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2023年11月21日(火)更新

根付

先日歌舞伎座に出かけた折、根付を購入しました。昔から根付には興味があり、昔の物を集めたいとは思っていましたが、実行せずに今日まで来ました。ある時ロータリークラブのメンバーに見せてもらいましたが、江戸時代のもので良い色になった良い形の物でした。

個人的には単純な形のものが好みですが、今気に入っているのはそら豆の根付です。カード差しの先端に付け、ベルトに引っ掛けて使用しています。カードは紐が切れない限り(おそらく10年使用していますが切れる気配もありません)なくすことはありませんので今の時代でも十分使用できる優れたものだと考えています。
ただ本来は着物に使用することが多いと思いますが、帯に大きめの根付が付いているものを見ると流石に素晴らしいと感じます。

今回、根付屋さんで購入したのはひょうたん型のものでした。紐はひょうたんの凹みに巻き付けてあり根付には穴が開いていません。その代わりひょうたんの大きな膨らんだ方に穴をあけそこに直径1mm、長さ3mmほどの小さなヒョウタンが5つ穴の中にぶら下がっている細工物の根付でした。
その根付には名前がついていて「無病(六つのひょうたん)息災」となっていました。年を重ねた今の私には最適な根付でした。
 

2023年10月23日(月)更新

北浦和で薪能

20日の金曜日北浦和の仁木屋さんで最も小さな薪能が開催されました。

初めて歴史的なことをお聞きしましたが、今から25年前、四人の若手能楽師(金春流)の先生方が仁木屋さんとの企画を立て、初めは食事、その後はお能鑑賞という形で始められたとのことでした。
仁木屋さんは昔からの料亭で場所も広く、たった3日の上演中の間だけ、庭に三間四方の板の間を作り、能舞台として完成させています。また小さく短い橋が用意され、本格的な能舞台となっています。しかし囃子方、地謡方の皆さんは三間四方の中に座っていますので、その分少々狭くなっています。また、今まで一度だけ雨のため座敷の中で演能されたことがありました。今回は幸いに曇り空で雨の心配もなく進められました。いつもの通り17時から食事が始まり、19時からが開園となります。経営が変わられたとお聞きしましたが、この企画は経営者が変わっても続けられ良かったと安堵しました。

先ほどの4人の能楽師の先生方は、25年たった今でも協力しながら続けられています。丁度今回のシテ方は高橋忍先生でした。羽衣が上演されましたが、先生は美しく舞っておられました。素晴らしい舞台でした。
100人にも満たない薪能でしたが、大いに満足のいく舞台でありました。
 

2023年09月04日(月)更新

ついに来たかも

1日、2日と続けて保育園での行事がありました。また2日の夕方は北杜市にある三好さんの近くで毎年行われる会に参加することが決まっていました。本来2日に行くのですが、保育園の後出かけると決めていたことから2日ではなく、1日に出かけてしまいました。いくら待ってもお店は開きません。手帳を見直したところ2日がその日でした。完全にくるってしまいました。2日の午前中は保育園の体操の親子教室がありそこに参加したのち北杜市に向かいました。

また、この日は買ったばかりの昆虫採集用の網を持ち勇んで出かけました。虫かごを持ち、網を持ち、それ等を車に積んでいきました。

しかし、トンボくらいはいるだろうと勝手に決めていましたが、トンボ一匹、蝶一羽いませんでした。時期が過ぎてしまったのかもしれません。東京ではまだ、セミが鳴き、アゲハチョウも時々飛んできます。アキアカネもすっかり姿を赤くしてきました。

北杜市は気候が良く、秋の気配で姿を消してしまったのかもしれません。

三好さんの会に2日続けて出かけた私は2か月ほど前、同じメンバーが揃った坂嵜さんのお祝いの席にも前日出かけ、やはり2日続けました。相当脳軟化が進んでしまったかもしれません。参加された皆さんにも笑われ(疑われ)ましたが、妻は1人怒っています。
 

2023年08月21日(月)更新

世間の影響なし

一昨日午後から東銀座の歌舞伎座へ家内と行ってきました。

普段は能楽堂へ出かける機会が多くありますが、久しぶりの歌舞伎座でした。この機会は2年前に小学生の同級生の友人から年に6回観ることのできる会があるがどうかと誘われました。何も分からないまま入会しましたが、今は良かったと思っています。大体2ヶ月に1回のペースです。前回は急用があり4ヶ月ぶりの歌舞伎座となりました。
最近は猿之助さんの残念な事件もあり、何かと騒がれていますので、お客様の入りの方はどうか思いましたが、一昨日の状況ではまるで変化がなく何時もの通り満員でした。

歌舞伎のいいのは前提なしで明るく楽しいことです。もちろん贔屓の役者を目的で行く人もいますし、私のようにとにかく楽しい舞台を見たい、更に役者の演技を見たい、また、有名な役者ではありませんが、中には大勢の中から引き立つ様な役者を見つけることも舞台を見る楽しみの一つです。

今回は家内と友人の3人で出かける予定でしたが、友人は今回お休みとなりました。新門辰五郎では幸四郎と勘九郎の演技が冴え、緊迫感のある素晴らしい舞台でした。
次は11月の予定です。
 

2023年08月10日(木)更新

国立劇場 建て替え

国立劇量の建て替えの話が急になっています。
歌舞伎は年に数回ですが、友人との関係があり歌舞伎座で見る機会の方が多くありました。尤ここは歌舞伎ばかりでなく、雅楽、声明、沖縄芸能なども上演されています。今年は山田流筝曲の公演を見に行きました。ここは舞台も大きく周辺の環境も良く、日本の舞台芸術のメッカといってもいいところだと思います。

その国立劇場が今年の9月で50年となり建て替えの準備に入っています。昨日今日のニュースでは入札が二度ほど不調となっているようですが、いずれにしても建て替えが始まることになります。
場所は最高裁判所の隣に位置し、半蔵門に続くお濠の前になります。前の道は片側3~4車線の広い道となっています。おそらく日本でも風光明媚の場所だと思います。今度の建物はどのようになるのか分かりませんが、とても楽しみです。

私は一度、銀座の観世流の舞台のお披露目に出かけたことがありますが、晴れがましく、華やかで、舞台の初日は特別のものがあります。国立の舞台にも初日に出かけられれば素晴らしいですね。
 
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