大きくする 標準 小さくする

2024年04月01日(月)更新

全社朝礼

昨年度インパックは大きな地震に見舞われ甚大な被害を受け今日に至っています。地震当初、能登の金剛さんはじめ従業員の皆さん、本社から出かけた専務、副社長方の努力によりインパックは1月末までに発送業務が、2月15日には製造部門が立ち上がり、大きな痛手を被りながらも再開することが出来ました。しかし建物の被害は今後に任せるところです。
再開は今後の大きな課題となりますが、建設会社との関係性、国家、町役場の関係性も手続きを含め大事な仕事となります。

さて、新年度は第10期中計の初年度でもあります。また創業以来88年目を迎えます。大きな節目を迎える中で私たちは更に大きな創業100年を目指すことになります。しかし創業100年は並大抵の努力では自分の物になりません。自分の物とは単に100年を迎えるということではなく、インパックが100年を迎える企業にふさわしいかどうかです。勿論外に向かっては「ドメイン・事業内容・業績」がそれにふさわしくなっているのか、更に言えば見えないところの企業品質が100年を迎える企業であるのかどうかです。あと13年の間に私共が描くインパックにするという大仕事が待っています。
インパックが今やることは小手先の事ではありません。
それは100年企業にふさわしい原則を作るべきです。ビジネスにあっては経常利益率・自己資本比率、自己資本利益率、これらはすべて数字で決められます。社長はじめ役員でインパックの基準を決めていくことが重要です。
更に大事なことは我々一人一人の考え方と行動です。一言で言えば「徳積」です。常に徳積を心がけ、世界の為、世の中の為等「人のために生きる事」と。「正しい道」を常に進む事をモットーに仕事をする人間の集団にインパックはならなければいけません。
まずは2026年の90年、2036年の100年に向け、更に今から100年持つ企業を目指し日々努力を繰り返しましょう。

申し上げたいのは100年続く企業には自然にそれなりの「格」が生まれます。常に決められた利益を出し続ける事とそれらを支える人の道の両方を同時に進めていきましょう。更に最も重要なことは従業員の幸せです。同時に進めていきましょう。
 

2023年12月28日(木)更新

皆様お世話になりました

インパックは明日も開いてはおりますが、機械の修理が中心となることになります。その意味では機械の部隊や営業の皆さんは29日も、30日も、場合によっては31日もあるかもしれません。私は皆さんに感謝申し上げます。

さて、本年も大変お世話になりました。今年は花の加工を止め、植物はチャコボール一本となり、コアビジネスのスリーブの製造販売と機械の販売、メンテナンス事業に集中させました。
更にスリーブは長年OPP一本で事業展開を行って参りましたが、バイオマスプラスチックの材料にしたスリーブの生産、更には紙スリーブ迄その枠を広げることなり、環境問題を考えたビジネス展開に移行しつつあります。更に再生プラスチックについてはオランダで進めている再生プラスチック事業のグループに入り、いつでも実行できる準備が整いました。次代のパッケージ事業の可能性のある植物由来の原料、紙、再生プラスチック全てを準備することが出来ました。

また、最近の人手不足は簡単に解決することが出来ません、そのような中、機械の自動化が最も需要な問題です。花束の加工機械の更なる自動化はこれから最も重要な問題になります。ここにつきましても本年より袋詰めの自動化を図るべく進めています。自動機械は人手不足の解決に繋がります。

スリーブの環境対策、機械の更なる自動化、この二点を通して日本の花き産業の発展に寄与する所存です。
本年まことにお世話になりました。寒さ厳しい中、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。
 

2023年01月05日(木)更新

ご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。

厳しい寒さの中で新たな年を迎えました。コロナも引き続き猛威を振るっています
また値上げも約45年ぶりに始まりました。あの当時はモノ不足が主な原因となっていますが、今回の原因は様々あり、少々複雑の様です。2年前から見ると50%以上上がったものも多くみられるようです。

そうなれば賃上げですが、インパックもその検討に入り、あとはどのくらい上げるかだけになっています。昨日のニュースで連合会長が今年だけ上げてもダメで来年も再来年も上げなくては解決にならないとの発言がありました。大企業との違いはあるものの、私としてはかなり重く受け止めています。

多難な年となりそうですが、お互いに笑顔で乗り切って参りましょう。
皆様お身体にご留意され、明るい社会を作って参りましょう。

またお正月のご挨拶の動画です。よろしくお願い申し上げます。

お正月のご挨拶
 

2022年12月29日(木)更新

御礼

おはようございます。

インパックは花の工場を除き本日で終了となります。

昨年から続く原材料のアップ、少々落ち着いたとは言え為替問題、物流問題、半導体不足からくる納期遅延、更に多くの大企業の人件費の見直し、人手不足など社会を取り巻く環境は大きく変わりました。
商売でバタつくのはよくないと知りつつ、ドルが150円を超えたときはこの先どうなるか
少々心配をいたしました。現在漸く落ち着き始めましたが、今度は末端価格の上昇が続き、調達する商品の値上げがこれから待っています。

来年も経済環境は厳しい方に振れて来るでしょうが、インパックは変わらず歩みを続けて参ります。本年はペーパースリーブが本格販売に入ります。二月にはSMTS(スーパーケットトレードショー)への出展があります。機械受注は順調に推移しています。機械関係は更なる自動化へ舵を切りました。また、スリーブの生産も過去最高となりました。このような中でのスタートとなります。

本年に続き来年もよろしくお願い申し上げます。良い年をお迎えください。
 

2022年01月06日(木)更新

今年一年よろしくお願いいたします!

1月6日はインパックの仕事始めです。
そうであっても4日、5日は社長、総務経理課長と共に銀行へのご挨拶や、東大和市長へのご挨拶を行い、それぞれ午後には終了し、社に戻りました。社内では経理、業務の皆さんが請求書の発送に精を出していました。インパックのお得意先様は12月31日まで忙しくお仕事をされていて、すべてを反映させるにはどうしても年明けの請求書発送が基本となります。この辺りは大いには改革の可能性を持っています。

今年こそと思っていたコロナも三日を過ぎた頃から急激に感染者が増え始めています。かなり心配でもあります。世界中がコロナの渦の中に丸二年いることになります。その上
今回のオミクロン騒ぎです。そう簡単ではないことを証明しているようです。世界では経済との両立を掲げている国もありますが、感染者が1日に20万人、100万人と聞くとかなり心配になります。

恐らくこの騒ぎで海外からの来日者数はかなり影響を受けることになります。身近な所では、今月半ばに設備する機械は海外のメーカー製の為、インパックの社員の皆さんで動かすことになります。専門の技術者不在の中、動かすのは至難の技ではありますが、挑戦する意味はあると思います。
そう考えられるのも、長年能登事業所で培ってきた経験と、花の自動包装機導入の際、これも海外の技術者不在の中で稼働させた経験がものをいうことになるでしょう。今月末の稼働に向け是非ご努力願いたいと考えています。切り花の自動包装機を稼働させた時と同じく、良い経験となることは間違いありません。

今年も我慢強くコロナの終息を待つことになります。
皆様、今年一年お身体大切にお過ごしください。

 

2021年12月27日(月)更新

いよいよ

明後日はインパックの仕事納めですが、このブログは本日で今年度終了させていただきます。
この一年大変お世話になりました。
振り返りますと私に個人的にはいい年となりました。この35年間で初めて1月から12月の間、一度の入院もなく過ごすことができました。少々目標が低過ぎますが、私としてはうれしい話なのです。この11月に足の指の付け根を折り、手術と言われたときは慌てました。あと二ヶ月で目標達成でした。この時は運のいいことに痛みが10日後なくなり、先生から痛みが出るまでは手術はなし、と言われ夢の様でした。すっかり気分が晴れてしまいました。それでこの一年入院がなかったことになります。尤も後5日間、注意深く暮らす必要があります。

今年は第9期中期経営計画をスタートさせました。2022年3月は第一年度が終了します。中期計画がスタートする段階で大きな目標が生まれました。切り花加工過程の自動化です。花き業界でもホームユース市場は33年前から機械化が始まりましたが、すべて半自動でした。メインの部分は機械化が進みましたが、その前後は手作業となっていました。人手不足の中、多くのユーザー様にご負担をお掛けしてまいりましたが、今年度袋詰め自動機械が完成し、今年度三台の納入が決まりました。この事実は多くの方から喜ばれています。今後も引き続き更なる自動化へ向かって舵を切ることになります。
今後の進むべき方向はロボット活用です。今年度以降の目標は明確になりました。

また、花の鮮度管理に伴い、インパックの方向性を包装資材メーカーから切り花をはじめ生鮮品の鮮度管理を受け持つ企業へと変化させることにいたしました。それは「FMベンダー」です。恐らくこの言葉は世界で最初だと思います。正確には「フレッシュネス マネージメント メーカー ベンダー」となります。切り花、食品と多大なロスを発生しています。可食率の問題です。生産に対してどれだけ花を飾ったか、食品は食べたかです。FMベンダーはそこに切り込むつもりです。
国内はもとより海外、特に発展途上国において必要とされるでしょう。

インパックは製造過程の省力化と品質の会社に変化して参ります。
今年一年、ありがとうございました。


最後に個人的な話を致します。50年ぶりにやりたかったことを始めました。お能の稽古です。20歳のころからの夢実現です。併せてお仕舞も始めました。家内からはブーイングが毎日出ています。
 

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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