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花のパッケージ “スリーブ“

投稿日時:2025/01/28(火) 18:00rss

スリーブを始めて見たのは私が40歳の時ですから38年前になります。オランダの話です。街中でもフラワーショップの花束は全部スリーブに入っていました。フローリストはブーケを作り大きく切られたOPP(透明のフィルム)できれいに包装されていました。どちらかと言うと安価な花はほぼスリーブに入っていました。スーパーの花売り場でもショピングセンターにあるお花屋さんでもスリーブに入った花を販売していました。

現在の日本でも同じことが行われています。スーパーやホームセンターでも花売り場はスリーブに入った花束が売られています。今その花が初めの時の様に花が売れなくなりました。もちろん事情は様々あるでしょうが、私は37年前初めてスーパーマーケットがスリーブに入った花を売り始めた頃と今の花売り場を比較すると一部のスーパーを除き、ほぼその姿に変化はありません。つまり売り場に変化がないのです。売り場に変化がないのと、商品にも変化もありません。更に価格も変わっていません。私はこの話を多くの関係者の皆さんに話すことがあります。売り場も商品も価格も変化がなれば売れるはずがない、などと失礼なことを申し上げてきました。
ここにきて私の話は全て間違いだったことに気が付きました。本当に失礼なことを言ってきました。インパックはスリーブのメーカーです。年間2億枚近く生産しています。更にインパックは印刷したスリーブ(デコスリーブ)を生産し、様々なイベントに合わせ印刷スリーブを生産、販売しています。つまり、企画を立てイベントに合わせ、更にお得意先様に
要望に合わせデザインしスリーブを作っています。この様な仕事をしている私たちがスリーブを更なる高度化を目指し、材質も紙を自由に加工し紙スリーブを作り始めました。つまりスリーブの企画、材料開発、一歩進め、店舗企画、などを行うインパックは、ここで基本から花の販売を考え直し、包材の立場から花の発展に移送役立つことが出来ると考えました。

40年近く同じことの繰り返しを花はやってきた結果が今なのだと、まるで傍観者のようなことを言ってきたことを心からお詫びします。私共インパックが生産者、生花卸売市場様、量販店様や花束加工加工メーカー様に、更なる企画をご提案してまいります。
今まで以上の関係性を待たせて頂きたく、よろしくお願いいたします。
 

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2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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