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2024年04月17日(水)更新

JAPAN PRIZE

天皇家には伝統的に科学技術に関係する学問に触れている方がおられます。
昭和天皇や秋篠宮殿下は水生植物・動物に関係する研究が有名です。現在の天皇は音楽にも造詣の深い方であることはよく知られた話ですが、科学技術分野でも昔から若い研究者に対して様々な応援をされていることは有名です。

今年もまたJAPAN PRIZE(日本国際賞)の表彰式が行われ、世界の化学技術に貢献された研究者三名の表彰式が行われました。天皇皇后両陛下が出席され格式のある見事な表彰式でした。受賞者はアメリカからお二人、イギリスからお一人の合計三名の研究者となっています。(私はテレビで見ました)

私の授賞式の現場を友人のお一人から写真を送っていただき、知ることが出来ました。勿論授賞式当日ではなく、会場が仕上がったばかりの写真です。お花が多用され、カラフルなデザインの会場になっていました。その写真を拝見し、漸くコロナからの脱却が始まったと心から喜びました。更にこの会場を彼が受注され作られたことで喜びも倍加しました。更に兎に角花が多く、この数年見たことのない作りでした。
これで花産業もようやく元に戻れる気がします。素晴らしい限りです。そのスタートを友人が作ったことになります。

 

2023年11月10日(金)更新

企業責任!

明日はもう日本へ戻ります。お陰様でオランダでのインパックの代理人を務めるWINさんや副社長や専務のおかげで一度もお医者様にかかることなく無事戻れそうです。帰りの飛行機の中で体調を崩し、成田の病院のお世話になったこともありますから食べ物には大いに気を付けるつもりです。

今回もオランダの変化を見ることになりました。アルスメールのオークションのセリは大幅に少なくなったとは言うものの、オークション周辺では有力な仲卸や加工メーカーが巨大な建物を立ち並べ、益々繁栄の後を見せてくれました。

一方メーカーとは何かを考える機会ももらいました。直接商品企画を立て、量販店と取引を行う生産者の企業が生まれて成功しています。つまり市場も仲卸もその中に入ることはできない仕組みになってきました。昨日のMMフラワーです。
更に今日は、広い意味でインパックと同じ土俵でビジネス展開を行う企業グループ(インパックの20倍規模)があります。この企業グループでメーカーの意味を教わりました。イギリス、フランスでは既にポリ製品の40%は再生を使用することになっています。これは法律です。オランダでも同じ法律が施行されます。大きい区切りでは世界中で同じことが起きるでしょう。今回伺った企業グループにはインパックが直接知る企業も数多く入っています。ここは包装資材、物流機器の単に製造販売ではなく、その回収を行い品目別にペレットの生産、更に最終フィルムを生産し、スリーブなどを作っています。
つまり製造販売するだけでなく、市場へ出た包材などを回収し、最終的に再生品を製造し販売しています。つまりこれからのメーカーの責任は製造販売だけではなく、広く販売した商品を回収し再生産をする責任を持つところがメーカーと言えることを教えてもらいました。インパックもそうでなければいけません。

多くのお得意先様に、そこのご理解いただくことがこれからのビジネスとなります。企業責任とは、より良い製品を作り価格を安定させること、更に世に出た商品を回収、再生産することがその責任を全うすることになります。インパックも早速、その責任を果たすことが出来る準備をしていくことにします。
 

2023年11月01日(水)更新

オランダIFTF

4年ぶりにオランダの展示会へ出かけます。

インパックがオランダの展示会に出かけたのは1978年だったと思います。この年はオランダから10社ほど、当時晴海の展示会場で行われていた施設園芸展に参加し、オランダの展示会のPRを行っていたことから大使館へ連絡し、出かけたのが最初でした。
同じ年、オランダ大使を囲み東京青年会議所(東京JC)がオランダで行われるJC世界大会の話を伺うことになっていました。出かけてみると前回伺った事務官の方がいらして、親切にいろいろ教えてくれました。
その後200回を超えるオランダ行になりましたが、そのきっかけは展示会とJCでした。出かけてみて分かりましたが、オランダは確かに切り花の中心地でした。また、切り花生産の研究開発なども先端を走っていました。中国、南アメリカ、その後のアフリカなどの切り花の生産技術はほぼオランダの技術でした。更に分かったことは切り花の生産の中心ということは周辺産業もオランダを中心に発展しているという事実でした。

切り花の周辺で生きるインパックとしては参考になることばかりでした。それ以来11月と2月にある展示会に欠かさず出かけ、新たな機械や資材を見ることで国内に通用するものを探しては国内に投入してきました。しかし長い間かけ定着したものはスリーブと機械だけと言っていいと思います。スリーブも初めは輸入していましたが、現在では工場を持ち製袋機が協力工場を含めると50台ほどになり、更に今後は紙スリーブの機械も増えますので、場合によってはオランダを凌ぐ工場になる夢を描いています。オランダから様々なことを学び今日に至っていますが、まだまだ入り口にあります。

今年の展示会もきっと学ぶことが多いと思います。
 

2023年10月31日(火)更新

和菓子とお花

近くには府中の青木屋、熊谷の梅林堂など2~30店舗ほどの店を持つ中堅の和菓子のチェーン店があります。ついこの間まではそこに立川の紀伊国屋さんが入っていました。和菓子屋さんを見てみると大手(虎屋さん、鎌倉吉兆庵さん、叶匠寿庵さん等など)になればなるほど大福、吹雪といった足の短い商品は置いていません。せいぜい梅林堂さんのように月に一日だけ予約で受注し大福を販売するのが精一杯です。つまり大手になればなるほど日持ちのない商品は販売していません。
その意味では確実に街の和菓子屋さんとは一線を画しています。大手のチェーン店のお菓子は羊羹に代表されるような日持ちのするお菓子ですので安心して贈り物として利用できることになっています。その意味では大福、茶饅頭、ふぶきを食べたい場合には近所の和菓子屋さんに行くことになります。また、和菓子屋さんの代わりにコンビニがその役を任じています。
以上の事から和菓子屋さんのイメージが大きく変わったことになります。大手和菓子店は工夫を凝らし、叶匠寿庵さんが始められた創作和菓子の世界に生きています。見た目もきれい、更に果物などを多用し、ゼリーなどのお菓子も和菓子の世界に取り込んでいます。
大変な努力を見ることが出来ます。

ある頃、和菓子とお花は同じような歩みがあり、多くの店舗が街にありました。しかし双方次第に数を減らし始め、大手の和菓子店は日持ちの商品を開発し、ギフト市場に乗り出しました。花の場合、大手の生花店も街の生花店もブーケ、アレンジを中心に元々ギフト商品を取り扱っていました。しかし花の場合、日持ちするとは言ってもお菓子のように殺菌などの処理をして日持ちを伸ばす技術はありませんし、そんなことはできません。これから先、生花店の生きる道は一体どこにあるのか、お菓子より開発範囲の少ない生花は生きる道は原則通り「鮮度」で勝負するのがいいと考えています。この分野であればインパックは大いにお役に立つと考えています。
 

2023年09月19日(火)更新

ホームユース市場の将来のために

環境問題、物流の2024年問題、原材料アップ、為替問題、人手不足、切り花生産者の後継者不足

花き産業にあって一見バラバラの上記のテーマを軽視できない時代に入りました。これらの事実は今までホームユースをお薦めし、自らもその一端を担う覚悟でビジネスを行ってきた私自身の将来、それもかなり近未来の大きな解決すべき問題なのです。
つまりこれらの事実は、今までのビジネスではホームユース市場は続かないことを意味しています。

従来、運賃ただ、大分少なくなってきましたが、昨年の「運賃ただ論」の三木谷発言に最初に反応したのは政府でした。これからのホームユース市場あって最も重要なことは各企業の特質、特徴を前面に立てた商品企画であり、商品政策であります。ホームユース商品を扱う企業の企画競争であります。
他社より価格が安い(意味のない価格競争)、運賃はただ、といった一見量販店各位に都合の良いように見える特徴など今後は特徴になりません。本質をよく見てほしいと考えています。本質をよく見るとは歴史的背景、将来構想、商品企画、など十分持ち合わせている企業であるかどうかです。
先ほど触れましたが、量販店と花を収める加工メーカーはパートナーショップで結ばれているかどうかです。花を納める各企業も大きく脱皮しなければいけません。更に時代の先を読めなくてはいけません。

インパックは切り花の加工メーカー様に対しても将来のお話をいたします。量販店の担当者様にも現状と将来(ホームユースの切り花加工)の話をいたします。
インパックは加工メーカー、量販店の切り花担当者、当社の三社でホームユースフラワー業界の健全な発展を作り上げたいと考えています。
 
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