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環境対策 - 包材の立場から

投稿日時:2024/06/24(月) 09:00rss

昨年11月オランダの展示会に出かけましたが、花の袋であるスリーブはOPP(二軸延伸ポリプロピレン:雑貨類やたばこの包材として使用されています)と紙が使用されていました。
最終製品を紹介しているブースでも同じ商品を紙で包んだもの、OPPで包んだものが並んで展示されている状態でした。ブースの人にどうして2種類を置いているのかお聞きすると、販売先のスーパーからどちらを言われてもいいように両方用意しているとの答えでした。

インパックも現在ヨーロッパと同じ状況にあります。どちらを希望されてもお納めできるように機械設備も材料も両方ともに用意しています。ただ、これまでのところ紙スリーブは業界のトップもしくはそれに近い企業(スーパー、切り花チェーン店、大手生花店)の皆さんが紙スリーブを全てではありませんが使用されています。環境に配慮されているのかと思います。

現在環境に配慮と言う事ではこの数年、研究が進み現在製品化されているものに再生OPPがあります。PPの再生を行いフィルムに仕上げています。私共の関係する中国企業では数年前からPPの回収から再生を様々研究され、現在では再生OPPを材料として製品化を図るところまで来ていました。この付近は中国企業の速度は速いようです。ヨーロッパでは再生品を使用する数十%を再生品にする事が法律で定められています。今まではPE(ポリエチレン)が多く使用されていましたが、最近になりPP分野にも入ってきました。
秋にはヨーロッパの企業との協議の場が用意されています。しかしプラスチックの全廃を目指す方には興味はないかもしれません。しかし現実を踏まえた十分な議論は今後必要です。

詳しくは別途ご報告申し上げます。
 

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2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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