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2022年07月12日(火)更新

大使来訪の続き

去る7月5日にエチオピア駐日大使の来訪があり、高輪から2時間以上かけて入間市の国際フラワーロジスティクスまでお越し頂きました。

お帰りになった翌日、私たちは知りませんでしたが、エチオピアのウェブニュースに大使の来訪が掲載されたようです。ニュースの内容をその後、取り寄せたところ、大使と握手を交わす私の写真がありました。その次の日にはオランダの花き業界のニュースサイトであるFloral Daily にも同じニュースが掲載されていました。
Floral Dailyは花きの世界では有名な会社です。今回は思わぬ形で紹介されました。

私の最も申し上げたいことは、国内でもっとバラを普及させたいということです。

ヨーロッパ60億本、日本は2億本、この差は全てホームユースの差です。
日本国内のバラの需要の多くは、結婚式、ディスプレイ、ギフトなのでしょう。その点、ヨーロッパの最も売れる短径、小中輪系のバラはスーパーマーケットで売られています。
私の役割は国内でバラの普及に当たることです。
 

2022年07月08日(金)更新

いい時代

新たにお能を始めてアッという間に9カ月になりました。

お謡の方は来週のお稽古でようやく一曲が終了します。最初に習い始めたのは「羽衣」です。次第に難しい節が次々出てきて歌いきれないのではないかと心配しましたが、ようやく最後の1ぺージになりました。そこがうまくいけば羽衣が一応終了となります。今までのところが忘れてはいないか心配ですが、謡本を見直してみると一応思い出しますので何とかなる気がします。自分に甘く先生から見れば話にならないのは分かっていても、「いいですね!」と言われると満足してしまいます。

お仕舞の方も来週で一曲終了します。「芦刈」のキリ(最後のところ)の部分ですので1分20秒くらいです。その1分20秒を覚えるのに9カ月もかかりました。本当は先月で卒業でしたが、二回も延期となりました。今回はきっと大丈夫です。遅れたことで謡の方と同じ日に終了となります。

それにしても録音やビデオのない時代はどうやって覚えたのでしょう。私の場合その二つがないととても覚えることが出来ませんでした。いい時代に習い始めました。
 

2022年07月07日(木)更新

オオクワガタの産地

昨日は久しぶりに昆虫の販売店に立ち寄りました。

三年目のオオクワガタのメスが欲しかったのです。私のところにはオオクワガタのオスを二匹飼育しています。時期が時期ですので、産卵の準備に入らなくてはいけません。今年は冬の間に二匹のメスが死にました。オスだけが生き残っています。このところ毎日餌を食べつくしていますので、いつ雄雌を一緒にしてもいい頃となってきました。

オオクワガタは丸三年生きます。大変な生命力です。他のクワガタは全部単年度で死んでしまいます。今回購入したメスは二匹とも岡山県産です。私のところのものは購入した時から生まれが不明でした。オオクワガタに限らず、クワガタはどこの生まれかが大事になります。それは大昔から育った環境があり、そこで生まれたオオクワガタは出生地が明確で雄雌共に同じ産地でないと価値が薄れてしまいます。

価値というのも変ですが、つまり山梨県韮崎市で生まれたオオクワガタは、あくまで韮崎産で、大阪の能勢町のオオクワガタとは別物なのです。雑種を作ってはいけないことになっています。交雑させては種が保たれないということになっています。
私の場合は雑種の雄を二匹持っています。昨年生まれたメスを明日、同じ容器に入れます。うまくいけば来年は子供が出来ます。
 

2022年07月06日(水)更新

エチオピア大使 ご来訪

昨日インパックのIFL(国際フラワーロジスティックス)にエチオピアの日本大使以下、商務担当者他3名の方がお越しになりました。

今回の大使は前大使が離日してから半年ほど経って着任しました。その他、商務担当の方や他の参事官の皆さんも全て変わり、日本人スタッフも新しい人に代わりました。
大使館は大使以下ほぼ全員が変わったことになります。

大使は6年間農業大臣をお務めになった後、大使に任命され日本に着任いたしました。高輪の大使館からIFLまで2時間ほどかかりました。

インパックはエチオピアの3農場からバラを輸入し加工販売を行っています。大使はエチオピアを出たバラがどのようにして国内に普及しているのかにご興味があるようです。幸いインパックは全国ネットの量販店にエチオピアンローズを販売している関係で、国内全てに行き渡っている話が出来ました。
またインパックの設備(冷蔵庫:3温度帯)、加工機械は全自動があり、国内でもここにしかない機械が入っていることもご理解いただきました。ただ量的には少々不満がある様で、もっと多くの輸入をして欲しい旨、話されていました。

今回、日本国内のバラの加工工場に来られたのは初めての様でした。我々インパックも大変名誉ある1日となりました。
 

2022年07月05日(火)更新

オオクワガタの季節

オオクワガタの季節

つい先ごろまで餌は3日に1回取り換えることで間に合っていましたが、昨日あたりは新しい餌のゼリーがカラカラとなり餌の箱から外に放り出されていました。気温など環境がオオクワガタにぴったりする季節に入ったのでしょう。体調もよさそうです。

最も今年は3年目で寿命は今年の夏までです。メスが冬眠後すぐに死んでしまい、今はオスだけとなっています。早くメスと生活させてやりたいのですが、3年目のメスを販売しているのかどうか分かりません。通常1年目の雄、雌のつがいが販売されていますが、3年目のメスだけを販売しているかどうか心配です。
ただ、元気なオスに早くパートナーを見つけてやらないと少々かわいそうです。

武蔵小金井や蕨市に専門店があり、次の土曜日に探してくるつもりです。今飼っている1匹は大阪の能勢産のオオクワガタですが、これは7.9cmあり、立派な体躯です。もう1匹は生まれが分りません。メスは能勢産でなければ探せるかもしれませんが、能勢産は難しいかもしれません。

いずれにしても後、3カ月ほどの命です。
 

2022年07月04日(月)更新

光合成

太陽の光はまんべんなく地球上にその光をふり注いでくれます。その光を利用した無公害型の安全な発電では大きな期待が持たれているのは承知の通りです。太陽光の利用は、発電などがその主体かと思っていましたが、最近人工光合成の話がにわかに高まってきています。大手企業の中には既に開発が始まり、最近では実験室の中では効率の良い結果が生まれてきている様です。しかし植物は自分のために使うため、それでいいのですが人工的に光合成をおこなうことになると更に高い効率を求められることになります。いずれ今より更に高い効率で結果を見ることが出来るでしょう。

人工の光合成は結果として水素と酸素を作ります。作られた酸素と水素を分け、今度はそのうち水素だけを取り出し今度は炭素と結びつけます。そこから「エチレン」が生まれてきます。更に他の材も生まれてくるでしょう。
エチレンは様々な石油製品であるポリエチレンもポリプロピレンも、更に多くの製品を生むことが出来ます。
そこから先の出来上がった後の処理は油化技術が良いでしょう。再度油に戻し、再製品化するのです。環境問題に発展させないことが可能となります。

今私は人工光合成に最も興味を持っています。
 

2022年07月01日(金)更新

決断力

私の尊敬する社長と、先週わずかの時間でしたがお話しすることが出来ました。私に姉がいればそのくらいの年齢の方です。

話を進めるうち15年ほど前の事を思い出しました。社長の会社が社員旅行で中国に出かける時の事です。バスで空港に向かう途中交通事故に巻き込まれました。幸いけが人もなく空港へは十分間に合う時間です。

この時、社長は中国旅行の中止を決めました。社員みんなで楽しい海外旅行をすることを考えると今回は中止すべきだとご判断されたのです。旅行に出かける途中の事故は余りに良くありません。この先何があるか分からない。社員の気持ちもありますが、行かないとご判断なさいました。

その後、社長の会社は成長を続けています。結果として行かないご決断は誤りではありませんでした。私にとってはこのことは大いに勉強になりました。
 

2022年06月30日(木)更新

ガビチョウ(画眉鳥)

毎朝、鳴いています。美しい声に毎朝聞きほれています。泣き始めるとかなり長い間鳴き続けています。今朝はよほど近かったのでしょう。きれいに澄んだ声はすぐそばで聞こえてきました。

ガビチョウ〈画眉鳥〉の姿はその名の通り、目の周りが白く囲まれていることに依ります。スズメより一回り大きな鳥で街の中にも飛んできます。東大和周辺のガビチョウは青梅辺りから飛んでくると言われています。ガビチョウの故郷は中国です。かごに入れられ売られています。きれいな声で鳴くガビチョウはたくさんの日本人に買われました。きれいに鳴くのですが近くで聞くととても大きな声故、飼い主がどうやら放したのです。それがいつしか広がっていきました。

ガビチョウは鶯などの鳴きまねも上手な様です。上手に歌えない鶯に時々出会いますが、あれはガビチョウかもしれないと一人思っています。
 

2022年06月29日(水)更新

国家の役割

物価の問題は深刻です。

現在石油関連の原材料は2年前から見ると30%以上上がっています。そこに円安が追い打ちをかけ、20%以上為替だけで調達価格が上がったことになります。50%以上材料費が上がりました。

少々ひんしゅくを買うのを承知で申し上げれば、物価上昇のいいチャンスでした。物価が上がり問題なのは収入が上がらないからです。双方バランスがとれていれば誰からも苦情は出ません。20年前のヨーロッパ恐らく2年ほどで物価が倍になりました。具体的には1ギルダー(オランダ:65円)、1マルク(ドイツ60円)が単純に1ユーロ(当時120円)になりました。ホテル代もタクシーも食事代もどんどん上がりました。当時イギリスで買ったビックマックは800円でした。

申し上げたいのはヨーロッパで出来て、日本で何故出来ないのか、牛丼が300円台、世界で一番安い昼食と言われ喜んでいますが、これは喜ぶ話ではなく悲しむ話なのです。

直接関係する花き業界も生産者の廃業が続いています、花の価格が末端で上がらないのです。思い切って言えば物価の安さが日本を壊していきます。

現在日本では政府もメディアも保守から共産党までみんな値上げは悪です。この環境を変えるのは政府です。更に言えば財務省はこのままでいいと考えているのでしょうか。ここは国家の危機ととらえ、改革を進めてほしいものです。

 

2022年06月28日(火)更新

6月の梅雨明け

何か水不足が不安です。政府の電力不足の話もかなり説得力があります。電力は完全に供給側と消費側のバランスが崩れているようです。個々人で出来ることはやらないと大変な事態になるかもしれません。

過去において長梅雨の年がありました。おそらく30年くらい前でした。8月が終わろうとしているのに雨がなく、ついにお米の収穫量が激減し、タイ米を緊急輸入する事態でした。私のところもついに家内がタイ米を購入し食べていたことがありました。確か香のあるお米でした。
私たちがタイ米を食べていたころ、一部のお米屋さんは自宅の部屋に大量に国産の米を確保し、高い値段で販売していた、との話を聞いたこともありました。異常気象は様々な影響を与えるようです。

今年は反対に雨が降らず、高温が続く事態ですので政府が慌てるのもよく分かります。
私たち国民が安全に暮らしていく為にも、私たちは出来る協力はしないといけないですね。

また、高温が続くことになるとお盆、お彼岸の花はどうなるのでしょう。価格が高くなる、安くなる、品物が足りる、足りないなど心配の種は尽きません。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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