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2022年12月05日(月)更新

かわいそうな私・悪いあなた

ギリシャの哲学者であり、アドラー心理学の研究を行う岸見一郎さんの本の中(幸せになる勇気)に出てきた言葉です。

この言葉、ことによると「いつでも・どこでも・誰にでも」当てはまる気がします。勿論「誰でも」は私の偏見です。そんなことを思わない人は世の中には沢山いるでしょう。
私はよくこの言葉を思い出します。尤も現在は自分の事より人に話す方が多いかも知れません。昔は仕事や家庭でもそんな風に思ったことはありました。しかし瞬間打ち消すことが多かった気がします。
岸見一郎さんは相談を受けると三角柱を相談者の前に先ほどの言葉を書いた二面を見せ話を始めるそうです。つまり相談者は三角柱の二面に書かれた「かわいそうな私」と「悪いあなた」を見ることになります。本人には見えませんが、先生の側の一面には「これからどうする」(ここは記憶が定かではありません)と書かれています。

多くのカウンセラーは先ほどの二面に話が終始するようですが、先生は「これからどうする」が重要だと言われます。

さて、いきなり歌謡曲の話しです
わたくしの好きな藤圭子さんの歌に「明日から私は」というのがあります。「あきらめました あなたの事は 何も言わずに手を引くわ」とあり最後には「すべて忘れて これから一人」となります。

私はこの歌を聴くたび、いつも岸見先生のカウンセリングとそっくりと考えています。

 

2022年12月02日(金)更新

クリスマスカード

今朝の朝礼で、貿易部の陳さんが海外との取引先へクリスマスカードを贈る時期が来た、この様な事で海外との関係性が深まるのは良いことである、とスピーチを行っていました。全く同感です。

中学生の頃、海外と手紙の交換を希望する学生を募り、実際応募すると希望の国の中学生の氏名と住所を送ってくれるサービスを行う団体がありました。早速私はイタリア、アメリカ、ポーランドの三か国を希望し、実際氏名が送られてきました。早速兄に訳してもらいそれぞれの国に手紙を出しました。当時は航空便もありましたが、高いという事もあり船便で出していました。ポーランドの場合船便は行って帰って来るだけで4カ月近くかかります。更に手元に置き、日本語に訳したり反対の英文にしたりするだけで1カ月ほどかかりますから一回の手紙の交換に5カ月はかかりました。アメリカとイタリアの人とは1~2回で終わりましたが、ポーランドの人とは3年程続いたと思います。いつかは行きたいと思っていましたが、ついに実行しませんでした。
あるとき驚いたことがありました。ロシア崩壊前後、ポーランドでも火の手が上がりました。まずは炭鉱の町からでした。その町の名はカトヴィツェでした。その町は中学生の頃、手紙の交換をしていた人の町の名です。多くの人が亡くなったり怪我をしたりしましたが、一体どうなっているか心配していました。今では住所も分かりません。元気でいてくれればいいと思っています。今でもポーランドは大好きな国です。何度か出かけましたが、カトヴィツェには行っていません。

今朝、クリスマスカードにサインをしました。100通程ありました。
 

2022年12月01日(木)更新

79歳のコンサート

インパックの経営コンサルタントを40年近くお願いしている先生のバースデーディナーコンサートが、ニューオータニの大きな会場で行われました。15年以上前歌手になると決め、現在では8曲がDAMカラオケに入っています。映像には本人も登場するほどの熱心さです。歌も仕事になってきました。声は低音でよく響く声です。

昨日はロータリー関係、コンサル事業のクライアント、ご家族などがお越しになっていました。また、友人の鶴田浩二のお嬢様、氷雨のヒットを持つ佳山明生さんなどの友情出演もあり、この方々の歌を何曲か聞きました。歌のうまさは当たり前ですが、たった三分ほどの歌の中に人生が織り込まれ、恋愛感情が埋め込まれ、実にわずかな時間の中で上手く表現されています。このような方々はきっと天才なのでしょう。また、歌手により観客の引き込み方もいろいろでした。鶴田さんはお父様の事を巧みに織り混ぜながら話を進め、佳山さんは冗談を飛ばしながら全てのテーブルを回り、そのサービス精神は普通ではありませんでした。つい引き込まれてしまいました。

会場の中にお一人、先生のお姉さまがおられました。飯塚律子先生です。この方はみのもんたさんの有名な番組に出演されており、番組中で律子先生がこの食べ物は身体に良いと言うと一気にスーパーの棚から商品が無くなる現象が起きていました。2年ほど前、芝翫さんの襲名披露の時、先生と偶然お会いしましたが、今回は団十郎さんの襲名披露にまだ出かけていないと残念がっていました。

いずれにしろ先生の人間関係の深さをいつも尊敬しています
 

2022年11月30日(水)更新

35年ぶりの機械の話

昨日は大昔の事を思い出すことになりました。

私がまた30代後半の時でした。オランダから輸入した花束加工機械がまだ1台も販売されていない頃の話です。ある会社の社長様とお会いすることが決まり、出かけていきました。売り込み先はこの会社からと決めていました。しかし開口一番「日本では売れない」と言われ大いにファイトが湧いてきたことを覚えています。確かに常識的には難しい分野だったかもしれません。
言われたように簡単には売れませんでした。1号機が売れるまで半年ほどかかりました。はじめの5年で30台ほどでした。5年が過ぎたころ急に機械が動き始めました。3年間で210台ほどの販売実績になりました。社員も大変な勢いで全国を飛び歩きました。新規の搬入、メンテなど今までにないくらいの勢いでした。今思っても大騒ぎでした。よく乗り切ってもらえたと、感謝ばかりです。
花束加工機械は35年たった今でもインパックの大事な主力機械です。販売総数は1,200台ほどになっています。

昨日、その会社の会長、社長はじめ7名のメンバーが埼玉県入間市のIFL(インパックの花束加工&ブーケ工場:国際フラワーロジスティクス)にお越し頂き、花束加工機械・自動スリ―ビングマシン・自動ブーケマシンなどをご覧頂きました。この35年で機械も大きく変わりました。自動化も投入、最終部分が出来ればフルオートになることもお話いたしました。会長も大変好意的に各機械をご覧頂きました。

私もつい調子に乗り、35年前のことを話しました。会長様の会社は実に素晴らしい会社に成長されていました。
 

2022年11月29日(火)更新

県人会 能登大会

5年ごとに開かれる石川県人会の連合会の大会が能登市で開催されました。全国の県人会の方々がおよそ300名ほど集まりました。更に驚くことにブラジルやハワイなど海外5ヶ国からも参加者がありました。迎える側も能登市長、市議の皆さんは勿論、知事の馳浩さん始め、百万さん(県のキャラクター)や石川県選出の国会議員の先生方がほぼお揃いになりました。皆さんこの日の為に帰省されていたのです。また、市側も式典会場、懇親会場に多くの職員の皆さんが配置され、完璧な状態で対応されていました。

私も参加するために2日間能登市に出かけていました。私は県人会の総会を少し油断していたようです。このように多くの方々のご協力があって、総会が行われるとは思ってもみませんでした。予想以上の規模と内容でした。

私が出かけた理由は、県人会の理事を務め10年になったのを機に表彰受けることになったのです。事務局から推薦していただき、会長、名誉会長のご承認を頂きました。この連合会の会長は石田様(元チェコ大使)です。更に名誉会長は前田利祐様です。このお二人ともに式典、懇親会双方にご出席になっていました。式典後お二人にご挨拶をいたしましたが、大いに喜んでいただきました。

私は推薦されるほど活動はしておりませんでしたが、今回を機会に県人会の活動を熱心に行うつもりです。
 
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