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2023年06月01日(木)更新

お世話になりました。

インパックのコアビジネスはワンタッチスリーブの開発・製造・販売と花束加工機械の輸入・販売・メンテナンスです。これらを全国各地とマレーシア、シンガポールなど東南アジアに輸出を行っています。
また、私たちの花ビジネスはホームユース市場に向けビジネス展開を行っています。一言でいえば、スーパーマーケットのフラワービジネスのサポートを行う会社として存在しています。
以上の事からインパックのドメインは「M&S+R:マシーン&スリーブ+リテールサポート」となっています。以上がインパックの戦略的生存領域ということになります。

これらが現在のインパックの全てであります。先月まで切り花加工の事業を手がけておりました。切り花加工はバラ加工、スパーラルブーケ加工を主体として進めて参りましたが、今回撤退を行うことになりました。自動化の設備を整えて参りましたが、スーパーマーケットの花売り場が、バラとブーケになることはありませんでした。100%私の責任です。私はバラとブーケがスーパーマーケットの商品になるために、今後は形を変えてその実現に向け努力してまいります。

改めてよろしくお願い申し上げます。
 

2023年05月30日(火)更新

2024年問題

2024年を前に、花き業界の物流改革は一気にやってきそうです。またそうでなくてはなりません。

特にトラック運転手が1日に500㎞以降の走行が認められなくなり、それ以上の場合は運転手二人体制ということが決まっています。
一方で生産者での積み込み、市場での荷下ろしの現場では手積み手下ろしが普通に行われています。本来はパレット、もしくは花き業界であれば台車が利用されることが望まれますが未だそこに到達していない現場が多く見られます。

今後容器のオリコン化、規格統一の方向などを機会にパレットであればフォークリフト、台車であればパワーリフトなどの設備が必須となってきます。台車やパレットなどで荷下ろしをする場合、15分ほどで終了する作業が手作業の場合2時間近くかかります。
運転手や現場での人手不足を考えるとパレット、台車化必須となります。

容器の規格統一の叫ばれる今こそパレット化、台車化に向かうべきかと考えています。
 

2023年05月29日(月)更新

ジョージア独立105周年

先週金曜日26日はジョージアの独立105年の記念すべき日となっていました。

この日、明治記念館には内外の重要な人たちがそろっていました。政治、経済に関係なく純粋な友人としてそこにいたのは私一人だったかもしれません。多くの方々は経済的にも歴史的にも、政治的にも強い関係を持つ人ばかりでした。

大使と初めてお会いしたのは、彼がまだキッコーマンの営業を行っている時でした。ニコライ堂でお会いしました。そういえばジョージアは正教会の国でした。国旗には5つも十字架の入る国家です。それから少し経ったとき、ジョージアに帰る話がありキッコーマンを辞め、帰国しました。半年後、ジョージアワインを売り込みたいというワイナリーの社長が来るのでワインを扱う会社を紹介して欲しいと言われ、お花の関係でお世話になっている得意先様をご紹介いたしました。それから更に半年後、電話を頂き「大使」になって日本にいることを伺いました。本当に驚きましたが、お付き合いが再開しました。

ジョージアに誇りを持ち、今回のウクライナ侵攻など決して許しません。更に言えば、今回ウクライナを守る国家の大使が勢ぞろいしていました。確かにロシアとの対立の構図を見るようでありましたが決してそうではなく、単に平和を守り抜きたいだけだ、と感じました。

この日、ロータリークラブのメンバーにもお会いしました。ここに来られた全ての大使、日本の代議士の多くをご紹介いただきました。一体何をしている人なのでしょう。三年前のアフリカ会議でもお会いした方でした。

 

2023年05月25日(木)更新

継続

改めて申し上げる話ではありませんが、企業において継続は生きるための重要な要素です。

企業はそのために様々なことを行います。今までの事をしっかり守ることはもちろん、挑戦の二文字は常について回ることになります。長い歴史を持つ企業は創業時とは全く違った業態になっている企業もあります。反対に100年の歴史を持つ企業の中には創業時と変わらぬ仕事を続けている企業もあります。
しかし、そのような企業のビジネスは同じことを行っていても、継続の努力は表から見えませんが、根底には大変なご苦労があるに違いありません。またビジネスが創業時と異なっている企業においても根底にある理念に代わることはありません。つまり長年にわたり企業を続けていくには理念が最も重要となります。

苦しい時、多くの問題を抱える時、立ち返ることのできる理念を持つこととは企業にとって最も重要になります。私たちの創業の精神に「インパックは開拓者精神をもって常に挑戦し続けます」というのがあります。
これを見る時、いつも「ああ、そうだった」と思い返すことになると同時に、もっと頑張らなくてはと連日反省しています。
 

2023年05月23日(火)更新

中国出身 「ガビチョウ:画眉鳥」

毎朝4時になると驚くほど綺麗に鳴く鳥がいます。
今ではすっかり日本の地に馴染んでいる「画眉鳥:ガビチョウ」です。以前に一度触れたことがありますが、このところ頓に鳴き声がきれいに澄み切って聞こえてきます。高い声で鳴くこの鳥には少々悲しい話がついて回ります。

中国への旅行が増えたころ、恐らく40年ほど前でしょう。鳥を販売する店舗できれいな鳴き声の鳥がいました。日本の旅行者の中にはその鳥をどんな方法か分かりませんが、買い求めた人がいたそうです。
多くの人がガビチョウを買い求め、家で飼って鳴き声を聞いていました。始めのうちはきれいに鳴く声に魅力を感じていましたが、年中鳴き続けるガビチョウの声についに放鳥が始まりました。ガビチョウ達は野に放たれたのです。東大和周辺ではどうやら青梅あたりからやってきたと言われています。

確かに家の中でいつも聴くのはつらいかもしれません。それより自然の中で多くの人達が聞く方が双方幸せです。このガビチョウ、鶯の鳴き声を鳴き真似るなど、少々器用な鳥の様です。


 
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