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仏花は変わる

投稿日時:2024/12/04(水) 09:00rss

この商品は春秋の彼岸、お盆などの時によく売れます。量販店様によっては花の売り上げの半分近くがそれに該当します。量販店の花の商品としてはなくてはならないものになっています。尤もその昔、仏花は多くの生花店の商品でした。どこの生花店にも白い紙で包まれた仏花がきれいに並べられ売られていました。

それが量販店の商品になったのは、花束中心で店を作っていた量販店にとって仏花は尤も確実に販売できる安定した商品だったからです。サイズもほぼ同じで新たな売り場が必要ありませんでした。この仏花は現在500円から700円ほどで販売されていますが、中には400円を切るものもあります。仏花は何に使用されるかと言えば、普段は家の仏壇に飾られるのが第一です。更に墓参の際、お供え花として使われ、これが3月、7月から8月にかけてのお盆の時期、更に9月の秋彼岸はよく売れる時になります。それが第二です。私も春、秋、お盆の時期には従来お寺の近くにあるスーパーさんへ寄り墓参するのが常でした。それがここ数年花は花屋さんで購入すること方が増えてきました。
私が申し上げるのは少々問題かもしれませんが、何処のスーパーさんで購入しても少々さみしい仏花です。大体600円ほどです。これは一部のコンビニで購入しても600円ほどです。この話を社内でよくしますが、お母様からスーパーの花は買わないで、と言われる人もいます。。
もちろんすべての人ではありませんが、せめて仏花だけはもう少しお金を出してもいいから一対で3,000円、4,000円、中には5,000円までOKという人もいます。霊園で売られるものは一対2,000ほどです。

仏花、墓花は家の中に飾るお花とは異なると考えている方が多い様です。花束を見て満足するのはどうやら一束2,000円ほどではないかと思います。1対で4,000円は亡くなった家族への思いであればいい価格ではないかと考えています。確かに4桁はいい価格帯ではありますが、仏花からでも4桁の花束は如何でしょうか。

この価格まで行くと、仏花のイメージその物を替えることも重要なのかもしれません。洋風に、更にはブーケにといったイメージが膨らんできます。このことはアドバイスを頂いた事もありますが、いずれ答えを出さなければいけないと考えていますが、もっと深く考える必要があります。
 

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