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2023年10月03日(火)更新

渋皮がむける栗

私は食べ物の中で最も好きなものは栗かもしれません。尤もおいしい食べ物がたくさんありますから一つに絞るのは難しいのですが、栗は子供のころから大好きでした。

昔パリの街を数人の社員とあるいていたときのことです。 どう見ても日本人と思えない人が私に「クリ!クリ!」といって近寄ってきます。ここでは近寄って来る人は少々危険なのでよけようとしましたが、相変わらず「クリ!クリ!」なのです。何かと思いましたが少し離れたところでドラム缶のようなうえで栗を焼いていました。焼き栗でした。
イタリアでは焼き栗をたくさん食べることは知っていましたが。フランスでも道路の上で栗を焼いていました。早速それを買い、袋に入れてもらいましたが随分高かったのを思い出します。その栗は小さく荒皮と共に渋皮も一緒に剥けましたので中国の天津甘栗と同じようなものなのでしょう。
それに引き換え日本の栗は渋皮を向くのが中々むずかしいと思いました。10数年前、茨木で渋皮が簡単に向ける栗が開発されました。その一本が東大和にあります。一昨年その方がたくさん持ってきてくれました。大型の栗でとてもおいしくいただきました。
簡単に皮のむける栗は、小型のものが多くありますが、これは違いました。とても大きく便利な栗でした。

もっとも最近は大型の栗でも簡単に向ける商品がたくさん出ています。これは中国産が多いようです。大きい栗も、小さな栗も中国産の栗は渋皮が簡単に向けます。不思議な気がします。
 

2023年01月13日(金)更新

孤独のグルメ~最果ての東大和

一昨日、6時過ぎのテレビ番組です。

コミックを原作としている「孤独のグルメ」という番組の再放送を見て少々驚きました。
インパックの会社の近くのビルの一室で、ある女性の知り合いと主人公がいました。その後、食堂を訪ねる設定になっています。そのビルを出て、インパックの前を通る主人公がいました。

その後、すぐ側の焼き肉店を探し、中に入って食事をする設定になっています。さんざん肉を食べ、外に出ました。その時主人公の一言が効いていました。「最果ての東大和にもうまい焼き肉屋がある」こんなセリフでした。この焼肉屋さんは今ありませんが、この番組に流れた後、夕方から沢山の人が幾日も並び、地元の人がいけなくなった事を思い出しました。

「最果ての東大和」別にいいのですが、もう少し別の言い方もあったのではないでしょうか、などと考えています。
 

2022年09月07日(水)更新

安倍さんの国葬考

あれだけ長く首相をお務めになった方ですから、これからの活躍が本来あってしかるべきところ、不幸な事件の為に命を落とされました。
大阪の、四国の事件などで国会において大分やられ、本当のところは私などに知る由もありませんが印象深い方でした。取引先の社長が首相の実兄だったこともあり、何か遠い人ですが親しみは持っていました。私は若いときの様になんでも批判する精神は、とっくの昔になくなっていました。
国葬を決めた理由に長く首相をお務めになったというのがありますが、時間軸ではなく本来は実績で見ていくべきでしょう。それは安倍さんの為でもあります。外交にあっては真価を発揮されました。元気であればプーチンさんにも一言あった方ではなかったかとも思います。

結論ですが、ご本人の意思はどうかと言えば、この後、本物の重鎮として日本の行く末を見て行動、発言、指導を行っていくことが出来なかったことを考えれば、ご本人は決して国葬をお望みにはなっていないのではないでしょうか。

亡くなった政治家ですからこの後、安倍さんを良く知る人や政治学者に方によって良し悪しをすべて明らかにして欲しいと考えています。
 

2022年08月23日(火)更新

悩み3秒

今朝、尊敬する方からメールを頂きました。

「悩みは次第に波紋の様に広がっていく」小さな石を池に投げこめば、すぐに分かると言われます。本来の悩みは投げ込んだ石と同じくらいのサイズなのに、時がたつと波紋と同じような大きさになってしまいます。確かに本来の悩みは投げ込んだ石の様に小さいはずです。
このことはよく分かります。一人で考えたり時がたつと、次第に問題が大きくなっていきます。本質を見ればことによると大したことのない場合があります。

私の場合、悩み3秒と決めています。
また、今は悩む時でないと決め、後回しにして今は今やることに専念します。一仕事終えてから長くて5分ほど真剣に考えます。できれば秒単位で終わらせるようにしています。
勿論どうにもならない悩みを知らないわけではありません。そのような時は常に基に走ります。いくら考えても自分では解決できません。相手が人であればその人に、会社であればその会社に、銀行であればその銀行に行き、相談するようにしています。回りをつついても波紋は広がるだけです。悩みの本質が分れば、解決に多少時間をかけてもいいと考えています。

兎に角、原因となっている所と話し合うことこそが重要ですね。

 

2022年06月23日(木)更新

白鳥入蘆花

これは禅語の白馬入蘆花を下村湖人が白鳥に書き換えたと聞いています。次郎物語が好きな私は「白鳥入蘆花」の方にすっかりなじんでしましました。

辺り一面真っ白な蘆の花の中に、一羽の白鳥が舞い降りる姿を想像しただけでも心が洗われます。蘆の花は多少揺れるでしょうが、白鳥がどこにいるか瞬間で分からなくなります。つまり花を揺らした元は誰か分からないのです。自宅には10年ほど前、下村湖人の生家を訪ねた折、そこを守っておられるご老人から頂いた書の写しを飾っています。

おそらくこれは湖人の人生観なのでしょう。勿論出来るわけはありませんが、私もその精神を受け継ぎたいと考えています。蘆花は間違いなく白鳥が舞い降りたところを中心に波の様に揺れ広がっています。鳥はどこにいるかも分かりません。しかし明らかに花はそこを中心に広がっているのです。

私の場合、つい黒鳥入蘆花のようになってしまいますが、人生の最後に一つ、世の中に役立つ仕事を白鳥入蘆花のごとく行いたいと考えています。
 
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