花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
2021年10月12日(火)更新
秋明菊(シュウメイギク)
今年の気候はシュウメイギクにとってぴったりの年の様です。私の家でも庭に咲いていますが昨年と比べ、サイズも大きく、更に沢山のシュウメイギクが赤、白と共にきれいに咲いてくれました。
しばらく前にも書かせて頂きましたが、その当時からサイズの大きさが気になっていました。いつもの年より丈が大きく丈夫な茎なのです。今はそのまま花がついてくれました。
名前からして菊の様に思いますが、実はアネモネと同じ種類で菊とは関係ありません。また、面白いのは赤のシュウメイギクの方が背丈は低い事です。赤の方は三鉢購入し、その後地植えにしました。はじめは30cmほどで、今は60cmほどになりましたが、白の方は1m近くあります。トチノキやジューンベリーの葉はすっかり落ち、枝だけになりました。これを見ても昨年に比べるとかなり早い秋なのですが、日中の暑さはまるで真夏なので少々調子がおかしくなります。
しかしこの花が終わるころ、一気に晩秋へと移ります。
2021年10月11日(月)更新
エチオピア文字
このネクタイはエチオピア文字でデザインされています。色もよく大変気に入っています。
これを見たとき文字数が少ない感じがしました。文字の少なさは文化度の高さを表していると考えています。
今日申し上げたいのはエチオピア文字の事です。
私共のIFL(国際フラワーロジスティック)に勤務する方から、170文字を覚えれば自分のサインをエチオピア文字で書けると聞きました。アルファベットは26文字、平仮名は47文字、フェニキア文字は21文字、エチオピア文字は母音7文字、子音26文字、かけると182文字となり、その他にもいくつかあります。
この文字の原形は紀元前1500年頃と言われていますから、3500年前には既に使用されていたことになります。フェニキア文字は8000年前と言われています。ギリシャ文字の26文字はフェニキア文字の影響を受けているようです。
いずれにせよ、170文字で全てを表すことが出来ることはすばらしい事です。
という訳で自分の名前をエチオピア文字で書く練習をしています。
2021年10月08日(金)更新
人間国宝 善竹十郎先生
今日は東大和の倫理法人会のモーニングセミナーに善竹十郎先生が講師で来られました。5時前には会場にお越しになっていたようです。今年は二度ほど国立能楽堂で先生の舞台を拝見しました。
善竹十郎先生は人間国宝です。ここまでの方が我々のために東大和まで朝5時に来られ、講話を頂くことはもったいないことですが、ご本人は意に介さず、挨拶も話も、誰よりも大きな声でなさっていました。人間的にも素晴らしい方です。
善竹と言えば金春善竹が有名ですが、その「善竹」は先生の祖父に当たる弥五郎がその功績を認められ、金春宗家から「善竹」名を与えられました。更に、弥五郎の功績は狂言界で初めて人間国宝になったことです。
弥五郎には4人の子供がいましたが、次男は大蔵流宗家を継ぎ、他の兄弟たちはこぞって善竹性を名乗り今日に至っています。今では善竹会として毎年狂言の会を開催されています。私も銀座の観世能楽堂を訪ね、先生方の狂言を拝見いたしました。
昨年は先生のご長男がコロナで亡くなるというご不幸に合われましたが、いつもと変わらぬお姿に少々感激いたしました。
最近保育園の理事長を拝命していることを申し上げたところ、保育園での狂言教室はとてもいいので、私の保育園でもやろうと言ってくれました。狂言の大きな声、いい姿勢は園児の教育にいいと思います。
2021年10月07日(木)更新
ロビーの作品
10月1日、私は所属するロータリークラブがこの2年間で合計11カ月休んでいたと申し上げました。確かに計算するとそうなります。勿論、紀尾井町ロータリークラブばかりでなく、多くの団体がその間休止していたと思います。休止すれは会場に出かけることもなく、食事を共にすることもありません。これではある部分、経済が回らなくなることも事実です。
それが今日から紀尾井町ロータリーが再開します。今期7月からですからあっという間に3か月が過ぎていました。会場のあるニューオータニには週に二度ほど出かけていましたが、すっかりご無沙汰いたしました。
ここのホテルに限りませんが、ニューオータニへ出かける楽しみは二階ロビーにある生け込みです。季節ごとに様々な材料を使い、とても大きな作品が作り上げられています。9月は来ることが叶わず、見ることが出来ませんでしたが。季節柄、菊などが使用されていた可能性があります。ホームユースの場合、菊と言っただけで仏花をイメージされ、敬遠される傾向にありますが、その実、様々な菊が市場に出され、花の形状、色等見事なものが沢山あります。今後青の菊が出るようですから楽しみも多くある花です。
今日はどんな花が飾られているか今から楽しみです。
写真は明日アップいたします。
2021年10月06日(水)更新
株式会社守重本店HPオープン
守重本店はインパックの親会社です。
本店の本社はインパックと同じく東大和市にありますが、拠点のひとつが中央市場の世田谷花き市場内にあります。場所はセリ場のとなりにあります。
先日はセリ場から出てきた古い友人にばったり会いましたが、少しも知らなかったと言われ、少々反省いたしました。
ここのビジネスは切り花の「日持ち検査」をしています。勿論インパックで加工するエチオピアのバラの日持ち検査を定期的に行っていますが、それ以外に生産者の皆さんからのご依頼を受けたり、更に全国の加工メーカー、農業試験場からのご依頼を受け、日持ち検査を行っています。検査の方法は自動カメラで100検体を同時に行うことが出来ます。1時間に1枚、1日で24枚、それを二週間取り続け、更に12時間単位で昼と夜を再現しています。室温は25℃、湿度は60%です。
更に撮影したものは1~2分で再生するようにしています。ほぼ動画状態で、お預かりした検体の報告書と共にビデオ報告をしています。大変分かり易いと好評をいただいています。
更にお得意先様の鮮度管理に対するコンサル業務を行っています。ここはそういう事業領域における、日本に一か所しかない自動カメラでの日持ち検査場となっています。
今回申し上げたかったのは、守重本店のホームページが出来たことです。ぜひご覧ください。
2021年10月05日(火)更新
小さなバラは美しい
コンセプトは「小さなバラは美しい」
昔から高い花は大きい、長い、等とサイズにより決まっていました。それでは美しさの視点ではどうか、と考えると美しさにサイズはありません。私は昔からバラは小さい方が美しく、かわいいのではないかと考えていました。
今回の発売に当たり、ここに焦点を当てました。今まで安価と言われていた小輪に焦点を当て、綺麗さ、可愛らしさにはサイズは関係ないことを今回の商品化の過程で証明いたしました。私にとってはむしろ小さい方が商品価値は高いと考えています。
勿論小さいだけではだめです。問題は鮮度です。エチオピアから凡そ30時間でIFL(インパックの花束加工工場:International Flower Logistics)に到着しますが、TTv(温度時間値)で言えば500~600で到着します。それは1,000~2,000と言われる国内のTTvから見ると日持ちでは2~3日ほど長持ちします。更に保管0.5℃、加工15℃、出荷までの保管は5℃と鮮度に関しては3温度帯を採用しています。
また、環境を意識したパッケージを採用しました。再生可能な段ボールケース、更にそのボックスをカバーするペーパースリーブは長さを1/3のサイズにしました。更に中のラッピングも無駄を省き、シンプルなものにいたしました。また、輸送時の水分補給はオアシスにたっぷり給水し約400ccの水を入れています。オアシスは生ごみで処分可能です。
また、商品名は「PIPPOROSE BANBINA:ピポローズ バンビーナ」とし、ボックスの名称は「Flower in Pack」と致しました。また一切の粘着テープを使用せず安全に工場からお客様の手元にお届けできるスマートパッケージになっています。
2021年10月04日(月)更新
青の不思議
もう20年程になるでしょうか。サントリーさんが青いバラを世に出しました。その前には青色系カーネーション、ムーンダストが出ていました。ムーンダストは濃い紫から薄い紫まで4種、上市されています。
もっとも、サントリーさんのカタログでは青いバラはではなく、「青み」と言っています。
もう少し濃くしたいのかもしれません。それでも十分その価値はあります。世界中どこにも青いバラは存在しません。遺伝子の組み換えによって、はじめて青いバラが出来るようです。
サントリーさんの凄いのはカーネーション、バラに留まらず、更に広く青い花を咲かせようとしています。
青いシクラメンはかなり衝撃的でした。サイズも小さく、色は青い、品のいいシクラメンです。更に数年前、新聞で見かけたのは、今度は青い百合です。
百合は白、ピンク、赤、オレンジ等、様々な色がありますが青はどこにもありません。早く見たいものです。
更に今度は菊に挑戦しているようです。どんな花になるのでしょう。常に青を追求する姿は見事なものがあります。青の遺伝子を持たない花に次々青色を付けていくサントリーさんを尊敬しています。
2021年10月01日(金)更新
下期スタートです!
今日は昨日の今日とは違います。問題を多く抱えながら、今日から非常事態宣言が終わり、個人的なことで言えばロータリークラブなどは漸く再開する運びとなりました。毎週のようにお会いしてきた人と一昨年は三カ月、昨年度は五カ月、今年度は始まったばかりですが既に三カ月お休みいたしました。
非常事態宣言を終了させた理由は感染者の減少が中心ですが、いつ又感染の拡大があるかしれません。わたくしは今後も注意深く行動するつもりです。経験的に言えば12月には再度感染の拡大があるかも知れません。唯一今までと異なるのはワクチンを打った数が違うことです。ワクチン効果を祈るのみです。
さて、下期の始まりから非常事態宣言が外れたことはいい事です。観光業、外食等大変ご苦労された方が立ち直るきっかけになればいいと考えています。我々も原材料の値上げなどかなり問題を抱えています。今ががんばりどころです。
また、ここに来て不動産危機の中国経済の先行き、すべての原材料価格の高騰等先行き不安な状況が生まれ、インフレ懸念が大分出始めています。
更にAI、DXトランスフォーメーション、等デジタル化の波は更に大波になっていま。身近なところでは物流も危機に発展しかねません。
この際、ひとつずつ片づけていくつもりです。
2021年09月30日(木)更新
楽しみ
鵜飼い、といえばあまりに長良川の鵜飼いが有名です。JFMA(日本フローラルマーケティング協会)でお世話になっている岐阜の大西さん(セントラルローズ会長)に何度か誘われたことがありましたが、一度も出かけたことがありませんでした。テレビでしか見たことがありませんが、大変勇壮な漁法です。私はしばらくの間、鵜飼いと言えば長良川だけかと思っていましたが、その昔は全国各地で鵜による漁がおこなわれていたようです。
また、鮎取りには特別な資格が与えられ、誰にでもできることではなく、鮎に限らず川魚の漁にはそれぞれの土地の所有者の許可を得なければなりませんでした。遠い昔は恐らく天皇の許可が必要であったようです。そういえば長良川の鵜匠たちは、確か宮内庁の職員であったはずです。昔のなごりかもしれません。
鵜飼いは多摩川でも、山梨県石和の笛吹川でも行われ、今でもその伝統は続いています。
私は来月お能の「鵜飼い」を見に行きます。どうしても行きたかった理由はいくつかありました。日本で最小の薪能を開催する北浦和の二木屋さんへ行きたかった事、能「鵜飼い」に登場する旅僧がどうやら日蓮上人であること、舞台設定が山梨県で両親の故郷であること、また今回のシテが尊敬する高橋忍氏であることなどです。
来月の演能が今から楽しみです。
2021年09月29日(水)更新
セミナーだけはウェブがいい
今いくつ約束をしているでしょうか、緊急事態宣言が明けたら食べに行こう!きっと友人や会社関係を含めると20件ではききません。早く宣言が終わって欲しいのですが、実態は変わらない訳ですから、そう簡単に元に戻るとは思えません、
どうやら非常事態宣言は9月中に終了となるようです。
しかし本当のところは規制をもう少々続けていきたいというのが本音ではないでしょうか。それにしても外食、観光業等、大きな痛手を受け、これ以上は無理というのも本当の所です。
先日、うかつにも夜八時を過ぎ新しくできた「とろろそばの店」に食事をするつもりで寄ったところ、持ち帰り以外だめ!と言われました。八時過ぎは閉店となることを知っていましたが、つい寄りこんでしまいました。
お酒を出す店は完全復帰するまで段階を経るようですが、早く完全復帰してほしいと考えています。
ただ、コロナで研修会など会社や家で受けられることが分かったり、全国の人が参加出来ることから、セミナーなどはこれからもウエブで続けて欲しいと思います。
先日参加したセミナーでは、講師が会場の参加者より、カメラに向かい語り掛けるように話していました。後からビデオを見ましたが、講師の方もウエブでのセミナーにだいぶ慣れてきたようです。
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