花は心のビジネス 花材.花包装.スリーブ.インパック会長 守重知量の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
We are Flower People の日記
新たなホームユースフラワーの時代
花産業はホームユースの時代に入りました。言い方としては少し大げさかもしれません。冠婚葬祭、生け花教室の花などは数を減らしてきましたが、需要は確実にあり、大きな数字を作り出しています。ご当地一流の生花店が頑張っておられます。
量販店のセルフ売り場、対面販売の売り場はホームユースの代表でしょう。さらに最近テレビでCMを繰り返してサブスクの会社は確実にその数字を伸ばしてきました。ホームユースの主体はもはや量販店と言う事になるでしょう。
しかし、伸びるはずのホームユース市場に大きな問題が起こり始めています。切り花の高騰です。多くの場合、298円、398円などがホームユースの主体でありましたが、花の価格によっては束を作れないことになってきました。
野菜は価格が上がれば店頭の値段が上がります。しかし花はいくら高くなってもその分の価格転嫁が出来ない商習慣になっています。35年前から商品も価格も同じなのです。
また、コールドチェーンであってもそうでなくても価格は変わりません。
以上は今日も続くホームユースの実情ですが、多くの花束加工メーカーは値上げに向け必死に動き始めています。従来の商習慣の打破です。そうでないとビジネスが続きません。
しかし、実情はそうなのですが本質論ではありません。量販店の皆さんが値上げを認めても問題は解決しません。私は全ての商品の入れ替えが必要と考えています。量販店は更に上質の花を販売しなければいけません。更にコールドチェーンでなければいけません、更に包材も環境配慮型でないといけません。また、鮮度の悪いものをいかにもいいと言って販売してはいけません。
私の具体的な提案は1束:1,000円のブーケです。1本あたり200円、この商品は今までどこにも存在していません。今までの量販店は安い価格で販売し、そのシェアを増やしてきました。しかしその結果安い花(場合によっては低品質の花)は生産者の数を減らしました。提供する花が少なくなり、秋・春の彼岸、お盆の時期の花が時期に高騰し、結果誰もが苦しむことになりました。量販店の切り花は明らかに本数ベースでは切り花全体の半分を占めるでしょう。もう安さだけの時代ではなくなりました。品質の良い花、コールドチェーン、環境配慮の包材どれもコストです。量販店は勇気をもってはそこに入る時代がやってきました。
全く新しいホームユースフラワーの商品を作り出していきましょう。繰り返します。具体的には1束:1,000円(1本200円)を基準としてはどうでしょう。
量販店のセルフ売り場、対面販売の売り場はホームユースの代表でしょう。さらに最近テレビでCMを繰り返してサブスクの会社は確実にその数字を伸ばしてきました。ホームユースの主体はもはや量販店と言う事になるでしょう。
しかし、伸びるはずのホームユース市場に大きな問題が起こり始めています。切り花の高騰です。多くの場合、298円、398円などがホームユースの主体でありましたが、花の価格によっては束を作れないことになってきました。
野菜は価格が上がれば店頭の値段が上がります。しかし花はいくら高くなってもその分の価格転嫁が出来ない商習慣になっています。35年前から商品も価格も同じなのです。
また、コールドチェーンであってもそうでなくても価格は変わりません。
以上は今日も続くホームユースの実情ですが、多くの花束加工メーカーは値上げに向け必死に動き始めています。従来の商習慣の打破です。そうでないとビジネスが続きません。
しかし、実情はそうなのですが本質論ではありません。量販店の皆さんが値上げを認めても問題は解決しません。私は全ての商品の入れ替えが必要と考えています。量販店は更に上質の花を販売しなければいけません。更にコールドチェーンでなければいけません、更に包材も環境配慮型でないといけません。また、鮮度の悪いものをいかにもいいと言って販売してはいけません。
私の具体的な提案は1束:1,000円のブーケです。1本あたり200円、この商品は今までどこにも存在していません。今までの量販店は安い価格で販売し、そのシェアを増やしてきました。しかしその結果安い花(場合によっては低品質の花)は生産者の数を減らしました。提供する花が少なくなり、秋・春の彼岸、お盆の時期の花が時期に高騰し、結果誰もが苦しむことになりました。量販店の切り花は明らかに本数ベースでは切り花全体の半分を占めるでしょう。もう安さだけの時代ではなくなりました。品質の良い花、コールドチェーン、環境配慮の包材どれもコストです。量販店は勇気をもってはそこに入る時代がやってきました。
全く新しいホームユースフラワーの商品を作り出していきましょう。繰り返します。具体的には1束:1,000円(1本200円)を基準としてはどうでしょう。
- フローラルイノベーション [11/21]
- 今こそ立ち上がる時! [11/19]
- まとめ方は力 [11/18]
- フットケアはありがたい [11/15]
- 靴磨きは一つの楽しみ [11/14]
- フラワービジネスノート~花研手帳(A5判) [11/13]
- オランダ出張 [11/12]
- 早い復興を! [11/11]
- 社員の皆さん! [11/08]
- 果物の消費量 [11/07]
- 英一蝶 [11/06]
- 横浜優勝 [11/05]
- 山梨県小菅村 [10/31]
- オランダ、花の展示会 [10/30]
- 明日のために [10/29]
- 長く続く企業 [10/25]
- 薪能 [10/24]
- UEROVERO ヨーロッパの自転車道 [10/23]
- 樹木にもどうやら流行りがあるようです [10/22]
- 能登事業所 [10/21]
- 2024年11月(12)
- 2024年10月(15)
- 2024年7月(15)
- 2024年6月(15)
- 2024年5月(19)
- 2024年4月(13)
- 2024年3月(17)
- 2024年2月(12)
- 2024年1月(18)
- 2023年12月(14)
- 2023年11月(17)
- 2023年10月(16)
- 2023年9月(14)
- 2023年8月(18)
- 2023年7月(19)
- 2023年6月(15)
- 2023年5月(14)
- 2023年4月(16)
- 2023年3月(18)
- 2023年2月(14)
- 2023年1月(15)
- 2022年12月(10)
- 2022年11月(17)
- 2022年10月(15)
- 2022年9月(13)
- 2022年8月(19)
- 2022年7月(15)
- 2022年6月(19)
- 2022年5月(16)
- 2022年4月(16)
- 2022年3月(16)
- 2022年2月(11)
- 2022年1月(14)
- 2021年12月(18)
- 2021年11月(19)
- 2021年10月(18)
- 2021年9月(20)
- 2021年8月(21)
- 2021年7月(14)
- 2021年6月(13)
- 2021年5月(12)
- 2021年4月(17)
- 2021年3月(19)
- 2021年2月(16)
- 2021年1月(17)
- 2017年11月(3)
- 2017年10月(9)
- 2017年9月(8)
- 2017年8月(6)
- 2017年7月(7)
- 2017年6月(5)
- 2017年5月(9)
- 2017年4月(8)
- 2017年3月(9)
- 2017年2月(8)
- 2017年1月(7)
- 2016年12月(8)
- 2016年11月(1)
- 2014年12月(6)
- 2014年11月(6)
- 2014年10月(13)
- 2014年9月(15)
- 2014年8月(15)
- 2014年4月(2)
- 2013年10月(2)
- 2013年8月(4)
- 2013年7月(2)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(5)
- 2013年3月(2)
- 2013年2月(9)
- 2012年6月(1)
- 2012年3月(1)
- 2012年2月(4)
- 2011年11月(1)
- 2011年9月(3)
- 2011年8月(4)
- 2011年3月(1)
- 2011年2月(5)
- 2011年1月(10)
- 2010年12月(1)
- 2009年7月(1)
- 2009年6月(3)
- 2009年5月(7)
- 2009年4月(12)
- 2009年3月(10)
- 2009年2月(9)
- ご挨拶(7)
- その他(6)
- ガーデン・植物、花(23)
- チャコボール(3)
- ビジネス(6)
- ピーターラビット™フラワーズ(1)
- 企業情報(23)
- 商品・デザイン(28)
- 地元・地域(31)
- 夢・経営理念(8)
- 季節(6)
- 季節・趣味(12)
- 安全管理(1)
- 家族・交友(13)
- 展示会(17)
- 店舗紹介・グルメ(2)
- 思い出(1)
- 技術(7)
- 新着商品・サービス(8)
- 日常(80)
- 書籍(3)
- 未来(11)
- 歴史(1)
- 気候(7)
- 決意(10)
- 海外情報(9)
- 石川県(4)
- 社会(4)
- 社会情勢・業界情報等(48)
- 能登事業所(15)
- 自然(3)
- 興味・関心(11)
- 花の業界情報(78)
- 親交(57)
- 趣味(50)
- 趣味・ゲーム(1)
- 関心・技術(34)
コメント一覧
- :Shino[11/15]
- 靴磨きは一つの楽しみ
- いつも素敵な靴を履いていらっしゃるので、私もきちんとしなければと思います。...
- :ShinoMorishige[11/05]
- 横浜優勝
- 長野県には県歌「信濃の国」があります! 長野県出身の母は今でもそらで歌えます。
- :守重 信乃[06/07]
- 四海波
- 別に嫌がってはいませんよ笑 楽しみにしています!
- :高嶋博[04/15]
- 高遠の桜、新宿の菊
- 守重会長様 三元ラセン管工業の高嶋です。...
- :西田[02/26]
- 展示会の成功は「あるべき姿」追求と「普段」から
- 日々の活動からあるべき姿を共有し、活動できるようにしてまいります。
最新トラックバック
-
肉白日
from PoweredTEXT
約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る
コメント