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2024年10月18日(金)更新

明らかにトレンド商品になってきました

インパックのチャコプランツは主に大手ホームセンターで販売されています。現在のところ園芸店での販売はごくわずかです。
チャコプランツの基本は背丈、100mmから200mmに納まっていますが、多くは150mmくらいでしょう。容器は100mm(h)ほどですから、バランスを考えてもちょうどいいサイズということになります。チャコプランツは昔からミニ観葉の中からポトスやチャメドレア、コーヒーなどを標準品として作ってきました。インパックのチャコボールは用土にチャコボールを使用しています。容器はコップのようで底には穴がありません。チャコボールでの栽培にはその必要がありません。一見水耕栽培のようですがそうではありません。特徴に一つにまるで土耕栽培の様な根を出します。沢山発根しますが無駄な根は一本もありません。更に根腐れを起こす様なこともありません。
発売して何年にもなりますが、店頭で枯れた話は今まで一つもありません。これは店頭の販売員の皆さんも安心して管理が出来る事を意味します。チャコプランツの苗は国内調達もありますが、海外の苗を調達し育成しています。これまで販売してきたチャコプランツは標準品とお考えいただける商品です。過去においても現在も、また恐らく10年後もポトス、コーヒーなどの観葉植物は販売されているに違いありません。

昨年、新たなシリーズを発売いたしました。「苔シリーズ」です。長く楽しんで頂けるものです。更に今後新製品を投入してまいります。恐らく今後商品化する商品は園芸様の常識を超えるものになります。場合によってはZ世代にヒットするかもしれません。また、チャコプランツの競合先は「〇〇園芸」様ではなくお菓子やギフト商品などと競合ことになるかもしれません。
今後環境を意識した常識を超えたチャコプランツを開発していくつもりです。今までは園芸展などに出展してきましたが、今後は全く畑の違う展示会が発表の場となる、と考えています。
インドアの新たな植物の時代をチャコプランツで築いていくつもりです。

 

2024年10月17日(木)更新

お祭りの意味するところ

各町内には昔から続いているお祭りがあります。
それも各町々、村々には独自の文化をもち、それに合わせたお祭りが残っています。
四国のよさこいや阿波踊り、更には青森ねぶた、秋田竿灯、山形花笠、盛岡さんさ祭り、仙台七夕、福島わらじ祭りは東北の6大祭りです。

これら有名なお祭りは地元の有志の皆さんをはじめ、一般市民の皆さんが町内単位などで昔から参加する仕組みを持っています。今でも思い出すのは東北のお祭りが、東北大震災の後のほんの僅かで復活し地元の皆さんは「底力」を見せたのと同時に多くの市民、県民の皆さんに元気を与えました。今年輪島、珠洲、奥能登に衝撃を与えた大きな地震の時能登の各地で復活のキリコ祭りが復活し住民に元気を与えました。
能登の皆さんは祭りを行うことで住民の皆さんに元気を与えたいと頑張っていました。能登は東北の祭りのように大規模ではなく町単位で実施できたことは今年の地震を今年のキリで乗り切ったからだともいます。しかしその後の水害は予期せぬ事実でした。

全国的に有名な祭りでなく、昔から地域の神社を中心に行われてきたお祭りは数多く見られます。本当に熱心な氏子の皆さんが昔から引き継いでいます。引き継ぐにはそれなりの人が揃わないと引き継げません。高齢者の村では辞めた祭りが多くあります。
お祭りは地元の人にとっても、地元を離れた人にとてもそこに住む子供たちにとっても最も掛け替えのないイベントです。今に引き継がれているお祭りには必ずその土地に残るお囃子があります。昔は何か古臭いとも言っていた時もありましたが、今では体に染みついている大事な文化でもあります。
 

2024年10月16日(水)更新

ノーベル平和賞

立場や、ご専門によって異なることもあるでしょうが、ノーベル賞の中で私たちにとって最も身近なものはノーベル平和賞ではないでしょうか。
医学をはじめ科学技術に関係するもの、経済に関係するものは大変優れた研究の結果ですが、あまりに専門性が高く中々理解しがたいものがあります。その中で平和賞は今まで受賞された方々を見てもまた受賞内容についても理解に苦しむことはほとんどありませんでした。

その中で今回の平和賞はヒダンキョウ(被団協)であるしヒバクシャ(被爆者)の皆さんでした。数十年に亘る彼らの活躍は素晴らしいものがありました。国内外でご高齢にもかかわらず活躍が続きました。恐らくヒバクシャとしてもお立場からすれば「後がない」と思われているのでしょう。
先日の平和賞の第一報の中でも高校生が映っておられました。ヒバクシャの皆さんの後に続く人たちの中で高校生が多くおられることは素晴らしい事です。数週間前テレビでも高校生が被ばく体験の話をしていたことを思い出しました。

今回もイスラエルの大使が被団協の代表の発言に「原爆投下の広島の事実とガサの現実を同一視するのは問題」といわれましたが、ガサの現実や今回の平和賞を政治のフィルターに通した瞬間すべてが台無しになります。
今回の平和賞を心から純粋に捉えての発言が続くことを祈っています。ヒダンキョウの皆さんは政治を裏打ちに話している人は一人もいませんし、ノルウェーの選考委員の皆さんも政治抜きで決めたと思います。
 

2024年10月15日(火)更新

メダリストの影響

パリオリンピックの後、ニュースなどで目にするのはメダリストたちが日本各地で学校などを訪ね、それぞれの競技の模範演技を通して小学生たちに様ざま教えている姿を見る事があります。選手の競技もそれぞれありますが、目の前にメダリストが現れ、生徒たちに話し実際の演技を行うことは見ている生徒たちの心の高ぶりは普通ではないでしょう。単に教える事ばかりでなく、生徒たちの中にはこの事実を将来も持ち続けオリンピックに出てみたいと思うのではないでしょうか。昔からこのような企画を言う人はいましたが、中々実行されることはありませんでした。

古い話ですが、それを実践した方がいました。50年前に東京オリンピックの後、鉄棒で優勝した小野選手が「体操は子供のころからやるのが一番」と言われ日本で初めて子供たちのための体操教室を池上に開かれました。その数年前私の通っていた小学校に小野選手が来られ体操教室の必要性を話されたことがあり、私も母から500円をもらい小野さんに寄付したことがありました。15歳の時でした。その後丁重な令状を頂き感激したことを覚えています。
更に私も17歳の時池上の体操クラブに入らせて頂き。僅かの間ですが小野さんに鉄棒を教えていただきました。

この様にメダリストの存在は大きなものがあると思います。これから益々国内においてオリンピックなどで活躍した選手から影響を受ける人たちが多く出ることが期待されます。
これらはスポーツビジネスとしてどこかで結び付く気がします。

 

2024年10月11日(金)更新

賃上げ

今度の総理大臣も国民の賃金を何があっても更に上げ、物価の値上げ以上の賃上げを実施しなくては行けない、と言い残しラオスに出発しました。サントリーの新浪社長は9月には来期の賃上げはベースアップを含め7%を明言しています。これにより大手の賃上げの足並みをそろえる起爆剤にしようとしているのでしょう。

この話になると中小零細は大手の様にはいかない話が良く出てきます。現実にはそうなります。この問題を各企業に当てはめればそうなるでしょう。賃金の額や賃上げの幅などは各企業に任された問題ですが。これを各企業に任された瞬間、物価の上昇に追いつかない賃上げ幅になるというのがこのところの大きな課題となっています。
この様な時、いつも思い出されるのはヨーロッパにおけるユーロの導入です。以前にも一度触れました。スタート時ユーロは120円でスタートしました。その直前オランダ通貨のダッチギルダーやマルクは65円でした。つまりユーロの価値はマルクやギルダーの倍でありました。
しかし、あっという間に物価は昔の1ギルダーは1ユーロのなりました。今まで7,000円で泊まれたホテルは13,000円になりました。つまり大げさに言えば一晩で物価が倍になったのです。恐らく賃金も上ったことでしょう。ユーロ導入以降、オランダは何でも高い国になりました。物価も上りましたが賃金も上りました。これらは一企業の努力等ではありません。国家の政策の結果です。この様に物価や、賃金の問題は企業の問題ではなく国家政策なのです。
長年にわたり抑えられてきた賃金、物価は国家の政策により見事に上げなければならないと考えています。

この様な問題にこそ、与野党は真に戦って欲しいと思いますが、自分の会社の事となると国家の政策を待つ訳にいきません。
 

2024年10月10日(木)更新

遺伝子

先月、会社近くの薬局へ立ち寄りました。インパックの隣みたいなところでしたので、迷惑を顧みず事務所のドアを開き中に入りました。社員の皆さんは変わらずに仕事に精を出していました。

今年に入り営業から貿易へ異動した大沼さんから昆明の展示会の話が出てきました。あとわずかで中国、昆明に出発するとこでした。今回は貿易部が担当するとのことで陳さんと二人で出かける計画です。
昆明には私も何度か出かけるチャンスはありましたが、いまだに出かけていません。今回は昆明の展示会です。正式名称は「第22回中国昆明国際花き展」です。中国の展示会参加は数年ぶりです。コロナの関係で中止となっていました。
参加した二人の話ではこの数年で輸出から国内販売にシフトしているようです。私が参加していたころは国内需要より輸出が中心でした。花きも同じく輸出もありますが、国内向けが増えているようです。中国の花きの状況は出かけて初めて分かることが多くありました。今回を機会に更に情報を集め国内外のビジネスに展開していく計画を練っています。
若い人たちが確実に独り立ちして計画から実行、更に将来の展開を考える段階に入ってきました。海外事業も機械などから再開しています。

40年前からオランダを足掛かりに僅かずつですが、海外展開を続けて参りましたが、今ここに第二世代の皆さんがそれらを引き継ぎ、更に発展させる勢いです。専務を中心に海外事業をスタートさせましたが、今、確実にその遺伝子が動き始めてきました。
 

2024年10月09日(水)更新

お詫び

7月23日にブログをホームページに掲載して以降、本日迄ブログを失礼してしまいました。その間、皆さまにご連絡申し上げることもなく今日となり心よりお詫び申し上げます。

7月24日の早朝、体調を崩し暫く休んでおりました。この様な個人的なことをブログに申しますのは大変失礼ではありますが、いきなり送信が止まったことから少々説明が必要かと思い、余計な事を申し上げました。

お陰様で今週から出社しています。

まずはお詫びを申し上げ、勝手ながら明日からブログの再開をさせて頂きたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。
 

2024年07月23日(火)更新

プールと給食

連日警戒アラートが出ています。
私は昨日園長と話しましたが、このような時はどうしても外に出ての散歩はリスクがあり中止をせざるを得ません。園内の建物の中でいろいろ工夫して保育を行っています。
この時期最も園児の皆さんが楽しみにしているのはプールです。しかしあまりに暑い日は園児の皆さんはそのプールにも入れません。
プールのある日には多くの先生がついてくれます。園児の皆さんが事故に合わない様にしっかり見てくれています。そうであっても事故はいつ起きるかわかりません。先生方もより真剣になります。遠くから聞こえる園児の皆さんの声に楽しんでいる様子が表れています。

こちらは学童のお話です。
私が関係する社会福祉法人は3つの保育園、二か所の小規模保育園、更に二か所の学童があります。その学童で昨日から夏休みの間、給食が出ることになり昨日から実施されました。保育園では連日給食が出ていますが、学童では今回が初めてです。昨年、会議の席で学童に給食があればいいね、と夢のような話をしておりましたが、一年たちそれが実行されることになりました。
今まで給食は同じ敷地内の小規模保育園でやっていましたが、それでは人数も足りず、他の保育園から二名手助けが入りました。初めての事というのは様々苦労がいるようです。
昨日はその苦労が報われた日となりました。
学童の皆さんからも大いに喜んで頂きました。
 

2024年07月22日(月)更新

チャコボールは土と同じ

チャコプランツは少しずつではありますが広がっています。現在は大手ホームセターの一社の全店に並べさせています。最近の傾向として2,000円近い商品がよく動くことが分かってきました。昔の様に1,000円手前の商品は今でもありますが、最終価格を2,000円まで引き上げることで店頭に並べる樹種の広がりや、容器の変化などもあり多くの消費者の方に楽しんでご購入いただき事が出来るようになりました。
また、最近別のチェーン店にチャコプランツを納め始めましたが、明らかに価格の高いものから良く動きます。同類の競合品もありますが、中には倍以上の値段のつくものもあります。明らかにチャコプランツが良く動きます。

インパックのチャコボール・チャコプランツの担当部署の皆さんは店頭に出かけよく調べてきます。競合先の商品を良く調べると、見た目がチャコボールとそっくりの物があります。ガラスの中に入れてありますので区別がつかないほどです。しかしチャコプランツとの差は歴然です。単に用土を焼いたものとチャコボールとでは水耕栽培と土耕栽培の差があります。植物は土耕栽培の方がいいに決まっています。チャコボールは土と同じなのです。
これは昔、イチゴの栽培を大規模で行っていた大手生産者のご意見でした。水耕からチャコボールに切り替えていただきましたが、イチゴの根の張り方が土耕栽培しているのを同じ根が出てくるとお話されていました。そのいちごはその後、作業性の点で水耕を選ばれました。
チャコボールの良さはその時から証明されていました。今後の動きが楽しみです。
 

2024年07月19日(金)更新

式楽

江戸時代の話です。幕府は公認の芸能を定めました。その中にお能がありました。更に幸若舞曲もありどちらも幕府の正式な行事の中で演じられました。幸若舞は普段見かけることがなく、中には今では伝えられなくなったといったことも言われますが、実際には福岡県のみやま市に伝わる重要無形文化財です。
お能の方はお正月などに正式な行事として各流派から大夫クラス(ご宗家)が一番ずつ演じられますが、初めにまず演じられるのは「翁」が演じられますので6番が1日の内に演じられることになります。これらを式能として江戸時代を通して行われていました。今から50年ほど前からこの式能が復活され、1年に一度国立能楽堂で丸々1日をかけ行われています。お能な間には狂言も演じられますので、朝10時から夜7時過ぎまでかかる大仕事です。見る方も前半後半に分けチケットも販売していますが、やはりこのような舞台は通券で長時間見るのも楽しみの一つです。三年前から私も気合を入れて観能に出かけています。楽しみの一つは式能ですと必ず翁が舞われます。それにご宗家が大体演じられます。翁はあまり見る機会がありませんので式能は楽しみです。また、この式能が江戸時代を通して行われてきたことを考えるだけでも楽しく観ることが出来ます。
一方の幸若舞で勘違いされるのは信長が「敦盛」を最後に舞ったことが伝えられていますが信長の舞った敦盛は幸若舞の方です。お能を習う方の中にはこの敦盛を舞いたいと習う方がいるそうですが、何時まで経っても習えず、ついに何時になったら敦盛を教えてくれますか、と聞いたところ、あの敦盛はお能にはないと言われ、驚いたという話があります。
勘違いするのはテレビの中で信長役の高橋幸次に恐らく能役者が振り付けを担当されたからではないかと想像します。

一度福岡へ出かけ幸若舞を見たいものです。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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