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2023年05月11日(木)更新

能登事業所「計画発表会と安全講習会」

来週は能登事業所の今年度の計画発表会があります。

そこには社長、私と全事業所の責任者を務めた副社長と三名が毎年参加しています。ここで重要なのは能登の事業所長を務める常務が入社以来15年たちますが、地元出身者として初めて仕事を任せることになったことです。

ここは重要なことだと思います。これでインパックの工場も名実ともに石川県に根付いたことになります。所長も従業員の皆さんもすべて地元出身者です。まさにスリーブもバイオプラスティック、紙、印刷インキも植物由来が増えてくると時期となりました。各セクションの責任者の発表を聞くことも楽しみとなっています。新たな時代を迎えるにふさわしい体制となりました。今後設備なども増やし、新たな仕事も増える時となりました。
毎回恒例になっていますが、計画発表のあと、安全講習が待っています。工場内、自動車での出退勤など安全には十分気を付けなくてはいけません。

毎回1時間の講習会ですが受講者全員の安全意識の向上につながることを目的としています。
 
 

2023年05月09日(火)更新

更なる高品質を求めて!

いい商品を世に出すには材料の選定、生産管理、工程管理、品質管理などいくつもの必要不可欠の工程があり、それらをまとめて製品品質ということになります。
更に輸送品質も重要です。切り花の場合、生産者の責任として生産品質に加え配送業者の輸送品質が加わり始めてトータルでの品質ということになります。
いくら良い製品(切り花)を作っても輸送品質が低ければ全体としては低品質になってしまいます。切り花で言えば低温輸送か、常温輸送かなどは分かりやすい事例となります。輸送品質の中には荷済み、荷下ろしといった間接的なことも入ります。まさに2024年問題はこの付近も入ってきます。
今日は製品(切り花)の輸送品質について都内のある検査機関を訪ねました。本来の目的は別にありました(切り花の環境テスト)が、私はその延長にある製品の輸送テストにも興味を持っています。世の中の全ての製品と言って良いほどこれらのテストは行われています。例えば輸送テストは振幅1~1.5mmで1時間動かすと100kmを走行したことになります。
更に落下テストは1.2mから垂直に落下させたり、角から落としたりして箱の中の保護性を見ます。花の場合は常温輸送と低温輸送があります。以上のように生産者の皆さんがいい製品(切り花)を作り出荷しても、その後の管理が低品質では全体として本来はダメになります。これからの花き業界は輸送品質の向上が急務となりますが、そのためには様々な輸送に関係するテストを行う必要があります。

個々の生産地は自らの製品(切り花)に更なる自信を持つためにも、様々な輸送テストを行う、まずは状況の把握を行うことが必要になります。

花の輸送テストに関わることは、いつでもご相談ください。
info@impack.co.jp
 

2023年05月08日(月)更新

LINEの重要性

昨日大変な失敗をしてしまいました。二か月ほど前一通のラインをいただいていました。結婚披露宴のお知らせでした。更に返信もラインで行うことになっていました。今読み返すとしっかりとした招待状でした。

私は後から葉書が来ると勝手に決め、それが来てからスケジュール表に書き入れようと思っていましたが、葉書は届かずいつの間にか忘れてしまいました。会場にいる友人から披露宴が始まると知らせを受け慌てて出かけていきました。二時間後到着した時は完全に披露宴は終盤に入っていました。様々言い訳は考えましたが、率直に忘れたことを話しお詫びを致しました。100名ほどの皆さんが参加されていましたが、忘れたのは私一人の様でした。

この時代ラインの重要性はますます拡大していますが、結婚披露宴の招待もあることをこれからは覚えておくことにしました。奥様は宝塚のご出身らしく多くの友人たちの歌と踊りで大変盛り上がりました。楽しい披露宴でした。間に合ってよかったです。
 

2023年05月01日(月)更新

ペーパースリーブ

今から10年ほど前オランダの展示会ではペーパースリーブがたくさん並んでいました。これからは紙の時代が来る!と確信しました。しかしその後わずかの間にOPPスリーブに戻りました。作り手も使い手も圧倒的にOPPスリーブが使いやすかったのです。同じようなことが数年前にもありました。その時も僅かの後、OPPスリーブに戻りました。

それから暫く経ちましたが、国内でペーパースリーブの販売が佳境に入りました。毎月僅かですが定期的に出荷が始まりました。更に大手生花店でもその採用が決まりました。スリーブの場合表と裏の材質を変えることが可能です。もちろん同じ材質もできます。今回の生産分は裏:クラフト紙・表バイオマスプラステック(10%使用)更にインクはバイオマスインキを20%使用し、ともに植物由来の原料を上記の通り使用しています。機械導入後1年を経てようやく軌道に乗せることができました。

デザイン的に特徴を持つのは、紙面の表に印刷をかけると透明のフィルム側から印刷面が見え今までにない面白い効果を出しています。これから先、花の包装は様々な材質の紙を使用出来、新たな商品を作り出すことが可能となります。ホームユースフラワーの広がりを感じています。

 

2023年04月28日(金)更新

オランダ キングスデー

先日はオランダのキングスデーでした。4月27日です。

現在のNLウィレム・アレクサンダー国王の即位までは、第5代国王のユリアナ女王の誕生日、4月30日が国民の祝日でした。ユリアナ女王の娘、ベアトリクス王女が即位したのは1980年、ベアトリクス女王の誕生日は1月31日でしたが、自分の誕生日を祝日とはせず、代わりに4月30日を国民の祝日にしてクイーンズデーと名前を変えました。
そして2013年、NLウィレム・アレクサンダー国王の即位にあたって、キングスデーと名前をあらため、国王の誕生日である4月27日が新たな国民の祝日となりました。おそらくユリアナ女王の存在が大きかったのでしょう。戦前戦後を生き抜き、長きにわたり女王の地位についていました。また、多くの国民から愛されてきたという背景もある様です。以前はコインにもユリアナ女王の横顔がありました。
日本の場合は戦前から天皇の誕生日が国民の祝日と決められていますので天皇が変わるごとに天皇誕生日の祝日が動くことになります。

今日は会社を9時過ぎに出発しオランダ大使館に向かいました。いつもは一人で出かけますが、今日は社長のへきろうさんと一緒です。私は30年以上出かけていました。昔は花関係の方も多く見られましたが最近ではほんのわずかになりました。今でも続いている方は大田花きの磯村さん、以前大使館で事務官を務めていたアリアナ・ドルコフさん、後はフラワーデザイナーの難波さんくらいです。
私共は今年も変わらず参加させていただきましたが、大使館の農務部の参事官をはじめ多くの方に会い、へきろう社長を紹介いたしました。これで次回からはへきろうさんが参加することになります。
 

2023年04月27日(木)更新

花育の会 ワンコインクラブ

長いことワンコインクラブによる花育が続いています。

会長は大田花きの磯村様、私は副会長を務めています。この会も長く続きましたが、偏に磯村様のおかげです。更に事務局の加藤様、小杉様はじめ中心になって活躍いただく皆様、さらに各学校をお尋ねし、生徒たちと交流を深めてくれる活動委員の皆様のおかげです。

長く続いている裏には、間違いなくこの活動がそれぞれの学校で受け入れられ、先生や生徒の皆さんに喜んでいただけるからです。特に生徒の皆さんは心から花が好きになり、その作品も感心するものが出来上がっています。実に素晴らしいものがあります。

昨年、関係する保育園の園長先生から、花育を行いたいともご連絡をいただきました。こちらは切り花ではなくチャコプランツを作りたいとのご希望がありました。早速容器、植物、チャコボールをお届けし、やっていただきましたが、好評をいただきました。先生がまず覚え、その後園児の皆さんに作ってもらいました。短時間で完成し、お家に持って帰っていただきましたが好評でした。
今年も220名の園児の皆さんがチャコプランツを作ります。壮観です。切り花でも植物でもきっと思い出深いことになるでしょう。

2023年04月24日(月)更新

目覚めた!

月曜日のブログとしては皆さんや社員の方々にいささか気が引けますが、クワガタの話題です。

先週水曜日に友人に預けていたオオクワガタが、友人の引越しの関係で戻ってきました。そのうち一匹が住まいの地下から顔を出しました。オオクワガタは天候が19度を超えるころから活動が始まります。この二週間ほど暖かな日が続いた関係で目覚めたのでしょう。元気に顔を出しました。その時、えさのゼリーを2パック入れていましたが、昨日見たところすっかり食べ終わっていました。せっかく目覚めたので、住まいのマット(クヌギのおがくず)も新しくし、容器も倍ほどある容器に引越しをした。その時、太めの枝をマットから直立させて置きました。

すっかり新しい住まいが気に入った様子で太い枝を上ったり下ったりしていました。昆虫も昨年からのマットでは気分もすぐれないのでしょう。新たに細い枝や枯葉も入れ、コバエを捕獲する装置も入れました。後はダニ対策をすれば完璧です。ダニ対策は今度業者のお店に出かけ購入するつもりです。うっかりするとコバエや、ダニの発生があります。清潔に保つことも重要です。

今年も秋までの間、元気でいてくれることを祈っています。
 

 

2023年04月21日(金)更新

花ギフトの一般荷物化へ

ヤマト運輸による翌日配送ができない地域がでると報道されていました。おそらくそれらの地域は拡大する可能性を秘めています。

花の場合、産地から市場へ転送の場合、市場から市場の荷物もたくさんあります。2024年問題が絡み、輸送、荷下ろしの効率化などが求められています。パレット化、台車化などは目前の問題となっています。確かに花の輸送は手作業環境の多い職種となっています。以上生産者からの大量輸送に関しては、今回京田辺に出来た三和陸運のFLSが一つの解決方法として具体的に提案されています。ここは別途機会を設けて詳しく意見を申し上げます。

今日は花のギフトボックスについてお話します。

花ギフトが盛んになったのは、第一園芸、日比谷花壇様からスタートし、第一園芸様はヤマト運輸、日比谷花壇様は日通と組んでいました。当時(約40年前)は花の段ボールのサイズはあまり気にされず、ランのように大きなものでも普通に最近まで運ばれていました。しかし問題は花の箱の場合倒せない、反対に出来ないなど一般の荷物に比しては配送業者にとって特に気を遣う荷物として当時から問題視されていました。今後ますます花の配送が難しくなる時代に入ってきた気がします。花の配送は商品、パッケージからの見直しが必要になってきました。
今後花ギフトの輸送の条件としては、落下テストにも、輸送テストにも耐えられ、回転されても花を保護する構造が求められることになるでしょう。パッケージについては以上の構造上の問題と鮮度が保たれているかどうかの証明など、いくつかの組み合わせが必要になってきます。
更に、翌日でなく翌々日でも鮮度良く着荷できることも、パッケージの重要な課題です。花ギフトは今まで特別扱いを受けてきましたが、今後は一般の荷物と同じ扱いを受けるようになるでしょう。

花ギフトの輸送問題の一助になるべく、それらに応えられるようパッケージの開発を行って参ります。いくつか具体的な提案を申し上げます。
 

2023年04月20日(木)更新

マスクはもう少し先

昨日は京田辺に行ってきました。福岡の三和陸運さんが頑張った新たな花きセンターが3月から稼働し始め、見学のため6時15分発の新幹線に乗り込み、そこに出かけてきました。上下二階のセンターはトータル2,400坪の巨大なものとなっていますが、大変楽しみな出張で、JFMAにいるE-CON担当の方と共に行って参りました

先週から今週にかけ、普段は週一回の洗車で済むはずですが、この10日間は4回の洗車をしました。ニュースでは聞いていたものの、中国からの黄砂と花粉が入交り雨の後、車にくっついている感じです。確かに黄砂や花粉は厄介なものです。
それにしてもこの2、3年黄砂の話を聞いていますが、私の子供のころは今よりも降っていました。それも今よりよほど量が多かった気がします。更に浅間山の噴火も数多くあり、浅間のそれは朝起きると屋根が真っ白になるほどでした。その意味では最近も多くなりましたが、4、50年前はもっといろいろなものが降っていたようです。

長くコロナでマスクをしていましたが、漸く外す時になりました。花粉、黄砂、熱などの理由で外せないことになっています。
 

2023年04月18日(火)更新

20本のバラのスパイラルブーケ

今朝会社に来てみると男性社員の机の上に小さなブーケがおいてありました。社長からの誕生日プレゼントでした。全社員にお送りしているようです。よく見ると小輪バラ20本のかわいいブーケでした。20本の小輪のバラの場合、スパイラルブーケにすると直径20㎝くらいで済むことになります。

私は以前から小輪のバラの利用は高まると感じています。お花の場合、大きくて長い花が最良と言われています。確かに結婚式や様々なパーティーなどディスプレイなどには花は大きく、茎は長く、が原則でしょうが、家庭での使用や友人同士のギフトなどはかわいい方がいいと思います。もっと言えば小さなサイズの方がギフトに向いています。以前から私はお花もそのものの価値で判断された方がいいと考えています。
小輪のバラは日本ではあまり商品になっていません。反対にオランダ、イギリス、ドイツなど花の販売が盛んな国では1系統のスーパーマーケットで3億本のバラを販売するスーパーが何系統もあります。国内のバラの消費量は2億本弱ですから考えられない数量です。ヨーロッパで60億本販売されるといわれていますが、本当にそうかもしれません。これだけ販売するヨーロッパは価格で勝負していますが。

品質も良く、色も豊富にあり、長さも30~40㎝のバラは日本にあってはもっと違った商品開発をすべきでしょう。前述の20本のミックスのブーケは最適です。また、10本、12本のボックスフラワーなどいろいろありそうです。
 

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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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