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We are Flower People の日記
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もう20年程になるでしょうか。サントリーさんが青いバラを世に出しました。その前には青色系カーネーション、ムーンダストが出ていました。ムーンダストは濃い紫から薄い紫まで4種、上市されています。
もっとも、サントリーさんのカタログでは青いバラはではなく、「青み」と言っています。
もう少し濃くしたいのかもしれません。それでも十分その価値はあります。世界中どこにも青いバラは存在しません。遺伝子の組み換えによって、はじめて青いバラが出来るようです。
サントリーさんの凄いのはカーネーション、バラに留まらず、更に広く青い花を咲かせようとしています。
青いシクラメンはかなり衝撃的でした。サイズも小さく、色は青い、品のいいシクラメンです。更に数年前、新聞で見かけたのは、今度は青い百合です。
百合は白、ピンク、赤、オレンジ等、様々な色がありますが青はどこにもありません。早く見たいものです。
更に今度は菊に挑戦しているようです。どんな花になるのでしょう。常に青を追求する姿は見事なものがあります。青の遺伝子を持たない花に次々青色を付けていくサントリーさんを尊敬しています。
今朝の東大和は真っ青な空のもとになりました。本当に久しぶりの晴天です。10日ぶりくらいでしょうか、強い雨ではありませんが、本当によく降りました。私もこんなに長く車を洗わなかったことはなかったかもしれません。
今市内のあちこちにキバナコスモスが咲いています。車を走らせていても天気のいい日のキバナコスモスは一層色がさえている気がします。また雨に打たれていた関係もあり、キバナコスモスに限らず、その植物も暑さの後急に元気になってきました。
あまりに熱いと植物も何か元気がなく、また成長しない種類もあるようです。室内にあってもそうです。何年か前に経験いたしましたが。部屋の中で温度が38℃になっていました。
その時机の上に飾っていた百合の花びらがみんな落ちていたことがありました。数日家内が留守で夕方家に戻った時の光景です。百合の花は丈夫な花ですが38℃には参ってしまったようです。
今、私が知りたいのは温度時間値と高温(30℃以上)との関係です。通常20℃とか25度Cの様な温度帯では温度時間値は有功であることはわかっていますが、夏場のドライのトラックの中は45℃以上になります。この時は30℃以下の温度時間の延長とみるのは危険の様です。世田谷(IFRL:国際フラワー分析センター)で調べていくつもりです。
2021年10月22日(金)更新
40年の時を経て
川崎にある包装資材メーカーの藤森工業様へ出かけたときの話です。研究所をご案内いただきましたが、まるで大学の研究室の様でした。レトルト釜の装置など機械類はほぼ実機が並び、テスト機とは一線を画していました。
その当時多くの包装資材のメーカーが研究室、もしくは研究所を社内に持ち、多くの得意先様である食品メーカーのパートナーとなっていました。当時食品業界で最も難しい分野にレトルト包装がありましたが、包装資材メーカーが技術的な裏付けを作っていたのです。その最も先端にいたのが藤森工業様でした。尤も缶詰からスタートしていた東洋製缶は当時から何か別格の風があり、私は名前だけしか知りませんでした。
申し上げたいことは、多くの包装資材メーカーの研究所に置かれていたレトルト装置はほぼテスト機でしたが、先述の通り藤森工業様は実機で勝負しておりました。実機とテスト機の違いは明らかで、食品メーカーが設備する際、必ず1,200mm口径の設備を行います。テスト機は確か450mmであったと思います。レトルトは温度ムラを嫌います。おおよその予測はできても実機以外では再現できないこともあります。
本当に素晴らしいと思いました。
40年の時を経て、インパックは花包装資材のメーカーとして存在しています。昔の藤森工業株式会社をいつも思いながら、生産工場として能登事業所、包装機器の実機を備えたIFL(国際フラワーロジスティックス、花きの鮮度を研究するところとしてIFRL(国際フラワー分析センター)とスーパーマーケットなどの販売者、花束加工メーカ―、花き生産者、花き類の試験場、花き卸売市場などの方々からパートナーと言われる存在になりたいと考えています。また、外部研究機関として北大、大阪府立環境農林水産研究所などとの共同研究を行っています。40年遅れで藤森工業様の当時の狙いをインパックは花業界で実現したいと考えています。偶然ですが、藤森工業様で研究所の所長をお務めになった小國さん(その後、藤森プラケミカル社長)を現在インパックは顧問としてお迎えしています。
その当時多くの包装資材のメーカーが研究室、もしくは研究所を社内に持ち、多くの得意先様である食品メーカーのパートナーとなっていました。当時食品業界で最も難しい分野にレトルト包装がありましたが、包装資材メーカーが技術的な裏付けを作っていたのです。その最も先端にいたのが藤森工業様でした。尤も缶詰からスタートしていた東洋製缶は当時から何か別格の風があり、私は名前だけしか知りませんでした。
申し上げたいことは、多くの包装資材メーカーの研究所に置かれていたレトルト装置はほぼテスト機でしたが、先述の通り藤森工業様は実機で勝負しておりました。実機とテスト機の違いは明らかで、食品メーカーが設備する際、必ず1,200mm口径の設備を行います。テスト機は確か450mmであったと思います。レトルトは温度ムラを嫌います。おおよその予測はできても実機以外では再現できないこともあります。
本当に素晴らしいと思いました。
40年の時を経て、インパックは花包装資材のメーカーとして存在しています。昔の藤森工業株式会社をいつも思いながら、生産工場として能登事業所、包装機器の実機を備えたIFL(国際フラワーロジスティックス、花きの鮮度を研究するところとしてIFRL(国際フラワー分析センター)とスーパーマーケットなどの販売者、花束加工メーカ―、花き生産者、花き類の試験場、花き卸売市場などの方々からパートナーと言われる存在になりたいと考えています。また、外部研究機関として北大、大阪府立環境農林水産研究所などとの共同研究を行っています。40年遅れで藤森工業様の当時の狙いをインパックは花業界で実現したいと考えています。偶然ですが、藤森工業様で研究所の所長をお務めになった小國さん(その後、藤森プラケミカル社長)を現在インパックは顧問としてお迎えしています。
2021年10月21日(木)更新
紙スリーブ
ホームユースの花の周辺で活動を続けて参りました。プラスチック一本やりの時代が続きましたが、どうやら変化の兆しが出始めています。この10年ほどオランダでの展示会を見る中で、ある時は紙スリーブになるのではないかと思う時もありましたが、結果OPPフィルムの利便性、コストパフォーマンスなどの理由でプラスチックに戻り、今日に至りました。しかし、今度ばかりはそうはいきません、世界で脱プラスチックが動き始めました。すべての産業分野で脱石油、炭酸ガス削減の動きは本物になって参りました。
インパックはこの動きの中で大きく舵を切ろうとしています。インパックばかりでなく、同業他社は全て、設備はプラスチック加工の専用機を所有しています。単にスリーブを作る製袋機械と言っても高いものは5,000万円を超えるものもあります。印刷も従来のフレキソ、グラビアは姿を変えながら残るでしょうが、ここでもデジタル化の波は大きく力強くやってきます。
今後重要なのはスリーブが紙の方向にあるということです。一方のプラスチックも生分解が条件となります。近くインパックは、バイオプラスチックや紙スリープの販売に入ります。
今後、紙スリーブに入ったブーケを想像するだけでも楽しくなってきます。
インパックはこの動きの中で大きく舵を切ろうとしています。インパックばかりでなく、同業他社は全て、設備はプラスチック加工の専用機を所有しています。単にスリーブを作る製袋機械と言っても高いものは5,000万円を超えるものもあります。印刷も従来のフレキソ、グラビアは姿を変えながら残るでしょうが、ここでもデジタル化の波は大きく力強くやってきます。
今後重要なのはスリーブが紙の方向にあるということです。一方のプラスチックも生分解が条件となります。近くインパックは、バイオプラスチックや紙スリープの販売に入ります。
今後、紙スリーブに入ったブーケを想像するだけでも楽しくなってきます。
2021年10月04日(月)更新
青の不思議
もう20年程になるでしょうか。サントリーさんが青いバラを世に出しました。その前には青色系カーネーション、ムーンダストが出ていました。ムーンダストは濃い紫から薄い紫まで4種、上市されています。
もっとも、サントリーさんのカタログでは青いバラはではなく、「青み」と言っています。
もう少し濃くしたいのかもしれません。それでも十分その価値はあります。世界中どこにも青いバラは存在しません。遺伝子の組み換えによって、はじめて青いバラが出来るようです。
サントリーさんの凄いのはカーネーション、バラに留まらず、更に広く青い花を咲かせようとしています。
青いシクラメンはかなり衝撃的でした。サイズも小さく、色は青い、品のいいシクラメンです。更に数年前、新聞で見かけたのは、今度は青い百合です。
百合は白、ピンク、赤、オレンジ等、様々な色がありますが青はどこにもありません。早く見たいものです。
更に今度は菊に挑戦しているようです。どんな花になるのでしょう。常に青を追求する姿は見事なものがあります。青の遺伝子を持たない花に次々青色を付けていくサントリーさんを尊敬しています。
2021年09月07日(火)更新
花と温度時間値
今朝の東大和は真っ青な空のもとになりました。本当に久しぶりの晴天です。10日ぶりくらいでしょうか、強い雨ではありませんが、本当によく降りました。私もこんなに長く車を洗わなかったことはなかったかもしれません。
今市内のあちこちにキバナコスモスが咲いています。車を走らせていても天気のいい日のキバナコスモスは一層色がさえている気がします。また雨に打たれていた関係もあり、キバナコスモスに限らず、その植物も暑さの後急に元気になってきました。
あまりに熱いと植物も何か元気がなく、また成長しない種類もあるようです。室内にあってもそうです。何年か前に経験いたしましたが。部屋の中で温度が38℃になっていました。
その時机の上に飾っていた百合の花びらがみんな落ちていたことがありました。数日家内が留守で夕方家に戻った時の光景です。百合の花は丈夫な花ですが38℃には参ってしまったようです。
今、私が知りたいのは温度時間値と高温(30℃以上)との関係です。通常20℃とか25度Cの様な温度帯では温度時間値は有功であることはわかっていますが、夏場のドライのトラックの中は45℃以上になります。この時は30℃以下の温度時間の延長とみるのは危険の様です。世田谷(IFRL:国際フラワー分析センター)で調べていくつもりです。
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