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新種の数

投稿日時:2025/04/22(火) 12:00rss

一体どのくらいのお花の新種が出てくるのでしょう。随分前に岐阜大学の福井先生から1年間に出た赤いバラだけで50種類ほどあったとお話を伺ったことがあります。更にそこから品種ごとに新種が出て来ますので一年に一体どのくらいの新種が出てくるのでしょう。

国内では現在4万種の花が栽培され、更に毎年2.000~3,000種の新たな花が加わります。なんでもこの数は世界で一番なのだそうです。ほかにオランダを始め東アフリカ、コロンビア、エクアドル、アジア各国とみていくと手元にデータがありませんが、日本の数の倍はあるかも知れません。いずれにしろ4、5,000種類はあるかも知れません。日本の場合40,000種の花を栽培し、毎年2、3.000種の新種を投入しているわけですが、毎年この数字は変わりません。ということは毎年2、3.000種の花が消えていく事になります。
お花にとって新種は大事ですから毎年新たな品種が投入されます。しかし投入される花と同じ数の花が消えていく事になります。消えていくのは在来品種なのか、新種であるのか分かりませんが紛れもなく多くの花が新種として出て来ます。

前述した赤いバラの50種新種が出た時、先生は学生にバラの区別を聞いたそうですが、誰一人区別がつかなかったそうです。花の多くの新種はなかなか区別がつきません。だた花の咲き方、微妙な色の違いなどはこれから幾らでも出てくるでしょう。そうして様々な思惑がありましょうが、自然にいくつかの花が消え、いくつかの花が増えてくるのだと思います。
それにしても新種の開発力は日本が断トツの様ですが。素晴らしい事だと思います。
サントリーさんのサフィニアのように世界中で売れる花が生まれるといいですね。
 

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