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2022年10月11日(火)更新

いよいよ

先週から今週にかけて、海外からのお客様が3組来られます。

先週はオランダから機械メーカーの技術者が来られました。インパックが1号機を入れたのが昨年の4月ですから、18カ月の間インパックの技術だけで組み立て、メンテナンスをやってきました。社員の皆さんはたくさんの質問を抱えながら北海道、栃木、埼玉を1週間かけて回りました。更に多くのテーマを持ち帰ってもらいました。一層いい機械にするために必要なことです。

更に、今日はフランスから別の機械メーカーが展示会の手伝いに来てくれました。明日からガーデン&アウトドアショーが始まります。従来にない機械の展示の為です。今回の機械は枝もののように長いものを簡単に結束できる装置です。1mから数mの様な長尺ものに適しています。これに似たものは梱包機ですが、梱包の様な強くない結束ができるので切り花や枝ものには適した機械になります。インパックとしても大きな期待をしています。こちらの機械メーカーとは取引が始まり20年以上たちますが、人柄のいい人ばかりです。
更に13日は中国からご主人が包装資材メーカーの経営、奥様が保育園経営というお二人共に優れた経営者がいらっしゃいます。まずインパックに立ち寄られた後、私が関係する保育園に出かけて参ります。保育園では子供たちの歌と踊りで彼らを歓迎することになっています。

反対にインパックは今月ドイツのKショー(世界最大の包装機械展)、来月はオランダの園芸展に出かけます。いよいよWith コロナの中で経済活動が盛んになってきました。
 

2022年10月07日(金)更新

子供の本

5日(水)私たちは高輪のエチオピア大使餡を訪ねました。5名でお尋ねしました。東京紀尾井町ロータリ―クラブの理事、役員の皆さんです。私も同じロータリークラブの平会員ですが、他のメンバーを大使にご紹介する役割でした。

本年7月、紀尾井町ロータリークラブの2022年度国際奉仕委員会がスタートいたしました。その際委員会メンバーに対して委員会の代表から事業として今年度何をしたいかを聞かれ、返信のレポートを出しました。
その頃、エチオピア大使にインパックの工場をお尋ねいただき、国立図書館が出来上がったことをお聞きし、本の寄贈をご提案いたしました。委員会内でエチオピアに対する事業が採択され、予算を付けて頂きました。その旨を大使にお話したところ大いに喜ばれ、委員会として訪問し内容を詰めさせていただきました。紀尾井町ロータリークラブが従来タイの保育園に子供のための本を何年も続けてお送りしていた実績を踏まえ、子供の本をお送りすることにいたしました。
今回の大使館訪問はその意味でも意義あるものとなりました。委員長始め、参加者の皆さんもいいスタートが切れたと喜んでいました。

今後は国内で子供の本の選定を行い、再度本をもって大使館に再度訪問いたします。エチオピアの国立図書館に本が置かれるのを楽しみしています。
 

2022年10月06日(木)更新

今、分かった事

先日テレビを見ていたところ、古代ローマの労働時間の話をしていました。

古代ローマ人は午前中だけ仕事をして、午後は自由な時間として楽しんでいいたようです。もっとも古代ローマには奴隷制があり、国民全てと言う事にはならないでしょうが、いずれにしろ市民は生活を楽しんでいたと思われます。

現在の日本にあって週休2日は最低限の基準ですが、これで計算すると104日を休めば法律に触れないことになります。本来ここに休日が入り、年間休日が定められます。また有給完全消化も大きな課題となります。

私個人の話です。当然会社は別です
長い間私は休みのいらない人でした。勿論会社の休日である土日であっても出張などがあれば移動日に当てたり、名古屋くらいであれば車移動は当たり前でした。そのような生活を繰り返しているうち、いつしか土曜も日曜もなくON・OFFのきかない人間になっていました。土日も背広姿でした。休みの重要性を理解していなかったのです。

現在、会社の休みを有効利用しています。若い頃出来なかったことを始めています。休日が心身共にリラックスしてくれることを今になって分かってきました。

これからはより多くの休日、より高い価値創造を目指し仕事を進めていくつもりです。
 

2022年10月04日(火)更新

値上げの時

今最も国を心配しなければいけない時期に来たと感じています。

今月から6,000品目に値上げがあると言っています。それは実行され始めています。10%
~20%の値上げが食品を中心に実行されました。しかし相変わらず、テレビでは値上げを問題視しています。更に国会の先生方も自民から共産党迄値上げ反対論です。尤も彼らは全て選挙対策です。
ヨーロッパでは既に20年以上前にEU域内の通貨が一部の例外の国を除き、ユーロで統一され、自然に物価が上がることになりました。経験的に言えばオランダではギルダーが使用されていましたが、ある日を期してユーロになりました。1ギルダーは60~65円、ドイツマルクは60円くらいでした。ところがしばらくの後、肌間隔で言えば1ギルダー、1マルクはいつの間にか1ユーロになっていました。つまり大幅な値上げがあったのと同じ効果がユーロによってもたらされたのです。7,000円で泊まれたホテルは12,000~15,000円になり、食べ物もランチでも2,000円は普通になりました。オランダでこれですから、イギリスではランチ3,000円になっていました。ビックマックが800円でした。
日本はこのような洗礼を受けずに今日まで来ています。値上げはどうやら悪になっています。しかし値上げをさせない人たちは決して悪人ではありません。一人一人は消費者の為にいいことをやっています。しかし結果「悪」を生んでいることを知らないといけません。
国会議員の先生方も選挙民に対していい顔をするのではなく、日本の将来の為、どんな手を打つのか示す必要があります。
今のままでは所得も上がりません。国家の姿を明確にしてほしいと考えています。
インパックはスリーブの値上げ、メンテナンス事業の更なる有料化、などを通してお得意先様にご理解を頂くよう日々営業努力が続けられています。これらの活動はインパックの為にやっているのではありません。紛れもなく国家のための値上げ活動です。
 

2022年10月03日(月)更新

思い出

昨年尊敬する方が亡くなりました。慶応大学名誉教授の榊原清則先生です。お亡くなりになる直前までご病気を戦っておられました。大変な精神力をお持ちの方でした。

先生との関係は37年ほど前に遡ります。先生は当時一橋大学の助教授をお務めになっておられました。私が日頃考えていたホームユースフラワーの世界を作りたいと書いた2,000字程度の文書をお読みいただき、是非頑張ってははどうかと励まされ、その後先生は日本を離れ、ハーバード大学で研究生活を行っていました。その年の暮れに先生からお電話を頂き、アメリカのスーパーの花事情を聞かせてもらいました。6カ月後には日本にも飛び火するから準備をしてはどうかとアドバイスを頂きました。
翌年あろうことか、スーパーダイエーが碑文谷店でホームユースの花を販売し始めました。先生のお話の通りになったのです。先生はその後、スタンフォード、ロンドン大学で研究生活を続けておられました。先生から時々手紙を交換しようとお話を頂き、始めは手紙でしたが、最近はE-Mailになっていました。それでも一年にわずかですが手紙のやり取りは続けていました。
昨年1月、先生からお電話を頂き、インパックの展示会に行きたいとのことでした。2月のSMTS(スーパーマーケットトレードショー)です。確かに30年以上招待状をお送りしていました。「一回くらいは行かないとね」とのことでしたが立川から幕張までお越し頂きました。

何事にも不十分な私に「よく頑張っている」と言われたことが私の生きがいとなっています。
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