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2024年11月08日(金)更新

社員の皆さん!

連日のように営業の社員の皆さんから商品の価格が高い、との指摘を受けています。話をよく聞くとブローカー的な動きをしている会社との競合が多いようです。勿論販売会社の体をなしている会社もあります。

大きく分けると生産設備を持つ会社か、設備を持たず単に販売一本で行く会社かに分かれます。設備を持たない会社は仕入れにマージンを乗せ販売します。しかし設備を持ち製造、販売を行う会社において、設備を常に最新のものにすることは大事な話です。耐用年数が過ぎる頃には次の機械の購入を考えています。更に倉庫も設備が重要です。多くの場合自動倉庫と言う事になります。
生産機械、物流機器、これらは普通でも一基3,000万はするでしょう。これをインパックの場合、25台ほど持って進めていますが、これらの機械も時が経てば、新規機械の導入と言う事になります。また設備はこれでいいと決めても新たに紙袋のような流れがあればいくら新しくとも新規導入が必要になります。頑丈に見えても自動倉庫なども設備の入れ替えがあります。7年から10年の間には機械関連は設備の入れ替えがあります。
申し上げたいことはメーカーとして歩みを始めた以上、この事は日常の光景となります。

私はメーカーの重要性を常に感じています。何があってもご注文にお答えすることが重要になります。多くの苦労をお持ちになる販売の企業と比較しても製造会社は経費と知恵と管理体制等考えること多くを持っています。
同じものを販売すると言ってもメーカーの場合、背負っている荷物が違うようです。生産現場でも生産管理、工程管理等の人員とそこのあるノウハウは大変貴重なものです。是非インパックの皆さんには、メーカーとしての使命感の大きさを感じて欲しいと思います。

更に製造ラインを持つお得意先様のご苦労をも、常に共有していきましょう。
 

2024年06月12日(水)更新

ニューマネージメントチーム

昨日から中国へ三名の役員と担当者が出発しました。昨年末に続きに出かけています。漸くコロナからの脱却が可能となりました。ただ、中国にもビザが必要になり多少の手間がかかるようになっています。
さらに今月はシンガポールへ貿易の担当者が出かけます。更に来月早々にはオランダから二名の来社があります。さらに秋口には同じくオランダから環境問題でインパックの工場を訪ねてくる企業があります。

海外との行き来も漸く普通になってきました。ただ従来と異なるのはメンバーが違います。従来ですと私や副社長、専務でしたが、今回は新しいマネージメントチームの中から1名と専務、貿易の担当者です。専務はほぼ引き継ぎの様な役割です。更にシンガポールへは今回機械チームが行かずに貿易担当者一人の訪問となります。これも今までとは異なります。更にオランダからのお客さんを待つのは新専務他新しい役員たちです。

インパックも若い人たちが活躍する時代に入りました。この調子で進めて欲しいです。

 

2024年05月22日(水)更新

ドメイン

インパックの向かう方向はインパックの社員であればだれでもわかっていることです。
「インパックは、花の消費拡大に貢献する商品・サービスを開発・提案・提供し続け、花き業界の全てのプロセスでゆるぎない信頼を勝ち得る会社となります。」これはインパックのビジョンです。誰でもわかっていると多少大きな声で言えるのは毎朝の朝礼で唱和を行い、恐らく皆さん暗記しているのではないかと考えています。このビジョンが出来て10年は経っています。
このビジョンはある時インパックの将来を考える10名ほどのプロジェクトから出てきました。私は今の仕事を考える時、明らかにその線に沿って進めていると考えていますが、その前提となるのは35年前、ロンドン大学で研究生活をされていた榊原清則先生のお書きになったドメインの本でした。私は仕事には戦略的事業領域があって、初めて一歩を踏み出せると感じたものでした。現在インパックの場合は何処へ進むかが明らかです。花き業界全てがその対象ではありました。ドメインはある程度広い方がいいのですが、インパックの様な小さな会社は絞り込みも重要です。同じ花き業界であっても私たちはホームユース市場をその領域と致しました。そのなかで出来ることは全部やると決めました。その意味では装飾用の花はインパックの仕事ではありません。小さなブーケがインパックの仕事です。おまけにスーパーで販売される花ですから価格も適性でなくてはいけません。生産段階は一見インパックとは関係ないように見えますが、最近のスマートフラワーは確実にインパックの仕事です。結果生産者の皆さんの所へも伺う事になります。
この様に色々明確になりましたが、その元は全て榊原先生のドメインにありました。まだお若く、亡くなる様なお齢ではありませんでしたが大変残念なことになりました。来月26日で先生がお亡くなりになって丸三年が経ちます。
 

2024年01月19日(金)更新

インパックの皆さん

長野にある大手の包装資材の問屋さんがあります。もちろん今でも大きくビジネスを展開されています。大手の企業は勿論、農産にも強みを発揮されています。

私がこの会社に興味を持つのは包装資材の会社ではありますが、包装の分野から商品それも最終製品の開発を行っている点です。
ご承知の通り、長野は果物の産地です。リンゴ、アンズ、ブドウなど沢山の生産をされています。彼らはその生産者団体が元々得意先でありました。更に県内にはそれらの農産品を加工し土産物にしている会社もありました。そちらにも包装資材を販売していました。更に本業は申し上げた通りの包装資材です。
彼らは生産者、加工メーカー、自らの包装資材を結び付け、今までにない様々な長野土産を開発し、今でも販売し続けています。
ご存じかもしれませんが、包装材料の比率は高いものでは例外的に30%、低いものでは3%くらいだと思います。包装資材だけ販売していては最終商品の高くても10%どまりです。しかしこちらの会社は最終製品を作り飛躍的に会社を成長させました。

この方法を手にすることが出来れば日本中の包装資材の会社が大活躍できます。インパックの皆さん大いに参考にしてください。

2023年12月22日(金)更新

より良いサービスを目指して!

もうわずかで今年も終了です。しかしインパックの場合、今が最も重要な時期になっています。多くの得意先様に加工機械をお使い頂き、最も忙しい時に機会が止まっては大変です。営業、メンテのメンバーはそのために全国を走っています。

出張修理は海外にも及びます。現地で修理ができないときは東京のメンバーが対応します。
幸い今期は大丈夫のようです。中国、マレーシア、シンガポールなどの得意先様にはメンテ部隊が対応しますが、今年は暮れに入り海外出張は避けられました。
来期はこのメンテ事業の中でもDX化は避けられません。過去のデータ、今後の方針などを明確にして方法論を洗い直し、1日も早くDX化を完成させていきたいと考えています。
お得意先様とインパックの関係性をより深く強くするためにも必要なことだと考えています。

お得意先様によりご安心頂くためにもメンテナスの充実を図るように努めて参ります。
 

2023年08月11日(金)更新

会社の風土

今日は旗日ではありますが、インパックは明日(インパックの能登事業所は今日から)が夏休みとなり、来週水曜まで全社で休ませて頂きます。

会社の風土についてです。


これらを如何に続けていくかは、インパックとしてもとても需要です。一言で風土といっても、いい事も悪い事も含まれます。しかし、ここで言う風土とは前向きの事でなくてはいけません。
インパックにお客様が来られた時、一階事務所の社員全員が立ちあがりご挨拶します。これは私どもの大事なお得意先様に伺った時の挨拶を、そのまま真似させていただきました。
ここを大いにご評価いただくこともあり、これはそのまま次代に伝えていけばいいと思います。しかしこれが唯一絶対かというと、中には受付に電話1台がおかれ、お尋ねする部署に繋げる方法をとる会社も多く見られます。このとき電話に出た方が感じよく、てきぱき対応していただけると気持ち良くなります。
こちらの対応は風土でなく仕組みです。この方法をとる企業も多く見られます。対照的な対応をすることになりますが、どちらがいい、悪いではありません。仕組み追及でいくらでも尋ねてこられる方に満足いただくことが出来ます。
また、お客様をお尋ねする際、お客様の駐車場に止めるかどうかも問題になります。私どもにお越しになる企業の中には、近くのコイン駐車場に車を置いて歩いてくる方々がいらっしゃいます。その方々は会社で言われているようです。
私どもの駐車場は、数台の車が駐車出来るようになっていますので、遠慮せず置いて欲しいのですが、中には上記のように他の駐車場に置く会社もあります。これも風土なのでしょう。
インパックの社員もぜひそうして欲しいのですが、近くにない場合も多く、お客様の駐車場に止めさせていただく事が多くあります。これでは風土になりません。車を置かせていただく場合は最低限お断りしてからにするといいと考えています。

いずれにしろ良い風土作りには時間がかかります。
 

2023年07月13日(木)更新

新たな部門としてスタート

多くの方にお世話になっていました入間にあるIFL(花の加工工場)で行っていた切り花の加工事業が、今月で終了することとなります。IFLで稼働していた機械類(自動スリ―ビングマシーン・ブーケマシーン・花束加工ライン)を本社近くの中央倉庫に移設し、デモを行う場所とし、本機で実験を行うことが可能となりました。
インパックの専務が陣頭指揮を執って移動を完了、ショールーム化の準備が出来上がりました。

さて、多くの花関係は全て終了いたしましたが、2点について継続することにいたしました。それはチャコボール(チャコプランツも含む)とピーターラビット™フラワーズ関連商品です。双方ともにインパックがオリジナルで開発する商品であり、ECサイトで販売をしています。また、ピーターラビットの関連グッズを全国で販売する企画展があり、そこに参加することも決まりました。
これからは、ピーターラビット™フラワーズとチャコボールの共同企画も出来るようになります。新たな商品開発を行ってまいります。
繰り返しになりますが、双方全国販売が可能となりました。ECの場合は一般消費者のお客様に直接お送りします。
更にピーターラビットの場合は全国で行われる企画展に出展いたしますので、ピーターのコアのファンの方に直接お引き渡しも可能となります。新たな形でのスタートとなります。
 

2023年06月01日(木)更新

お世話になりました。

インパックのコアビジネスはワンタッチスリーブの開発・製造・販売と花束加工機械の輸入・販売・メンテナンスです。これらを全国各地とマレーシア、シンガポールなど東南アジアに輸出を行っています。
また、私たちの花ビジネスはホームユース市場に向けビジネス展開を行っています。一言でいえば、スーパーマーケットのフラワービジネスのサポートを行う会社として存在しています。
以上の事からインパックのドメインは「M&S+R:マシーン&スリーブ+リテールサポート」となっています。以上がインパックの戦略的生存領域ということになります。

これらが現在のインパックの全てであります。先月まで切り花加工の事業を手がけておりました。切り花加工はバラ加工、スパーラルブーケ加工を主体として進めて参りましたが、今回撤退を行うことになりました。自動化の設備を整えて参りましたが、スーパーマーケットの花売り場が、バラとブーケになることはありませんでした。100%私の責任です。私はバラとブーケがスーパーマーケットの商品になるために、今後は形を変えてその実現に向け努力してまいります。

改めてよろしくお願い申し上げます。
 

2023年05月11日(木)更新

能登事業所「計画発表会と安全講習会」

来週は能登事業所の今年度の計画発表会があります。

そこには社長、私と全事業所の責任者を務めた副社長と三名が毎年参加しています。ここで重要なのは能登の事業所長を務める常務が入社以来15年たちますが、地元出身者として初めて仕事を任せることになったことです。

ここは重要なことだと思います。これでインパックの工場も名実ともに石川県に根付いたことになります。所長も従業員の皆さんもすべて地元出身者です。まさにスリーブもバイオプラスティック、紙、印刷インキも植物由来が増えてくると時期となりました。各セクションの責任者の発表を聞くことも楽しみとなっています。新たな時代を迎えるにふさわしい体制となりました。今後設備なども増やし、新たな仕事も増える時となりました。
毎回恒例になっていますが、計画発表のあと、安全講習が待っています。工場内、自動車での出退勤など安全には十分気を付けなくてはいけません。

毎回1時間の講習会ですが受講者全員の安全意識の向上につながることを目的としています。
 
 

2023年02月03日(金)更新

会社の文化

昨日はとある信用金庫の専務理事がお越しになりました。

二階に案内してもらい、僅かの後、私もその部屋に参りましたが、専務理事と案内頂いた支店長のお二人が立ってお待ちになっていました。
確かに新たなお取引様などに伺った時など、担当者の方が来られるまで立ってお待ちすることはありますが、長く待たせていただき時などはつい腰掛けてしまうことがありました。しかし昨日のお二人は立ってお待ちになっていたのです。
このことは会社の文化に寄るところが大きいと思います。お二人の昨日の行動を拝見し、改めてインパックも基本に忠実に行こうと改めて思いました。

・車でお得意先様へ伺う時は、相手の駐車場に入れずに近くのコインパーキングに入れる。
・冬の場合、コートは脱いでから訪ねる。
・時間厳守であるが、朝や午後一番で伺う際、5分から10分ほど遅らせて訪ねる。
・タクシーで伺う際、遠くで降りてから訪ねる
・食事時は避ける(11時台は気を付ける)

等、挙げればキリなくあるのでしょうが、少なくともこの程度の事は守っていきたいと考えています。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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