり、上演され人気を博しました。国立劇場は日本の伝統文化の紹介に努めてきました。歌舞伎は松竹による歌舞伎座があり。文楽は大阪に劇場があります。更に能楽は千駄ヶ谷に国立能楽堂があり、半蔵門の国立劇場の裏手には国立演芸場があり、落語や漫才、講談、浪曲などが行われています。更に沖縄には沖縄舞踊専門の国立劇場があります。沖縄の宮廷舞踊は感激するほど優れた芸能です。
以上のように、日本の伝統芸能を見ようとすると様々な劇場があります。特に東京は恵まれています。

明後日の日曜に国立劇場に出かけます。三番目の娘の友人が出演すると聞き、いてもたってもいられませんでした。小さな頃から山田流の琴を習い、芸大を卒業後され、ご結婚の後も演奏活動を続けている立派な方です。今回その方のお母様から話をお聞きし、出かけることにしました。今から楽しみにしています。
 

2023年04月13日(木)更新

母とボタン

母とボタン
                                                         
ボタンの花が咲き始めました。一昨日からです。
私はボタンが咲くと一輪母へ手向けます。両親を兄夫婦が守ってくれている関係で朝早く兄の家に行き、仏壇に供えてもらっています。母が生きていた頃、ボタンの花をことのほか愛していました。わずか一輪ですがきっと喜んでくれていると思います。

このボタン、今年は思いの外早く咲きました。10日の事です。少なくとも4年前まで私は何年も続け中国広東フェアに出かけていました。いつも4月18日か19日に出発し25日頃帰ってきました。出発前のボタンはつぼみですが、帰ってくると何時も咲き終わっていました。以前はボタンの花の咲くのを見たことがありませんでした。
コロナのおかげ(?)でこの数年は庭のボタンを見ることができました。赤系二種とピンク系を合わせ20輪ほど咲いてくれます。
きれいな色と大きな花は見事です。これからも大事にしていきたいと考えています。
 

2023年04月12日(水)更新

華厳宗

長い間、分からなかったことが、昨日のラジオを聞き合点がいきました。
聖武天皇とお后の光明皇后のお二人は、東大寺の造営に力を入れ完成させました。また、お二人は国分寺を作り、全国に仏教をさらに広げていきました、
更に施薬院、悲田院を作り、病人や親のない子供たちの生きる場を作り、多くの人たちから尊敬されていました。これらは中学の歴史にかかれていたことかと思います。多くの病人や孤児たちを一体、誰が見ていたのかといえば悲田院や施薬院に他ならなかったのです。また、光明皇后は病人やけが人に対して身をもって彼らに接し、治療行為を行ってきたといわれています。ここの話は母から何度も聞かされてきました。
とにかく、えらい方であったようです。
実は分からなかったことは、そこのところです。聖武天皇、光明皇后はなぜそこまで実践されてきたのか、役のある方に任せることは幾らでもできたことを、自らが率先して来た。もしくは実践できたのは何故かでありました。

昨日のラジオはそれを教えてくれました、もちろん直接ではありませんので半分は私の創造です。東大寺の宗派は華厳宗です。華厳宗はこの世の全ての人、動物、また命のない道具などを含めそれらはすべて尊いものであり、命がなくなった後、全てそれらは花となって世の中を明るくしてくれる、というのが華厳宗の根本にあると話されていました。
この教義を持つ華厳宗、それを広める立場にいた聖武天皇、光明皇后お二人はその教義を背景に活動されていたのだと気が付きました。      

更に花の持つパワーは本物だと改めて気づかせてもらいました。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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