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シュロの木

投稿日時:2025/02/28(金) 11:10rss

シュロの木

今朝、社内でシュロかネコヤナギかで少々議論がありました。
キリスト教を知る人はエルサレム入城(復活祭の1週間前の日曜日:聖枝祭)の際手に持っていた枝はシュロの木の枝と言います。元論この話は聖書の中の話であって正しい話です。

しかし私はシュロのではなくネコヤナギの枝ではないかとばかり思っていました。正教会がキエフ経由でロシアに入り、ロシアでは聖枝祭に使われていたものがネコヤナギであったことから日本でも同じ枝を使用していました。その様な事から私は勝手にネコヤナギと思っていましたが、聖書によれはシュロの木です。恐らくこのことはエルサレムの地域が影響しているのでしょう。しかしその時期のロシアではシュロの木は入手できずネコヤナギの枝にしたのかもしれません。
とすれば世界は広いですが、シュロやネコヤナギでない例もあるかもしれません。早速検索いたしましたが、エルサレムなど中東ではシュロの木で間違いありません。お隣のギリシャではオリーブの木が使われています。さらにコーカサスのジョージアでは木の枝ではなく、様々な草が使用されるようです。このように考えてみると布教活動を続ける中で宗教は意外と柔軟な手を打っていたようです。歴史を感じる話でもあります。

またもうすぐ復活祭がやってきますが、これもカトリックとオーソドックス(正教会)では異なります。これは暦の問題でどちらの暦を使用しているかで日にちが異なります。
カトリック、プロテスタントではグレゴリオ暦を使用し、オーソドックスではユリウス暦(旧暦)を使用しています。毎年復活祭の日程は双方異なりますが、今年はどちらも4月20日となっています。
 

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