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2023年07月25日(火)更新

中村先生はJCの元理事長

お能は伝統芸能とされ、そのご宗家は何代も続く家柄となっています。最も長い系統は金春流のご宗家となっています。81世金春憲和先生ですがその祖は秦河勝という方です。丁度聖徳太子と同じ時代の方です。確か観阿弥、世阿弥の祖先も秦河勝と言われています。
観世流は25世、宝生流20世、金剛流26世とそれぞれの流派を継承しています。その中で金春流だけが秦河勝を初代として現在に至っています。

しかし、シテ方の能役者の先生方は必ずしも代々続く家ばかりではありません。一昨日海女でシテ方を演じていた中村先生は幼少期女流能楽師に学び、その後現在の高橋忍先生について学ばれました。余計なことですが、私も高橋先生にお稽古をつけて頂いています。おそらく40代の中村先生の略歴を見て少々驚きました。今から5年前に東京都狛江市の青年会議所の理事長を務めていました。能楽師は各地におられますが、青年会御所の理事長をお務めになった方は他に知りません。アクティブな方だという印象です。また先日の高橋先生の発表会でも中村先生はもたもたしている私に袴をつけて下さいました。親切な方です。

 

2023年07月24日(月)更新

一年のスケジュール

あと1週間で7月が終了し、8月となります。
毎年8月になると来年の手帳を用意することになりますが、2、3年前まで伊東屋に出かけ手帳を何にするか探していました。しかしこの10年兎に角種類が増えてきました。
大きな店舗に出かけ、自分に合った手帳を探すにはかなり時間がかかっていました。出来た方は毎年同じものを用意しているようですが購入する段階でかなり迷います。同じように見えて升目であったり、縦仕様であったり様々です。多くのメーカーはそれらを全て商品化しています。
若いころは能率手帳で十分でしたが、最近は能率手帳を販売する能率協会をはじめ、各社入り乱れ、手帳売り場は大変なことになっています。

私は2年前から1社に決めました。永岡書店の「佐々木常夫手帳」です。佐々木常夫さんは元東レ研究所の社長を務め、現在では全国を回り、働き方改革の専門家として講演を続けている方です。この手帳は月間、週間スケジュール、プロジェクトノートがセットになり使いやすいものに仕上がっています。
また、カバーに多少の余裕があること、薄いB5判のノートを入れることで別にノートを用意することはありません。兎に角便利に使うことができます。
ただ一点、最後についているノート部分は3mm方眼で文字を書くには少々つらいのですが、イラストであれば可能です。それ故薄いノートが挟めるのは価値を高めます。

来月は佐々木常夫手帳を発注する時期です。
 

2023年07月21日(金)更新

ロータリークラブは「楽しさ」

私は紀尾井町ロータリークラブに所属しています。毎週木曜日には例会参加を心がけています。例会講師が素晴らしいこともありますが、会務の報告などがあり社会性のあるロータリーの日常活動が手に取るようにわかります。また世界に同じようなクラブがたくさんあることもわかります。参加するのはどうしても心から参加したくなるからです。

会員増強委員会の中でなぜ例会に毎週参加するのかという話し合いが行われました。様ざまご意見がありました。参考になるご意見も伺いました。私の考えは以下の通りです。

ロータリー活動の基本は「楽しさ」です。例会に参加することもベースは楽しさです。楽しいから参加します。その楽しい活動が国家に通じ、世界に通じていきます。つまり例会の楽しさは世界に通じる楽しさなのです。なぜ毎週かの答えは簡単です。試しに一回、二回と休めばわかります。休んだ後に例会に参加すると何か変です。まして一か月休むと周りの声が耳に入りにくくなります。もちろんそれぞれの事情はありましょうが、ロータリーの例会は1週間に一回が理屈なのです。余計なことを考える必要はないと考えます。
更に言えば世界大会や、地区大会は一年に一度が理屈です。毎週の必要はありません。

また、ロータリーにはボランティアや寄付がつきものです。実はこれもベースが「楽しさ」なのです。一回実行すればすぐに分かります。ギフトと同じです。何か誕生日などにギフトをお渡しすると相手は大変お喜びになります。しかし贈った方は相手の喜ぶ姿を見てもっと嬉しくなります。つまり相手も自分も双方楽しくなるのです。ボランティアや寄付も同じです。おそらく相手以上にうれしくなるのです。

以上のようにロータリーは世界に通じる「楽しさ」が基本となります。
 

2023年07月20日(木)更新

ISK経営塾

昨日午後、花き業界の物流の標準作りの一環として、E-CON(折り畳みコンテナ)を使った切り花輸送検討会議に出席するため、JFMA(日本フローラルマーケティング協会)MPSジャパンの松島社長、本田様をお尋ねするためエレベーターを待っていたところ、ISKの経営塾塾頭の飯塚保人先生と紀尾井町ロータリークラブの黒川さん(歯科医院院長)にお会いしました。その折、4時からのISK経営塾(塾頭:飯塚保人)に出席しないかとのお誘いを頂きました。E-CONの会議が4時までには終了することから喜んで参加することを申し上げました。

現在ISK経営塾は110期を超えているとお聞きしましたが、私の参加は8期だったかと思います。つまり37年前のことでした。参加させていただき、その真剣さは当時と変わりませんが、内容は時代の変化により大きく変化していた気がします。また参加者の中にプレゼンを行う方がいましたが、内容、進め方はプロといった感がありました。テーマはイノベーションついて話していました。素晴らしい塾生がいると思いましたが、プレゼンの後の質疑では参加者の皆さんのレベルの高さに驚きました。話はほぼ本質論で終始していました。
今回の塾にインパックからは仙台の小林さんが参加していますが、大いに鍛えられていると感じました。

会社はここに出ることはもちろん大事なことですが、このような塾に常に参加する風土が出来上がっているかどうかが重要であると思います。
 

2023年07月19日(水)更新

画眉鳥のふるさと

夕方なのに遠くで画眉鳥が鳴いていました。でも変です。画眉鳥はこの付近では早朝からせいぜい午前中です。

家内がこの画眉鳥テレビの声だと言い始めました。その後何度か聞きましたが確かにテレびから聞こえてきました。テレビは上野動物園で大変人気者のシャンシャンの番組を流していました。シャンシャンは無事に中国四川省の保護地区に帰り公開される日を待っているのです。
その様子をテレビで流していました。四川省の自然豊かな保護地区で安心、安全の中で暮らしていました。日本では大事に育てられ何不自由のない生活をしていましたが、中国に戻っても基本その生活ぶりは変わりませんでした。

私が申し上げたかったのは、四川省の森の中から聞こえてきた画眉鳥の鳴き声でした。いつも聴く声と変わらず。見事な美声を聞かせてくれていました。
紛れもなく画眉鳥は中国の鳥でした。日本の画眉鳥は中国から連れてこられたとは聞いていましたが。中国の地で聞いたのはこの時が初めてでした。あまりの美声故どうしても日本に入れたい人が多くいたと聞いています。しかし画眉鳥は一日中鳴いていて今度は飼い主から疎んじられました。そして放鳥です。
彼らは日本の自然にも馴染みました。東大和周辺の画眉鳥は青梅あたりを住処にしていると聞きました。日本の森にもなじんでいますが、彼らの故郷は明らかに中国の森です。

2023年07月18日(火)更新

初の能楽堂

夏はお能の閑散期というのが通り相場でした。しかし先週能楽堂に出かけた国立能楽堂だけの番組を見て驚きました。土日は勿論、一分平日、休日もほぼ埋まっています。
これも能楽堂が昔の能舞台と違って大きな建物の中にしっかり納まり冷暖房の効いた見所で観能できるからだと思います。能楽堂主催のお能の会はいつ来ても600席ほぼ満席です。
この事実は素晴らしいことです。多くのコアのファンがいるからでしょう。

能舞台が能楽堂へと切り替わったのはいつの事でしょうか。明治14年芝公園の中に日本で初めて建物に納まった能楽堂が建てられました。きっかけとなったのは明治になり幕府や各藩からの補助を受けていた能役者たちはそれらを断たれました。衰退の一途でしたが、海外視察に出かけていた岩倉具視が能楽社を作り芝公園内に初めて能楽堂を作りました。海外のオペラに匹敵する舞台芸術はお能と定められました。海外からの賓客や昭憲皇太后はじめ多くの皇室関係者がお出ましになりました。

この能楽堂は現在靖国神社内にあります。建物の中ではなく雨ざらしの状態ですが、能舞台と橋掛かりが残っていて今でも季節に応じ能舞台で靖国神社の行事が行われています。4月には夜桜能が行われています。

この建物の近くに桜開花の規準木があり、毎年桜の開花時期建物の一部が見られますが、運がいいとテレビの画面から謡が聞こえてきたりします。そんなことから私は開花時期にテレビを見るのが楽しみになっています。
 

2023年07月14日(金)更新

ピーターラビット™フラワーズ

ピーターラビットには有名な場面が様々あります。

それらは23冊のポターが描いた絵本を始めとするピーターラビットの本にある場面です。最も有名なのは、ピーターがラディッシュをくわえて食べている場面です。木戸をくぐる姿もあります。またピーターラビット ガーデニングは小さなスコップを手にもっている姿をとてもかわいく描いています。

インパックではそれらの場面をフィギュアとして売り出しています。フィギュアの方は12、3種類ほど用意いたしました。しかしピーターラビット™フラワーズの商品はフィギュアばかりではありません。先ほど申し上げた場面をそっくり鉢がバーにしたものもあります。
今回これらの鉢カバーを単に鉢カバーとして販売するだけでなく、チャコプランツの鉢カバーとして商品化していくことにいたしました。そのほかにも様々企画を練って参ります。
販売方法としてはECと全国のデパートで行われる企画展です。そのほかプリザーブドフラワーを使用した商品もたくさんあります。これらも企画展に最適なものと考えています。
これからはピーターラビットやピーターラビット™フラワーズのお話も時々書かせていただきます。

 

2023年07月13日(木)更新

新たな部門としてスタート

多くの方にお世話になっていました入間にあるIFL(花の加工工場)で行っていた切り花の加工事業が、今月で終了することとなります。IFLで稼働していた機械類(自動スリ―ビングマシーン・ブーケマシーン・花束加工ライン)を本社近くの中央倉庫に移設し、デモを行う場所とし、本機で実験を行うことが可能となりました。
インパックの専務が陣頭指揮を執って移動を完了、ショールーム化の準備が出来上がりました。

さて、多くの花関係は全て終了いたしましたが、2点について継続することにいたしました。それはチャコボール(チャコプランツも含む)とピーターラビット™フラワーズ関連商品です。双方ともにインパックがオリジナルで開発する商品であり、ECサイトで販売をしています。また、ピーターラビットの関連グッズを全国で販売する企画展があり、そこに参加することも決まりました。
これからは、ピーターラビット™フラワーズとチャコボールの共同企画も出来るようになります。新たな商品開発を行ってまいります。
繰り返しになりますが、双方全国販売が可能となりました。ECの場合は一般消費者のお客様に直接お送りします。
更にピーターラビットの場合は全国で行われる企画展に出展いたしますので、ピーターのコアのファンの方に直接お引き渡しも可能となります。新たな形でのスタートとなります。
 

2023年07月11日(火)更新

昆虫の思い出

ある一部の地域が37度、38度ではなく昨日は東京のほぼ全域が36度以上ではなかったでしょうか。都内は勿論インパックの本社のある東大和市も会社の温度計は37度を指し。駐車場に置いた車の中は45度に達していました。
私の子供のころから見ると完全に気候が変わりました。10歳ごろですが30度を超えるとラジオや新聞で大騒ぎでした。確実に5度、6度は上がりました。

私はそのころ、夏休みに入った瞬間、裏山へ朝5時からセミをはじめ昆虫を取りに行っていました。そこは山ではありますが大きなお寺そのもので、沢山のお墓がありました。一昨日アオスジアゲハの思い出を弟から聞きましたが、このお寺にある大きな樹木の周りはその木のお陰でいつも涼しく薄暗い場所でした。アオスジアゲハはそんな環境が好きなのでしょう。いつもその周りを飛んでいました。
またその木は玉虫の巣もあるらしく、玉虫が何匹も飛んでしました。また、お寺の真裏にある太い低木はコクワガタの巣でした。ここへ来るといつもコクワガタの姿が見られました。
裏山を回り入り口に戻ると今度はドロ(オニヤンマ)が悠々と飛んでいます。ドロも涼しいところが好きらしく湧き水の流れ出る、木陰のある道路すれすれに飛び交っていました。

10歳で東京の中野に越しましたが、昆虫類はとても貧弱でした。コガネムシ(コフキコガネ)ぐらいでした。これらは近くの神社から飛んできました。

今でも虫(オオクワガタ)が大好きですが、小さい頃の影響かもしれません。
 

2023年07月10日(月)更新

デミング、吉田先生、ドラッガー

吉田先生とは今から20年ほど前八王子の隣の日野市にあった地域産業振興協会主催のTQMに講座で知り合いになりました。

先生は当時ニューヨーク州立大学で統計学を教えていました。同時にデミング博士の助手を務め時にはデミング博士と一緒に、ある時はお一人でデミング博士の講座をアメリカ各州で行った方でした。その後日本へ戻り、折しもバブル後であった関係から日本経済が低調を極めていたことからアメリカ経済の復興に役立てたTQM(トータルクオリティーマネージメント)の普及のためアメリカの戻らずに西多摩地域でその活動を始めました。バブル前まで国内で盛んにおこなわれていたQC活動と根は同じ物です。しかし先生はこの活動はすべて勤務時間内に行う、土曜日は避けるなど当時のQC活動とは一線を画すものでした。
インパックは先生の活動が日野市で行われていたころ7期3年半にわたり参加していました。今でもこの時の影響はあると考えています。

更に先生は青山大学大学院の教授をお務めになり退職をいたしましたが、退職後からもTQMの普及を続けておりました。設立後は参加しておりましたが、しばらく間が空いておりました。昨年インパックの総務の皆さんが先生の講座に久しぶりに参加してきました。
良いことだと考えています。

先生から以前見せていただいた写真は今でも忘れません。ドラッガーとデミングの間で映る吉田先生です。ニューヨーク大学でお取りになった写真です。昨日は久しぶりに先生からメールを頂きました。

 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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