大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2023年04月17日(月)更新

山田流定期公演

昨日は国立劇場に出かけてきました。単に知り合いのお嬢様が琴を引くのを見に行く程度に考えていましたが、山田流の創立100周年の記念公演で、プロの方の演奏は後半に集中し、僅かにアマチュアの方の演奏がありました。朝10時から夜8時過ぎまでの公演会でした。
知り合いの方は100周年記念の楽曲でお琴を引いていました。ほかに三絃、胡弓、尺八で13名の編成で記念曲が演奏されていました。曲目は勧酒(酒を勧める)とありましたが大人の世界、さらには社交の場としてその場を盛り上げる主役としてのお酒を感じました。更に脱コロナにふさわしい曲目となっていました。
彼女は単なる芸事ではなく、プロ演奏家として活躍中でした。

また、最後の方で特別出演が二つありました。一つは尺八の演奏、これは101名の大合奏でした。指揮者もいない中同時に始まり、終わるときも一分の狂いもなく演奏が終了しました。演奏の素晴らしさと共に全員の演奏が同時に終了したときは少々感激致しました。どうやら琴の演奏には尺八は欠くことの出来ないパートナーの様です。更に同じお琴の流派に生田流がありますが、生田流からのお祝いは人間国宝の米川文子先生がお越しになり、演奏されていました。この演奏には三絃、尺八共に三名の人間国宝が並び、とても贅沢な合奏となりました。特に米川文子先生は92歳の演奏でした。

今回初めてお琴の演奏会に出かけましたが、1日の演奏会があっという間に終わった感じです。これからもチャンスを見つけて出かけるつもりです。
 

2023年04月14日(金)更新

琴の演奏会

国立劇場は創設以来40年が経ち、建て替えが始まるとの話を聞きました。日本建築の素晴らしを存分に知らせるに足る、大きく伝統を受け継いだ建物に仕上がっていました。しかし55年がたち老朽化が目立ってきたようです。

従来、国立劇場は歌舞伎をはじめ、様々な日本の伝統芸能を上演してきました。中でも僧侶たちによる声明などは珍しくもあり、上演され人気を博しました。国立劇場は日本の伝統文化の紹介に努めてきました。歌舞伎は松竹による歌舞伎座があり。文楽は大阪に劇場があります。更に能楽は千駄ヶ谷に国立能楽堂があり、半蔵門の国立劇場の裏手には国立演芸場があり、落語や漫才、講談、浪曲などが行われています。更に沖縄には沖縄舞踊専門の国立劇場があります。沖縄の宮廷舞踊は感激するほど優れた芸能です。
以上のように、日本の伝統芸能を見ようとすると様々な劇場があります。特に東京は恵まれています。

明後日の日曜に国立劇場に出かけます。三番目の娘の友人が出演すると聞き、いてもたってもいられませんでした。小さな頃から山田流の琴を習い、芸大を卒業後され、ご結婚の後も演奏活動を続けている立派な方です。今回その方のお母様から話をお聞きし、出かけることにしました。今から楽しみにしています。
 

2023年04月13日(木)更新

母とボタン

母とボタン
                                                         
ボタンの花が咲き始めました。一昨日からです。
私はボタンが咲くと一輪母へ手向けます。両親を兄夫婦が守ってくれている関係で朝早く兄の家に行き、仏壇に供えてもらっています。母が生きていた頃、ボタンの花をことのほか愛していました。わずか一輪ですがきっと喜んでくれていると思います。

このボタン、今年は思いの外早く咲きました。10日の事です。少なくとも4年前まで私は何年も続け中国広東フェアに出かけていました。いつも4月18日か19日に出発し25日頃帰ってきました。出発前のボタンはつぼみですが、帰ってくると何時も咲き終わっていました。以前はボタンの花の咲くのを見たことがありませんでした。
コロナのおかげ(?)でこの数年は庭のボタンを見ることができました。赤系二種とピンク系を合わせ20輪ほど咲いてくれます。
きれいな色と大きな花は見事です。これからも大事にしていきたいと考えています。
 

2023年04月12日(水)更新

華厳宗

長い間、分からなかったことが、昨日のラジオを聞き合点がいきました。
聖武天皇とお后の光明皇后のお二人は、東大寺の造営に力を入れ完成させました。また、お二人は国分寺を作り、全国に仏教をさらに広げていきました、
更に施薬院、悲田院を作り、病人や親のない子供たちの生きる場を作り、多くの人たちから尊敬されていました。これらは中学の歴史にかかれていたことかと思います。多くの病人や孤児たちを一体、誰が見ていたのかといえば悲田院や施薬院に他ならなかったのです。また、光明皇后は病人やけが人に対して身をもって彼らに接し、治療行為を行ってきたといわれています。ここの話は母から何度も聞かされてきました。
とにかく、えらい方であったようです。
実は分からなかったことは、そこのところです。聖武天皇、光明皇后はなぜそこまで実践されてきたのか、役のある方に任せることは幾らでもできたことを、自らが率先して来た。もしくは実践できたのは何故かでありました。

昨日のラジオはそれを教えてくれました、もちろん直接ではありませんので半分は私の創造です。東大寺の宗派は華厳宗です。華厳宗はこの世の全ての人、動物、また命のない道具などを含めそれらはすべて尊いものであり、命がなくなった後、全てそれらは花となって世の中を明るくしてくれる、というのが華厳宗の根本にあると話されていました。
この教義を持つ華厳宗、それを広める立場にいた聖武天皇、光明皇后お二人はその教義を背景に活動されていたのだと気が付きました。      

更に花の持つパワーは本物だと改めて気づかせてもらいました。
 

2023年04月11日(火)更新

驚き!インパックランクラブ

昨晩駅伝参加者の一人から写真付きのメールをもらいました。

一度触れた駅伝の事です。スポーツ報知の号外に多摩湖駅伝が全面的に掲載されていました。スタート地点の写真と参加者全員の記録が出ていました。参加した人たちは全員喜ぶに違いありません。当日司会を担当していた“日本一走るアナウンサー“の長谷川朋加さんのスタート地点での笑顔の写真が載っていました。第一走者の仲二見さんも顔写真が出ていました。

インパックランクラブのメンバーは杵村さん、仲二見さん、尾藤さん、社長の4名でした。すでに次回に期していますが、タイムも次回は40分を切ることを目標にしているようです。
更に先日の朝礼では大阪のメンバーが次回の多摩湖駅伝に参加することを発表していました。参加した尾藤さんの影響でしょう。素晴らしいことです。そうであれば会社としても揃いのシャツなどは用意することにします。来年は二組、三組の参加が見込まれます。

この多摩湖駅では日本で初めて女子マラソンの行われた場所です。伝統もあり、環境にも優れた地域ですから、これからもっと人気が出てくるでしょう。特筆すべきは小学生たちで、最も早いチームは10kmを33分で走っていました。山あり、谷ありのコースですから相当早いと思います。
これらのことから号外は参加者の皆さんの励みになるでしょう。

インパックの社員が1人、写っています。

2023年04月10日(月)更新

表紙

月曜日の快晴は実に気持ちのいいものです。会社へ向かう途中の景色もよりきれいに見えていました。
お能の観世流の4月号の月刊誌の表紙のデザインは、テッセンが使用されていました。紫色や薄い黄色蔓状の茎などよく描かれています。きっと古い絵なのでしょうがデザインは古さを感じません。デザインにとって花はとてもいいテーマです。

一方先週金曜日、金春流の月刊誌「金春」の裏表紙にインパックの小さな広告を入れました。裏表紙に空きが出た関係で金春流の月刊誌の編集長の本田先生(金春流シテ方)から連絡をいただき、4月から広告を出せていただきました。広告が入ったことで中を読む気持ちも今までとは少々違ってきました。これを機に一所懸命読み始めました。知らないことばかりでこの様な月刊誌を読むのもいいものだと感じています。
 

2023年04月06日(木)更新

お客様は神様ではありません!

一昨日、能代の地方紙に「お客様は神様ではない」とのキャッチがあり、中を見てみるとタクシーやバスを運行する会社の社長の言でありました。

ある日、会社に電話が掛かりました。乗客からの苦情の様でした。電話口に出た社員が平身低頭にずーっと誤っている様子を見ていましたが、そのうち「あの運転手をやめさせろ!」ということになりました。その後も苦情が続きましたが、いったん電話では収めたようです。
上記の話のその後の事です。社長は自ら新聞広告を出しお客様は神様ではない、と言い切りました。私も過去において何度か経験したことがあります。一度は納品が10分遅れたことで仕事ができなくなりました。花の卸の人でした。私は冬の市場の寒い中、3時間立ちっぱなし、言われっぱなしでした。最後は弁護士の先生の仕事になりましたが、結果出さなくてもいい70万ほどの機械を先方に渡しました。

この手の話はどちらの企業でも経験があるはずです。クレーマーといえばそれまでですが、何とかならないものかと感じています。社内であればパワハラで処理できますが、一般のお客様との関係では一体どうなるのでしょう。

能代の社長の勇気ある行動に敬意を表します。
 

2023年04月05日(水)更新

凌ぎ合い

昨日はある会社の社長さんをお尋ねしました。
ご多忙の中、暫くお時間をいただきました。直接には商品部の方々との話になりました。今回は紙スリーブのご紹介となります。全ては担当する社員の話で終始しましたが、貴重な話を色々お聞きできました。商品部の皆さんがお話しする根底には運営する店舗のイメージがあり、そこを崩すようなことは一切やらない、さらにスリーブはスーパーの花といったところから使用しないお考えをお持ちになっていました。おそらく安っぽく見えるといったことなのでしょう。申し上げたいのは社長さんから社員のお一人お一人まで会社の看板をしょって仕事をしているのです。素晴らしいと感じました。
インパックも単に紙スリーブを売り込むことは考えていません。紙スリーブをいかにすれば、お客様の商品になるのかが重要である点を盛んに申し上げました。つまり、お客様の概念と、商品開発が主たるビジネスであるインパックの凌ぎ合いであることを感じました。
紙スリーブを素材とし、いかにお客様の商品を作り上げるか、なのです。インパックのドメインのM&S(機械とスリーブ)+R(リテールサポート)に正に合致しています。

いい話し合いができたと感じています。
 

2023年04月04日(火)更新

入園式

私が理事長を務める社会福祉法人は、東大和市内に5カ所の保育園を持っています。4月1日と4月3日の両日入園式が行われました。1日の入園式は三ケ所の保育園で行われました。3日は小規模2保育園でそれぞれ0歳児、1歳児の入園、もう一カ所は1歳児、2歳児の入園おめでとうの会となっています。

また、小規模保育園でなくとも0歳児から入園されますので、どこの保育園も保護者の皆さんはお子さんを抱きながら参加していました。
印象的であったのは保護者の方々のより真剣なまなざしです。子供を保育園に預けるのは預けられる安心感もあるでしょうがご心配な面もたくさんあるでしょう。私たちは園長はじめ、多くの先生方と共に改めてその責任も重さを感じます。保護者の皆さんと共により安全に一方で元気で明るく笑顔の絶えない保育を行っていく心構えがあります。

今日入園されたゼロ歳児は6年間一緒に遊び、保育を行っていきます。元気で小学校に上がれるように一緒に生活して参ります。
 

2023年04月03日(月)更新

ことによると

昨日テレビを見ていましたが、林外務大臣が中国を訪問し、王毅外務大臣を訪ね日中外務大臣同氏の会議を開いていました。

ここでは会議の内容ではなく。お花のことです。左右二列に分かれ向かい合って会談を行われましたが机の間にある花が面白い形をしていました。胡蝶蘭と思われますが、大きな鉢に丸く作られていました。まるで半球の地球儀の様です。わずかの時間でよくみえませんでしたが、恐らく胡蝶蘭の花の部分を鉢の向こう側からこちらに向かって、虹の様に曲げられています。それも隙間なく半球になるまで繰り返していたと思われます。日本では鉢に3本、五本と建てられそれを大きく手前に曲げて滝のように作られていますが、中国のそれは更に数も多く、また大きく曲げているようです。

とてもきれいに出来上がっていました。それも幾鉢もあり、机の長さ分だけ等間隔に置かれていました。三円半ぶりの外相会議のようでしたが、胡蝶蘭は会議が穏やかに進む演出の様でした。
以前フランスでの国際会議では、大きな円卓に小さなカランコエがおかれていました。景気の良くないときで、アレンジではなくそれも小さな鉢もがおかれていた時はさみしい思いでした。ことによると、国際会議での花の演出は主催者の気持ちが花に現れている気がします。

会談の様子
 
 
«前へ 次へ»

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

詳細へ

個人プロフィール

詳細へ

バックナンバー

<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

コメント一覧

最新トラックバック

  • 肉白日 from PoweredTEXT
    約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る