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2024年12月02日(月)更新

10億円の寄付

10億円の寄付

先週のニュースの中で石川県に“10億円の寄付”の話が出てきました。
ギターリストの布袋寅泰さんと吉川晃司さんの二人が行った「COMPLEXチャリティーコンサート」の収益金から10億円を寄付することになりました。更に石川県はこの事実に対して10億円を受け取り基金として積み立てた旨発表しました。

この様な高額の寄付は誰でも出来る事ではありませんが、県としては大変な励みになったのではないでしょうか。今までの寄付金の総額が340億円ほどの様ですが、二人の寄付は基金として何年か掛けて復旧に関係する事業に使っていく計画の様です。
一般住宅は希望する方にはその取り壊し費用の全額を県が負担することが決まっています。恐らく万を超える住宅を取り壊すことになりますでしょうが、生活をされていた方々の気持ちはいかばかりかと、とても悲しくなります。更に建物で言えば総持寺の様な古く立派なお寺や神社があります。更に公共施設などを考えると気の遠くなるような時間と資金がかかります。
現在臨時国会が開かれましたが、何よりも先に能登の地震、豪雨の被害に対して予算をとって欲しいと考えます。これには与野党関係なく進めて欲しいと考えています。

多くの仮設住宅を用意されましたが、十分な環境とは言えません。道路も橋もこれからが本当の復旧が始まります。今は被害を受けた方々は年配の方が多い分大切にしてほしいものです。

2024年11月26日(火)更新

花束加工オランダの現状

オランダでは花束加工の現場で自動化が進んでいます。国内にあっても既に二社の加工メーカーが自動化に取り組み成果を上げています。
また来期は数社の御得意先様が自動化へ向け舵を切られます。花束加工の分野は原体(花)が卸売市場や成田から入荷しますが、原体を箱から出し、サイズに合わせカットしたり。葉を落としたり、水あげ処理を行うことになります。これらの一連の作業は前処理業務と言われます。その後、前処理された切り花を改めて花束にする大きな機械(花束加工機械)にかけ、袋詰め作業を行います。その後はバケツに入れられます。これらは現在多くの工場で行われて多くのスーパー、ホームセンターに納められます。袋詰め作業は手作業となっています。
今回の自動化は花を投入した後、自動でスリーブに束ねられた花がはいる仕組みになっています。時間当たり、2000束、3000束、4000束迄生産できる3タイプが既に上市されています。ここは今まで人手のかかる場所でした。勿論、省力化は大事ですが、全てを人出で行うと作業される皆さんのご苦労は大変なものがあります。肉体的にも精神的にも落ち着きません。今回の自動化は働く皆さんからも歓迎されています。

今回の機械は花束加工工場の自動化の第一歩です。インパックはこれからも工場の自動化にも力を入れて参ります。この機械のデモ機は本社に展示していますので、いつでもご覧いただけます。
 

2024年11月22日(金)更新

小さな会社の出来る事

現在インパックは20億たらずの小さな会社です。
さて、花ビジネス決して楽観できません。ものが必要な時に少なく高く、中々販売に力が入らない今日です。これらは量販店様のフラワービジネスです。この様な中でも量販店様は毎年売上げを上げる事が使命になっています。無理やりでも売り上げの確保を狙ってきます。結果、花は安くなります。売り上げを上げるには安売りしかないというのがスーパーさんの変わらぬ販売手法です。
それは量販店様に花を納める加工メーカーも同じです。何としても安い花を調達し、安く売りたい、と考えています。この思考は40年前から未だに続く量販店様の花ビジネスです。
つまり花は安くないと売れない。といった考え方です。確かに現状を表しています。
しかしこれを長く続けるわけにはいきません。その理由は花ビジネスを本物のビジネスにしたいからです。しなくてはいけません。この30年で花は70億本から30億本に生産が減少しました。その不足分を輸入に充てていますが、11億本ほどです。輸入品を足しても足りません。これらの事情から花ビジネスの売上げは下降の一途をたどっています。
花の持つ特徴に心を豊かにする、自然に笑顔がこぼれる。花をどなたかに差し上げたり、家に買って帰るとすぐに分かります。この様に優れた特徴を持つ花が売上げの下降線を描くのはかなり矛盾です。市場の縮小は最終生産者の数を減らし、販売者も減らします。海外からの花だけではこの産業は成り立ちません。

インパックはパッケージの会社です。市場は多くの花を扱い、量販店の花売り場、街の花屋さんはみんな願っています。もっと花が売れてほしい。特に消費者の方は量販店の花がもっと良くなってほしい。つまり今の状況に対して「ダメ出し」が入っているのです。

もっと品質の良い花、提案型の花が欲しい。関係者は相当考えなくてはいけません。同じ花でもイギリス、フランスの売り場は楽しい。回ってみてこれらは事実です。すぐやればいいのですが、実行できていません。

今が底だと思いますが、底が割れるという言葉もあります。私はここで頑張りたいと思います。私は底が割れない努力をしたいと考えています。私はパッケージとブーケがこの状況から脱出する策だと考えています。
 

2024年11月21日(木)更新

フローラルイノベーション

昔から展示会には7時には会場近くに行っていました。会場は8時にオープンします。入場迄の2時間は個人的には楽しい時間です。これは私の楽しみです。この時間は出展者のブースを見て回りますが、込み合っているときに比べると随分短縮可能です。更にパソコンを開き、会社では9時過ぎにやることを1時間ほどで終了可能です。
私の展示会はこんな風に始まります。何十年もやってきましたが、このところコロナも有り出来なくなりました。しかし久しぶりの展示会の初日の今日は駐車場の入り口で1時間以上待ち、8時ちょうどに中に入ることが出来ました。頑張ってきたつもりですが12時にはガス欠してしまい、みんなにお詫びしながら会社に戻りました。

フローラルイノベーションは小さな展示会ですが、大きな展示会になっているのはジャパンホームショー、ビルディングショーと併設されているからです。今回は私共含めJFMA、大田花き等6社ほどでした。しかしこの規模で開催可能なのはJFMAの事務局の松島さんのお陰です。インパックブースも午前は少々問題でしたが最終的には普段の展示会と変わらぬ引き合い数になったとの報告があり安心いたしました。チャコプランツはインドア用なので建築関係の展示会でも親和性があるようです。

今回のインパックブースは全てチャコボール、チャコプランツを展示いたしました。チャコプランツ・チャコボールの展示は10年を過ぎましたが、展示その物は随分品質が高くなりました。どこに出しても恥ずかしくありません。また、最も大事な商品の品質も随分良くなってきました。また種類も一昨年までは観葉植物だけでしたが、今回は苔シリーズ、盆栽シリーズ、観葉植物などと種類を増やしてきました。担当する2人の努力です。またご指導いただく方のお陰です。
チャコプランツはこれからもチャコボールを使用してまいります。室内園芸の主役になれるようこれからも努力を続けます。
 

2024年11月19日(火)更新

今こそ立ち上がる時!

今日は久しぶりに社内で花の普及の話をいたしました。

私は直接知る話がいくつかあります。
今、レトルトカレーのブームが来ています。尤もこのブームは大塚食品のブームでありましたが、私はボンカレーはレトルトカレーブーム第一期(今は7期と言われています)と捉えられます。ボンカレーの隠れた主役は東洋製缶でありました。ハウスククレカレーは藤森工業さんです。
更におせんべいのパッケージ商品が全国区になり、米どころの新潟にたくさんの米菓のメーカーが揃った頃、ほぼその背景には必ず凸版印刷をはじめ多くのパッケージメーカーが揃っていました。
ケーキが持ち帰りやギフトとして大きく伸びたのもパッケージメーカーによる様々な商品開発でした。インパックは40年前、シクラメンや観葉植物のギフトパッケージを開発し大手生花店、デパート各社に入る生花店様にパッケージをご提案していました。年間で100万ケース近くお届けしていました。

今こそインパックが立ち上げる時が来たのではないか、役員の皆さんに話しました。花が売れない、花は高くて物がない、生産者の皆さんは値上げし、市場までは値が上がったが、加工メーカーさんは上げられないでいる。この様な時に傍観者で良いのか。120%我々は当事者です。
ここでの勝手な結論は、新たな商品、従来品の新たな販売方法等、様々ご提案出来る企業は私達だけではないか、と勝手に考えています。鮮度保持、安定した物流、自動で製作するブーケマシン、更に自動スリービングマシン、また消耗品のデザイン、お花を飾る場所、更に花びんに至るまでもう一度ご提案すべきではないか、様々話し合いました。

今日はまず入り口です。多くの社員の皆さんにも声をかけ、考えてもらうことにしましょう、
と言う事になりました。更に営業社員が共通認識を持つために2、3年かけ営業全員にオランダに出かけてもらうことにしました。

 
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