花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
2017年04月10日(月)更新
何度も!
先日、チャコボールの開発を行った加藤様から1枚の写真を頂きました。
其処には鉢一杯に根の張ったサフィニアが写されていました。すでに二年以上が経過している、と説明を受けました。又花は幾度となく咲いています。室内で、LED電球の元で育てていた物です。
通常サフィニアは当然毎年苗を購入し咲かせていきますが、室内で一定の条件であれば何度でも花を楽しむことが出来ます。勿論その為には根が強くなくてはならず、普通はこの様になりません。
今回二年で7回も8回も咲いている根の状態を確認いたしましたが、其れは見事な物でした。鉢の中が根で一杯になっていましたが、枯れた根が見つかりません。どこかにはあるでしょうが見事な根に仕上がっています。
この様になるのは何と言っても用土にチャコボールを使用しているからと考えています。近い将来、チャコボールを使った室内用の草花を販売するつもりです。
2017年04月06日(木)更新
もうすぐやってくる
もっと花を広げたい! - 035 2017年4月5日(水)
ブーケと言えば趣味の方々は自分で作り楽しまれたり、ギフトとして差し上げたりしているようです。最近では男性がブーケつくりの教室に通い作ったブーケを恋人に差し上げる人たちも出始めました。
最も一番多いのはブーケは生花店さんが作りお客様のご要望に応じて制作する物、と相場が決まっていますが、今後量販店は売場でこのようなブーケ(スパイラルブーケ)が店頭に並ぶ時代がやってきます。店頭で注文をすると多くの場合15分から20分は最低かかります。前にお客様がいると更に待つことになります。
ブーケは待つものと決まっていますが、今後量販店で購入の場合、既に出来上がったものを購入することが可能になってきます。目の前で制作されないと鮮度などに問題がある、と考えられがちですがそうではありません。むしろ加工、物流、保管など温度管理がされた中で生産された商品としてのブーケは鮮度の点では問題がありません。
今後ブーケは何時でも何処でもその場で選びながらより求めやすい価格と共に購入するのが普通になって来るでしょう
2017年04月03日(月)更新
横浜ガーデンフェスティバルは正確には「ガーデンネックレス」横浜2017です!
もっと花を広げたい! - 034 2017年4月3日(月)
先週横浜の山下公園で開催されている名称は性格には「ガーデンネックレス」横浜2017ということになっています。お詫びいたします。
この企画は第33回全国都市緑化よこはまフェアの一環で企画されていました。私は4月16日に出かける予定にしていますが、山下公園はじめ、みなとの見える丘公園、日本大通りなどが花で一杯になります。
又赤れんが倉庫で有名な場所ではオランダのガーデンデザイナーのジャックリーンさんの名を冠した「ジャクリーンガーデン」が開かれここに平工さんの関係した球根と草花の混植ガーデンになっています。混植ガーデンは暫く前からオランダでは良く見られました。個人の家では余り見かけませんが、道路沿いの空き地などには様々な植物が植えられ、車で通る時など楽しい気持ちになっていました。
私のところも平工さんによって混植の庭に仕上げてもらいました。この様に新たな考えの庭が出来ることは素晴らしい事です。
16日はおそらくチューリップが満開だと思います。今から楽しみにしています。
2017年03月29日(水)更新
横浜ガーデンフェスティバル!
6年程前、農水省が募集したオランダ派遣の人の中で見事に選考にパスした人たちがいました。2010年オランダの花万博「フロリアード」への派遣でした。
選考にパスした人たちは若い人ばかりで業界でも優秀な方々でした。盆栽の世界では知られた方、卸売市場で活躍している人、又、私の知り合いでイギリスの暫くガーデン設計施工を勉強した方などがおりました。帰国後更に皆さん更なる活躍を見ることが出来ます。
来月から約二ヶ月、横浜の山下公園周辺で開催されるガーデンフェスティバルは大きな規模ですが、この中にオランダのガーデンデザインの女性と一緒になって球根主体の混植ガーデンを作り上げた平工さんもフロリアード参加組みの方でした。この数年球根を通して何か地域の為、人様のためになりたいとお会いするたびお話を聞かせてもらっていました。
今月、私の家の庭の整理を行なっていただいた際、横浜のガーデンフェスティバルのお話を聞きました。素晴らしい活躍に少々感激いたしました。
2017年03月28日(火)更新
赤坂・観桜会
もっと花を広げたい! - 032 2017年3月27日(月)
先週土曜日の25日は赤坂の浅田(加賀料理)で観桜会が開催されました。
二週間ほど前にお誘いを受け是非と言う事で出席連絡を致しました。主催者は青山フラワーマーケットの井上社長様です。
皆さんご夫妻で参加ということを伺い、私も家内と出かける予定をしていましたが、所用のため行けなくなり、浅田の近所に住む昔の友人と共に出かける事にいたしました。
井上社長のお嬢様のお話では3mもあるさくらの枝を30本用意され、他にコデマリなどを使用し、巨大な活け込みが座敷の中央に於かれていました。上は天井に届き、幅も4m以上はありました。その桜を中央にして我々が取り囲み、美味しい食事やお酒を飲み交わしながら、見事な桜を眺めながら一時を過ごしました。なんとも贅沢な時間でした。
どうやら花き産業に携わる私たちがこの様に桜をゆっくり眺める事が殆どなく、これからは仕事ばかりでなく、花を愛でる習慣を身につけましょうという結論に達しました。
2017年03月22日(水)更新
バラは日持ちしない?
もっと花を広げたい! - 031 2017年3月22日(水)
バラは人気のある切花ですが、この15年ほどで消費量が極端に減ってしまいました。年間消費量で言えばこの間に約1億本のバラの減少が見られました。
それにとって代わり、トルコギキョウ(ユーストマ)やラナンキュラスが台頭し、ついにバラが年間1億本の減少を見るに至りました。
勿論バラ生産に対して熱心に取り組む人も数多くおられますが、それでも多くの数を減らしています。その原因は幾つかあるようです、ブライダルの場面でバラに変りダリヤ、トルコギキョウなどの大型で引き立つ花が利用されることが多くなりました。結果相対的にバラの減少につながっています。
更にバラは日持ちしないイメージも強く一般生花店の店頭でもバラは積極的に売られる商品から次第に離れて来ました。しかしバラは持たないイメージはイメージだけの事も多くあります。
インパックはエチオピアのバラを入れていますが、今の時期、一ヶ月ほどの日持ちを見るバラもあり、2週間、3週間は普通に見られます。バラの保管、物流が温度管理を行なっていけばバラは決して日持ちの短い花では有りません。
2017年03月21日(火)更新
フラワーバレンタインのバラ
2月14日はフラワーバレンタインデーとして次第に広がり始めています。特に今年は青山フラワーマーケットの井上社長のお話では「今年はすごかった」と言われていましたので、かなり立ち上がったのだと思います。特に井上さんは花の国日本の理事長をお勤めでもあり、ことのほかフラワーバレンタインには力を入れている方です。
私も花産業に従事する者として様々お進めしている関係で何人かの方にお花をお送りしました。今年は様々な色のバラをブーケにしてお贈りいたしましたが、今月に入り何人かの方からバラが今でも咲いていると少々驚かれてお電話を頂きました。家内にも同じ物を渡しましたが、確かに1ヶ月を過ぎた今も咲き続けています。この時期の花は長持ちいたしますが、1ヶ月を越える事はバラの品質、出荷までの取扱、更に気温や栄養剤の利用、水換えなど様々条件が揃って始めて可能となるのでしょう。
インパックもバラを主体に花事業を行っていますが、この様な切花を扱い続けることが重要だと改めて感じています。
2017年03月16日(木)更新
コロンビアの現状
昨日JFMAのアフタヌーンセミナーが開催され、小川会長、専務の松島様も参加されていました。
其処に久しぶりにサントリーフラワーズの石原様がお越しになっていました。石原様とは10年ぶりになるでしょうしょうか、コロンビア、エクアドルのツアー以来です。現在ブランド戦略の部長として活躍されています。
その際、ご挨拶の中でコロンビアの最近の状況のお話が出ていましたが、政情の安定化や経済成長など以前とはかなり環境が異なり、生活が良くなっているとのお話でしたが。先々週フランス・オランダへ出かけたとき同じ話をお聞きしました。
今オランダ、フランスの生花グレーディングマシーンやスパイラルブーケマシーンなど一番売れているのはコロンビア!と何処の機械メーカーも話していました。10年前、私たちが出かけた時は全て人手で行なっていて、なぜ機械化を測らないのか、と思っていましたが、漸く始まりました。
大きな機械になると、最低でも5000万円、安くても1500万円ほどの機械ですが、すでに市場があることなので、導入に余り躊躇はないようです。
それにしても様変わりです。石原氏の話とオランダ、フランスの機械メーカーの話をつなぎ合わせると今、将来のコロンビアが見えてくるようです。
2017年03月13日(月)更新
フランスのブーケ
フランスのブーケといえばブ―ケットを使用したブーケが有名です。
ブーケットには知る限り3種類ほどありますが、メーカーは別になります。更に形状も異なっています。ただ、何れもステムの下の部分を三角錐になった容器で受け、其処に水を入れて更にその周りにはフィルムで確り包装する事に変りはありません。10年ほど前から包装しつつ、水を自動充填する装置が販売されてきました。ブーケットのみの販売は母の日近くになりますとインパックでも販売して来ましたが、お買い求めいただくお得意先様はいずれも手で制作していた事になります。
今回はその自動充填、自動包装する機械の紹介です。ヨーロッパでは既に販売が始まり、量販店店頭で水が入ったままのブーケが数多く販売されています。スパイラルブーケとブーケット+フィルム+持ち帰り容器のセットでギフトつくりが可能となります。しかし厳密に言えばギフトとしては少々難ありです。仮に言え場「手土産」が適当かと思います。
出来上がりもいい品質です。来期はこの機械と資材のセット販売が出来れば言いと考えています。スパーラルブーケのお進めは先ずブーケットからが良いでしょう。


2017年03月08日(水)更新
フランスの花売場
もっと花を広げたい! - 027 2017年3月8日(水)
先週フランスとオランダへ正味三日間の出張に出かけて参りました。
特に今回フランスの量販店を見る機会がありますので楽しみにしていました。本来の目的は機械メーカーを訪ねる事ではありましたが、午前中の空いた時間に近くのショッピングモールへ出かけることが出来ました。このモール、アトランティックと言う名前です。フランスでは三番手に来る流通企業です。この中に生花店があるのですが、隣に建つイケヤの建物が小さく見えるほどのサイズです。日本でも巨大なモールは生まれていますので驚く事はなくなりましたが。それでもこのサイズのモールに入る時、驚くというより感激するほうが多いかもしれません。
店舗の中に入り専門店街を通り越しますとフランスのスーパーによく見る何十台もレジが並ぶ姿を見ることが出来ました。しかし、真ん中あたりのレジはどうやら自動レジの様でした。買い物客が自分で処理をしていました。
さて、生花店ですが、店は50坪ほどでした。周りにそって低い三段の棚が曲線上に置かれ、其処には場所により。アレンジ、ファレノ、観葉植物が並んでいました。更に店の真ん中には大きい丸い什器が1台と3台の小さな円形什器が置かれ、夫々ミックスブーケ、バラのブーケ、後はバラの単品売り用と1本当り70円から200円の間で販売されていました。更にもう1台の什器には草花系の鉢物が並んでいました。
写真は全くだめな事は分かっていましたので、簡単に配置図を書いていましたが、案の定しかられてしまいました。一緒にいたメーカーの輸出担当のディラン氏が訳を話してくれましたが、フランスをはじめ海外の量販店は厳しいものがあります。訪ねたブーケメーカーの商品も確り並んでいました。15.99ユーロと19.99ユーロの二本立ての価格帯でした。
バラは10本で800円ほど、ばら売りの60センチは250円でのばら売りでした。
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