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2023年08月18日(金)更新

留学生はフィンランドから

紀尾井町ロータリークラブは交換留学生の制度の中で、今年は留学生を一人迎えることになりました。17歳の前向きな高校生です。
先日、1週間の研修(全部で11名が地区内のロータリーから参加していました)最終日に、研修を行っていた所沢にあるコロンビアインターナショナルスクールで彼らの発表会が行われました。この日は日本から出発する日本人留学生10名も参加していました。日本人留学生は英語で、海外からの留学生は日本語で、それぞれ研修日最後の日にそれぞれの印象を聞かせてくれました。
紀尾井町が迎えるフィンランドからの留学生は、ほぼ問題のない日本語で話をしていました。これから1年間の日本での生活に大きな期待を持っているようでした。彼は学習院高校2年生に編入され、来年までの1年間勉強することになっています。その間、茶道など日本文化を学び旅行などもするようです。きっと様々なことを身に着けることになるでしょう。

留学生の皆さんは学校、各家庭、地域活動などで様々学び、日本での生活を楽しむことになるでしょう。しかし実際には彼らが学ぶ以上に、留学生を迎えるご家庭では多くの事を経験することで、大きな学びを得ることになるでしょう。経験的なお話ですが、娘たちとほぼ同い年のフランスからの交換留学生と3か月共に生活をいたしました。食べ物の違い、夜遅くまで生活する留学生に対して朝、遅刻しないために何度も起こしたり、学校でのトラブルに対応するため、先生方にいろいろ苦情を申し上げたり、カウンセラーとの協議を行ったり、一緒に旅行をしたり、楽しい思いをし、このように迎える側も様々勉強する機会を頂きました。
僅かの間でしたが、家内ともども思い出をたくさん作ることが出来ました。
 

2023年08月17日(木)更新

ダニイル府主教の葬儀

昨日、ニコライ堂でダニイル府主教)のお通夜が執り行われました。

いつも顔が会うと「花屋さん」と声をかけてくれました。実にありがたいことでした。沢山の信者がおられる中でのできごとです。
この数年は歩くのにもご苦労をされていましたが、教会内での府主教の声は大きく大変確りしたお声でした。聖歌も府主教の声に合わせ何時も見事なコーラスで聖書を歌い上げていました。
昨晩はダニイル府主教のために聖歌隊は見事な歌を聞かせてくれました。

また、府主教で思い出すのはフェオドシー府主教の事です。思い出深いのはサンクトペテルブルクの教会の出来事です。
ダニイル府主教の前のフェオドシー府主教は1999年に永眠されましたが、偶然その時サンクトペテルブルグの教会にいました。この時は斎藤元防衛庁長官とご一緒でしたが斎藤さんから今日本から電話があったとフェオドシー府主教の事をお聞きしました。早速教会内で私たちはろうそくを買い、フェオドシー府主教のご冥福をお祈りいたしました。日本での葬儀には家内に代わりに出かけてもらいました。私は参列できませんでした。

今回、キリル総主教からお花が送られていましたが、ダニイル府主教はウクライナの戦争に対し平和を望む日本の立場を明確に致しました。大きな成果だと思います。

 

2023年08月11日(金)更新

会社の風土

今日は旗日ではありますが、インパックは明日(インパックの能登事業所は今日から)が夏休みとなり、来週水曜まで全社で休ませて頂きます。

会社の風土についてです。


これらを如何に続けていくかは、インパックとしてもとても需要です。一言で風土といっても、いい事も悪い事も含まれます。しかし、ここで言う風土とは前向きの事でなくてはいけません。
インパックにお客様が来られた時、一階事務所の社員全員が立ちあがりご挨拶します。これは私どもの大事なお得意先様に伺った時の挨拶を、そのまま真似させていただきました。
ここを大いにご評価いただくこともあり、これはそのまま次代に伝えていけばいいと思います。しかしこれが唯一絶対かというと、中には受付に電話1台がおかれ、お尋ねする部署に繋げる方法をとる会社も多く見られます。このとき電話に出た方が感じよく、てきぱき対応していただけると気持ち良くなります。
こちらの対応は風土でなく仕組みです。この方法をとる企業も多く見られます。対照的な対応をすることになりますが、どちらがいい、悪いではありません。仕組み追及でいくらでも尋ねてこられる方に満足いただくことが出来ます。
また、お客様をお尋ねする際、お客様の駐車場に止めるかどうかも問題になります。私どもにお越しになる企業の中には、近くのコイン駐車場に車を置いて歩いてくる方々がいらっしゃいます。その方々は会社で言われているようです。
私どもの駐車場は、数台の車が駐車出来るようになっていますので、遠慮せず置いて欲しいのですが、中には上記のように他の駐車場に置く会社もあります。これも風土なのでしょう。
インパックの社員もぜひそうして欲しいのですが、近くにない場合も多く、お客様の駐車場に止めさせていただく事が多くあります。これでは風土になりません。車を置かせていただく場合は最低限お断りしてからにするといいと考えています。

いずれにしろ良い風土作りには時間がかかります。
 

2023年08月10日(木)更新

国立劇場 建て替え

国立劇量の建て替えの話が急になっています。
歌舞伎は年に数回ですが、友人との関係があり歌舞伎座で見る機会の方が多くありました。尤ここは歌舞伎ばかりでなく、雅楽、声明、沖縄芸能なども上演されています。今年は山田流筝曲の公演を見に行きました。ここは舞台も大きく周辺の環境も良く、日本の舞台芸術のメッカといってもいいところだと思います。

その国立劇場が今年の9月で50年となり建て替えの準備に入っています。昨日今日のニュースでは入札が二度ほど不調となっているようですが、いずれにしても建て替えが始まることになります。
場所は最高裁判所の隣に位置し、半蔵門に続くお濠の前になります。前の道は片側3~4車線の広い道となっています。おそらく日本でも風光明媚の場所だと思います。今度の建物はどのようになるのか分かりませんが、とても楽しみです。

私は一度、銀座の観世流の舞台のお披露目に出かけたことがありますが、晴れがましく、華やかで、舞台の初日は特別のものがあります。国立の舞台にも初日に出かけられれば素晴らしいですね。
 

2023年08月08日(火)更新

大きな岐路

花き業界は現在、大きな岐路に立っています。

生産面では廃業が続いています。生産する人が少なくなっています。今後の方法としては大規模生産、輸入品の拡大などの道がありますが、簡単ではありません。

市場では市場の数を上げる人が多くいます。もっと大手市場を絞り、小さな市場は加工や、納品体制を整え、地域の卸売に徹してはどうか、その様な中で生産と販売の間に立ち、市場本来の生産企画、マッチング、コンサルなどに徹してはどうか。

小売面では相変わらず生花店の数か少なくなっています。一方量販店は90%以上の店舗で花を扱い、安価な商品が販売され、中々、ブーケをはじめとする企画商品の提案が出来ずにいます。

それぞれに問題を抱えていますが、そのような中でインパックはお仕事をさせていただいています。例えば花き業界の物流への取組は前時代的な動きが多くあります。出来上がった切り花で段ボールのサイズを決めています。トラックの積み込みも手積み、手降ろしが多く見られます。大手生産者はそれなりに機械化、自動化を図っていますが、物流面では今一歩です。インパックはそのすべてに提案を続けていく必要があります。更に重要なことはインパックの提案の質の問題です。業界に対する提案は半端では未来に禍根を残します。原則に従い、多少の問題はあってもまっすぐ進めていくことが重要です。インパックの提案が低品質の結果業界の質が下がっては大問題です。

インパックの領域である包装・物流面においては環境重視、特に物流ではパレチゼーションなどの原則を取り入れた高品質のご提案をしたいと考えています。
 
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