花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
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2022年05月30日(月)更新
久しぶり
その間、機械の関係で新機種の輸入を行いましたが、技術者の来日は叶いませんでした。インパックの技術は相当頑張りました。見るのも、触るのも初めての機械を組み立て、動かしてきたのですからインパックの担当者は相当苦労したと思います。しかも、インパックの工場へ設置するのもありましたが、実際にはお得意先様へお納めした機械もありましたので、その緊張感は普通ではありませんでした。始めの頃は連日出かけることもありましたが、春彼岸、母の日を過ぎ、ほぼノンクレームで来ていますので順調に活躍しているのだと思います。
また他の機械メーカー、資材メーカーなどを訪ね、オランダの他、フランスへも足を延ばすようです。オランダの花き業界はコロナ初期の様子から一変し、大変好況のようです。我々の知らない話しを聞いてきて欲しいものです。
先月は台湾から来られ、専務はアメリカへ出かけ今月はオランダ、フランス、7月には社長がオランダへ出かけます。今日はこの後エチオピア大使館へ出かけますが、近くエチオピアへも出かけることになるようです。
漸く動き始めました。
2022年02月18日(金)更新
展示会で思うこと!幕張のSMTS(スーパーマーケットトレードショー)
私が展示会でいつも思うことは、大きい括りで来年の展示会をどうするかは今年の展示会を行っている最中に決め、6カ月前には担当者が決まり、方向性を決定し、三カ月にはほぼ内容を決め、新製品や展示用のパネルの制作に取り掛かります。その意味では一年かけ準備したものを3日間でパフォーマンスすることになります。
インパックにおける展示会の意味はとても大きく、自社の新製品の発表の場であり、従業員教育の場であり、多くの来場者の方々との出会いの場であります。今までここで知り合い、ある時はわざわざお尋ねいただくに至った方の中には、伊藤常務(セブンイレブン)土屋会長(カインズ)がおられます。そればかりではありませんが、私は展示会を恥ずかしいものにしたくないという強い意志が働くようになりました。
また、インパックにおける展示会は前述の通り意味の大きなものとなります。展示会はインパックビジネスの最前線です。出した新製品の反応を知ることになります。更にこの時期の展示商品は母の日のご提案の最終段階です。これら商品の確認と数量把握が行われます。そのためには多くの得意先様の、決定をする方々にお越し頂くことが必要です。事前推進も大事な仕事となります。
それ故、ここの場には必ず社長はいなくてはいけません。このことは最大大手の展示会主催者のリードエギビジションの前社長から教えていただきました。高いお金をかけ、社運を決定するようなところに社長がいないのでは展示会の意味がないと言われ、今でもインパックはその言葉を忠実に守っています。
昨日も大手スーパーの役員の方々がお越しになりました。
2022年02月03日(木)更新
25日後は春三月です!
2月の厳しさは今も昔も変わりませんが、15年前の石川県の羽咋郡志賀町を訪れたことを思いだします。この時は能登工業団地への進出決定をするために出かけました。主な目的は2月の雪を見ることにありましたが、2月20日、1cmの雪も見ることが出来ませんでした。町の職員の方々は「皆さんが思うほど雪は降りません」と話し、粗方進出を決めていた私たちは2月20日に全く雪のない景色を見て進出を確実にしました。自然が嘘をつくはずがありません。工場完成後、初めての冬は一面雪だらけ。20年ぶりの大雪でした。工場の脇にかなりの面積で4mほど積み上げられた雪を見て驚いたものです。今年も少しばかり多いようですが、平均して数年一度大雪がある様です。
工業団地を走る道から工場へ上がるスロープは12m×100mほどありますが、そこには電気が通る様配線され、冬でも確実に通勤時には融けるようにしてあります。従業員の皆様は全て車通勤ですので、設計段階からこれは入れてあります。
恐らく雪解けの仕組みもあと20日ほどで使用されなくなるでしょう。
2022年02月02日(水)更新
FM(フレッシュネス マネージメント)ベンダーを目指す!
昨年11月18、19日の両日、日本食品包装協会主催の「第四回Next Packaging 2021」がオンラインで開催されました。インパックの顧問をお務め頂いている先生が日本食品包装協会の役員をされている関係で参加のお誘いを受け、オンラインの展示会でもあり、インパックの商品の中から絞りに絞り、今回は「フレッシュネスメーター」:TTI(温度時間インジケーター)のみ出品いたしました。この商品は数年前から北海道大学との共同研究で生まれ、当初花き業界に対して切り花の品質管理のツールとして発売を開始し、当初予想していた生産者の皆さんにお使いいただきたいと考えていましたが、現状、ギフト用の切り花のパッケージに使用されるケースが出てきました。インパックの花加工の工場では、近くギフトボックスには全て添付する予定になっています。また近く、エチオピアからのバラのボックスにも添付されます。
目視で簡単に輸送品質が明確につかめることにより、誰でも簡単に切り花の品質が分かることになります。
近い将来、インパックのドメインは「フレッシュネス マネージメント ベンダー」として鮮度の領域に入ることになります。今回の記事掲載は、いい機会を頂きました。
2022年01月13日(木)更新
さすがです!
この日は社長はじめ、すべての幹部社員に抱負を話してもらうことになっています。私も少しばかり話させていただきました。
年初の朝礼にはいつも、驚くほどの大きなアレンジが毎年机の上に飾られ、その隣で話すのは少々気が引ける思いがありました。しかし今年のそれは少々趣が違うのです。とてもシャープな先品に仕上がっています。どう見ても社内の物ではありません。
花器に竹を使い、花材には花器と同じく竹、松、菊、などおめでたい日にピッタリのものばかりです。更に赤のアリストロメリア、オンシジウムなど色鮮やかなものがあります。全体としては円錐形に仕上がり、お正月にふさわしい出来映えとなっていました。
総務の担当者に聞いたところ、土台は日頃お世話になっている神保先生の作品で、上の花の部分は担当の社員が活けたと聞き、益々このアレンジが気に入りました。ことによるとお正月にはデザイナーの先生の作品を置いていただける会社関係があるかもしれません。インパックだけではもったいない気がします。
優秀な先生方の作品がお正月飾りとして企業に並ぶ、考えただけでも素晴らしいい企画のような気がします。
2021年12月16日(木)更新
アマリリスとチョコレート
アマリリスは20年ほど前から行っていました。そこにチョコレートが加わりました。今でも海上コンテナで引くことは可能ですが、現在では社員にお配りする分だけ、親しい球根の輸入会社から分けていただいています。
球根のアマリリスの特徴はほぼ100%咲く、という点でしょう。おまけに出荷前、低温処理を行っていることから、早いものは約1ヶ月で咲いてくれます、さらに1~3ヶ月あればほぼ全てのアマリリスは咲いてくれます。商品としても価値のある物だと考えています。
色も豊富になり、咲く花のサイズも大きく、花の数も多いときは5輪にもなります。更に運がよければ、咲き終わった後、もう一つ茎が伸び同じ様に大きな花を付けてくれます。更に一回り大きな鉢に植え替えると、かなりの確率で翌年も花を付けてくれます。
アマリリスは楽しみのある花です。
チョコレートは小平市に工場のあるメーカーのものです。このメーカーは数年前よりブラックサンダーという商品ですっかり有名になり、昨年はチョコレートの品切れが続き、一時は入荷をあきらめ、社員の皆さんに謝る覚悟でいましたが、ぎりぎり間に合わせてくれました。大きくておいしいミルクチョコレートです。小平は工場ですが、最近以前の事務所付近をきれいに作り直し、メーカー直販を始めました。いつ出かけてもお客様で一杯の店です。
今年は早くから発注し、予定通り入荷してきました。毎年の事ですが、今年も社員の皆さんにお持ち帰りいただくことができ、感謝しています。
アマリリスとチョコレート、どちらも楽しんでもらいたいと思います。
2021年11月26日(金)更新
フローラルイノベーション・TTタイマー人気!
切り花の品質は温度時間値で説明することが可能ですが、日本の場合、生産者から卸売市場・生花店までのTTI(温度時間値)は2,000を超える場合があります。それに対してオランダでは温度時間値を500以下に抑えようと考えている生産者がかなりいます。
インパックはエチオピアから花を輸入していますがそこにTTタイマーを添付していますが、TTI:600くらいで到着しています。
海外ではコールドチェーンが完成していることと、生産地から消費地へ輸送する飛行機や船で運ぶ技術が既に出来上がっていることでTTIについて関心が深いのです。
製品名「TTタイマー」は北大との共同研究の結果生まれましたが、これからは切り花業界を中心に食品業界に対してもお勧めしていくことになります。
2021年11月25日(木)更新
リアルの展示会
昨日からはフローラルイノベーションがビックサイトの青海会場の特設会場で開催されています。昨年に比べると出展者、来場者ともに大きく伸ばしています。比較をするとすれば一昨年比でないと公平ではありません。昨日のコロナの感染者が5名を発表されていましたが、来場者数の拡大には影響があるかと少々期待しています。
オンラインと全く異なるのは、ここにいるだけで多くの花き業界の方がお越しになるため、ご挨拶が出来ます。さらに機械も実機を置いているものもあり、十分な説明も可能になります。その意味ではオンラインの展示会とともにビジネスチャンスが大いに広がります。
これからはリアル、オンラインともに目的に合わせ出展するのがいいのではと考えています。
今回の展示会には、顧問の西川様も高松から駆けつけてくれました。実にありがたいことです。
2021年11月18日(木)更新
近づく展示会
インパックが出展を決めている3つの展示会は、いずれも開催の予定です。来週になったフローラルイノベーション(東京ビックサイト)、来年2月のスーパーマーケットトレードショー(幕張)、同じく3月のFOODEX(幕張)、その他にも生花卸売市場が主催する展示会を含めますと、年間10回程の展示会に出ています。
展示会では自社の製品を並べ、またビデオで大型の機械の映像を流すことで、インパックの全てを知っていただきます。つまり自社のPRの場と捉えることができます。更に、多くの同業者や、関係する企業なども出展されていますので、他社の動向も確り把握する大事な機会となります。
また、展示会は今日のインパックを知っていただくのと同時に、明日のインパックを知っていただく機会でもあります。ホームユースフラワーの将来はどうあるべきか、ここをインパックは展示会で知っていただきます。
花束の製造場面で言えば、更なる自動化への方向性を打ち出し、花束加工の将来を明確に示すことが重要です。今回はそれを多くのモニターを使用し、ご理解いただけるようにしたいと考えています。また、品質管理を言葉ではなく、より具体的にご理解いただくことが重要です。今回は世田谷のIFRL(国際花き分析センター)の紹介を行ういつもりです。更に、花販売の場面では什器を並べ、多彩なブーケを用意し、見て分かる展示を心がけています。ほぼすべて自社製品で固めています。
明日のホームユースフラワー市場を提案し、ご理解いただけるようにいたします。
2021年10月06日(水)更新
株式会社守重本店HPオープン
守重本店はインパックの親会社です。
本店の本社はインパックと同じく東大和市にありますが、拠点のひとつが中央市場の世田谷花き市場内にあります。場所はセリ場のとなりにあります。
先日はセリ場から出てきた古い友人にばったり会いましたが、少しも知らなかったと言われ、少々反省いたしました。
ここのビジネスは切り花の「日持ち検査」をしています。勿論インパックで加工するエチオピアのバラの日持ち検査を定期的に行っていますが、それ以外に生産者の皆さんからのご依頼を受けたり、更に全国の加工メーカー、農業試験場からのご依頼を受け、日持ち検査を行っています。検査の方法は自動カメラで100検体を同時に行うことが出来ます。1時間に1枚、1日で24枚、それを二週間取り続け、更に12時間単位で昼と夜を再現しています。室温は25℃、湿度は60%です。
更に撮影したものは1~2分で再生するようにしています。ほぼ動画状態で、お預かりした検体の報告書と共にビデオ報告をしています。大変分かり易いと好評をいただいています。
更にお得意先様の鮮度管理に対するコンサル業務を行っています。ここはそういう事業領域における、日本に一か所しかない自動カメラでの日持ち検査場となっています。
今回申し上げたかったのは、守重本店のホームページが出来たことです。ぜひご覧ください。
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