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2024年06月05日(水)更新

紙スリーブ

現在、25店舗はユニクロフラワーの店舗数です。有楽町近くのユニクロTOKYOを中心に現在25店舗の様です。生花店では青山フラワーマーケットさんの100店舗越えをはじめカレントさんの40店舗越え等、多店舗化を図る生花店はさほど多くはありません。その中で僅かの間で26店舗まで伸ばされたのはさすがだと思います。

スーパーマーケットの店舗数は1.7万店ほどあると思われます。更にホームセンターは5,800店舗です。合計2万3千店舗となりますが、その90%の店舗が花売り場を置いていると思われます。
以上のように生花専門店、生花チェーン店、量販店花売り場は数多くありますが、現在のところ環境問題を正面からとらえ、スリーブの材料に紙を取り入れている企業はそう多くありません。量販店ではイオン、チェーンストアではユニクロフラワー、日比谷花壇くらいだと思います。

確かに価格面ではOPP(プラスティック材料)と比較し高くなっていますが、それぞれのリーディングカンパニーはその責任の大きさからより積極的に紙を取り入れています。これからはスリーブもそうですが、持ち帰り商品としてのサービススリーブにも紙が使用される時代が来ると思われます。
 

2024年06月04日(火)更新

讃岐と武蔵野

今日病院帰りに三鷹のうどん屋さんに寄りました。ここは三鷹の繁盛店として有名です。

武蔵野うどんは間違いなく市民権を得たようです。今から20年前は東大和市にも武蔵野うどん専門店が4件ほどありました。一つの例ですが喜多方ラーメンが全盛の頃(今は30年前から見ると20%落ちています)人口500人に一軒の喜多方ラーメンの店が一軒あったようです。確かに30年ほど前に喜多方へ参りましたがラーメン店が軒を連ねていました。中には朝6時には開いている店もあり。友人が「朝ラーメンに行こう」と誘われ聞いていなかっただけに驚いたことがありました。
上記のように人口500人に一軒と言う事になると東大和には160件のうどん屋さんがなくてはいけません。それが今は一件になったものですからとても東大和のうどんはうまいと自慢はしてもとてもうどんの街とは言えません。
一方さぬきうどんで有名な香川県はどうやら1,800人に一軒の割の様です。これもすごいと数字です。何といっても一人当たりのうどんの消費量は日本一(一人当たり230玉)とあります。ほぼ毎日食べている勘定です。正真正銘のうどん県です。
さて、武蔵野うどんの勢いはそれほどではありませんがそれなりの歴史があります。昔から寄合の最後は必ず糧うどんでした。武蔵野うどんの基はその「糧(かて)うどん」です。暖かなつゆに冷たいうどんです。この地域の年寄はみんな知っています。今は肉汁うどんになっていますが、当時はゆでた油あげ、大根の細切り、ホウレンソウに限りませんがゆでた緑の野菜が入ります。質素そのものですが当時は油揚げが入る分だけ御馳走でした。それが今は油揚げの代わりに豚肉が入り一層おいしい汁に仕上がります。それを武蔵野うどんと言うようになりました。
今東京多摩地域に代わり埼玉県上げて武蔵野うどんを盛り上げ、香川県に対抗しようとしています。

2024年06月03日(月)更新

まだ続いています。

今朝の緊急地震速報を聞きスマホを見ると富山湾での地震の報が入っていました。早速連絡が能登の工場長から入り、現状無事との方が入ってきました。まだ収まっていない、率直な印象です。
先週まで工場の再開や出荷の部門の再開は済んでいましたが、外壁や隔壁はすべてこれからであり、採集来年の二月過ぎまでかかる予定を確認していたところでした。それが今朝の緊急災害通報で一気に目が覚めました。

油断をしてはいけない!

との声が聞こえてくる気がします。今日までに2度、震度5の揺れが来ましたが、震度7との差は歴然です。今回も幸いも被害はなかったようです。それにしても今回の震源地の珠洲市沖、珠洲の皆さんの恐怖は続いています。勿論その恐怖は決して珠洲、輪島ばかりでなく、志賀町の皆さんも同じです。
インパックの工場は外から見る限り、外観は地震前に戻っています。中の方はこれからやることが山積していますが、時間をかけてやっていきます。

工場の皆さんの恐怖は痛いほどわかります、どうか安全に行動して欲しいの一心です。大きい括りで言えば必ず安定し、生活も元に戻りますが、それまでの間が問題です。冷静に行動してください。

週に一度は能登の事を申し上げていますが、今日は速報が入りましたので状況をお伝えし、ブログに代えさせて頂きます。
 

2024年05月30日(木)更新

手を差し伸べていただいています。

うかつにも私は知らなかったため、見ることが出来ませんでしたが3月30日、台東区浅草神社、神楽殿に於いて開かれた「義太夫勧進帳」に出演されたのは石川県の子供たちでした。お能の演目の「安宅」が歌舞伎十八番の勧進帳となり大変な人気を博していますが、今回の子供歌舞伎では小学生たちが勧進帳を演じていました。
今回の子供歌舞伎は公益社団法人石川県観光連盟主催で小松市曳山八町によって実行されました。また同じイベントが小松市内でも実施されました。本来の勧進帳は長唄での上演ですが、子供歌舞伎の場合の勧進帳は義太夫での上演となっています。確かに義太夫の方が臨場感にあふれ見ていても緊迫感が伝わってきます。また、石川県の皆さんはこの演目に格別親しみを持っている人気の演目です。既に650年前には能・安宅で舞台にかかっていました。更に江戸に入り、勧進帳となりました。その舞台が石川の安宅の関です。丁度小松空港のすぐ近くです。

この様に東京や他の県でも石川県の能登。珠洲地方の復興の応援をする名目で様々な応援イベントが行われています。輪島の朝市を出張事業。輪島塗などを販売する企画など様々です。また各地ホテル等では石川県の食材を使用した「食材フェア」などが開かれています。実にありがたい企画です。

能登、珠洲地方は復旧が中々進みませんが、より早く元に戻れるようになって欲しいと考えています。

 

2024年05月29日(水)更新

ミニ観葉の世界が変わり始めています

今から30年ほど前、ある大手の生花店が本格的にミニ観葉の販売を始めました。7月、8月に鳴り物入りで始め、数年続いたと思います。1鉢1,500円、インパックはパッケージを担当いたしました。当時ミニ観葉は生花店の店頭で見られましたが、万の数を一気に販売する計画を立てたのはその大手生花店でした。各店舗店頭でのカタログ販売、社員の皆さんも個人的なつながりの方へ販売しました。また、私共のような納入業者にも購入要請がありました。つまり全社挙げてミニ観葉を販売しようという意欲が見られました。ミニ観葉をより組織的に販売を行った初めての事例だともいます。

現在、その延長線上にミニ観葉はあります。樹種も同じようなものが並んでいます。パキラ、ガジュマル、サンセベリア、テーブルヤシ等、人気商品は今でも変わりません。
それが今、少しづつ変わり始めようとしています、しばらく前からは多肉植物が出回りました。これから花つき植物、実付きの植物等、様々な商品が計画されています。それもチャコプランツとしてです。一般のミニ観葉はピートモス(泥炭)が用土に使用され、最近ではココピート(ヤシの繊維)なども使用されています。更にセラミックを使った水耕栽培も販売されています。

チャコプランツはよくセラミックと比較されますが、焼成したセラミックは水分を給水しませんので水耕栽培となります。チャコプランツは土と同じように水分を補給し、必要に合わせ、たくわえた水分を外に出し植物を育てます。チャコの特性を生かした室内用のミニ植物の開発をこれからも続けてまいります。
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