大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2022年10月20日(木)更新

ほめ育フェスティバル

昨日は社会福祉法人立野みどり福祉会の5つある保育園のうち、谷里保育園で「ほめ育フェスティバル」が開催されていました。先生方による演劇や、園庭ではくじ引きなどが用意され、多くの園児や保護者の皆さんが参加され、一日中園児の声で一杯だったようです。

この様子10月23日(日)の朝、NHKの「おはよう日本」で紹介されるようです。

扱いとしては谷里保育園の「ほめ育」が取り上げられるようです。5年前に日本で初めてほめ育を谷里保育園が取り上げました。5年がたち世界で初めてほめ育フェスティバルが開催されました。ほめ育の開発者は原邦雄先生です。先生によるとほめ育は現在、世界17か国で採用されているとのことでした。世界で初めては決して大げさではありませんね。

 

私は当初、ほめ育に対する抵抗感がありました。有名なアドラー心理学では「ほめてはいけない」とあります。原先生と色々話しましたがなんでもほめればいいというわけではないようです。一定の意基準が設けられています。アドラー心理学ではほめるという行為は相手を見下すことになり、公平ではないと言います。私も暫くアドラーを読んでいた関係で、素直にほめ育に入ることが出来ませんでした。簡単にまとめるつもりはありませんが、両者一体の様な気がします。子供と大人で上下の別などありませんが、役割の違いはあります。保育園もそうですが、子供たちの自立に向かってより直接的なサポートをするのは大人の使命だと考えます。

 

今後も谷里保育園は、ほめ育を続けて参ります。


 

2022年10月07日(金)更新

子供の本

5日(水)私たちは高輪のエチオピア大使餡を訪ねました。5名でお尋ねしました。東京紀尾井町ロータリ―クラブの理事、役員の皆さんです。私も同じロータリークラブの平会員ですが、他のメンバーを大使にご紹介する役割でした。

本年7月、紀尾井町ロータリークラブの2022年度国際奉仕委員会がスタートいたしました。その際委員会メンバーに対して委員会の代表から事業として今年度何をしたいかを聞かれ、返信のレポートを出しました。
その頃、エチオピア大使にインパックの工場をお尋ねいただき、国立図書館が出来上がったことをお聞きし、本の寄贈をご提案いたしました。委員会内でエチオピアに対する事業が採択され、予算を付けて頂きました。その旨を大使にお話したところ大いに喜ばれ、委員会として訪問し内容を詰めさせていただきました。紀尾井町ロータリークラブが従来タイの保育園に子供のための本を何年も続けてお送りしていた実績を踏まえ、子供の本をお送りすることにいたしました。
今回の大使館訪問はその意味でも意義あるものとなりました。委員長始め、参加者の皆さんもいいスタートが切れたと喜んでいました。

今後は国内で子供の本の選定を行い、再度本をもって大使館に再度訪問いたします。エチオピアの国立図書館に本が置かれるのを楽しみしています。
 

2022年10月03日(月)更新

思い出

昨年尊敬する方が亡くなりました。慶応大学名誉教授の榊原清則先生です。お亡くなりになる直前までご病気を戦っておられました。大変な精神力をお持ちの方でした。

先生との関係は37年ほど前に遡ります。先生は当時一橋大学の助教授をお務めになっておられました。私が日頃考えていたホームユースフラワーの世界を作りたいと書いた2,000字程度の文書をお読みいただき、是非頑張ってははどうかと励まされ、その後先生は日本を離れ、ハーバード大学で研究生活を行っていました。その年の暮れに先生からお電話を頂き、アメリカのスーパーの花事情を聞かせてもらいました。6カ月後には日本にも飛び火するから準備をしてはどうかとアドバイスを頂きました。
翌年あろうことか、スーパーダイエーが碑文谷店でホームユースの花を販売し始めました。先生のお話の通りになったのです。先生はその後、スタンフォード、ロンドン大学で研究生活を続けておられました。先生から時々手紙を交換しようとお話を頂き、始めは手紙でしたが、最近はE-Mailになっていました。それでも一年にわずかですが手紙のやり取りは続けていました。
昨年1月、先生からお電話を頂き、インパックの展示会に行きたいとのことでした。2月のSMTS(スーパーマーケットトレードショー)です。確かに30年以上招待状をお送りしていました。「一回くらいは行かないとね」とのことでしたが立川から幕張までお越し頂きました。

何事にも不十分な私に「よく頑張っている」と言われたことが私の生きがいとなっています。

2022年08月18日(木)更新

赤坂で50年のクラブ

今朝頂いたメールで、赤坂でクラブを経営する方からお仕事を始めて50年というお話をお聞きしました。私も時々伺いますが、実に素晴らしい経営をなさっています。
場所柄、競争も激しいところでもあり、50年続けるには相当のご苦労もあったかと思います。特に最近ではコロナもあり連日戦い続けている感じです。

この店の素晴らしさは多数の固定客を持っている事です。見てみるとお客様はいくつかのグループに分かれているようです。最も大きいのは経営者の出身地である鹿児島出身の皆様です。まるで県人会の様相を呈する時もあります。
更にロータリークラブの皆さんです。私はこの中に入っています。食事が出る時もあり、一次会からここにいる時があります。更に氷雨で有名な佳山明生さんのファンのグループです。

以上は私が知ってからの話ですが、50年の伝統がありますから、おそらく昔からのひいき筋がいますのでお客様が二重、三重の輪が広がっています。素晴らしいことです。
支払いも経済的なのでファンも多くいるのでしょう。
 

2022年06月22日(水)更新

花とスポーツ

今月はスポーツ関係の方々とお会いする機会が多くありました。

東大フットボール部の三沢英生監督、専修大学相撲部の鎌田監督、明治大学サッカー部の栗田大輔監督、鎌田監督と同じ場所にいらした田中敬子さん(力道山の奥様)こんなにたくさんのスポーツ関係の方々と僅かの間にお会いしたのは初めての経験です。

私は以前からスポーツと花は親和性があると考えていました。大きなスポーツの大会でのディスプレイ、表彰台でのビクトリーブーケなど、更にはチームごとにチームカラーを持つのと同じ様にチームフラワーがあってもいいと考えています。
スポーツはこれから大きく変わると思います。今でも人気のあるスポーツは大きな資金が動き、簡単に放映権が取れない様になっています。様々な盛り上げ方もありますが、花を活用した方法もいくらでも考えられます。

昨日、先日お会いした関係で合宿場にわずかなお花を送りましたが、体の大きな選手が花瓶に水を入れたり花を飾る姿は素晴らしいと言われました。基本は個々人ですが、スポーツを一層盛り上げるには花は必需品となると考えています。
 

2022年06月10日(金)更新

友人と会う

久しぶりに立川の友人と会いました。

互いに忙しく僅か1時間ほどでした。相変わらず人柄がよく、周りから愛されているのが分かります。
昨日は人気店のカウンターに座りましたが、後から来られた人がみんな友人に挨拶をしています。いい関係を築いているのがよく分かりました。彼は父親から受け継いだ仕事をまじめに行い今日まで来ました。愚直にビジネスを行っています。また立川市の音楽の団体の会長を務め、多くの人からも愛されています。

彼とはJC(日本青年会議所)を通して知り合い、若いころは毎日のように会っていました。JCからは様々なことを教わりました。音楽団体の会長を務めているのも、おそらくJCの影響を受けての事だと思います。
昨日ご一緒した店は夕食をとる場所ではありますが、恐らくお客様同士の交流の場の様です。昨日は彼が主役でした。
 

2022年06月08日(水)更新

上原さん

きっと人格の優れた方です。東京海上の常務をお務めになり、その後駐ジョージア特命全権大使をお務めになられた方で、アゼルバイジャン商工会議所の米倉理事長がお連れになりました。

伺うと、ジョージアとの一層の経済発展を考えているとのことでした。ジョージア側は日本と同じく電気、自動車、機械工業などを誘致したいといつも考えている。勿論そう願いたいが農業分野、中でも花分野で何か出来ることなないだろうか、シクラメンの原種を持ち、ほかにもザクロやリンゴなど恐らく原種はジョージアにある、更に花の場合、アレンジなど芸術性に優れた作品を作る人たちもいる。お互いに交流する機会はないだろうか、ジョージアに向け、花関連の皆さんに来ていただいても十分満足いただける国である、ことなどいろいろ伺いました。ジョージアに出かけた際、仮にビジネスがうまくいかなくとも、ジョージアワインを飲めばお互いに友達になれる、保証するとのことでした。

一度、花き業界の皆さんの前でお話をしてはどうかとおすすめしたところ、いつでもОK、とのご返事を頂きました。早速JFMA(日本フローラルマーケティング協会)の松島様にご紹介することに致しました。
 

2022年05月24日(火)更新

榊原清則先生

私が最も信頼し、尊敬する方です。
榊原先生が亡くなられ、11カ月となり、来月26日は1周忌となります。
昨日は先生の追悼シンポジウムが開催されました。先生の経歴を改めて資料中で拝見いたしますと、研究者の道(ハーバード、MIT、ミシガン大学、ロンドン大学での研究生活)を走り続け、更に教育者として多くの教え子を育て、何人もの研究者や経営者を誕生させました。 
1985年日本青年会議所の先端技術委員会の時、インストラクターをお務め頂いた際に知り合いました。家が小平と東大和と近いせいもありお声がけいただき、それ以来40年近くこんな私に声をかけ続けて下さいました。はじめはあまりの学歴の差に怖気付き、先生を遠回しにしていましたが、私の学歴に対して「とてもかっこいいよ!」と言われたことがあります。
私が37歳で日本JCに出向した時でした。その後先生はハーバードで研究生活に入りました。私は先生から1本の電話を頂きました。朝6時頃でした。「これから花はスーパーの商品になるから、すぐにスーパーを回るように!」内容は以上です。その頃のスーパーはテナントを入れ花の販売を行っていました。とてもスーパーの商品ではありませんでした。
早速私はオランダへ出かけ、専務はアメリカ、副社長は国内にある生花市場を見て回り、4トン車で購入する生花店のリストを作りました。
結果、アメリカのスーパー店頭の切り花はオランダから輸出している事が分かりました。これらの流れから、インパックはギフトからホームユースへ舵を切り今日に至っています。
すべて榊原先生の一言から始まりました。

 

2022年05月20日(金)更新

朋有り遠方より来る

昨日午後、茶畑に囲まれたJR金子駅に広島から来られた友人を迎えに行きました。最近ロボットを生産する分野を立ち上げ、それを知ってほしいということでインパックの花工場を見に来られました。彼は私が1985年日本JCに出向した時の委員長です。その後毎年お会いしている友人です。
彼は世界8ヶ国に15工場を持つ自動車のパーツメーカーの会長です。従業員は6,000人を有する、世界でも有数なパーツメーカーです。その会長が来られたのには大きな理由がありました。自動車の電気化です。何もしないでいると売り上げが半減してしまうそうです。そうなる前に今まで培った自動化の技術を外販し、異業種の会社の自動化を推進しようとしているところです。また、既に実績を上げているようです。今回は花業界の機械化、自動化を推進するインパックと何か出来ないかということで来られました。
インパックは自社の工場もありますが、それを国内外の切り花加工メーカーに対して外販を行っています。今回の話はインパックの工場の更なる自動を行うことで、全ての加工メーカーに自動化の波を広げることにつながります。
今回の訪問でいくつかのテーマが見つかりました。長いお付き合いが可能となってきました。また、JC時代の師である一橋大学の榊原清則先生の事や同窓会の事など色々話し、再開を期し別れました。

 

2022年04月07日(木)更新

オランダ人のスピリッツ

昨日伺ったオランダ大使館の玄関脇の壁には、徳川将軍から受けたご朱印状が掲げられていました。私は勿論、来場者の皆さんは威厳のあるご朱印状を見て少々驚きました。
オランダが徳川将軍からご朱印状を手にしたのはポルトガル、イギリスなどとの競争の結果と聞いています。ポルトガルはその後再度日本へ来航し、交易の依頼をしたようですが、結果は明らかで来航したポルトガル人は処刑されたと聞いています。

オランダとはその後、第二次世界大戦の時期を除き、基本良い関係性を保っています。私も現国王が皇太子の時、そして国王になり来日された時のパーティーに呼ばれ出かけていきました。平成天皇、皇后ご夫妻や秋篠宮ご夫妻などがお越しになった晴れやかな会場に少々不釣り合いの私は早々に引き上げて参りました。

オランダは対日本との関係において他国との競争に勝ち400年(太平洋戦争の時期を除き)に亘り、よい関係性を保っています。政治的にも経済面においても特に農業分野では指導的な立場に立ち、施設園芸の分野ではその貢献度はかなり高いと思われます。2011年の東日本大震災の後、福島をはじめ宮城などへのグリーンハウスやそれに付属する機器類、システムなどが大量にオランダから輸入されることになりました。
農業、環境大臣を中心にミッションが組まれ、日本へ来られた際セミナーが開かれました。私はオランダがこのようにノウハウの塊の農業関連の技術を日本はじめ世界に売り込むのはどういうことか?とお聞きしたところ、一人のオランダの経営者は「それはオランダ人のスピリッツだ」と言いました。
素晴らしい答えだったといまでも思っています。
 
«前へ 次へ»

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

詳細へ

個人プロフィール

詳細へ

バックナンバー

<<  2024年5月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

コメント一覧

最新トラックバック

  • 肉白日 from PoweredTEXT
    約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る