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2024年06月25日(火)更新

箱根フローリスト 淡輪さん

有名な花屋さんです。選挙になると胡蝶蘭が当選者に送られるため、大変な量が動くことになります。民主党政権時、胡蝶蘭の贈答はダメということになり、洋らん生産者は大いに困ったという事態になったとお聞きしています。

淡輪さんはこの胡蝶蘭の扱いでは永田町でも群を抜いています。大変な量の扱いをされています。4トン車に胡蝶蘭を積み当選された先生方にお届けしているとお聞きしました。彼のお店は確かに永田町、平河町にお持ちになっています。素晴らしい経営をされています。一昨年から紀尾井町のロータリークラブでご一緒させて頂いています。いつも堂々とされ、愛される人柄です。

淡輪さんの扱う胡蝶蘭の様には行きませんが、今社内ではチャコボールと胡蝶蘭(ミニ・マイクロ)の相性を見ています。出来ればいつか商品化したいと考えています。淡輪さんの扱う胡蝶蘭と比較するときっと1/10くらいのサイズです。小品盆栽位でしょうか、大きい胡蝶蘭にはそれなりの風格がありますが、小さな胡蝶蘭はかわいらしさがあります。おまけにうまくいけば翌年も花をつけます。社内ではそこまでの確認はできています。近い将来上市を考えています。
 

2024年06月24日(月)更新

環境対策 - 包材の立場から

昨年11月オランダの展示会に出かけましたが、花の袋であるスリーブはOPP(二軸延伸ポリプロピレン:雑貨類やたばこの包材として使用されています)と紙が使用されていました。
最終製品を紹介しているブースでも同じ商品を紙で包んだもの、OPPで包んだものが並んで展示されている状態でした。ブースの人にどうして2種類を置いているのかお聞きすると、販売先のスーパーからどちらを言われてもいいように両方用意しているとの答えでした。

インパックも現在ヨーロッパと同じ状況にあります。どちらを希望されてもお納めできるように機械設備も材料も両方ともに用意しています。ただ、これまでのところ紙スリーブは業界のトップもしくはそれに近い企業(スーパー、切り花チェーン店、大手生花店)の皆さんが紙スリーブを全てではありませんが使用されています。環境に配慮されているのかと思います。

現在環境に配慮と言う事ではこの数年、研究が進み現在製品化されているものに再生OPPがあります。PPの再生を行いフィルムに仕上げています。私共の関係する中国企業では数年前からPPの回収から再生を様々研究され、現在では再生OPPを材料として製品化を図るところまで来ていました。この付近は中国企業の速度は速いようです。ヨーロッパでは再生品を使用する数十%を再生品にする事が法律で定められています。今まではPE(ポリエチレン)が多く使用されていましたが、最近になりPP分野にも入ってきました。
秋にはヨーロッパの企業との協議の場が用意されています。しかしプラスチックの全廃を目指す方には興味はないかもしれません。しかし現実を踏まえた十分な議論は今後必要です。

詳しくは別途ご報告申し上げます。
 

2024年06月21日(金)更新

小日本主義と扇子文化論

以前にも少し触れたことがありました。   
韓国の初代文化庁長官は日本留学時代扇子文化論を表しました。扇子の本来の姿は風を送り、暑い日僅かでも涼しくするために使用します。しかし用が済めば、あっという間に一本の棒状態になります。こんなに便利な物はありません。それこそ日本の文化だ、と言います。日本文化の神髄は小さくするところにあり、そこを追求することで日本の生き方にも触れることになります。あまり大きく世界に出ない方がいい。戦前の日本の帝国主義を指しているのでしょう。余計な事ですが韓流、KPOPブームの火付け役は初代文化庁長官の季御寧長官です。
大成功でした。

その李長官と接点があったかどうか分かりませんが、戦後の一時期首相をお務めになったなった石橋湛山は日本中に帝国主義が蔓延していたころ、「小日本主義」を唱えられました。それは、日本は東アジア(主に中国、朝鮮)の国々の関係をいち早く断ち切り、日本列島だけで先進地域である西ヨーロッパやアメリカとの自由貿易を通して利を得た方が余程平和的でかつ発展的である。今考えれば全く正解なのですが、戦前の日本でこれを言うのは大きな勇気があったと思います。

石橋湛山と李御寧のお二人の主張は大変良く似ています。

石橋湛山はほんの数か月の短命内閣でしたが、平和主義者の首相でした。
 

2024年06月19日(水)更新

喜寿のお祝い

長年にわたりJFMA(日本フローラルマーケティング協会)を支えられている方がいます。
元キリン役員、海外子会社の社長をお務めになり、キリンアグリバイオカンパニーの社長をお勤めの頃はテレビ「ガイアの夜明け」にも出演され、国内外で活躍する姿が映しだされていました。松島義幸様です。

本日私は夕刻より集まりに伺います。現在も変わらぬ品質のお仕事を続けられ花き業界の皆さんから大いに慕われています。喜寿と言えばそれだけですごいことですが、業界をおまとめになる大事な仕事をされ、更にはMPSジャパンの社長を努められ、花の品質の世界でオランダと並び国際認証を国内、台湾で広げています。

兎に角スーパーマンです。お仕事や趣味等の世界も様々お持ちになり活動をお続けになっている姿は実に素晴らしいと思います。
私も同じ歳ですのでそれだけ考えれば少々がっかりしてしまいますが、近くにこのように活躍される方がいるだけで張り合いが出てきます。おまけに同じ小学校に通っていた方なのでなおさらです。

私の場合はだいぶ小ぶりですが、今の仕事(インパック)と保育園を続けていきたいと考えています。
 

2024年06月14日(金)更新

ギフトショー出展

今年は9月のギフトショーに出展することが決まっています。昔はギフトショーと言えば香港やドイツ、イギリス辺りをめぐりギフト市場の流れを掴んだつもりでいましたが、インパックのビジネスがギフトとは反対に日常身の回りの花に特化した関係でフランクフルトのクリスマスショー辺りを見る程度になっていました。
各地ギフトショー面白いのは中国で4月に開催される広東フェアに出ていたものが9月のフランクフルトのクリスマスショーに出品され、そこで出たのものが11月に開かれるオランダのギフト用品を取り扱う各社の展示会に出され、更に売れ残ったものがヨーロッパの東の国に売られていく流れでした。売れ残りはない流れでした。反対にフランクフルトに出た最新のデザインの商品が翌年には中国の展示会で売られているといった速度でした。

大昔日本のギフトショーを見てインパックとは違うということで長年出展を避けていましたが、今年は担当の強い思いから出展が決まりました。出品する商品はチャコプランツです。勿論チャコボールも出します。チャコプランツも少しづつ売れ始めています。従来のように安価な観葉植物もない訳ではありませんが、新たな商品を投入し、価格も大分高くなってきました。勿論高くなるなりの商品作りは行っています。
苔などは3年も5年も持ち、さらに進行中でもあります。更にガジュマルなどはインドア用にデザインに気を使っています。
更に塊根植物(アフリカ原産)盆栽類等準備は整い始めています。観葉植物から始まり、盆栽迄、いい流れになってきました。
 
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