花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
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昨日は午後1時から5時まで間、ニューオータニのセミナールームで2020年度と2050年度に社会がどれだけ変化してくるのか、といったような予測をお話しいただけるセミナーが開催されていました。普段ですと丁度ロータリーと重なっていますので参加できませんが、今回はロータリーの例会が休会中でもあり、私は現地へ出かけていきました。
100名以上入るセミナールームはどこにもないような立派な椅子が用意され、4時間ある講義はその椅子のために寝てしまうのではないかと心配していました。私は30分前に着席いたしましたが、いくら待っても来場者が来ません。事務局の方に伺うと、講師の話を聞くのは私一人とのことでした。これは寝る訳にはいかないと思っていましたが、結果取り越し苦労でした。講師の先生の豊かな知識と将来への予測は的を得て、素晴らしい内容になっていました。また我々に予測の付け方をいろいろ教えて頂きました。
どうやらカメラの向こうで聞いている方々は日本能率協会研究所の先生のファンの様でした。ほぼ大手企業の経営者か新規事業の担当役員の方々だったようです。
居眠りの心配は全くありませんでした。
それより、将来有望なビジネス、近いところではコロナの収束はいつか、といった内容は背景を話しつつ、説得力のある内容でした。また、私にとってJFMA会長の小川先生の話が出たことは素晴らしい事でした。先生は長年に亘りCSに関わり、先ごろ日本生産性本部から顧客満足度指数の本が出版され、読み終えたところでもあり、うれしい事実でした。
今回のセミナーはDVDが送られてきますので社内の皆さんに見てもらうつもりです。
今週発刊の花き園芸新聞に、世田谷の花き分析センターが紹介されていました。正確には記事の中にセンター長の宮西さんに名前が出ていたといった方が正しいと思います。
今回の記事がクランチスタイル様の記事でしたが、その中に世田谷の国際花き分析センターとの関わりがあるという記事でした。
私共は大きなくくりでは、包装産業の一角を占めています。それも花き包装業界、更に言えばホームユースフラワー包装業界という事になります。インパックは役員全員が若いころ、食品包装分野でビジネスを行っていました。それも畜産のチルドビーフ関連、レトルト包装分野などで仕事をさせて頂いていました。当時レトルト分野の包装資材メーカーはトップの数社に限られていました。藤森工業、東洋製缶、カイト化学、凸版印刷、大日本印刷などです。このトップクラスのメーカーの特徴は社内に研究所を持ち、レトルト釜を持ち、すべて社内で実験や検査が出来る体制をとっていました。その中でも藤森工業、東洋製缶の両社は群を抜いていました。フィルムの張り合わせ技術、高温に対するフィルム選定等どれをとっても国内を代表していました。レトルト釜は全て本機(ユーザーと同じ大型機)で実験を繰り返し、常に最高品質の商品を送り出していました。私は当時レトルト用のフィルムを三社から購入していましたが明らかに藤森工業の品質は勿論、営業、技術の人たちの対応が違っていました。
素晴らしいものがありました。
一方、生花業界で包装資材を提供する企業はかなりありますが、インパック以外にラボを持ち、生花の品質向上に努めている企業はありません。鮮度保持フィルムを販売している企業もありますが、基準のない中で取り扱いを行っています。またそれらを証明する設備もありません。
私共インパックは藤森工業の研究所を忘れたことがありません。いつか各包装資材メーカーとしてラボを持ちたいと考えておりましたが、ようやく世田谷生花市場内に「国際花き分析センター」を持つことが出来ました。現在インパックの顧問の小國様は元藤森工業の研究所の所長(その後フジモリプラケミカル社長)をお勤めになっていました。40年ぶりにお付き合いが再開しています。
昨日のJFMAのアフタヌーンセミナーは圧巻でした。私は最後の質問の始まったところで失礼してしまいましたが、一度はお尋ねしたい方です。
講師は滋賀の坂崎さんの紹介の様です。南紀グリーンハウス代表の柴崎裕也氏でした。約20年前からエアープランツを栽培・加工し、全国販売を行っています。日本でも同じ植物を扱う方は多いでしょうが、どうやらトップの方の様です。
国内では288坪のグリーンハウスを持ちビジネス展開していますが、バックヤードのあるグァテマラには約20haの農園があるようです。確かにいつでも入荷できる体制があれば、国内の物流センターは少なくて済みます。
また、商品も様々工夫され、土地柄、熊野古道を活用した商品開発をされ、大変売れているようでした。終始にこやかでビジネスがとても順調であることを示し、更に人柄もよい方の様です。
確かに早くからエアープランツに目をお付けになったことは素晴らしいことでした。10年近く前、韓国の生産者とお会いしましたが、たしかこちらも生産の多くは海外に頼っているとのことでしたが、同じところかも知れません。
素晴らしいモデルだと感心するばかりです。
毎週土曜日、13時30分から鎌倉FM放送で、お能の番組を聞くことが出来ます。毎週連続のお能の番組と言えば、NKHFMの日曜日朝6時より放送されるFM能楽堂が有名です。
私はその両方を楽しみに聞いています。
お能の番組を毎週放送するという事は、それだけコアのファンがいるのだと思います。NHKがいつごろから始まったかは分かりませんが、鎌倉FMのほうは2017年4月1日から始まりました。これは再放送をしている関係でよくわかります。大体一か月に一曲のペースですから、一曲を4回平均で放送しています。司会者の内田善昭氏はご自分でもお能をやっているようです。また、後藤和也氏はお能の研究家であり、金春流の地謡方としても活躍されています。更にもう一人謡を実演してくれる高橋忍氏は金春流シテ方の中心で活躍なさています。
彼ら三人の話でこの番組は進められていますが、感心するのは後藤先生がお能の事をよくご存じで、研究対象の事は勿論、裏話なども聞かせてくれます。また高橋先生は素晴らしい声をいつも聞かせてくれています。この番組を聞き始め、19カ月ほどになりますが、最近ようやく聞きとれる様になってきました。勿論まだまだです。今までは能楽堂に出かける際、準備として謡本があるものはそれを読み、ない場合は岩波の謡曲全集を見て出かけていましたが、今は鎌倉FMの再放送を聞いて出かけています。とても理解が深まる気がします。
三人がまるで昨日の事の様に話していることが、今から500年も600年も前の話しであることがよくあります。さすがにお能は現代まで続いています。
来月はこの番組で知った、北浦和の二木屋さんで行われる薪能を見に行く事にしました。
今から楽しみです。
この時期になると一気に彼岸花が咲き始めます。
子供のころは何か怖いものを見るような気分でいましたが、いつしかそのようなことも忘れ、彼岸花の美しさに見とれることがあります。
本当に秋彼岸が近付くと、一斉に咲く花は確かに私たちに彼岸が来ることを知らせてくれるようです。それにしても見事なデザインの花です。それも群生してのことですから、見事なくらいです。彼岸花のインパクトに強いところは雄しべ、雌しべの大きなところでしょう。それも真っすぐではなく、大きく曲線状に反っているところがいいと思います。更に彼岸花が大きく見えるのは7輪ほどの花で一つの花の様に見えているからです。
今朝、私の家ではリコリスが咲き始めました。3日ほど前から細い茎が伸び始め今朝はもう咲いています。リコリスには様々な色があり、私の家の物は薄いクリーム色です。更に黄色ピンクなどがあるようです。
先月はオランダの農務参事官、今月初めにはエチオピア大使館の商務担当者の方が日本を離れていきました。
彼らが日本にいた大半は、コロナの時代で思うように行動できなかったのではないでしょうか。事実私も海外へ出かけたのは、おととしの12月のエチオピアが最後で、それ以降ずっと国内で、それも東京を離れたのは、ほんの僅かでした。ましてや海外の大使館に勤務する方々はこの間、つらい思いをなさっていたのではないでしょうか。
そんな折、二年半ほど日本にいらしたエチオピアの大使も、日本を離れることになりました。私共は勿論ビジネスでお世話になっておりましたが、大使とはビジネスとは別で、様々な話をする機会がありました。特に今回は、幼児教育に関心を持っている事をお聞きしました。私が7月から東大和市内の社会福祉法人(5ヶ所の保育園と二か所の学童)の理事長を務めていることを話したところ、急遽東大和にある保育園とインパックに立ち寄ることになりました。
私も何かお役に立つことがあれば大変光栄なことです。
エチオピアでも勿論保育園はありますが、人口1億人の国であり、平均年齢が18歳の国家では恐らく乳幼児の数も多いと考えられます。エチオピアにとって学校教育も重要ですが、幼児教育も更に重要だと思います。大使もそこに関心を持ち、東大和へ来訪をお考えなのでしょう。
久しぶりに菊池寛の満鉄外史を読み始めました。
数日前、私の家にお尋ね頂いた方が歌集を置いていってくれました。その折、子供のころ住んでいらした場所が遼寧省鞍山であったことを伺いました。大変なご苦労の末日本へ戻られたのだと思います。歌集のタイトルも「葫蘆島」となっています。
私はこの鞍山の名をお聞きし、数年前の事を思い出し、改めて菊池寛の満鉄外史を取り出しました。やはり鞍山はこの中にありました。鞍山は明治期に開発が始まり、昭和には巨大な製鉄会社になっていました。
鉄鉱石を探しだすことも大変なご苦労があり、その後製鉄所を作るためには大量の水を準備しなくてはならず、その水脈を探し出すことも大変な中で技術者の皆さんがそれを成し遂げた話が出てきます。
勿論これら一連の出来事は海外にまで出かけ、他国の上での出来事ですから感傷的にばかりなっていては方向を間違えてしまいますが、ただ明らかにその時代、その地に多くの日本人が暮らしていたことを考えると、大変なパワーがそこに存在していたのは事実です。
現在でも多くの人たちがそれぞれの歴史を持ち、現在を生きていますが、歌集の作者から更にお聞きしたいものです。
今朝の東大和は真っ青な空のもとになりました。本当に久しぶりの晴天です。10日ぶりくらいでしょうか、強い雨ではありませんが、本当によく降りました。私もこんなに長く車を洗わなかったことはなかったかもしれません。
今市内のあちこちにキバナコスモスが咲いています。車を走らせていても天気のいい日のキバナコスモスは一層色がさえている気がします。また雨に打たれていた関係もあり、キバナコスモスに限らず、その植物も暑さの後急に元気になってきました。
あまりに熱いと植物も何か元気がなく、また成長しない種類もあるようです。室内にあってもそうです。何年か前に経験いたしましたが。部屋の中で温度が38℃になっていました。
その時机の上に飾っていた百合の花びらがみんな落ちていたことがありました。数日家内が留守で夕方家に戻った時の光景です。百合の花は丈夫な花ですが38℃には参ってしまったようです。
今、私が知りたいのは温度時間値と高温(30℃以上)との関係です。通常20℃とか25度Cの様な温度帯では温度時間値は有功であることはわかっていますが、夏場のドライのトラックの中は45℃以上になります。この時は30℃以下の温度時間の延長とみるのは危険の様です。世田谷(IFRL:国際フラワー分析センター)で調べていくつもりです。
2021年09月21日(火)更新
秋彼岸
昨日は西立川にある義父のお墓のあるお寺へ出かけました。父の墓は兄が毎度彼岸の前にお花をきれいにしてくれています。私は妻と共に義父の方を掃除に行きます。昨日は彼岸前でありましたが、既にいくつかのお墓にはきれいな花が手向けられていました。
どこの国にもお墓に花を手向ける習慣はあるようです。ロシアでもポーランドでも墓地の近くには花が売られていますが、日本は格別多いようです。スーパーマーケットで販売される花の内、60、70%は墓花、仏花と言われてます。そのような訳で春彼岸、秋彼岸に手向けられる花はかなりの物量になります。昨日出かけたお寺でも彼岸のお中日には花であふれていることでしょう。
また、この秋彼岸でも多くの方が墓地に出かけることになりますが、天候によって大分差がついてしまいます。台風などが来ますととんでもないことになります。雨の場合、出かけることが出来ません。私としては何があっても晴れてほしいと祈る気持ちです。
また、もう一方の問題は全体的に彼岸などに使用される仏花が次第に売れなくなっている現実があります。確かに高齢化の結果です。しかしこの現実は変えることが出来ません。花に関わる私共は新たな需要開拓が必要になると考え、様々な仕掛けをする必要があると考えています。来月から始まる誕生日ギフトはその結果です。
どこの国にもお墓に花を手向ける習慣はあるようです。ロシアでもポーランドでも墓地の近くには花が売られていますが、日本は格別多いようです。スーパーマーケットで販売される花の内、60、70%は墓花、仏花と言われてます。そのような訳で春彼岸、秋彼岸に手向けられる花はかなりの物量になります。昨日出かけたお寺でも彼岸のお中日には花であふれていることでしょう。
また、この秋彼岸でも多くの方が墓地に出かけることになりますが、天候によって大分差がついてしまいます。台風などが来ますととんでもないことになります。雨の場合、出かけることが出来ません。私としては何があっても晴れてほしいと祈る気持ちです。
また、もう一方の問題は全体的に彼岸などに使用される仏花が次第に売れなくなっている現実があります。確かに高齢化の結果です。しかしこの現実は変えることが出来ません。花に関わる私共は新たな需要開拓が必要になると考え、様々な仕掛けをする必要があると考えています。来月から始まる誕生日ギフトはその結果です。
2021年09月17日(金)更新
未来予測
昨日は午後1時から5時まで間、ニューオータニのセミナールームで2020年度と2050年度に社会がどれだけ変化してくるのか、といったような予測をお話しいただけるセミナーが開催されていました。普段ですと丁度ロータリーと重なっていますので参加できませんが、今回はロータリーの例会が休会中でもあり、私は現地へ出かけていきました。
100名以上入るセミナールームはどこにもないような立派な椅子が用意され、4時間ある講義はその椅子のために寝てしまうのではないかと心配していました。私は30分前に着席いたしましたが、いくら待っても来場者が来ません。事務局の方に伺うと、講師の話を聞くのは私一人とのことでした。これは寝る訳にはいかないと思っていましたが、結果取り越し苦労でした。講師の先生の豊かな知識と将来への予測は的を得て、素晴らしい内容になっていました。また我々に予測の付け方をいろいろ教えて頂きました。
どうやらカメラの向こうで聞いている方々は日本能率協会研究所の先生のファンの様でした。ほぼ大手企業の経営者か新規事業の担当役員の方々だったようです。
居眠りの心配は全くありませんでした。
それより、将来有望なビジネス、近いところではコロナの収束はいつか、といった内容は背景を話しつつ、説得力のある内容でした。また、私にとってJFMA会長の小川先生の話が出たことは素晴らしい事でした。先生は長年に亘りCSに関わり、先ごろ日本生産性本部から顧客満足度指数の本が出版され、読み終えたところでもあり、うれしい事実でした。
今回のセミナーはDVDが送られてきますので社内の皆さんに見てもらうつもりです。
2021年09月16日(木)更新
国際花き分析センター
今週発刊の花き園芸新聞に、世田谷の花き分析センターが紹介されていました。正確には記事の中にセンター長の宮西さんに名前が出ていたといった方が正しいと思います。
今回の記事がクランチスタイル様の記事でしたが、その中に世田谷の国際花き分析センターとの関わりがあるという記事でした。
私共は大きなくくりでは、包装産業の一角を占めています。それも花き包装業界、更に言えばホームユースフラワー包装業界という事になります。インパックは役員全員が若いころ、食品包装分野でビジネスを行っていました。それも畜産のチルドビーフ関連、レトルト包装分野などで仕事をさせて頂いていました。当時レトルト分野の包装資材メーカーはトップの数社に限られていました。藤森工業、東洋製缶、カイト化学、凸版印刷、大日本印刷などです。このトップクラスのメーカーの特徴は社内に研究所を持ち、レトルト釜を持ち、すべて社内で実験や検査が出来る体制をとっていました。その中でも藤森工業、東洋製缶の両社は群を抜いていました。フィルムの張り合わせ技術、高温に対するフィルム選定等どれをとっても国内を代表していました。レトルト釜は全て本機(ユーザーと同じ大型機)で実験を繰り返し、常に最高品質の商品を送り出していました。私は当時レトルト用のフィルムを三社から購入していましたが明らかに藤森工業の品質は勿論、営業、技術の人たちの対応が違っていました。
素晴らしいものがありました。
一方、生花業界で包装資材を提供する企業はかなりありますが、インパック以外にラボを持ち、生花の品質向上に努めている企業はありません。鮮度保持フィルムを販売している企業もありますが、基準のない中で取り扱いを行っています。またそれらを証明する設備もありません。
私共インパックは藤森工業の研究所を忘れたことがありません。いつか各包装資材メーカーとしてラボを持ちたいと考えておりましたが、ようやく世田谷生花市場内に「国際花き分析センター」を持つことが出来ました。現在インパックの顧問の小國様は元藤森工業の研究所の所長(その後フジモリプラケミカル社長)をお勤めになっていました。40年ぶりにお付き合いが再開しています。
2021年09月15日(水)更新
エアープランツ
昨日のJFMAのアフタヌーンセミナーは圧巻でした。私は最後の質問の始まったところで失礼してしまいましたが、一度はお尋ねしたい方です。
講師は滋賀の坂崎さんの紹介の様です。南紀グリーンハウス代表の柴崎裕也氏でした。約20年前からエアープランツを栽培・加工し、全国販売を行っています。日本でも同じ植物を扱う方は多いでしょうが、どうやらトップの方の様です。
国内では288坪のグリーンハウスを持ちビジネス展開していますが、バックヤードのあるグァテマラには約20haの農園があるようです。確かにいつでも入荷できる体制があれば、国内の物流センターは少なくて済みます。
また、商品も様々工夫され、土地柄、熊野古道を活用した商品開発をされ、大変売れているようでした。終始にこやかでビジネスがとても順調であることを示し、更に人柄もよい方の様です。
確かに早くからエアープランツに目をお付けになったことは素晴らしいことでした。10年近く前、韓国の生産者とお会いしましたが、たしかこちらも生産の多くは海外に頼っているとのことでしたが、同じところかも知れません。
素晴らしいモデルだと感心するばかりです。
2021年09月14日(火)更新
鎌倉FM
毎週土曜日、13時30分から鎌倉FM放送で、お能の番組を聞くことが出来ます。毎週連続のお能の番組と言えば、NKHFMの日曜日朝6時より放送されるFM能楽堂が有名です。
私はその両方を楽しみに聞いています。
お能の番組を毎週放送するという事は、それだけコアのファンがいるのだと思います。NHKがいつごろから始まったかは分かりませんが、鎌倉FMのほうは2017年4月1日から始まりました。これは再放送をしている関係でよくわかります。大体一か月に一曲のペースですから、一曲を4回平均で放送しています。司会者の内田善昭氏はご自分でもお能をやっているようです。また、後藤和也氏はお能の研究家であり、金春流の地謡方としても活躍されています。更にもう一人謡を実演してくれる高橋忍氏は金春流シテ方の中心で活躍なさています。
彼ら三人の話でこの番組は進められていますが、感心するのは後藤先生がお能の事をよくご存じで、研究対象の事は勿論、裏話なども聞かせてくれます。また高橋先生は素晴らしい声をいつも聞かせてくれています。この番組を聞き始め、19カ月ほどになりますが、最近ようやく聞きとれる様になってきました。勿論まだまだです。今までは能楽堂に出かける際、準備として謡本があるものはそれを読み、ない場合は岩波の謡曲全集を見て出かけていましたが、今は鎌倉FMの再放送を聞いて出かけています。とても理解が深まる気がします。
三人がまるで昨日の事の様に話していることが、今から500年も600年も前の話しであることがよくあります。さすがにお能は現代まで続いています。
来月はこの番組で知った、北浦和の二木屋さんで行われる薪能を見に行く事にしました。
今から楽しみです。
2021年09月13日(月)更新
彼岸花
この時期になると一気に彼岸花が咲き始めます。
子供のころは何か怖いものを見るような気分でいましたが、いつしかそのようなことも忘れ、彼岸花の美しさに見とれることがあります。
本当に秋彼岸が近付くと、一斉に咲く花は確かに私たちに彼岸が来ることを知らせてくれるようです。それにしても見事なデザインの花です。それも群生してのことですから、見事なくらいです。彼岸花のインパクトに強いところは雄しべ、雌しべの大きなところでしょう。それも真っすぐではなく、大きく曲線状に反っているところがいいと思います。更に彼岸花が大きく見えるのは7輪ほどの花で一つの花の様に見えているからです。
今朝、私の家ではリコリスが咲き始めました。3日ほど前から細い茎が伸び始め今朝はもう咲いています。リコリスには様々な色があり、私の家の物は薄いクリーム色です。更に黄色ピンクなどがあるようです。
2021年09月10日(金)更新
エチオピアと東大和の保育園
先月はオランダの農務参事官、今月初めにはエチオピア大使館の商務担当者の方が日本を離れていきました。
彼らが日本にいた大半は、コロナの時代で思うように行動できなかったのではないでしょうか。事実私も海外へ出かけたのは、おととしの12月のエチオピアが最後で、それ以降ずっと国内で、それも東京を離れたのは、ほんの僅かでした。ましてや海外の大使館に勤務する方々はこの間、つらい思いをなさっていたのではないでしょうか。
そんな折、二年半ほど日本にいらしたエチオピアの大使も、日本を離れることになりました。私共は勿論ビジネスでお世話になっておりましたが、大使とはビジネスとは別で、様々な話をする機会がありました。特に今回は、幼児教育に関心を持っている事をお聞きしました。私が7月から東大和市内の社会福祉法人(5ヶ所の保育園と二か所の学童)の理事長を務めていることを話したところ、急遽東大和にある保育園とインパックに立ち寄ることになりました。
私も何かお役に立つことがあれば大変光栄なことです。
エチオピアでも勿論保育園はありますが、人口1億人の国であり、平均年齢が18歳の国家では恐らく乳幼児の数も多いと考えられます。エチオピアにとって学校教育も重要ですが、幼児教育も更に重要だと思います。大使もそこに関心を持ち、東大和へ来訪をお考えなのでしょう。
2021年09月09日(木)更新
歌集「葫蘆島」
久しぶりに菊池寛の満鉄外史を読み始めました。
数日前、私の家にお尋ね頂いた方が歌集を置いていってくれました。その折、子供のころ住んでいらした場所が遼寧省鞍山であったことを伺いました。大変なご苦労の末日本へ戻られたのだと思います。歌集のタイトルも「葫蘆島」となっています。
私はこの鞍山の名をお聞きし、数年前の事を思い出し、改めて菊池寛の満鉄外史を取り出しました。やはり鞍山はこの中にありました。鞍山は明治期に開発が始まり、昭和には巨大な製鉄会社になっていました。
鉄鉱石を探しだすことも大変なご苦労があり、その後製鉄所を作るためには大量の水を準備しなくてはならず、その水脈を探し出すことも大変な中で技術者の皆さんがそれを成し遂げた話が出てきます。
勿論これら一連の出来事は海外にまで出かけ、他国の上での出来事ですから感傷的にばかりなっていては方向を間違えてしまいますが、ただ明らかにその時代、その地に多くの日本人が暮らしていたことを考えると、大変なパワーがそこに存在していたのは事実です。
現在でも多くの人たちがそれぞれの歴史を持ち、現在を生きていますが、歌集の作者から更にお聞きしたいものです。
2021年09月08日(水)更新
佐々木常夫手帳
毎年少々迷うことがあります。
先日、近くのデパートに立ち寄り、文具売り場をのぞいてみましたが、2022年の手帳売り場に既に多くの種類が並べられていました。
毎年銀座の伊東屋に行き、探していました。わざわざ伊東屋まで行く理由はたくさんの種類があり、いっぺんに見ることが出来るからです。多くの中から選べることが一番と考えていましたが、間違えていました。いい年になっても手帳で迷うのがみっともないと思い、今年は早々に手帳を決めウェブで購入しました。決めれば迷うこともなく、出かける必要もなくなります。
今年も来年の手帳の事を考え始め、また伊東屋へ出かける準備をしていました。ここ数年の中で納得のいく手帳が一つあり、昨年も購入するつもりでしたが、結果どこにもなく諦めたものですが、今年はウェブで調べ、購入を決めました。10月10日の発売の前に昨日送られてきました。
それは尊敬する佐々木常男さんの名を冠した「佐々木常夫手帳」です。中の情報量が圧倒的に多いです。更に全頁方眼で出来ています。以上の様なことから、手帳は今年から迷うことなく「佐々木常夫手帳」となりました。
今から書き込むのが楽しみです。
先日、近くのデパートに立ち寄り、文具売り場をのぞいてみましたが、2022年の手帳売り場に既に多くの種類が並べられていました。
毎年銀座の伊東屋に行き、探していました。わざわざ伊東屋まで行く理由はたくさんの種類があり、いっぺんに見ることが出来るからです。多くの中から選べることが一番と考えていましたが、間違えていました。いい年になっても手帳で迷うのがみっともないと思い、今年は早々に手帳を決めウェブで購入しました。決めれば迷うこともなく、出かける必要もなくなります。
今年も来年の手帳の事を考え始め、また伊東屋へ出かける準備をしていました。ここ数年の中で納得のいく手帳が一つあり、昨年も購入するつもりでしたが、結果どこにもなく諦めたものですが、今年はウェブで調べ、購入を決めました。10月10日の発売の前に昨日送られてきました。
それは尊敬する佐々木常男さんの名を冠した「佐々木常夫手帳」です。中の情報量が圧倒的に多いです。更に全頁方眼で出来ています。以上の様なことから、手帳は今年から迷うことなく「佐々木常夫手帳」となりました。
今から書き込むのが楽しみです。
2021年09月07日(火)更新
花と温度時間値
今朝の東大和は真っ青な空のもとになりました。本当に久しぶりの晴天です。10日ぶりくらいでしょうか、強い雨ではありませんが、本当によく降りました。私もこんなに長く車を洗わなかったことはなかったかもしれません。
今市内のあちこちにキバナコスモスが咲いています。車を走らせていても天気のいい日のキバナコスモスは一層色がさえている気がします。また雨に打たれていた関係もあり、キバナコスモスに限らず、その植物も暑さの後急に元気になってきました。
あまりに熱いと植物も何か元気がなく、また成長しない種類もあるようです。室内にあってもそうです。何年か前に経験いたしましたが。部屋の中で温度が38℃になっていました。
その時机の上に飾っていた百合の花びらがみんな落ちていたことがありました。数日家内が留守で夕方家に戻った時の光景です。百合の花は丈夫な花ですが38℃には参ってしまったようです。
今、私が知りたいのは温度時間値と高温(30℃以上)との関係です。通常20℃とか25度Cの様な温度帯では温度時間値は有功であることはわかっていますが、夏場のドライのトラックの中は45℃以上になります。この時は30℃以下の温度時間の延長とみるのは危険の様です。世田谷(IFRL:国際フラワー分析センター)で調べていくつもりです。
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肉白日
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約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る
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