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2022年12月19日(月)更新

ルワンダはリゾート開発が

先週の続きとなります。

ルワンダは不幸な歴史を持っています。
犠牲になった人は80万人ともいわれています。
宗教はキリスト教(カトリック、プロテスタント)、イスラム教の様です。如何に不幸に時代から立ち上がってきたかは若い男女の活躍があったようです。
その証拠に現在の国会議員の女性比率は30%オーバー、更に政府の大臣始め国家の重要な役職の50%は女性が占めています。日本では中々できないことを既に終わらせています。苦しい時代を経て現在の幸せを勝ち取りました。この国では一人の日本人が大変有名です。服部さんといいます。日本では日銀の課長をされ、ルワンダ国立銀行の総裁として乗り込みました。服部氏は様々な改革を行い、経済を安定させていきました。服部氏はその後世界銀行の副総裁になった方です。服部さんの「ルワンダ中央銀行総裁日記」を早速い読むことにしました。

ルワンダは当時から見ると大きく成長しました。コーヒーや花きの様な輸出品を持ち、今でも成長を続けています。
各地にリゾート地もあるようです。緑豊かな国の様です。

今回お越しになった目的はバラの事でした。エチオピア、ケニアに比べ大分生産量は低いようですが、これからはヨーロッパの他日本にも輸出したいとのことでした。

大使から以上の事をお聞きいたしました。

2022年12月15日(木)更新

ルワンダも花の国?

ルワンダの大使以下書記官の皆さんがやってくることになりました。

7月にエチオピアの大使がお越しになった後、アフリカのウエブニュースでご一行が入間市の花工場へ来たとの話が流れましたが、ことによるとこのニュースを見て今回のご来訪につながったのかもしれません。

花の担当者はルワンダと聞いただけでバラのサイズは小さいですよ!と言っていました。どうやらバラは標高の高いところが大きく咲くようです。その意味ではエチオピアは2,200mから2,300m、ケニアは2,000m、タンザニアは1,600m、確かにこう見るとバラの花のサイズは標高に比例しているようです。タンザニアは小さいバラが得意と聞いています。ルワンダも平均1,600mほどですから、確かに小さなバラが得意なのかもしれません。最近日本の会社が絡み、ヒマワリやリンドウなどが栽培されていると聞いています。

東アフリカ諸国はそれぞれの特産品はあると思いますが。ルワンダは東アフリカ諸国共通の花き栽培が盛んです。東アフリカはエリトリア、ジブチ、エチオピア、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダですが、エリトリア、ジブチ以外ほぼ花き生産が盛んになっています。
東アフリカ共通の赤道直下、1,600~2,300mで水の豊かさ、更に年間通して気温20度前後が花き栽培の条件になっています。東アフリカの花はそのほとんどがヨーロッパに行きますが、近年中東、日本などが伸び始めています。

 

2022年12月12日(月)更新

クリスマス

クリスマスの話を聞きに行きました。

クリスマスは西のローマ教会と東の教会とでは日にちが異なっています。西の教会では12月25日となっていますが、東の教会では1月7日となっています。
しかしこの13日の違いは暦の違いであって、本来12月25日が東の教会でも降誕祭(クリスマス)となのです。
西の教会で使用する暦はグレゴリオ暦となっていますが、東の教会ではユリウス暦を使用しています。その暦の差が13日間あります。東の教会は全ての行事をユリウス暦で行うため、復活祭も13日遅れで行われます。
この様な事から、東の教会では1月7日が降誕祭(クリスマス)と言う事になりますが、決して1月7日が降誕祭というわけではなく、12月25日が本来の降誕祭と言う事になります。クリスマスが2回あるように思われがちですが、暦の違いからで、実は一つなのです。12月25日は西も東も降誕祭と言う事になります。

また、西の教会ではクリスマスを最大の行事として取り扱っていますが、東方教会では降誕祭より復活祭に重きを置いています。
ニコライ堂では、これまで3年に亘り復活祭を日中行っていましたが、来年の復活祭は元に戻し真夜中に執り行われるようです。11時30分から3時30分までの間行われます。

*西の教会:カトリック  東の教会:正教会(ギリシャ正教会・ロシア正教会など)
 

2022年12月07日(水)更新

開いていないカフェ

昨日は夜集まりがあり、会場のある新宿にある有名なホテルに出かけました。集まりは5時からでしたが少し早めにと4時過ぎには現地に到着していました。早く出かけた分お茶でも飲んで待つことにしていました。

しかしどこを探してもお茶を飲むところがありません。ラウンジも、カフェ、レストランもどこも締まっています。このホテルは一級の優れたホテルです。フロント前には私と同じように時間の来るのを待っている人が沢山いました。ホテルに行けばお茶の飲めるところがあり、友人や仕事関連の人ともいつでも話が出来ると思っていましたが、時代がそれを許さないようです。それだけ人が来ないのでしょうか。
待つ間お茶を飲むのを期待していた知り合いも何人かいて、フロントまえでうろうろしていました。間違いなくコロナのせいだろうという結論になりました。しかし現在何軒か出かけるホテルでは少なくとも今年に入ってからはこの様な事がありませんでした。最悪の時期でも一店舗は開いていました。

気持ちとしては大きなホテルはいつでもカフェは開いてほしいと思いましたが、うろうろしていたお陰で30年振りの古い友人とバッタリ会うことが出来ました。
今日のところは“まっ いっか”と言う事になりました。
 

2022年12月05日(月)更新

かわいそうな私・悪いあなた

ギリシャの哲学者であり、アドラー心理学の研究を行う岸見一郎さんの本の中(幸せになる勇気)に出てきた言葉です。

この言葉、ことによると「いつでも・どこでも・誰にでも」当てはまる気がします。勿論「誰でも」は私の偏見です。そんなことを思わない人は世の中には沢山いるでしょう。
私はよくこの言葉を思い出します。尤も現在は自分の事より人に話す方が多いかも知れません。昔は仕事や家庭でもそんな風に思ったことはありました。しかし瞬間打ち消すことが多かった気がします。
岸見一郎さんは相談を受けると三角柱を相談者の前に先ほどの言葉を書いた二面を見せ話を始めるそうです。つまり相談者は三角柱の二面に書かれた「かわいそうな私」と「悪いあなた」を見ることになります。本人には見えませんが、先生の側の一面には「これからどうする」(ここは記憶が定かではありません)と書かれています。

多くのカウンセラーは先ほどの二面に話が終始するようですが、先生は「これからどうする」が重要だと言われます。

さて、いきなり歌謡曲の話しです
わたくしの好きな藤圭子さんの歌に「明日から私は」というのがあります。「あきらめました あなたの事は 何も言わずに手を引くわ」とあり最後には「すべて忘れて これから一人」となります。

私はこの歌を聴くたび、いつも岸見先生のカウンセリングとそっくりと考えています。

 

2022年12月02日(金)更新

クリスマスカード

今朝の朝礼で、貿易部の陳さんが海外との取引先へクリスマスカードを贈る時期が来た、この様な事で海外との関係性が深まるのは良いことである、とスピーチを行っていました。全く同感です。

中学生の頃、海外と手紙の交換を希望する学生を募り、実際応募すると希望の国の中学生の氏名と住所を送ってくれるサービスを行う団体がありました。早速私はイタリア、アメリカ、ポーランドの三か国を希望し、実際氏名が送られてきました。早速兄に訳してもらいそれぞれの国に手紙を出しました。当時は航空便もありましたが、高いという事もあり船便で出していました。ポーランドの場合船便は行って帰って来るだけで4カ月近くかかります。更に手元に置き、日本語に訳したり反対の英文にしたりするだけで1カ月ほどかかりますから一回の手紙の交換に5カ月はかかりました。アメリカとイタリアの人とは1~2回で終わりましたが、ポーランドの人とは3年程続いたと思います。いつかは行きたいと思っていましたが、ついに実行しませんでした。
あるとき驚いたことがありました。ロシア崩壊前後、ポーランドでも火の手が上がりました。まずは炭鉱の町からでした。その町の名はカトヴィツェでした。その町は中学生の頃、手紙の交換をしていた人の町の名です。多くの人が亡くなったり怪我をしたりしましたが、一体どうなっているか心配していました。今では住所も分かりません。元気でいてくれればいいと思っています。今でもポーランドは大好きな国です。何度か出かけましたが、カトヴィツェには行っていません。

今朝、クリスマスカードにサインをしました。100通程ありました。
 

2022年12月01日(木)更新

79歳のコンサート

インパックの経営コンサルタントを40年近くお願いしている先生のバースデーディナーコンサートが、ニューオータニの大きな会場で行われました。15年以上前歌手になると決め、現在では8曲がDAMカラオケに入っています。映像には本人も登場するほどの熱心さです。歌も仕事になってきました。声は低音でよく響く声です。

昨日はロータリー関係、コンサル事業のクライアント、ご家族などがお越しになっていました。また、友人の鶴田浩二のお嬢様、氷雨のヒットを持つ佳山明生さんなどの友情出演もあり、この方々の歌を何曲か聞きました。歌のうまさは当たり前ですが、たった三分ほどの歌の中に人生が織り込まれ、恋愛感情が埋め込まれ、実にわずかな時間の中で上手く表現されています。このような方々はきっと天才なのでしょう。また、歌手により観客の引き込み方もいろいろでした。鶴田さんはお父様の事を巧みに織り混ぜながら話を進め、佳山さんは冗談を飛ばしながら全てのテーブルを回り、そのサービス精神は普通ではありませんでした。つい引き込まれてしまいました。

会場の中にお一人、先生のお姉さまがおられました。飯塚律子先生です。この方はみのもんたさんの有名な番組に出演されており、番組中で律子先生がこの食べ物は身体に良いと言うと一気にスーパーの棚から商品が無くなる現象が起きていました。2年ほど前、芝翫さんの襲名披露の時、先生と偶然お会いしましたが、今回は団十郎さんの襲名披露にまだ出かけていないと残念がっていました。

いずれにしろ先生の人間関係の深さをいつも尊敬しています
 

2022年11月30日(水)更新

35年ぶりの機械の話

昨日は大昔の事を思い出すことになりました。

私がまた30代後半の時でした。オランダから輸入した花束加工機械がまだ1台も販売されていない頃の話です。ある会社の社長様とお会いすることが決まり、出かけていきました。売り込み先はこの会社からと決めていました。しかし開口一番「日本では売れない」と言われ大いにファイトが湧いてきたことを覚えています。確かに常識的には難しい分野だったかもしれません。
言われたように簡単には売れませんでした。1号機が売れるまで半年ほどかかりました。はじめの5年で30台ほどでした。5年が過ぎたころ急に機械が動き始めました。3年間で210台ほどの販売実績になりました。社員も大変な勢いで全国を飛び歩きました。新規の搬入、メンテなど今までにないくらいの勢いでした。今思っても大騒ぎでした。よく乗り切ってもらえたと、感謝ばかりです。
花束加工機械は35年たった今でもインパックの大事な主力機械です。販売総数は1,200台ほどになっています。

昨日、その会社の会長、社長はじめ7名のメンバーが埼玉県入間市のIFL(インパックの花束加工&ブーケ工場:国際フラワーロジスティクス)にお越し頂き、花束加工機械・自動スリ―ビングマシン・自動ブーケマシンなどをご覧頂きました。この35年で機械も大きく変わりました。自動化も投入、最終部分が出来ればフルオートになることもお話いたしました。会長も大変好意的に各機械をご覧頂きました。

私もつい調子に乗り、35年前のことを話しました。会長様の会社は実に素晴らしい会社に成長されていました。
 

2022年11月29日(火)更新

県人会 能登大会

5年ごとに開かれる石川県人会の連合会の大会が能登市で開催されました。全国の県人会の方々がおよそ300名ほど集まりました。更に驚くことにブラジルやハワイなど海外5ヶ国からも参加者がありました。迎える側も能登市長、市議の皆さんは勿論、知事の馳浩さん始め、百万さん(県のキャラクター)や石川県選出の国会議員の先生方がほぼお揃いになりました。皆さんこの日の為に帰省されていたのです。また、市側も式典会場、懇親会場に多くの職員の皆さんが配置され、完璧な状態で対応されていました。

私も参加するために2日間能登市に出かけていました。私は県人会の総会を少し油断していたようです。このように多くの方々のご協力があって、総会が行われるとは思ってもみませんでした。予想以上の規模と内容でした。

私が出かけた理由は、県人会の理事を務め10年になったのを機に表彰受けることになったのです。事務局から推薦していただき、会長、名誉会長のご承認を頂きました。この連合会の会長は石田様(元チェコ大使)です。更に名誉会長は前田利祐様です。このお二人ともに式典、懇親会双方にご出席になっていました。式典後お二人にご挨拶をいたしましたが、大いに喜んでいただきました。

私は推薦されるほど活動はしておりませんでしたが、今回を機会に県人会の活動を熱心に行うつもりです。
 

2022年11月25日(金)更新

花材と包装資材

花き業界に、包装資材は、あまりなじみませんでした。

生花店で使用する花を包む包装資材は一般には包装紙ですが、生花業界ではラッピングペーパーとなります。リボンは確かにリボンですが、包材的には紐類です。ですが、誰もそう言いません、リボンはリボンです。更に製品を入れる段ボールケースはボックスと言い、勿論誤りではありませんが、みんなボックスと称します。また、包装紙、ボックスなどこれらの包装資材は花き業界では包装資材とは言いません。それらは「花材」と称します。
申し上げたいことは、花業界には明確に文化が存在しています。花き業界だけに存在する言葉があります。私は決して異を唱えているのではありません。素晴らしいと思っているのです。花の持つ魅力が全て花を中心に回っているのです。すべて花語で通用しています。包装資材の分野でもラッピングペーパー、リボン、ボックス、など花語で通用しています。
一昨日知りましたが「花き付き盛花」は「アレンジメント(銀座スズキフロリスト鈴木会長の発案)」これも見事な花語です。

最後に紹介するのは「物日」です。江戸時代は花語ではありませんでした。一般にイベントは全て物日でした。しかし現在では花業界だけに通用する言葉になっています。花語と言ってもいいでしょう。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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