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2023年05月30日(火)更新

2024年問題

2024年を前に、花き業界の物流改革は一気にやってきそうです。またそうでなくてはなりません。

特にトラック運転手が1日に500㎞以降の走行が認められなくなり、それ以上の場合は運転手二人体制ということが決まっています。
一方で生産者での積み込み、市場での荷下ろしの現場では手積み手下ろしが普通に行われています。本来はパレット、もしくは花き業界であれば台車が利用されることが望まれますが未だそこに到達していない現場が多く見られます。

今後容器のオリコン化、規格統一の方向などを機会にパレットであればフォークリフト、台車であればパワーリフトなどの設備が必須となってきます。台車やパレットなどで荷下ろしをする場合、15分ほどで終了する作業が手作業の場合2時間近くかかります。
運転手や現場での人手不足を考えるとパレット、台車化必須となります。

容器の規格統一の叫ばれる今こそパレット化、台車化に向かうべきかと考えています。
 

2023年05月29日(月)更新

ジョージア独立105周年

先週金曜日26日はジョージアの独立105年の記念すべき日となっていました。

この日、明治記念館には内外の重要な人たちがそろっていました。政治、経済に関係なく純粋な友人としてそこにいたのは私一人だったかもしれません。多くの方々は経済的にも歴史的にも、政治的にも強い関係を持つ人ばかりでした。

大使と初めてお会いしたのは、彼がまだキッコーマンの営業を行っている時でした。ニコライ堂でお会いしました。そういえばジョージアは正教会の国でした。国旗には5つも十字架の入る国家です。それから少し経ったとき、ジョージアに帰る話がありキッコーマンを辞め、帰国しました。半年後、ジョージアワインを売り込みたいというワイナリーの社長が来るのでワインを扱う会社を紹介して欲しいと言われ、お花の関係でお世話になっている得意先様をご紹介いたしました。それから更に半年後、電話を頂き「大使」になって日本にいることを伺いました。本当に驚きましたが、お付き合いが再開しました。

ジョージアに誇りを持ち、今回のウクライナ侵攻など決して許しません。更に言えば、今回ウクライナを守る国家の大使が勢ぞろいしていました。確かにロシアとの対立の構図を見るようでありましたが決してそうではなく、単に平和を守り抜きたいだけだ、と感じました。

この日、ロータリークラブのメンバーにもお会いしました。ここに来られた全ての大使、日本の代議士の多くをご紹介いただきました。一体何をしている人なのでしょう。三年前のアフリカ会議でもお会いした方でした。

 

2023年05月25日(木)更新

継続

改めて申し上げる話ではありませんが、企業において継続は生きるための重要な要素です。

企業はそのために様々なことを行います。今までの事をしっかり守ることはもちろん、挑戦の二文字は常について回ることになります。長い歴史を持つ企業は創業時とは全く違った業態になっている企業もあります。反対に100年の歴史を持つ企業の中には創業時と変わらぬ仕事を続けている企業もあります。
しかし、そのような企業のビジネスは同じことを行っていても、継続の努力は表から見えませんが、根底には大変なご苦労があるに違いありません。またビジネスが創業時と異なっている企業においても根底にある理念に代わることはありません。つまり長年にわたり企業を続けていくには理念が最も重要となります。

苦しい時、多くの問題を抱える時、立ち返ることのできる理念を持つこととは企業にとって最も重要になります。私たちの創業の精神に「インパックは開拓者精神をもって常に挑戦し続けます」というのがあります。
これを見る時、いつも「ああ、そうだった」と思い返すことになると同時に、もっと頑張らなくてはと連日反省しています。
 

2023年05月23日(火)更新

中国出身 「ガビチョウ:画眉鳥」

毎朝4時になると驚くほど綺麗に鳴く鳥がいます。
今ではすっかり日本の地に馴染んでいる「画眉鳥:ガビチョウ」です。以前に一度触れたことがありますが、このところ頓に鳴き声がきれいに澄み切って聞こえてきます。高い声で鳴くこの鳥には少々悲しい話がついて回ります。

中国への旅行が増えたころ、恐らく40年ほど前でしょう。鳥を販売する店舗できれいな鳴き声の鳥がいました。日本の旅行者の中にはその鳥をどんな方法か分かりませんが、買い求めた人がいたそうです。
多くの人がガビチョウを買い求め、家で飼って鳴き声を聞いていました。始めのうちはきれいに鳴く声に魅力を感じていましたが、年中鳴き続けるガビチョウの声についに放鳥が始まりました。ガビチョウ達は野に放たれたのです。東大和周辺ではどうやら青梅あたりからやってきたと言われています。

確かに家の中でいつも聴くのはつらいかもしれません。それより自然の中で多くの人達が聞く方が双方幸せです。このガビチョウ、鶯の鳴き声を鳴き真似るなど、少々器用な鳥の様です。


 

2023年05月22日(月)更新

「さん」付け

以前にも触れたことが何度かあります。社内での呼び方です。社長、他の役員、部課長職の皆さんに対する呼び方です。もちろん同僚間でも同じことが言えます。

社内で社長はじめ従業員の皆さんは全て「さん」付けで呼んで欲しいと考えています。このことは何度も呼びかけていますが。中々そうなりません。しかし「さん」付けは重要なことです。少なくとも役職を持っていることは事実ですから社長、部長とかで呼ぶことは一般社会の中では普通に行われています。ことさらここに力を入れることは必要ないかもしれませんが、私の考えは以下の通りです。
少なくともインパックで働く皆さんはお互いに仕事を尊重し、お互いに人間性を尊重しあうのはごく普通の事です。私はお互いに尊重しあうことの入り口が「さん」付けと理解しています。男性も女性も、先輩も、後輩も、役職のあるなし、全てお互いに相手を尊重しすることの重要性が、「さん」に現れるのです。

社長にも役員にも遠慮することはありません、今日から「さん」付けを実行してください
皆さんには来月の月初朝礼で改めて皆さんにお願いします。
 

2023年05月19日(金)更新

国境なき医師団

昨日のロータリーの卓話は国境なき医師団の若き先生でした。

様々な国際的に活動する団体がありますが国境なき医師団はその中でも群を抜いた活動を行っています。戦いの真っただ中にその国に医師を派遣し、ご自身の命を顧みず救命活動を行っています。小平の昭和病院の勤務経験のある方でした。
昨日の先生は昨年、今年、イエメンと南スーダンに入り治療活動を行っていました。戦いの中で大けがをし、手術を必要とするような治療もあり、十分でない設備の中で行う治療は限界を超えているようです。また、南スーダンでは国中にマンゴーの木があるようですが、その実をとるために多くの子供たちが木から落ち骨折をはじめ様々な怪我をするお話を伺いました。500㎞圏内にある程度の設備のある病院は一カ所のみで、その病院に2日も3日もかけ車で運ばれてくるとおききしました。
日本とは比較になりません。恵まれていることに感謝せずにはおられません。

世界中で活動する国境なき医師団は以前から興味がありました。25年ほど前から毎月僅か寄付をしていますが、とても追いつく話ではありません。少なくとも戦争、戦闘で傷つくことだけはやめて欲しいです。
 

2023年05月18日(木)更新

物流の話は続きます

物流の話は続きます。

昨日JFMA(日本フローラマーケティング協会)をお尋ねした時の話です。

MPSジャパンの社長、JFMAの事務局長をお務めになっている松島様から福島へ講演に行く話を伺いました。最近の花業界は2024年問題を控え物流の話でもちきりですが、お話のテーマは「物流」とのことでした。

花はまだ荷下ろしで手下ろしが普通に行われています。今後来年に向かい運転手さんの1日の走行距離などが制限される中、新たな物流対策がすべての場面で必要になってきました。もちろん花に限ったことではありません。
荷下ろしの際、フォークリフト、パワーゲート+台車などは花き業界の場合どこでも必要なものです。また、荷下ろしの際の待ち時間も課題となっています。全てお金に換算されることになります。更によくあるのは2階への荷下ろしです。今までは全て配送側のサービスでしたが、これは即改善が必要とされることになります。

翌日配達を売りにしてきた宅配業者もいよいよ翌々日配達の地域を選び始めました、恐らく今後増えていくでしょう。そのためには物流業者側でそれらを積む必要がありますから建屋はますます必要になってきます。前回も触れましたが、花の場合、今まで優遇されてきましたが、いつまで続くか不安になってきます。インパックができることは翌々日配達でも鮮度が保たれた状態で到着するパッケージの開発です。ますます必要になってきました。

物流改革は花業界の全てを変える勢いとなってきました。

2023年05月17日(水)更新

驚き

今日お聞きした話です。

つい3年前の切り花の輸送で冷蔵輸送は50~60%で後は常温とのことでした。それが現在、大田花きさんの冷蔵比率は91%になっているとのことでした。

100%になるのはこのままいけば時間の問題です。ウィング車は冷蔵ではありませんのでかなりのトラックが冷蔵車ということになります。
花にとって温度管理は重要です。葉の黄変や萎れなど様々な問題を残します。インパックがおすすめする三温度帯での管理はかなり有効です。
原体の保管は0.5℃、加工現場は15℃、水揚げや出荷待ちは5℃で管理すると、おのずから日持ちが保証できる管理体制となります。10時間原体保管、5時間作業、9時間の出荷待ち、で管理したとしてもTTI(温度時間値)130にしかなりません。1日の消費される温度時間値を500とすると1/3にもなりません。それだけ3温度帯の活用は有効です。

更に上記のようにトラックの輸送が温度管理されているとなるとますます、切り花の日持ちは伸びる事なるでしょう。これからも更に冷蔵比率を上げて欲しいと考えています。

 

2023年05月15日(月)更新

母の日

私は今回周辺の生花店を見て回りました。都内は土曜日の新宿周辺に出かけていました。
お昼の時間帯は新宿南口駅前の広い歩道上で東京紀尾井町ロータリークラブの献血の運動があり、失礼ではありましたが45分間だけ伺い、僅かお手伝いらしきことをいたしました。会長はじめ皆さんの熱心さを見ると恥ずかしくなってしまします。

新宿では京王さんを中心に見ましたが、どちらも飾りつけも素晴らしく、遠目でもわかる方に全体赤、ピンクで店作りがされていました。素晴らしいと思います。しかし外は二度ほど土砂降りがあり店頭販売はご苦労されたと思います。
更に昨日は国立と東大和を回りましたが、東大和の店舗はわずか母の日商品が並べられていましたが、奥の方では注文のブーケやアレンジの制作に忙しく取り組んでいました。注文品がたくさんあるようです。
また、武蔵大和駅前の店舗は恐らく1,000円の束を50束ほど置いていましたが、お父さんと買い物に来ている家族が何組か出ていました。お母さんへの子供さんからのギフトでしょう。

国立の名店ヨシガキさんは以前母の日には500ほどのギフトを販売していましたが、今回は店頭にはミディーの胡蝶蘭が10鉢ほど並べられ、制作は奥の方で忙しくされていました。こちらは鉢物にシフトした様です。
繁華街の店舗は飾りつけも見事でした。更に近くに補充用の花束も置かれ準備が整っていました。郊外のお店はどこも事前の注文を頂いているようで制作中のもの出来上がったものは店頭内に数多く並べられていました。

今回大手生花店のペーパースリーブをご注文いただきお納めいたしましたが、二種類ともにブーケとして販売されていました。紙は全体として好印象として受け入れられたようです。また母の日は多くの業種が母の日を別の角度で狙っていることも事実です。花業界も異業種とのコラボも本格的に考える必要があるようです。
 

2023年05月12日(金)更新

新市長

昨日は午後市役所に市長をお尋ねしました。

市長は先月新たに選挙で選出された新市長です。それまでの市長は私が政治団体の会長を務めていたことからよく存じ上げておりましたが、今度の市長も依然同じ会に入っていたことから多少のご縁を持っていました。また。新市長が以前お勤めになっていた流通系の会社でのお役職から恐らく道田様(スミザースオアシス社社長)をご存じの方と察しておりましたが、案の定道田様の名前をご存じでした。
帰り際、道田様によろしくといわれました。

新市長になられても、初めてお会いしたころと印象は変わらず、積極的なところはますます冴えてきた感じがします。市長は市会議員を3期お勤めになっていた関係で今後の東大和の運営はよくご存じの方です。
安心して姿勢を託せる方とお見受けいたしました。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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