大きくする 標準 小さくする


セミナーの中で

投稿日時:2025/01/17(金) 17:00rss

昨日JFMA(日本フローラルマーケティング協会)の新春セミナーが行われました。数多くの関係者が集まり盛会のうちに終了いたしました。
今回のテーマは「花き業界でのSDGsの取組」でした。
確かに花き業界でも環境問題は直接関係する事ばかりです。生産者、卸売市場、花の国、日本(生花関係者の団体)で環境問題を研究する方、がスピーカーとなり、更にパネルディスカッションも行われました。
環境問題で最も重要なことはこれが解決されないと最悪、仕事も出来なくなるし生きていくことも出来ないことになります。業界も、各企業も環境問題は優先順位を上げる必要があります。
今回、環境に関わるお話を伺っていた中で私は胡蝶蘭が売れなくなる日が来るかも知れないという話に少々衝撃を受けました。損保ジャパンがギフトに胡蝶蘭を使っていましたが、同じ額を環境問題に寄付をすることを決めたとありました。祝い花の胡蝶蘭の鉢は、長い間園芸業界を牽引してきました。大手企業を中心に多くの胡蝶蘭が使われています。少ない数ではありません。銀行、保険会社、不動産会社など数多くの企業がお得意先に胡蝶蘭を送っています。また、選挙の際には当選した議員に対して胡蝶蘭が議員会館に四トン車で送られています。
今、何故胡蝶蘭が問題になるのかですが、何十、何百の胡蝶蘭か贈り物として届けられた後の問題があります。花が咲き終わり処理しようとすると30分、1時間はかかります。一度やると分かりますが、手間と暇がかかります。またゴミも沢山出ます。贈られたときの喜びは消え、投げ出してしまいたくなります。損保ジャパンの胡蝶蘭は使わないとの結論はこの辺りを考慮されたのでしょうか。確かにごみ問題は仕事を出来なくします。

商品は、作る時から処理の事を考えながら開発をする必要があることを肝に銘じていきたいと思います。
 

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2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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