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2022年05月16日(月)更新

どこへ行くのか

日本はなぜ戦争に走ったのか、勿論日本には日本の問題がありました。最も分からない理屈ですが最も普及していたのが、「神国日本」があり、日清戦争。日露を経て第一次世界大戦も勝利しました。更に日本はアジアの旗手としての妙な自信もありました。そこに軍拡があり、海外からは大きな反対を受けていました、更に石油の道もたたれようとしていました。食の道を求め中国東北部への進出も欧米から強い批判がありました。つまり八方塞がりであったのです。それが戦争へ突き進むことになり、先制攻撃の真珠湾へと走ることになりました。戦争が半年か、一年であれば勝てる。とも言われました。ごく初期において確かに連戦連勝が続きましたが、あとは有名な野中郁次郎先生の「失敗の本質」のごとく、大きな作戦ではすべて負けました。
今にして思えば日本を戦争と導いたのは欧米であったと考えることが出来ます。
私は今回のロシアは当時の日本に似ているように思えてなりません。ウクライナを攻めたロシアはもう後に引くことはできません。もっとやってきます。更にここにきてフィンランドを始め北欧のNATO加盟と益々ロシアを追い込む行動に出ています。
一国一国はよいことをやっていますが、結果悪を生むことにならないでしょうか。
 

2022年04月01日(金)更新

年度始め

今年は新卒者の入社はありません。新卒者の入社は来期に復活するつもりで動き始めています。
本日、福岡、本社、IFL(国際花きセンター)の三か所にそれぞれ一人、入社となりました。皆さん新たな職場となりますが、我々も心から迎え入れる準備をしなくてはいけません。

さて、インパックを取り巻く環境は厳しさを増してきました。具体的には原油価格の高騰により原材料の値上げが続いています。更にドル高の結果、円は弱くなっています。この後も弱いまま推移し、1ドルがいくらまで行くのか心配です。これらは全て変動費アップにつながってきます。固定費の様々な値上げをしてくるでしょう。
ここで大事なのは売価のアップです。長い間、安い価格は全ての国民に受け入れられました。安いが「善」で高いが「悪」でした。しかし上記の経験を二年やって分かったことは、善悪が反対ではないかということです。日本の物価の安さは世界から見ると相当おかしなものに映っています。先日のセミナーではこの15年間でアメリカの人件費は1.77倍になり、ヨーロッパは1.4倍となっていると講師はお話しされていました。
海外は物価も上がりましたが、人件費も上がっています。ようやく物価が上がり始めました。すべてに亘り、欧米並みにしなくてはいけません。

外は雨が先ほど上がり、曇り空となっています。天気予報では9時には晴れ間になると出ています。今日は保育園三か所入園式です。この後挨拶に回りますが、青空と桜が入園者を迎えてくれるでしょう。

新たな人たちと共に成長していきましょう。

 

2022年03月18日(金)更新

インパックのポジション

インパックはホームユースフラワー(ディリーフラワー:この名称の普及を考えています)
の周辺で生きています。

昨年来ディリーフラワーは確実に市民権を得ることになりました。その前提にはコロナがあり、家庭で楽しむ花が売れ始めたり、若い女性が花を購入するようになったりと、ディリーフラワーの環境が一変しました。特に20代の女性の花の購入は一昨年と昨年との比較では2000%の伸びがありました。素晴らしい事実です。勿論分母が小さく2000%と言っても売り上げは小さなものですが。それまでほとんど数字に出なかった層に大きな数字がついてきたことは業界にとっても自信のつく内容です。

今のスーパーマーケットの花は、30年以上かけて今日の規模になってきました。関係者の皆さんの大変なご努力を行ってきました。30年以上かけスーパーの花は一般生花店の売り上げに対峙できるところまで来ました。
ディリーフラワーの多くはパックドフラワーです。事前包装された切り花がスーパー店頭に並びますが、従来そのパッケージはOPP(透明の輝くようなPP:ポリプロピレンフィルム)でした。しかし環境問題の動きによりインパック周辺も大きく様変わりを始めました。
単純なプラスティックフィルムからバイオマスプラスティックへの移行が一つです。更に紙への移行が始まりました。
インパックは業界に先駆け、バイオマスマークを取得し、更に業界初の紙スリーブの社内生産を始めました。当然製造設備を準備いたしました。ディリーフラワーは形を変えながら伸びていきます。その時、スーパー、ブーケメーカーの皆さんが混乱することがないよう、環境対策のスリーブの提供を行って参ります。

 

2022年03月15日(火)更新

不思議な話

人と人、国と国などの関係性は「尊敬」の二文字があって初めて成立することになります。
更にその前提は、お互いの違いを理解できる心の余裕です。
最も親しい家族であっても、考えが異なることはいくらでもあります。夫婦間でも同じです。考えが違うから理解できない、ということはありません、考えや性格の違いは関係性の中ではむしろ価値になります。違うから相いれないのではなく、違うことは互いに許容できる幅を持たせてくれます。

国家間ではどうでしょう、昔は共産主義と民主主義つまり右左でした。しかし今は少々複雑で共産主義はことによるとないかもしれません、貧富の差は共産党政権下でもいくらでも見られます。反対に民主主義政権の中では福祉の充実した国家がいくらでもあります。
国家間であると、なおさらですが自らの国の主張が前先に立ち、互いにぶつかり合うことになります。しかしこれは不思議なことではなく当たり前のことです。しかし国が異なれば、考え方が違う、この程度の事は国家を預かる人は誰でも分かっていることです。誰でも自分の国が第一ですが、その上で話し合っていくのです。互いに100%の主張を行っていては全てが壊れます。それらはすべて織り込み済みです。

その様な易しいことが、何故分からないのでしょう。互いの尊敬、考え方の違いは当たり前
、この様な事が分かっているのに何故ロシアは戦うのか第二次世界大戦によって最も多くの人的被害を受けたロシアが何故なのか、ここが分かりません。
今の報道は全てウクライナの側に立ち、なされていますが、ロシアの真意を聞きたいものです。それが世間で通用するかどうか判断したいものです。勿論理解できる内容であっても今のウクライナ侵攻は許されるものではありません。
 

2022年03月14日(月)更新

「愛と平和」の象徴

トルコのエルドアン大統領の仲介でロシア・ウクライナの外相会談が行われました。既に10日以上経ちますが情勢に変化はなく、プーチン大統領がエルドアン大統領の顔を立てたに過ぎないというのは本当のことの様でした。
その時、両国外相のテーブルの間には大きな花のアレンジがきれいに置かれていました。この場所は数年前トルコで花万博が開かれたアンタルヤと報道されていました。トルコでも有数なリゾート地です。

花は「愛と平和の象徴」とは、イラク戦争が終結し、銃器、火器類が大量に破壊され、それらを整理しイラク国内何か所かに捨て置かれていたものを、破壊された銃器類を使い平和へのモニュメントなどを作ってはどうかと政府が国内の若い芸術家たちの声をかけ、作品をいくつも作った中の一人の芸術家が話した言葉です。
彼は銃器の先端を利用し、一輪挿しを作りました。戦争直後らしい話です。
しかし、その若い芸術家の話した「愛と平和の象徴」の花はアンタルヤの外相会議でもセンターに置かれてはいましたが、虚しさだけが残りました。

花が本当に「愛と平和の象徴」と言われるようなって欲しいものです。
 
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