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薪能

投稿日時:2024/10/24(木) 09:00rss

この時期は薪能が多く行われた時期でもありました。11月になるとその数は随分減ることになり冬の期間はほぼ行われることがありません。

多くの薪能は屋外で開催されます。現在は能楽堂でお能が演じられますが、その昔(江戸時代以前)能楽堂は存在しておりません。全て屋外の能舞台で開催されていました。
薪能は春と秋が多く演じられますが、やはり夏と冬は屋外では演じる側も見る側もきっとつらいことになります。私は年に二度ほど薪能を見ることがあります。一つは神田明神で開催される薪能です。ここの薪能は5月に開催されます。舞台は神田明神の本殿を利用し舞台が作られています。
更に10月の舞台は北浦和にある料亭の庭を利用した見学者が50~60名の贅沢な舞台です。両舞台ともに出演される方は決まっています。
神田明神の薪能は金剛流が主催されている関係で必ずご宗家が舞われます。今年はご宗家のよる神歌(三番叟の素謡:オペラの演奏会形式に似ています)が演じられました。狂言は野村万作先生ですがこちらも毎回出演されています。90歳の先生は見事な舞台を演じられました。

一方北浦和の二木屋さんで行われる薪能は、世界で一番小さな薪能と言われています。確かにそうかもしれません。神田明神の薪能は600名ほどです。
こちらは金春流の高橋先生はじめ4名の実力派の先生方が3日間の舞台を交代で同じ演技をみせてくれます。5時に集まり、2時間ほど二木屋さんの料理に舌鼓を打ち、7時過ぎから舞台が始まります。半能ですから凡そ40分の舞台です。更に狂言を拝見できますから立派な薪能です。一度雨の時があたりましたがこのような時は座敷の一角を舞台に仕立てシテ方の先生が半能の大部分を見せてくれます。観客も大勢が一部屋に集まりお能を拝見しました。
今年は少々体調を崩しお休みしてしまいました。チケットは川崎と浦和に住む友人に代わりに出かけてもらいました。

まだまだ見たい薪能も沢山あります。奈良の興福寺の薪御能、鎌倉の薪能、山梨石和の薪能等時間をかけながら回りたいと思います。
 

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  • :ShinoMorishige[11/05]
  • 横浜優勝
    • 長野県には県歌「信濃の国」があります! 長野県出身の母は今でもそらで歌えます。

  • :守重 信乃[06/07]
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    • 別に嫌がってはいませんよ笑 楽しみにしています!

  • :高嶋博[04/15]
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    • 守重会長様 三元ラセン管工業の高嶋です。...

  • :西田[02/26]
  • 展示会の成功は「あるべき姿」追求と「普段」から
    • 日々の活動からあるべき姿を共有し、活動できるようにしてまいります。

  • :守重 知量[01/26]
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