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2023年11月30日(木)更新

イギリスの花売り場を思う

ホームユースフラワー全体の話です。ここ数年の価格は欲しいときに高く、そうでない時は安くなる。このようなことが続いている間、次第に花のマーケットは収縮し8,000億円を切ってきました。1兆2,000億円の売り上げがあったことが夢の数のような気がします。しかしそのころ農水省は3兆円のマーケットを描いていました。
その意味では現在の姿は少々問題かもしれません。

私はこの際、ホームユースの花のマーケットを一層上げる努力が必要と考えています。そのためにはスーパー、ホームセンターの花売り場を劇的に変化させる必要があります。大きな売り上げを上げているチェーンは対面販売を目指し進めています。また、一般のスーパーマーケットは仏花の販売が多く見られます。
私はスーパー本来の花はセルフであるべきと考えます。セルフの中でいかに販売量を増やしていくのかなのでしょう。仏花は大事、これは事実です。しかし他にも3,000円のブーケ、単品物でも一束1,000円などは未だ商品として成立していません。いち早くスタートを切ったイギリスでは200億円を超えるチェーンが5系統以上ありますが、商品は何処もフルラインで並べられています。

今こそ量販店の売り場を変え、日本の花の消費量を増やす時と思います。
また量販店の売り場を変えるにはコールドチェーン化、切り花の大規模生産、商品企画力等充実させる必要があります。私共の役割は大きいと思います。
 

2023年11月29日(水)更新

12月の準備

今朝早く出かけるため車に乗ったところうっすらガラスが氷っていました。・車の温度計は0℃となっていました。氷も0℃もこの冬初めてです。昨日の日中は22℃まで上がりましたのでその差は22℃もありました。

1.冬タイヤ
いよいよ冬に向かいます。タイヤも冬タイヤに取り替えました。この冬タイヤ、一度も雪が降らないこともあり、降っても問題ない年もあり、何かもったいない気がします。しかし本当に必要な時もあり、万が一のことを考えると冬タイヤは付けることは必須となっています。会社では本社からは北関東へ向かうことがありますが、営業車は冬タイヤへ切り替えています。

2.アルコール検知器
また、12月1日からは営業車をはじめ、社用車は全てアルコール検知器を取り付けることになります。一昨日は総務から各営業所へ車両台数分発送しました。本社は直接営業の皆さんに手渡しをしていました。
12月1日からは車に乗る際、必ず検査を行います。これにより前日の結果がはっきり出ることになります。深酒の結果、朝アルコールが残っている時は運転が出来ません。不幸なことが起きないように検査はきちっとやっていくことになります。
 

2023年11月28日(火)更新

季節外れの開花

数日前から家内が庭のトチノキを見上げていました。何なのか聞いてみるとトチノキが花を咲かせている、との事でした。最近真上を見ることが出来なくなりましたが、やっとの思いで私もトチノキの先端を見上げると7つばかり花をつけていました。寒風の中で咲いている花を見ていると何かかわいそうな気がします。
先月はライラックが花を付けていました。今年は何か変な感じがします。このところ毎年何か変なことがあるので、おかしい気がしますが、明らかに12月間近に5月に花をつけるトチノキは少々変かもしれません。

もっとも、庭先の木の場合は何か変で済んでしまいますが、切り花の場合、ビジネスとなるとそう簡単ではありません。お盆やお彼岸などのハイシーズンに花が出てこないとなると調達価格が高くなり、多くの切り花加工メーカーや生花店さんは大変困ります。
この場合、多くはハイシーズンが終わるとどっと花が出てきます。今度は需要期でない時に出てくることで花は一気に安くなりますからこれも困ります。最近多くの加工メーカーさんは必要な時に花がなく、あまり必要としないときに多く出る、このパターンに少々嫌気がさしています。確かにこの数年連続しているようです。

やはり仕入れ価格の上昇は大いに問題であります。
 

2023年11月27日(月)更新

スリーブから見る環境問題

先月のオランダの展示会ではスリーブの商品が多く展示されていました。それはパッケージ会社ではなく、切り花生産者、鉢物生産者の店頭に於いてです。
パッケージ会社の展示は格別変わったところはなく、インパックもかなり頑張っている気がいたしました。勿論まだまだ、インパックは更に力を入れる必要があります。

今回に目についたのは、ぺーパースリーブとOPPスリーブの展示方法でした。多くの生産者はぺーパースリーブとOPPスリーブを交互に並べていました(商品を入れたまま)。その意味を伺うと、どちらの注文が入っても両方受けられるように並べているとのことでした。恐らく量販店のチェーンにより紙かポリか決めかねているのでしょう。
これらの話を考えてみると、まだ行き先が決まっていない状況なのでしょう。しかし英仏、続きオランダでもプラスティック(ポリエチレン・ポリプロピレン等)材料はその40%を再生品に使用することが法律で義務付けられています。産油国から運ぶ原油からプラスティックを作るより再生材料からプラスティックを作る方が炭酸ガスの排出量が少ないそうです。

常にヨーロッパと日本では環境の考えが異なっています。再生プラスティックを40%使用すると決めた英仏と、日本のように決まっていない国とありますが、日本は再生の道ではなく生分解(含、植物由来のプラスティック)に向かうかのように見えます。見た目の綺麗さはともかく、再生の道を探ることも重要かと考えています。
 

2023年11月24日(金)更新

中国からのお客様

22日は早朝から少々緊張していました。インパックの顧問をお願いしている小國先生(日本食品包装協会・専務理事)のご紹介で中国広東省広州市にある保育園の董事長とそのご主人である陳志国先生をお迎えし、小規模保育園で意見交換会を行うことになっています。昨年(前回は普通の保育園)に引続き二回目となります。ご主人は中国の代表的なインクメーカーの社長です。

今回は時に0歳児、1歳の園を見たいとお越しになりました。董事長のご主人、お妹様、お子様、通訳代わりに日本法人の部長が同行されました。
迎える側の谷里保育園の分園に当たるルボア(0歳児、1歳児専門)では園長、副園長のお二人と私で対応いたしました。折も折、来月の発表会の練習も佳境に入ったところでもあり、1歳児の皆さん3クラス、0歳児2クラスが、発表会前の本番に近い練習を舞台でお披露目しました。さすがに1歳児の皆さんはそれぞれ曲に合わせ体を動かしていました。声掛けにも手を挙げて答えていました。0歳児の皆さんもダンスを披露してくれました。
私は勿論ですが、ご訪問頂いた皆さんも感激の面持ちでした。

中国では0歳児、1歳児、2歳児の保育はこれからの様でした。近く始まる0歳児から2歳児までの保育の現場を見学したいとのご要望をお聞きし、実現いたしましたが、今回も小國先生のお世話になりました。
次回は園長先生が広州市の保育園にお出かけになるかもしれません。
 
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