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2021年11月22日(月)更新

白竜も偉い

いつでしたか、お能の羽衣の登場する天女(シテ)の冠についている花は何かと思っていたところ、ラジオの中で庭に咲いていたボタンがあまりに見事なので、それを使ったと話していました。しばらく不明でしたが、この時よくわかりました。

同じく羽衣の中で、天女が松の木にかけていた羽衣を土地の漁師の白竜が家に持ち帰ろうとしていたところ、天女が遠くからその衣は自分のだと言って近づいてきます。天女はそれがないと天に戻れないと大いに嘆き、羽衣を返して欲しいと懇願します。白竜は天女の落胆ぶりに舞を見せてくれれば羽衣を返すことにしましたが、羽衣を先に返すとそのまま天に戻ってしまうのではないかと疑います。

その時天女は「疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」と言います。ここはある意味で羽衣の最も重要なところでもあります。問題は白竜で、この言葉を聞き大いに恥じ入ります。結果羽衣を返すことに致しました。天女は羽衣を羽織り天から宝物を降らせ、約束通り舞を舞います。今まで天女の言動が素晴らしいと感じていましたが、相手の白竜の天女の言葉に「恥じ入る」ところも素晴らしいと思い始めています。羽衣を返す白竜があって、初めてこのお能は成立しています。私も白竜のような素直な人になりたいものだと感じています。

お能の目的の一つは多くの人たちに宗教観、人生などをそっと教えてくれることなのかもしれません。
 

2021年11月19日(金)更新

今年は紅葉がきれい

私の住む東京都の東大和市には、多摩湖という大きな湖があります。この湖は東京都民の水がめになっています。それ故、湖の周辺には多くの樹木があり、一部を除き簡単に湖のほとりには近づけません。

家が近いこともあり、多摩湖へ向かう道を連日通っています。周辺の樹木の多くは落葉樹です。けやきもあれば、もみじもあります。紅葉すると赤あり、黄色ありとなります。毎年私たちの目を楽しませてくれていますが、今年の樹木は今までにないくらいきれいに紅葉しています。

今年、9月は寒く10月は暖かく、適当に雨も降るなど、天候の変化は色々ありました。素晴らしい紅葉は今年の天候に影響を受けたのかもしれません。
これから3週間程は通る人を楽しませてくれます。

また、ほぼ落葉樹のこの森は、紅葉の後、多くの葉を落とすことになります。周辺の生産者の皆さんはこの森に入り、大きなかごに落ち葉を詰めて家に持ち帰り腐葉土を作ります。その腐葉土を生産する作物の栄養分にしています。
素晴らしい地域循環型な世界を作り出しています。
 

2021年11月18日(木)更新

近づく展示会

大きな展示会場で年間、どのくらいの展示会が開催されているのでしょう。さすがに昨年、一昨年と中止に至った展示会もあったようですが、今年はそのような中止の話は聞いていません。全て開催しているでしょう。
インパックが出展を決めている3つの展示会は、いずれも開催の予定です。来週になったフローラルイノベーション(東京ビックサイト)、来年2月のスーパーマーケットトレードショー(幕張)、同じく3月のFOODEX(幕張)、その他にも生花卸売市場が主催する展示会を含めますと、年間10回程の展示会に出ています。

展示会では自社の製品を並べ、またビデオで大型の機械の映像を流すことで、インパックの全てを知っていただきます。つまり自社のPRの場と捉えることができます。更に、多くの同業者や、関係する企業なども出展されていますので、他社の動向も確り把握する大事な機会となります。
また、展示会は今日のインパックを知っていただくのと同時に、明日のインパックを知っていただく機会でもあります。ホームユースフラワーの将来はどうあるべきか、ここをインパックは展示会で知っていただきます。
花束の製造場面で言えば、更なる自動化への方向性を打ち出し、花束加工の将来を明確に示すことが重要です。今回はそれを多くのモニターを使用し、ご理解いただけるようにしたいと考えています。また、品質管理を言葉ではなく、より具体的にご理解いただくことが重要です。今回は世田谷のIFRL(国際花き分析センター)の紹介を行ういつもりです。更に、花販売の場面では什器を並べ、多彩なブーケを用意し、見て分かる展示を心がけています。ほぼすべて自社製品で固めています。

明日のホームユースフラワー市場を提案し、ご理解いただけるようにいたします。

 

 

2021年11月17日(水)更新

マスクの話

日本中マスクだらけの日が続いています。

恥ずかしい話ですが、家には1,000枚ほどのマスクの在庫があります。一番新しいのは先週、業務スーパーで購入した50枚250円のものです。最も同じものが最近まで750円でしたから本当はもっと高いのです。
200枚はマスクのない時、会社から支給されたものですから既に1年は立っています。その後、セブンのPBマスクなどを買っているうちに1,000枚になりました。

尤も最近は、5枚入りのマスクを購入する機会が増えています。大体5枚で1週間分となっています。コンビニ各社のマスク売り場には、各社の様々な特徴が印刷された袋に大体5枚入りでマスクが並べられています。一体何がいいのか分かりません。

しかし、色々買ってみての結果、以下の事だけは分かりました。
同じような値段(270~300円)のマスクの中で何がいいのか、私なりの結果を書いてみますと、薦められるのは2社です。
 

2021年11月16日(火)更新

恐竜研究者

今朝早く、水天宮近くのホテルでセミナーが開かれていました。毎月一回、朝食会と称して講師をお招きし、話を伺うことになっています。まだ一年ほどしかたっていませんが、毎月出かけています。最もコロナが激しい時期はさすがにZOOM開催でした。今日はコロナの感染者が減ったこともあり、席は円卓に代わっていました。これで参加者同士話をすることができます。今までは大きな長い机に二人で座っていました。

今日の話は少しく楽しみにしていました。私の大好きな恐竜学者の北大の小林先生のお弟子さんに当たる、筑波大学の田中康平先生です。小林先生は昨年発表した日本で初めて全骨格が確認された恐竜の、その姿を作り上げた方です。新種恐竜ということもあり、名前をカムイサウルスと名付けたりもしました。

田中先生は北大で小林先生の後輩にあたり、新たな考えを元に様々な新説を発表しています。その一つが恐竜にはきれいな羽毛が生えていた、です。確かに最近の恐竜番組で登場する恐竜は色鮮やかな羽毛をはやしています。今日の話では証明できるといっていました。
また鳥は恐竜の子孫である、これも興味深いです。
鶏の足を見ると確かに恐竜の面影があります。

今日、田中先生にお会いしたかったのは、NHKの子供電話相談室でよく話を聞かせてもらっているからです。
まるで恐竜が大好きな少年の様でした。
 
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