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オランダの花事情

投稿日時:2011/11/02(水) 15:50rss

オランダの花事情
 
      2011年11月2日(水)
 
毎年オランダのアムステルダム市内にある展示会「RAI」で開催中の
ホルティーフェアは何時もと違っていました。全部で11会場あるうち
今年は8-11会場と例年と比較し1/3での開催となりました。会場
が「RAI」となって10数年毎年来ていますがこのような状況は初めて
です。世界でトップの展示会でしたが今ではまとまった海外からの出
展もなく中国企業の目立つことになっていました。もっとも同じ時期に
同じような展示会が別の会場で行われるため、必ずしも1/3ではあ
りませんが、そちらを加えても半分くらいかもしれません。

なぜ!その様になってきたのか、オランダの花の生産は現在のところ
世界でトップである事は間違いありませんが、この10年で見ると最も
販売量の多いバラは既に75%がアフリカにその産地を移しました。そ
の殆どがオランダ人の手によるものです。更に流通に関してはオランダ
人が抑えていることもあり、余り困る事はなく、アフリカ生産の結果スパ
ーなどで売られるバラの尤も販売量の多い、30センチのバラは20本
で400円ほどです。つまり消費者にとってアフリカ生産のバラは多くの
花を楽しむにはいい話なのです。

しかしこの結果、花消費の多いイギリスでは量販店で売られる事が多
いため、アフリカ産の花の調達はイギリス人の手になって来ています。
大きな括りでいうと必ずしも、今後全てがオランダ人によらない環境が
出始めてきました。アフリカの他コロンビア、エクアドル、将来的には中
国を始め、アジア各国など生産販売でオランダ以外の国がひしめいて
きています。

最後に私の結論ですが、オランダの花の流通は半端な物ではなく、消
費地を北ヨーロッパから南ヨーロッパへ広げ、今は東ヨーロッパ、ロシア
と販売地域を増やしています。この事実は決して軽く考えるものではな
く、オランダの地位を守る事になります。一時期イギリスの花商品が増
えることでオランダはその立場を守りましたが、現在様々問題を抱えな
がら、イギリスとは反対の東へその販路を広げ更に拡大していく事にな
るだろうと考えています。
しかし従来のように一本調子では行かない事情は別の機会とします。

オランダ ホルティーフェア会場内

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1936年 4月創業 1968年(株)守重商店設立、1987年生花包装資材機器販売業として、インパック株式会社へ社名変更する 2007年9月南青山にピーターラビットフラワーズをオープンする。 2008年2月石川県に生花包材専門工場稼動する。...

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