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2022年04月21日(木)更新

仮設検証法

この言葉を聞き、NASAから出た言葉と聞いたとき衝撃を受けました。私が知った時から既に40年近くは立っています。
アメリカが宇宙開発でソ連に後れを取っていたころ、月に人を送り込むアポロ計画がスタートしました。実際この仮設は実行に移され、月に人が降り立ち、歩く姿を我々は目にしました。インパックの経営の先生の飯塚先生から教えて頂いた仮設検証法は、単に夢を思い描くのではなく、実際達成させてこそ意味があります。

日本の花市場をホームユース(デイリーフラワー)にする、その意味では月に人を送り込むのと同じ意味がインパックにはありました。40年近くが経ち、スーパーマーケットの92%で花が売られる時代になりました。目的は達成しました。
後は、デイリーフラワーをもっと豊かな花にしなければいけません。
もう一度デイリーフラワー市場の再構築を図るために、二度目の仮設を立てる必要があります。

 

2022年04月20日(水)更新

何をしたいのか分からない

このところロシアのウクライナに対する降伏要求が連日のように出され、ロシアに言わせれば「ウクライナから無視されている」といい、ウクライナ側は徹底抗戦を宣言している、と言われています。
なんでもいいのですが、すぐに戦いを止めてほしいだけです。

西側世界の指導者でプーチン大統領とひざを付け合わすことにできる人はいないのでしょうか。最近のニュースを見ると独裁者の最も典型的は姿として猜疑心の強さがありますが、どうやらその域に十分達しているような気がします。
西側世界は何をしたいのでしょうか。戦争を止めさせたいのでしょうか。本気でウクライナを守りたいのでしょうか、それともこれを機に、ロシアに対する制裁を最高レベルにもっていきたいのでしょうか。この場に及んでも今朝のニュースの中で我らの首相はロシアに対する経済制裁を更に強くする、と発言しています。
世界の指導者は今の戦争をどうしたいのでしょう。経済制裁をする暇があれば戦争を止める努力をしてはどうなのでしょう。必要な限り、今はサミットではなくロシアへ出かけ戦争を止めさせることに専念すべきと思います。先日のニュースの中でプーチン大統領は西側の言う事は一切信用できないと言っていました。主義思想や考え方が異なっていても、信頼は別物です。いくらでも友人になれます。岸田さんは何をやるのでもなく、モスクワへ行くべきではないでしょうか。更にウクライナには戦いをすぐやめ止めるべきと言う必要があります。

日本は昔、ポツダム宣言の返事を3週間近くしませんでした。その間に広島、長崎となり更にソ連の参戦につながりました。どれだけ死ななくていい人が死んだのでしょう。
戦争の長期化は人が多く死ぬだけです。
ロシア・ウクライナの戦いに勝者などはいません。
 

2022年03月30日(水)更新

花は「愛と平和」の象徴

戦争が終ったイラクで実際にあった話です。
イランの国中あちこちに破壊された戦車、銃器などが散在していました。ある時、政府はそれらの戦いの残骸を一か所に集めそれらを使って何か芸術作品を作ってほしいと国内の若手芸術家を集め、作品の依頼をいたしました。

大きな作品が多い中で、一人の青年が銃口を工夫し一輪挿しを作りました。そこには一本のバラが飾られていました。その青年に「なぜ一輪挿しを作ったのか」と聞いたところ、「花は愛と平和の象徴だから」と答えていました。「愛と平和の象徴」戦いを経験した直後の言葉に感銘を受けました。

ソ連が弱体化した時、旧ソ連に組していた多くの国々はロシアを離れました。プーチン大統領はそれらの国に対して元のソ連邦のようなイメージをもって事に当たっていたのでしょうが、既にNATO軍に入ってしまった国に対しては如何ともし難く、恐らくプーチン大統領は焦っていたのでしょう。このままではすべてNATO軍に囲まれてしまいます。
だからと言って戦争を正当化するつもりもなければ何もありません。しかし西側は完全にロシアを追い詰めていたことも事実です。

私の考えはロシアも完全な民主化を図り、西側との価値の共有化を図ることです。少なくとも他国に対して銃口を向けることなどがない方向へ言ってほしいものです。
 

2022年01月19日(水)更新

変化対応型

この言葉は何度となく言われ、今では心の底まで染みついているはずでした。しかしこれは本当に難しいことなのです。

人はよく恐竜の事を例にあげます。恐竜は自らの体が大きくなり、環境変化に対応することができなかったと言われています。しかし恐竜を例に挙げるまでもなくビジネスの世界で生きるには、その対応力を連日のように試されることになります。
私の友人の会社は2,000億円ほどの大企業ですが、このままいくと500億円の売り上げが残り、後は社会変化の結果、その売り上げを失うことになると言っています。彼の会社は自動車のパーツメーカーです。その生産する部品の多くはガソリン車の部品です。時代が電気自動車に変化する中、本業を電気自動車部品へ移行させることと、全くの新事業の立ち上げがない限り生き残りが図れないと言います。その深刻さは普通ではありません。長年に亘り優良企業を続けた結果、多くの資産には恵まれていますが、今後の変化の下ではそれでは済まないことになります。

業界内では日比谷花壇さんが冠婚葬祭・ギフトからホームユースへ大きく舵を切りました。今活躍する花き販売会社は異業種からの進出企業です。私たちも社会変化に更に敏感に対応すること必然です。

環境対策としてプラスチックから紙への移行は普通の話になっています。インパックもペーパースリーブへ軸足を移すことになっています。
更に自動化への手を打っています。しかし恐らくこれだけでは不十分です。私たちの考え方を大きく変える必要に迫られています。

 

2021年09月17日(金)更新

未来予測


昨日は午後1時から5時まで間、ニューオータニのセミナールームで2020年度と2050年度に社会がどれだけ変化してくるのか、といったような予測をお話しいただけるセミナーが開催されていました。普段ですと丁度ロータリーと重なっていますので参加できませんが、今回はロータリーの例会が休会中でもあり、私は現地へ出かけていきました。

100名以上入るセミナールームはどこにもないような立派な椅子が用意され、4時間ある講義はその椅子のために寝てしまうのではないかと心配していました。私は30分前に着席いたしましたが、いくら待っても来場者が来ません。事務局の方に伺うと、講師の話を聞くのは私一人とのことでした。これは寝る訳にはいかないと思っていましたが、結果取り越し苦労でした。講師の先生の豊かな知識と将来への予測は的を得て、素晴らしい内容になっていました。また我々に予測の付け方をいろいろ教えて頂きました。

どうやらカメラの向こうで聞いている方々は日本能率協会研究所の先生のファンの様でした。ほぼ大手企業の経営者か新規事業の担当役員の方々だったようです。
居眠りの心配は全くありませんでした。
それより、将来有望なビジネス、近いところではコロナの収束はいつか、といった内容は背景を話しつつ、説得力のある内容でした。また、私にとってJFMA会長の小川先生の話が出たことは素晴らしい事でした。先生は長年に亘りCSに関わり、先ごろ日本生産性本部から顧客満足度指数の本が出版され、読み終えたところでもあり、うれしい事実でした。

今回のセミナーはDVDが送られてきますので社内の皆さんに見てもらうつもりです。
 
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