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2026年01月28日(水)更新

安心して暮らせる社会

今、選挙戦が始まりましたがいくつか思うことがあります。
現在、スーパーでは商品が並び、余程の例外がない限り棚が開くことはありません、しかし過去においてそのような事例はいくらでもありました。終戦直後の物がない時代はその典型です。更に石油ショックのあった1973年、77年の二度にわたる時代は多くの商品が不足し品物が入荷しませんでした。この時はいかに石油依存が激しかったかを思い出します。現在では中国のレアアースが入らないのも似たケースです。石油の時はアラブ諸国との関係でした。
農産や水産では気候変動の結果、サンマ、イカが入荷しない話をよくニュースで聞きました。更に水不足の結果、作物が取れない被害も多くありました。以上のように自然相手の物は気候変動で大きく作用します。更にレアアースなどはほぼ政治問題です。前述の石油問題も同じように政治問題でした。
ビジネスの中でいくつもの原因で品物が不足し、入荷しないことがありますが、これは物が売れない以上に深刻な問題です。スーパーに品物がないことは現在ではほぼ想定できませんが、そうとばかり言えない事態になることもあります。今までは消費者サイドとしてはほぼ心配しない環境で今日まで来ましたが、各企業は大変な努力をしています。企業には供給責任があり、それは大企業でも小企業でも同じです。常に滞りなく物は入ってくる努力を各企業は行っています。問題は自分たちの域を超えるような出来事が起きないようにしてほしいと考えます。これはやはり政治の問題です。

安心して暮らせる社会が重要です。争いのない安全な社会を作るのは繰り返しになりますが政治の問題です。
 

2025年12月24日(水)更新

四海波

四海波は海に囲まれた日本は波静かで安心して暮らすことが出来る国、といった謡です。日本の行く末にかかわる大事な謡だと思います。結婚式などおめでたい席で謡われます。

昨日のニュースでは中国が掘り進めている希少物質レアアースを日本では海底6,000mからレアアースが含まれる泥を特殊な装置で海底から吸い上げその泥の中からレアアースを取り出すという話が出ていました。日本では産業上このレアアースはどうしても欲しい物質のようです。現在では中国が世界の必要量の大半を国内で生産できる体制が整っています。先日テレビで大型ダンプ恐らく100トンダンプでしょう。それが大きな現場で縦横に走っている姿が映されていました。まるで鉄鉱石を掘っているようでした。しかしそこは鉄ではなく、レアアースを掘っているのです。驚くしかありません。もっともこの話は今に始まったことではなく毛沢東亡き後の鄧小平の時代にさかのぼります。当時の鄧小平は演説の中で中国には「中東には石油があり、中国にはレアアースがある!」と既に述べていたようです。これも驚きです。40年近く前、今のレアースの時代を既に予見していたのです。
日本の技術力もって6,000mから掘り出すことは事によると出来るかもしれません。しかしそのための費用と期間、そのための技術開発はかなり無理があるのではないかと思います。
レアースにかかわらず、自国で原材料を手に入れなくてはいけない日本は昔から産油国などと長い時間をかけ折衝を繰り返してきました。それが今日に至っています。今回のレアアースは中国です。難しい相手ではありますが、国内での開発を考えれば中国との関係性を作り上げることは重要だと考えます。これからの世界は更に変わることになるでしょう。今までとは違った外交が重要になったと思います。中国ともアメリカと同じような関係性の構築が必要になってきたと考えています。
何でも自分でやることは日本では無理だということは明治の時代から分かっていることです。独自の外交を作り上げなくてはこれからの世界では生きていけないと考えます。
 

2025年10月21日(火)更新

モバイルバッテリー

飛行機内でのモバイルバッテリーの問題はただ事ではありません。既に1台やられています。さらに国内の新幹線の中でも何度も電池の火災が起きでいます。モバイルバッテリーの問題は今のままにしていては大問題になる可能性があります。

すぐにでも国家が動くべき問題です。航空会社の事前のチェック体制では解決しないことになっています。私が不思議なのはこのような問題が起きた時はメーカーの名称をはっきりさせたり、商品番号を明らかにしたりしますが、今回の事故では一つもメーカーが出てきません。メーカーには責任がないかのようです。さらにモバイルバッテリーの品番も説明がありません。どうなっているのでしょう。今のままでは指をくわえたまま火災が起きるのを待っているようです。
また、モバイルバッテリーはほぼ中国製で安いのが2,000円、高いのが7,000円から1万円ほどです。問題になっているのは充電中の事故と言われています。しかしテレビなどではモバイルバッテリーそのものから火の出るビデオも流れています。発火には様々な場面があるようです。これらも含め、モバイルバッテリーの安全な使用方法、持ち運びの基準を早急に明らかにしてほしいものです。

私たちが安全に移動するためにもこの問題は大至急解決してほしいと考えています。
 

2025年09月10日(水)更新

石橋湛山

現在テレビ、ラジオなどでポスト石破の話でもちきりの様です。本当は私たちはこんなのんびりした言い方をしてはいけないのですが、自民党の弱体化の真の原因があるのに、全て石破さんでは少々問題です。

私はこんな時、いつも思い出す方がいます。石破さん(いしば)と名前がそっくりの石橋(いしばし)さんの話です。吉田首相と岸首相の間に立った石橋湛山首相のことです。首相就任期間は僅か56日間でした。羽田首相が55日でしたから現在では就任期間二番目の首相となっています。しかし石橋湛山の56日間は厳しく、激しい日々でした。その間、ほとんど入院をされていました。
自民党の総裁になるにも大変でありました。政敵は明らかに岸さんです。総裁選に石橋さんは打って出ました。そして岸さんに勝ち、総裁になりました。しかし総裁の座に就いた直後
そのお祝いの席で2月にコートも着ず風邪をひき、さらに拗らせベットの上の人になり、ついに国会に一度も出ることができませんでした。所信表明演説も岸さんが代読をいたしました。その後国会を開くことができず、首相退陣の話は連日のように持ち上がりました。石橋さんを見る聖路加病院の医師団はあと2か月の治療ができれば必ず元に戻るといっていました。さらに日本社会党の浅沼稲次郎さんは「とにかく寝たままでいいので一回国会に出て一言話してくれれば、あと2か月待ってもいい」と言われました。これは破格の扱いです。社会党も石橋さんには大きな期待があったのです。
彼は当然自分の体調を知っていました。破格の扱いを受けるわけにはいかず、ついに辞任となりました。
わたくしが興味を持つのは基本的考えの中に「小日本主義」というのがあります。これは戦前の話ですが、大日本主義とは全く反対の主張でした。さらに彼は戦前から民主主義者でした。その後大学の学長を務め、日蓮宗の権大僧正を務めました。戦後はGHQに逮捕されていました。本当の愛国者でもありました。さらに東洋経済の社長も務め言論人でもありました。このように多様な面を持つ石橋湛山に大きな魅力を感じ尊敬しています。
おそらく無念であったでしょう。
 

2025年09月04日(木)更新

価値ある仕事・運賃にただはない!

ビジネスをしていつも不思議に思うのは「運賃ただ」の看板です。運賃「無料」もあります。私共では能登の志賀町から年間約10万梱包を出荷しています。未だに運賃を100%回収していません。少しでも安価にお客様の所に商品をお届けしたいと、30年程前は、運賃ただをやっていました。決して売買差益が良かったからではありません。競争が激しく、私共だけ運賃を頂く環境にありませんでした。しかし反対に仕入先様からは運賃の請求が例外なく届くようになってきました。特にこの10年は大手配送業者の値上げが激しく、運賃を頂かないと経営が成り立たないところまで来ました。私共も今までは大手二社のどちらかと取引していましたが、値上げが厳しく任せられなくなりました。様ざま工夫し配送地域を分けその土地の得意な配送会社で出荷するようになり、15年前から見ると取引の配送会社は5社程になりました。それでも運賃値上げは避けられませんが、大手二社に頼むより運賃は安くなっています。インパックが手間暇かけ、僅かでも安い運賃を作り出しました。

先ほどの話ですが、運賃ただはそれぞれの会社の販売戦略に関わることなのですが、運賃ただと言われる配送会社の気持ちはどうなのでしょうか。物の価値で言えば、ただなどありません。インパックはこれからも運賃が頂けるよう仕事をしてまいりますが、世の中にはただなどない事を社内で確り理解することが重要です。配送業者に成り代わり、運賃ただと言い切るビジネスはやめた方がいいと考えています。価値のある仕事を目指すインパックとしてはこれからもお得意先様にご理解頂けるようにいいお仕事を続けて参りたいと考えています。
 
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