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2023年06月12日(月)更新

大名屋敷

金曜日は午後エチオピア大使館に出かける前に、駐車場代わりに白金にあるシェラトン都ホテルに行きました。

ここはきれいな庭があり、それも大きな樹木が多くあって都内としてはぜいたくな作りになっています。ことによるとここは、昔の大名屋敷の流れかも知れません。ここから僅かのところには八芳園がありますが、ここの日本庭園も有名です。八芳園は間違いなくその昔は大名屋敷でした。少し戻っていくとイタリア大使館がありますが、ここも四国(伊予松山藩)の松平家の屋敷跡でした。このように見ていくと都内には多くの大名屋敷跡が残っているようです。
新宿御苑もそうです。六義園もそうです、大名屋敷とは異なりますが浜離宮も江戸時代から変わらず素晴らしい庭が残っています。江戸市中には300近い藩の江戸屋敷があり。中には屋敷を上屋敷、中屋敷、下屋敷といくつも有していた大名も数多くありました。
子供ころ、その昔屋敷が並んでいた場所が開発され、大手企業の本社ビルに変わっていきました。信じられませんがその場所から多くの小判が連日のように掘り出され、大きなニュースになっていました。私が10歳前後のころです。
江戸の人口100万人のうち、半数が武士階級であったそうですから、見事な都市を形成していたと思われます。
 

2023年04月13日(木)更新

母とボタン

母とボタン
                                                         
ボタンの花が咲き始めました。一昨日からです。
私はボタンが咲くと一輪母へ手向けます。両親を兄夫婦が守ってくれている関係で朝早く兄の家に行き、仏壇に供えてもらっています。母が生きていた頃、ボタンの花をことのほか愛していました。わずか一輪ですがきっと喜んでくれていると思います。

このボタン、今年は思いの外早く咲きました。10日の事です。少なくとも4年前まで私は何年も続け中国広東フェアに出かけていました。いつも4月18日か19日に出発し25日頃帰ってきました。出発前のボタンはつぼみですが、帰ってくると何時も咲き終わっていました。以前はボタンの花の咲くのを見たことがありませんでした。
コロナのおかげ(?)でこの数年は庭のボタンを見ることができました。赤系二種とピンク系を合わせ20輪ほど咲いてくれます。
きれいな色と大きな花は見事です。これからも大事にしていきたいと考えています。
 

2023年03月30日(木)更新

チューリップ

久しぶりに朝から晴れてきました。この1週間は連日雨で、少々動きづらい日が続きました。
しかしこの雨は庭の植物を元気づけました。ほぼ全ての球根植物の花が咲きました。昨年はチューリップの球根を200球ほどでしたので今年は500球ほどにしてもらいました。しかしそれでも庭一杯になりません。きっと1,000球ほど入れて丁度いいと思います。
先日湯島小学校と、その前にある公園に行きましたがここは恐らく2,000球ほど入れていると思います。素晴らしい庭になっていました。また、子供たちが鉢に球根を入れ育てたものもありました。毎年秋にオランダ大使か大使夫人が来られ、球根を寄贈しています。近くに住むオランダ大使館に勤務されていたドルコフさんの努力によるものです。ここは狭い場所にたくさんのチューリップが咲き見事なものでした。
蛇足ですがこの湯島小学校は横山大観の出身校です。

来年は球根を倍にしてみようと思います。
 

 

2023年02月01日(水)更新

冬(?)の花

近くの家の庭には紅梅が見事に咲き始めました。昨日は国立の方でも紅梅を見てきました。国立駅前の桜並木の中には、紅白の梅が咲き始めると思います。

私たちは2月に咲く梅が最も早く花をつけてくれると考えがちですが、どうやら本物の冬の花が別のあるようです。梅は中国らしい樹木ですが、更に中国らしい冬の樹木があります。それは木瓜の花です。梅より早く、中には11月、12月から咲き始める寒木瓜があります。
木瓜は枝に沢山の花を付けますが、蕾がまん丸ですこぶるかわいいのです。多くは赤い花を付けますが、中には副数の色が混ざるものもあります。混ざるというと一つの花の中で色が混ざるのを想像しますが、東洋錦は花ごとに咲き分けてくれます。つまり紅あり、ピンクあり、シロありとなります。その意味で東洋錦は不思議な花です。
尤も同じように枝ごとに咲き分けたり、同じ花の中で紅白になったりその両方の品種を持つのは桃の花です。
花の咲き分けは本当に不思議な気がします。

木瓜、梅の後は桃、桜となり暖かな春がもうじきやってきます。
 

2023年01月23日(月)更新

冬でも楽しめるシュウメイギク

冬でも楽しめるシュウメイギク

9月から11月にかけ花をつけるシュウメイギクですが、実は今でも楽しませてくれています。今まで冬の庭で花をつける植物は一部の球根植物以外知りませんでした。

シュウメイギクは庭を造った9年ほど前に植えました。庭をお願いした方が植えてくれました。全て白のシュウメイギクです。同じころシュウメイギクのピンクの鉢植えを鉢から庭に移しました。始めは3鉢分でしたが。今では白とピンクで半々になっています。背丈も始めは鉢植えの分、どうしても背が低かったピンクが今では白と変わらぬほど大きくなっています。

昨年の暮れ、シュウメイギクの花も終わり、いつもの様に庭の整理をした時シュウメイギクの多くを切ってしまいました。そのすぐあと、球根の植え付けと庭の手入れをお願いした方から切り終えたシュウメイギクを見て大変残念がっていました。私が整理したその後、シュウメイギクの花は全て綿毛になるのです。毎年同じことを繰り返していましたので綿毛を見ることがなかったのです。それが今年僅か残しておいたシュウメイギクの綿毛を見ることができました。ガーディナーさんが残念がる気持ちがようやく分かりました。年が明けてもシュウメイギクの綿毛が、私たちを楽しませてくれるのです。

京都にはシュウメイギクの群生地があるそうです。一度見たいものです。
 
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