大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


ピートモスとチャコボール

投稿日時:2022/01/26(水) 17:00rss

以前にも触れたことがありました。
イギリスと北欧の国々では昨年ピートモスの生産が出来なくなりました。ピートモスは泥炭です。昔から家庭の燃料としてヨーロッパでは使用されていました。
また、ピートモスは園芸用の用土として世界中で活用されています。勿論日本でも例外ではなくこの用土は全てヨーロッパなどからの輸入です。現在、バルト三国からの輸入が多いとされています。昨日伺った大手ホームセンターの役員のお話では、このピートモスをアイルランドから輸入していると話されていました。しかしそれもあとわずかで輸入出来なくなるとのことでした。私共は今回エチオピアのバラ加工とチャコボールのお話で参りましたが、このチャコボールには随分ご興味を持っていただきました。
アイルランドからのピートの輸入が終了する理由が、北欧と同じく環境問題がからみ、大地を掘って生産することがもうできなくなり、更に今生産している国もいずれは同じようになるだろうとのご判断がありました。
オランダでは他の材料から人工用土の生産を考えているようですが、まだ完成していません。その中で将来にわたり問題なく生産できる人工用土としては、チャコボールが植物の生育もよく、家庭内でも安心して育てることが出来ることなどお話いたしました。勿論価格がピートと比較にならない程の高値であることを申し上げましたが、チャコボールの特性の一つは洗浄、殺菌すれば何度でも使用できることなど申し上げ、ご理解を頂きました。

その方は、ピートモス採掘の中止を既にご存じでした。今の段階で言えることはピートに代わる材としてはチャコボールだけというのが実態です。

 

トラックバック一覧

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

詳細へ

個人プロフィール

詳細へ

バックナンバー

<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

コメント一覧

最新トラックバック

  • 肉白日 from PoweredTEXT
    約半年前ほど 昔の写真を 引っ張り出して 人生の軌跡を綴る