大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2023年06月06日(火)更新

デザイン “き”

3月の桜、4月の牡丹、5月の西洋とちの木など全て例年より10日は早かったと思います。確かにスマホのアルバムを見返すと昨年の桜、牡丹、とちの木など今年の写真より10日ほど早くなっていました。このままでは梅雨入りも早まりそうです。

昨日拙宅にわざわざ大きな本をお持ちいただいた方がいます。吉岡堅二の企画展のお世話をするボランティアの活動家の方です。若いころ同じ大学で学んだという方で有名なデザイナーの先生の作品集(デザイン “き”)です。その作品集は多摩美の教授を定年で退官された木下勝弘先生です。若いころは無印良品のデザインで有名な田中一光のお弟子さんの様でした。どこかそれを感じさせる作品もありました。
また虎屋さんのデザインは素晴らしいものがあります。羊羹のそのものとデザインが完全に一体感を持って迫ってきます。

それにしてもこのような方が多摩湖の近くにお住まいになっていることは素晴らしいことです。

 

2023年06月05日(月)更新

感謝

先週末一昨年より関係を持たせて頂いている保育園の懇親会が開催されました。その中で永年勤続表彰が行われました。

会場では30年選手一人と、20年選手が二人舞台に上がっていました。もちろんその他にも5年、10年勤続の方々もおられました。永年勤続で表彰されることは素晴らしいことです。
今まで何回か驚くほど勤め先を変える方の履歴書を見たことがあります。それぞれの事情はありましょうが、できれば長く勤めていただけると双方共に幸せになります。

中でも20年、30年といえば保育園の歴史そのものです。特にこの3年間は異常事態でした。先生方は勿論、一部の園児の皆さんもマスクをしていました。顔そのものが分からなくなり、お話しするときも口元が見えず、どのように話していいか園児の皆さんも大いに迷ったことでしょう。おまけに給食の時は基本黙食となります。明らかに異常事態です。イベントの時など先生方の清掃は大変でした。今まで一回で終了していた発表会は一歳児、二歳児、三歳児と1日に何回も発表会を行いました。そのたび、会場の清掃が始まります。大変なご努力でした。この三年間の思い出は恐らく20年、30年の永年勤続先生方も今までにないご苦労があったともいます。
今ようやく、以前の保育園に戻りつつあります。

20、30年選手といえばインパックにも誕生しました。これからは永年勤続の人が続きます。それぞれ人生をインパックに、保育園にかけていただいています。感謝ばかりです。

 

2023年06月02日(金)更新

母の日

昨日MPSジャパンの本田様から母の日のニュースが送られてきました。

花を花とみれば簡単に競合は現れないでしょうが、花は単に花そのものではなく、人に幸せになって頂いたり、生活に潤いを与えるなど、様々な優位特性を持っています。おそらくどちらの生花店も更にその狙いを各自それぞれお持ちになっていることでしょう。しかしそれらの優位特性は花に限られていることはではありませんでした。

私たちは母の日にカーネーションがあって幸せでした。一年の5%ほどを販売する店舗もありました。かなり多忙な一日であったに違いありません。繁華街にある生花店舗は母の日に最大のピークを持っていくことに精力を注いできたことになります。

しかし母の日の狙いは決して花業界だけでなく製菓業界、青果業界、衣料業界など、多くのギフトを生業とする他業界の人たちも心は同じでした。確かにお送りするお母様方に喜んで頂けることであれば、花だけではないはずです。このことはかなり昔から言われていました。それ故、お菓子屋、コスメなどとコラボの企画を実行している生花店も多く見られました。

今後はコラボも重要かもしれませんが、花が一番お母様に喜んで頂ける企画が重要になってきました。いよいよ知恵の段階になってきました。私たちパッケージを生業とするものは益々重要に時期に入ってきました。
 

2023年06月01日(木)更新

お世話になりました。

インパックのコアビジネスはワンタッチスリーブの開発・製造・販売と花束加工機械の輸入・販売・メンテナンスです。これらを全国各地とマレーシア、シンガポールなど東南アジアに輸出を行っています。
また、私たちの花ビジネスはホームユース市場に向けビジネス展開を行っています。一言でいえば、スーパーマーケットのフラワービジネスのサポートを行う会社として存在しています。
以上の事からインパックのドメインは「M&S+R:マシーン&スリーブ+リテールサポート」となっています。以上がインパックの戦略的生存領域ということになります。

これらが現在のインパックの全てであります。先月まで切り花加工の事業を手がけておりました。切り花加工はバラ加工、スパーラルブーケ加工を主体として進めて参りましたが、今回撤退を行うことになりました。自動化の設備を整えて参りましたが、スーパーマーケットの花売り場が、バラとブーケになることはありませんでした。100%私の責任です。私はバラとブーケがスーパーマーケットの商品になるために、今後は形を変えてその実現に向け努力してまいります。

改めてよろしくお願い申し上げます。
 

2023年05月30日(火)更新

2024年問題

2024年を前に、花き業界の物流改革は一気にやってきそうです。またそうでなくてはなりません。

特にトラック運転手が1日に500㎞以降の走行が認められなくなり、それ以上の場合は運転手二人体制ということが決まっています。
一方で生産者での積み込み、市場での荷下ろしの現場では手積み手下ろしが普通に行われています。本来はパレット、もしくは花き業界であれば台車が利用されることが望まれますが未だそこに到達していない現場が多く見られます。

今後容器のオリコン化、規格統一の方向などを機会にパレットであればフォークリフト、台車であればパワーリフトなどの設備が必須となってきます。台車やパレットなどで荷下ろしをする場合、15分ほどで終了する作業が手作業の場合2時間近くかかります。
運転手や現場での人手不足を考えるとパレット、台車化必須となります。

容器の規格統一の叫ばれる今こそパレット化、台車化に向かうべきかと考えています。
 

2023年05月29日(月)更新

ジョージア独立105周年

先週金曜日26日はジョージアの独立105年の記念すべき日となっていました。

この日、明治記念館には内外の重要な人たちがそろっていました。政治、経済に関係なく純粋な友人としてそこにいたのは私一人だったかもしれません。多くの方々は経済的にも歴史的にも、政治的にも強い関係を持つ人ばかりでした。

大使と初めてお会いしたのは、彼がまだキッコーマンの営業を行っている時でした。ニコライ堂でお会いしました。そういえばジョージアは正教会の国でした。国旗には5つも十字架の入る国家です。それから少し経ったとき、ジョージアに帰る話がありキッコーマンを辞め、帰国しました。半年後、ジョージアワインを売り込みたいというワイナリーの社長が来るのでワインを扱う会社を紹介して欲しいと言われ、お花の関係でお世話になっている得意先様をご紹介いたしました。それから更に半年後、電話を頂き「大使」になって日本にいることを伺いました。本当に驚きましたが、お付き合いが再開しました。

ジョージアに誇りを持ち、今回のウクライナ侵攻など決して許しません。更に言えば、今回ウクライナを守る国家の大使が勢ぞろいしていました。確かにロシアとの対立の構図を見るようでありましたが決してそうではなく、単に平和を守り抜きたいだけだ、と感じました。

この日、ロータリークラブのメンバーにもお会いしました。ここに来られた全ての大使、日本の代議士の多くをご紹介いただきました。一体何をしている人なのでしょう。三年前のアフリカ会議でもお会いした方でした。

 

2023年05月25日(木)更新

継続

改めて申し上げる話ではありませんが、企業において継続は生きるための重要な要素です。

企業はそのために様々なことを行います。今までの事をしっかり守ることはもちろん、挑戦の二文字は常について回ることになります。長い歴史を持つ企業は創業時とは全く違った業態になっている企業もあります。反対に100年の歴史を持つ企業の中には創業時と変わらぬ仕事を続けている企業もあります。
しかし、そのような企業のビジネスは同じことを行っていても、継続の努力は表から見えませんが、根底には大変なご苦労があるに違いありません。またビジネスが創業時と異なっている企業においても根底にある理念に代わることはありません。つまり長年にわたり企業を続けていくには理念が最も重要となります。

苦しい時、多くの問題を抱える時、立ち返ることのできる理念を持つこととは企業にとって最も重要になります。私たちの創業の精神に「インパックは開拓者精神をもって常に挑戦し続けます」というのがあります。
これを見る時、いつも「ああ、そうだった」と思い返すことになると同時に、もっと頑張らなくてはと連日反省しています。
 

2023年05月23日(火)更新

中国出身 「ガビチョウ:画眉鳥」

毎朝4時になると驚くほど綺麗に鳴く鳥がいます。
今ではすっかり日本の地に馴染んでいる「画眉鳥:ガビチョウ」です。以前に一度触れたことがありますが、このところ頓に鳴き声がきれいに澄み切って聞こえてきます。高い声で鳴くこの鳥には少々悲しい話がついて回ります。

中国への旅行が増えたころ、恐らく40年ほど前でしょう。鳥を販売する店舗できれいな鳴き声の鳥がいました。日本の旅行者の中にはその鳥をどんな方法か分かりませんが、買い求めた人がいたそうです。
多くの人がガビチョウを買い求め、家で飼って鳴き声を聞いていました。始めのうちはきれいに鳴く声に魅力を感じていましたが、年中鳴き続けるガビチョウの声についに放鳥が始まりました。ガビチョウ達は野に放たれたのです。東大和周辺ではどうやら青梅あたりからやってきたと言われています。

確かに家の中でいつも聴くのはつらいかもしれません。それより自然の中で多くの人達が聞く方が双方幸せです。このガビチョウ、鶯の鳴き声を鳴き真似るなど、少々器用な鳥の様です。


 

2023年05月22日(月)更新

「さん」付け

以前にも触れたことが何度かあります。社内での呼び方です。社長、他の役員、部課長職の皆さんに対する呼び方です。もちろん同僚間でも同じことが言えます。

社内で社長はじめ従業員の皆さんは全て「さん」付けで呼んで欲しいと考えています。このことは何度も呼びかけていますが。中々そうなりません。しかし「さん」付けは重要なことです。少なくとも役職を持っていることは事実ですから社長、部長とかで呼ぶことは一般社会の中では普通に行われています。ことさらここに力を入れることは必要ないかもしれませんが、私の考えは以下の通りです。
少なくともインパックで働く皆さんはお互いに仕事を尊重し、お互いに人間性を尊重しあうのはごく普通の事です。私はお互いに尊重しあうことの入り口が「さん」付けと理解しています。男性も女性も、先輩も、後輩も、役職のあるなし、全てお互いに相手を尊重しすることの重要性が、「さん」に現れるのです。

社長にも役員にも遠慮することはありません、今日から「さん」付けを実行してください
皆さんには来月の月初朝礼で改めて皆さんにお願いします。
 

2023年05月19日(金)更新

国境なき医師団

昨日のロータリーの卓話は国境なき医師団の若き先生でした。

様々な国際的に活動する団体がありますが国境なき医師団はその中でも群を抜いた活動を行っています。戦いの真っただ中にその国に医師を派遣し、ご自身の命を顧みず救命活動を行っています。小平の昭和病院の勤務経験のある方でした。
昨日の先生は昨年、今年、イエメンと南スーダンに入り治療活動を行っていました。戦いの中で大けがをし、手術を必要とするような治療もあり、十分でない設備の中で行う治療は限界を超えているようです。また、南スーダンでは国中にマンゴーの木があるようですが、その実をとるために多くの子供たちが木から落ち骨折をはじめ様々な怪我をするお話を伺いました。500㎞圏内にある程度の設備のある病院は一カ所のみで、その病院に2日も3日もかけ車で運ばれてくるとおききしました。
日本とは比較になりません。恵まれていることに感謝せずにはおられません。

世界中で活動する国境なき医師団は以前から興味がありました。25年ほど前から毎月僅か寄付をしていますが、とても追いつく話ではありません。少なくとも戦争、戦闘で傷つくことだけはやめて欲しいです。
 
«前へ 次へ»

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

詳細へ

個人プロフィール

詳細へ

バックナンバー

<<  2025年4月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント一覧

  • :Shino[01/18]
  • 高倉町珈琲
    • 高倉町珈琲、見かけることはあっても入ったことはなかったので、この記事を読ん...

  • :Shino[11/15]
  • 靴磨きは一つの楽しみ
    • いつも素敵な靴を履いていらっしゃるので、私もきちんとしなければと思います。...

  • :ShinoMorishige[11/05]
  • 横浜優勝
    • 長野県には県歌「信濃の国」があります! 長野県出身の母は今でもそらで歌えます。

  • :守重 信乃[06/07]
  • 四海波
    • 別に嫌がってはいませんよ笑 楽しみにしています!

  • :高嶋博[04/15]
  • 高遠の桜、新宿の菊
    • 守重会長様 三元ラセン管工業の高嶋です。...

最新トラックバック

  • 肉白日 from PoweredTEXT
    約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る