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We are Flower People の日記
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2023年11月22日(水)更新
ルワンダ
先日のフローラルイノベーションでインパックは、ルワンダ大使館のブースの隣で出展していました。
お隣ということもあり、また以前、私共の会社に大使がお見えになったこともあり、ブース作りのお手伝いをさせていただきました。今回ルワンダ大使館ブースには3社の生産者が顔を揃えました。皆さん熱心に自国の花をPRしていました。更に大使館の事務官の女性も3日間一所懸命にお仕事をされていました。
僅か19年前、民族の対立からおなじ国の人同士の殺し合いがあり、僅か100日で80万人以上の人の命が奪われました。当時連日ニュースで流れたものです。
私が常に感心するのは、あのような大きな事件が続き、大量の人の命がなくなりましたが、
今そのようなことがあったとは思えない発展を続けています。街はきれいに生まれ変わりました。今回来られた方々もいつも笑顔で私たちを迎えてくれました。
国の輸出物はコーヒーが主体です。そこに今は花が加わっています。バラが多いのですが、最近はリンドウが加わりました。現在はヨーロッパ向けとなります。
また国の行政機関で働く人の中で管理職以上の人の半分は女性です。更に大臣も半数以上女性が就いています。恐らく本気で国作りがなされたのでしょう。
お隣ということもあり、また以前、私共の会社に大使がお見えになったこともあり、ブース作りのお手伝いをさせていただきました。今回ルワンダ大使館ブースには3社の生産者が顔を揃えました。皆さん熱心に自国の花をPRしていました。更に大使館の事務官の女性も3日間一所懸命にお仕事をされていました。
僅か19年前、民族の対立からおなじ国の人同士の殺し合いがあり、僅か100日で80万人以上の人の命が奪われました。当時連日ニュースで流れたものです。
私が常に感心するのは、あのような大きな事件が続き、大量の人の命がなくなりましたが、
今そのようなことがあったとは思えない発展を続けています。街はきれいに生まれ変わりました。今回来られた方々もいつも笑顔で私たちを迎えてくれました。
国の輸出物はコーヒーが主体です。そこに今は花が加わっています。バラが多いのですが、最近はリンドウが加わりました。現在はヨーロッパ向けとなります。
また国の行政機関で働く人の中で管理職以上の人の半分は女性です。更に大臣も半数以上女性が就いています。恐らく本気で国作りがなされたのでしょう。
2023年11月20日(月)更新
オランダの展示会で学んだ事 3点
今回オランダに出かけた事を知る方々から、質問を頂きました。コロナ禍でオランダはどうであったか、でした。どなたも毎年オランダに出かけていた方でしたので、長い間出かけていないことが気になっている様でした。
一度触れたこともありますが、3点にまとめてみたいと思います。
オランダの花き業界は、厳しさの中でもしっかりその歩みを続けていました。オランダは、もう既に30年以上前からオランダ国内だけでは花き生産の伸びは限界にきていることを知っていました。そのため、海外戦略を相当進めてきました。それは花きの産地開発と花き生産の技術供与でした。それが今日の隆盛を迎えている事の根本だと思います。
トピック的に3点(MMフラワー・産地のメーカー化・リサイクル)に触れてみたいと思います。
1.MMフラワー
加工メーカーであるMMフラワーはイギリスのスーパーマーケットの30%の切り花のシェアをわずか5年で持つことになりました。今まではダッチフラワーグループ(フィンレイ、インターフローラ)でありましたが、彼らにとっては大変な脅威となっています。
MMフラワーの資本はアフリカ系2社とコロンビア1社の三社合弁となっています。つまり加工メーカーはオランダをはじめ、仲卸がその主体でした。その後、仲卸の合併の中で規模拡大を図った企業が生き残り、大きな卸売市場と共に成長してきました。しかしMMフラワーはその元は生産者です。そこには卸売市場も輸入会社も存在しません。100ha単位の生産者が集まれば怖いものはありません。シンプルな会社が生まれました。今年はMMオランダの設立があるようです。
シェア30%の背景には自動機の並ぶ巨大な工場があります。
2.産地のメーカー化
妙な表現ですが、昔の生産者は本当に生産した苗、鉢物を並べるだけの生産者でした。
しかし今回見るとほぼすべての生産者が最終製品を並べています。球根会社も苗生者も、鉢物業者も、最終商品のパッケージ化がなされています。
まるでガーデンセンターの店頭の様です。つまり、単に苗だけ、球根だけではきっと売れないのでしょう。今まではその中間にある企業の仕事であったものが、今は生産者の仕事になっています。これでは直接販売する生産者もいるでしょう。
一昔前のオーデンセの農協の様でした。
3.花き業界はリサイクル
国内の特徴としてプラスチックの処理をどうするのか、海に流れたものをどう処理するのか、といった論調が見られます。しかしプラスチックの廃棄されたものは処理するに決まっています。しかしその意味では着地点をはっきりさせないまま、議論しているように見えます。
花き業界にいるものにとって、花き業界から出たものは花き業界で循環させるのがいいと考えています。今、オランダではそれが始まりました。ポリの再生スリーブです。見栄えも良くありません、透明でもありません。しかしオランダ、イギリス、フランスでは始まりました。
インパックはそのグループに入る計画を立て進めています。
一度触れたこともありますが、3点にまとめてみたいと思います。
オランダの花き業界は、厳しさの中でもしっかりその歩みを続けていました。オランダは、もう既に30年以上前からオランダ国内だけでは花き生産の伸びは限界にきていることを知っていました。そのため、海外戦略を相当進めてきました。それは花きの産地開発と花き生産の技術供与でした。それが今日の隆盛を迎えている事の根本だと思います。
トピック的に3点(MMフラワー・産地のメーカー化・リサイクル)に触れてみたいと思います。
1.MMフラワー
加工メーカーであるMMフラワーはイギリスのスーパーマーケットの30%の切り花のシェアをわずか5年で持つことになりました。今まではダッチフラワーグループ(フィンレイ、インターフローラ)でありましたが、彼らにとっては大変な脅威となっています。
MMフラワーの資本はアフリカ系2社とコロンビア1社の三社合弁となっています。つまり加工メーカーはオランダをはじめ、仲卸がその主体でした。その後、仲卸の合併の中で規模拡大を図った企業が生き残り、大きな卸売市場と共に成長してきました。しかしMMフラワーはその元は生産者です。そこには卸売市場も輸入会社も存在しません。100ha単位の生産者が集まれば怖いものはありません。シンプルな会社が生まれました。今年はMMオランダの設立があるようです。
シェア30%の背景には自動機の並ぶ巨大な工場があります。
2.産地のメーカー化
妙な表現ですが、昔の生産者は本当に生産した苗、鉢物を並べるだけの生産者でした。
しかし今回見るとほぼすべての生産者が最終製品を並べています。球根会社も苗生者も、鉢物業者も、最終商品のパッケージ化がなされています。
まるでガーデンセンターの店頭の様です。つまり、単に苗だけ、球根だけではきっと売れないのでしょう。今まではその中間にある企業の仕事であったものが、今は生産者の仕事になっています。これでは直接販売する生産者もいるでしょう。
一昔前のオーデンセの農協の様でした。
3.花き業界はリサイクル
国内の特徴としてプラスチックの処理をどうするのか、海に流れたものをどう処理するのか、といった論調が見られます。しかしプラスチックの廃棄されたものは処理するに決まっています。しかしその意味では着地点をはっきりさせないまま、議論しているように見えます。
花き業界にいるものにとって、花き業界から出たものは花き業界で循環させるのがいいと考えています。今、オランダではそれが始まりました。ポリの再生スリーブです。見栄えも良くありません、透明でもありません。しかしオランダ、イギリス、フランスでは始まりました。
インパックはそのグループに入る計画を立て進めています。
2023年11月14日(火)更新
アールスメールでの展示会
恐らく、会場の広さは昔のIFEXの倍ほどの様です。更に出展者のほとんどが生産者、切り花の扱い業者ですので会場全体が植物と花だらけです。本当に素晴らしい展示会です。
さてこの展示会に初めて来た頃、25年ほど前ですが、当時は国内取引のための展示会の様でオランダ語が飛び交っていました。つまりオランダ人の生産者とオランダ人の購入者の取引の場でした。わざわざ英語を話す必要はありません。それがいつの頃からか展示会場の装飾もきれいになり出展社も海外の企業も出てきました。切り花などは特に海外からの出展も出てきました。その点ではIFTFと目立った変わりはありません。しかし植物のブースでは会場の半分を使い、様々な生産者が出展されていました。おそらくこちらの方が広かったかも知れません。植物の方は小さなものから大きなものまで幅広く展示されていました。昔は単に苗ものが多かったのですが、現在は最終製品で、そのままホームセンターやインテリアショップに流しても十分通用するものばかりです。
現在、国内の鉢物市場苦労が続いていますが、視点、観点、測点を変え再度市場を見ることでその活性化を図ることが出来るでしょう。ヒントとなる商品の多くを見ることが出来ました。また、オランダの花の展示会はいつも花だらけです。日本の場合は花のない展示会でした。明日からはフローラルイノベーションです。
インパックも出展いたしますが、多くの植物を出す予定です。
さてこの展示会に初めて来た頃、25年ほど前ですが、当時は国内取引のための展示会の様でオランダ語が飛び交っていました。つまりオランダ人の生産者とオランダ人の購入者の取引の場でした。わざわざ英語を話す必要はありません。それがいつの頃からか展示会場の装飾もきれいになり出展社も海外の企業も出てきました。切り花などは特に海外からの出展も出てきました。その点ではIFTFと目立った変わりはありません。しかし植物のブースでは会場の半分を使い、様々な生産者が出展されていました。おそらくこちらの方が広かったかも知れません。植物の方は小さなものから大きなものまで幅広く展示されていました。昔は単に苗ものが多かったのですが、現在は最終製品で、そのままホームセンターやインテリアショップに流しても十分通用するものばかりです。
現在、国内の鉢物市場苦労が続いていますが、視点、観点、測点を変え再度市場を見ることでその活性化を図ることが出来るでしょう。ヒントとなる商品の多くを見ることが出来ました。また、オランダの花の展示会はいつも花だらけです。日本の場合は花のない展示会でした。明日からはフローラルイノベーションです。
インパックも出展いたしますが、多くの植物を出す予定です。
2023年11月13日(月)更新
出発一時間前
はなり恥ずかしい話です。
先週1週間オランダにいました。ついた早々スマホを空港に置き忘れ、遺失物の事務所に何度も通いスマホの置き忘れリストを探してもらいましたが、出てこないことが分かり、そのままあきらめることにしました。
それでも帰る際、空港の遺失物事務所をもう一度訪ね、初めから説明し、再度スマホのリストを見てもらっていたところ、私の話したスマホのケースの色など見てもらっていましたが、同じものがあるようなことを話し、「tomokazu」の名前が出てきました。嘘のような話に少々驚き、何処にあるか伺ったところ空港内の遺失物の事務所にあることが分かりました。早速空港内に入り事務所を探し、色々話し、いくつも質問され、漸くスマホが戻ってきました。発見者は分かりませんでしたが、出発の1時間前でした。
いい年をして恥ずかしさの極みです。それにしても、いい人がいると改めて感謝いたしました。
仕事の方もインパックの発展に関係するテーマがいくつも出てきました。自動化の事など、更に環境問題については興味深い話があり、早速、始めてみたいと思っています。
先週1週間オランダにいました。ついた早々スマホを空港に置き忘れ、遺失物の事務所に何度も通いスマホの置き忘れリストを探してもらいましたが、出てこないことが分かり、そのままあきらめることにしました。
それでも帰る際、空港の遺失物事務所をもう一度訪ね、初めから説明し、再度スマホのリストを見てもらっていたところ、私の話したスマホのケースの色など見てもらっていましたが、同じものがあるようなことを話し、「tomokazu」の名前が出てきました。嘘のような話に少々驚き、何処にあるか伺ったところ空港内の遺失物の事務所にあることが分かりました。早速空港内に入り事務所を探し、色々話し、いくつも質問され、漸くスマホが戻ってきました。発見者は分かりませんでしたが、出発の1時間前でした。
いい年をして恥ずかしさの極みです。それにしても、いい人がいると改めて感謝いたしました。
仕事の方もインパックの発展に関係するテーマがいくつも出てきました。自動化の事など、更に環境問題については興味深い話があり、早速、始めてみたいと思っています。
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