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2022年06月29日(水)更新

国家の役割

物価の問題は深刻です。

現在石油関連の原材料は2年前から見ると30%以上上がっています。そこに円安が追い打ちをかけ、20%以上為替だけで調達価格が上がったことになります。50%以上材料費が上がりました。

少々ひんしゅくを買うのを承知で申し上げれば、物価上昇のいいチャンスでした。物価が上がり問題なのは収入が上がらないからです。双方バランスがとれていれば誰からも苦情は出ません。20年前のヨーロッパ恐らく2年ほどで物価が倍になりました。具体的には1ギルダー(オランダ:65円)、1マルク(ドイツ60円)が単純に1ユーロ(当時120円)になりました。ホテル代もタクシーも食事代もどんどん上がりました。当時イギリスで買ったビックマックは800円でした。

申し上げたいのはヨーロッパで出来て、日本で何故出来ないのか、牛丼が300円台、世界で一番安い昼食と言われ喜んでいますが、これは喜ぶ話ではなく悲しむ話なのです。

直接関係する花き業界も生産者の廃業が続いています、花の価格が末端で上がらないのです。思い切って言えば物価の安さが日本を壊していきます。

現在日本では政府もメディアも保守から共産党までみんな値上げは悪です。この環境を変えるのは政府です。更に言えば財務省はこのままでいいと考えているのでしょうか。ここは国家の危機ととらえ、改革を進めてほしいものです。

 

2022年06月16日(木)更新

一気に変わる?

今から20年ほど前、ヨーロッパの通貨が各国独自の通貨からユーロに一本化されました。
インパックが最も親しくしている国は当時も今もオランダです。15世紀から2002年までオランダではギルダーが使われていましたが、ある時オランダに行ってびっくりしたことがありました。1ギルダーは大体65円が平均でありました。1ユーロは130円ということになりました。

しかし実際には1ギルダー 1ユーロとなっていました。この年ホテルもレストランもどこも大げさに言うとすべての物価が倍に跳ね上がっていました。今まで7,000円くらいで止まれたホテルは13,000円にはね上がり、昼食も最低2,000円出さないと食べることが出来なくなりました。

少し大げさに言うと、この年一気に物価が倍になった気がしました。オランダの有名な店舗の並ぶ商店街もローカルの店は廃業し、誰でも知るブランドショップに切り替わったのもその頃です。それまでのオランダは物価が安く済みやすい国でしたが、ユーロになったのを機にすべてが変わりました。


今の日本も住みやすかった頃のオランダの状況に似ています。何かを機に一気に変わることも考えられます。
 

2022年05月27日(金)更新

グリーン★アイ

園芸の業界誌にグリーン情報という二ヶ月に一回発売する雑誌があります。うかつにも最近は取っていませんでした。30年ほど前は毎号ごとに1ページカラーでインパックの切り花包装機の宣伝をかけていました。実際それで何台も販売したことを思い出すことが出来ます。

そのグリーン情報の今月号にJFMAの松島様の記事(グリーン★アイ)が掲載されていました。尤もこのページは毎回松島様が寄稿しているページでした。今回はサスティナブル、SDZGs、CO2削減など新たなことが連日の様に発表されています。
一方、花き業界での変化は何かということを書かれていました。日比谷花壇さんでは母の日にプラスチックを使用しないエシカルブーケを発売した、インパックでは紙スリーブ、バイオマススリーブなどを発売したと書かれています。。
また、切り花の輸送に段ボールケースが使用されていますが、今回プラスティックコンテナを通い箱として使用しようという検討会が進行していると書かれています。確かに新たな動きです。

インパックの紙スリーブやバイオマススリーブは、インパック単独で相当頑張らなければいけませんが、プラ箱の方は業界を挙げてのことになります。この検討会はもともと私と東日本板橋の樋口社長様との話し合いが元になり、松島様が土俵の上に乗せてくれました。業界の為にも大きく進めていく必要があります。

 

2022年05月16日(月)更新

どこへ行くのか

日本はなぜ戦争に走ったのか、勿論日本には日本の問題がありました。最も分からない理屈ですが最も普及していたのが、「神国日本」があり、日清戦争。日露を経て第一次世界大戦も勝利しました。更に日本はアジアの旗手としての妙な自信もありました。そこに軍拡があり、海外からは大きな反対を受けていました、更に石油の道もたたれようとしていました。食の道を求め中国東北部への進出も欧米から強い批判がありました。つまり八方塞がりであったのです。それが戦争へ突き進むことになり、先制攻撃の真珠湾へと走ることになりました。戦争が半年か、一年であれば勝てる。とも言われました。ごく初期において確かに連戦連勝が続きましたが、あとは有名な野中郁次郎先生の「失敗の本質」のごとく、大きな作戦ではすべて負けました。
今にして思えば日本を戦争と導いたのは欧米であったと考えることが出来ます。
私は今回のロシアは当時の日本に似ているように思えてなりません。ウクライナを攻めたロシアはもう後に引くことはできません。もっとやってきます。更にここにきてフィンランドを始め北欧のNATO加盟と益々ロシアを追い込む行動に出ています。
一国一国はよいことをやっていますが、結果悪を生むことにならないでしょうか。
 

2022年04月01日(金)更新

年度始め

今年は新卒者の入社はありません。新卒者の入社は来期に復活するつもりで動き始めています。
本日、福岡、本社、IFL(国際花きセンター)の三か所にそれぞれ一人、入社となりました。皆さん新たな職場となりますが、我々も心から迎え入れる準備をしなくてはいけません。

さて、インパックを取り巻く環境は厳しさを増してきました。具体的には原油価格の高騰により原材料の値上げが続いています。更にドル高の結果、円は弱くなっています。この後も弱いまま推移し、1ドルがいくらまで行くのか心配です。これらは全て変動費アップにつながってきます。固定費の様々な値上げをしてくるでしょう。
ここで大事なのは売価のアップです。長い間、安い価格は全ての国民に受け入れられました。安いが「善」で高いが「悪」でした。しかし上記の経験を二年やって分かったことは、善悪が反対ではないかということです。日本の物価の安さは世界から見ると相当おかしなものに映っています。先日のセミナーではこの15年間でアメリカの人件費は1.77倍になり、ヨーロッパは1.4倍となっていると講師はお話しされていました。
海外は物価も上がりましたが、人件費も上がっています。ようやく物価が上がり始めました。すべてに亘り、欧米並みにしなくてはいけません。

外は雨が先ほど上がり、曇り空となっています。天気予報では9時には晴れ間になると出ています。今日は保育園三か所入園式です。この後挨拶に回りますが、青空と桜が入園者を迎えてくれるでしょう。

新たな人たちと共に成長していきましょう。

 

2022年03月18日(金)更新

インパックのポジション

インパックはホームユースフラワー(ディリーフラワー:この名称の普及を考えています)
の周辺で生きています。

昨年来ディリーフラワーは確実に市民権を得ることになりました。その前提にはコロナがあり、家庭で楽しむ花が売れ始めたり、若い女性が花を購入するようになったりと、ディリーフラワーの環境が一変しました。特に20代の女性の花の購入は一昨年と昨年との比較では2000%の伸びがありました。素晴らしい事実です。勿論分母が小さく2000%と言っても売り上げは小さなものですが。それまでほとんど数字に出なかった層に大きな数字がついてきたことは業界にとっても自信のつく内容です。

今のスーパーマーケットの花は、30年以上かけて今日の規模になってきました。関係者の皆さんの大変なご努力を行ってきました。30年以上かけスーパーの花は一般生花店の売り上げに対峙できるところまで来ました。
ディリーフラワーの多くはパックドフラワーです。事前包装された切り花がスーパー店頭に並びますが、従来そのパッケージはOPP(透明の輝くようなPP:ポリプロピレンフィルム)でした。しかし環境問題の動きによりインパック周辺も大きく様変わりを始めました。
単純なプラスティックフィルムからバイオマスプラスティックへの移行が一つです。更に紙への移行が始まりました。
インパックは業界に先駆け、バイオマスマークを取得し、更に業界初の紙スリーブの社内生産を始めました。当然製造設備を準備いたしました。ディリーフラワーは形を変えながら伸びていきます。その時、スーパー、ブーケメーカーの皆さんが混乱することがないよう、環境対策のスリーブの提供を行って参ります。

 

2022年03月15日(火)更新

不思議な話

人と人、国と国などの関係性は「尊敬」の二文字があって初めて成立することになります。
更にその前提は、お互いの違いを理解できる心の余裕です。
最も親しい家族であっても、考えが異なることはいくらでもあります。夫婦間でも同じです。考えが違うから理解できない、ということはありません、考えや性格の違いは関係性の中ではむしろ価値になります。違うから相いれないのではなく、違うことは互いに許容できる幅を持たせてくれます。

国家間ではどうでしょう、昔は共産主義と民主主義つまり右左でした。しかし今は少々複雑で共産主義はことによるとないかもしれません、貧富の差は共産党政権下でもいくらでも見られます。反対に民主主義政権の中では福祉の充実した国家がいくらでもあります。
国家間であると、なおさらですが自らの国の主張が前先に立ち、互いにぶつかり合うことになります。しかしこれは不思議なことではなく当たり前のことです。しかし国が異なれば、考え方が違う、この程度の事は国家を預かる人は誰でも分かっていることです。誰でも自分の国が第一ですが、その上で話し合っていくのです。互いに100%の主張を行っていては全てが壊れます。それらはすべて織り込み済みです。

その様な易しいことが、何故分からないのでしょう。互いの尊敬、考え方の違いは当たり前
、この様な事が分かっているのに何故ロシアは戦うのか第二次世界大戦によって最も多くの人的被害を受けたロシアが何故なのか、ここが分かりません。
今の報道は全てウクライナの側に立ち、なされていますが、ロシアの真意を聞きたいものです。それが世間で通用するかどうか判断したいものです。勿論理解できる内容であっても今のウクライナ侵攻は許されるものではありません。
 

2022年03月14日(月)更新

「愛と平和」の象徴

トルコのエルドアン大統領の仲介でロシア・ウクライナの外相会談が行われました。既に10日以上経ちますが情勢に変化はなく、プーチン大統領がエルドアン大統領の顔を立てたに過ぎないというのは本当のことの様でした。
その時、両国外相のテーブルの間には大きな花のアレンジがきれいに置かれていました。この場所は数年前トルコで花万博が開かれたアンタルヤと報道されていました。トルコでも有数なリゾート地です。

花は「愛と平和の象徴」とは、イラク戦争が終結し、銃器、火器類が大量に破壊され、それらを整理しイラク国内何か所かに捨て置かれていたものを、破壊された銃器類を使い平和へのモニュメントなどを作ってはどうかと政府が国内の若い芸術家たちの声をかけ、作品をいくつも作った中の一人の芸術家が話した言葉です。
彼は銃器の先端を利用し、一輪挿しを作りました。戦争直後らしい話です。
しかし、その若い芸術家の話した「愛と平和の象徴」の花はアンタルヤの外相会議でもセンターに置かれてはいましたが、虚しさだけが残りました。

花が本当に「愛と平和の象徴」と言われるようなって欲しいものです。
 

2022年03月09日(水)更新

国が国を統治するには

国が国を統治するには

21世紀にあって、植民地政策は当然のごとくあり得ません。
全く民族も言語も異なる国家に対して統治することは、余程の事がない限り許されません。勿論今でも西インド諸島や南太平洋の島々の中にはイギリス、フランス、オランダなどの統治下におかれている国はあります。

太平洋戦争のさなか、シンガポールが僅か1日で日本軍によって落ちたことがありました。それまでのシンガポールはイギリスの統治下におかれていました。長年のシンガポールの首相をお務めになったリー・クアユーの自伝を読んでいたとき、日本軍が侵攻すると聞いた時、それまでイギリスの統治下の時は不安も怖さもなかったが、日本軍が来ると聞いただけで、恐怖感でいっぱいになったと書かれています。日本軍の中国における事実を彼は知っていたのです。
事実、イギリスの統治はその国を尊重し、よし悪しは別として、イギリスの文化・伝統を広めていました。その統治は北アメリカ、オアセアニア、アフリカで十分な経験を積んでいたのです。今でも全てではありませんが、エリザベス女王を君主に頂く英連邦は54か国に上ります。リー・クアンユーの言葉の背景にはこのような事実があり、統治とは互いの尊敬があって初めて成立するものなのです。
この前提でいけば、今回のロシアの侵攻は問題だらけです。少なくとも尊敬の二文字などどこにも見あたりません。尊敬のない統治は混乱を生み、恨み・つらみが重なり、今回の様に地獄を見ることになります。

事ここに至ると手が付けられないと思いますが、本来政治とはこのような事態を生まないことの為にあるのです。NATOはヨーロッパのロシア以外全ての国を引き込みたいのかもしれません。結果、極端に動けば今回のようなことにもなるのです。緩衝地帯は本体必要なのです。ロシアを追い込めば追い込むほど、大国ロシアは反発し動き始めます。しかしロシアが動けば動くほど、支持する国家はますます少なくなっていく事実をロシアは知るべきです。

私の結論はこうです。ウクライナはこれ以上の犠牲者が出ない策に出て欲しいと考えています。たとえ、ウクライナは国家の威信を失墜させても、国民を守ることに徹して欲しいと考えます。ロシアの傘の下に再度入ろうとも、再度独立国家としての旗印は消さずに進めて欲しいと思います。世界の皆がロシアの理不尽さを見ています。

2022年03月04日(金)更新

いよいよFOODEX 2022年3月8日(火)~3月11日(金)

今年は2月、3月と続けて展示会に出展しています。先月はスーパーマーケットトレードショーでした。今月は来週8日からFOODEX JAPAN 2022が始まります。

FOODEXはインパックにとって初めての出展となります。この展示会は国内の食品またはその周辺の企業が数多く出ていますが、海外のメーカーも単独または大使館経由で出店する企業が多いようです。
昨年はフィンランド大使館のブースに埼玉の株式会社アクア様が出展されていました。アクア様は100円パンでつとに有名ですが、最近では価格にこだわらない数多くの新製品を出しています。この展示会ではフィンランドの食品メーカー製品を一手に受けられ事業拡大のチャンスを狙っておられます。素晴らしい活動です。

インパックは花とTTI(TTTimer:温度時間値インジケーター)を出品し、皆さんの期待にこたえたいと考えています。インパックは従来花関連の展示会に出展してきましたが、TTTimerを知っていただくため、あえて食品分野に出すことにいたしました。

このことは、インパックは生花パッケージを専門分野として進めていますが、その深堀の結果とお考えいただけると幸いです。インパックは生花パッケージから「FMベンダー:フレッシュネス マネージメント ベンダー」の道を探ろうとしています。ドメインの変更をお知らせする意味でもあります。

私は8日午後、9日午前にブースに入ります。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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