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2023年01月31日(火)更新

楽しみ

来月15日(日)は今では少なくなった式能が上演されます。
式能は江戸時代にあっては江戸城の中で将軍を迎え、上演されるお能五番仕立ての舞台です。今回は翁付き五番仕立てとなっていますので、翁を筆頭に残り四番お能が上演されます。現在、お能の流派は5流あり、五番上演されると各流派一番ずつ担当されることになります。五流派は観世、金春、金剛、宝生、喜多流から成り立っています。

更にお能とお能の中間には狂言が上演され、更に舞囃子なども上演されます。江戸時代もそうですが、今でも式能が上演されると朝、9,10時から夜7時まで行われます。見る側でもかなりの体力を必要としますが、チケット会に言わせると私のチケットが最後の1枚であったようです。

テレビで翁が見たことがありますがほんものは初めてです。「能にあって能にあらず」と言われていますが、格別ストーリーはなく天下泰平を祈るものになっているようです。まかり古い形態を残しています。一番見るだけでも寝てしまいますが、5番もあり、更にその間に狂言などがあり、楽しみは楽しみですが、居眠りの出ない様にしたいと考えています。
 

2022年11月16日(水)更新

越冬クワガタ

先日は車を洗いにスタンドに出かけていきました。洗い終わり洗車をしてくれた女性からいきなり「クワガタを飼っていますか」と聞かれ少々驚きました。車はワゴンタイプですが、後ろを清掃した際、クワガタのマットはじめ、餌や朽ち木などを見て間違いなくクワガタを飼っていると思ったそうです。
私は以前からクワガタはオオクワガタと決めていますが、その方は家の近くにいたのを捕まえて飼い始めたそうです。東大和近くであればノコギリクワガタですので、これもお聞きしたところ、思った通りノコギリでした。クワガタも様々ありますがクワガタの中でもっとも形もよく、特にのこぎりの湾曲したところはちょっと怖いくらいです。
それにしても、今飼っているというので不思議な気がして聞いてみると、今でも元気でいるというのです。普通は長くて半年、3カ月の寿命のものもたくさんいます。ことによるとその方は自分の部屋に置き、暖かくしているのかもしれません。ごくまれにノコギリクワガタも環境によっては越冬するものもいるようです。それにしても普通は6月に成虫となり8月から9月までには死んでしまう中で、今でも元気でいることは素晴らしい事実です。

私のオオクワガタが今越冬しそうなのですが、4年目に入るとするとこちらも珍しいことになります。私の場合は格別暖かくしていないので既に越冬の準備に入りました。
 

2022年11月02日(水)更新

オオクワガタとヤモリの状況

10月の半ば過ぎに寒い日が続きました。その頃からヤモリは来なくなり少々さみしい気分です。尤も一回だけ顔を出したことがありました。普通は玄関の灯りを付けていれば明け方までいるのですが、この日はほんの僅か、1時間ほどいてどこかに帰ってしまいました。それ以来見かけなくなりました。何かお別れを言いに来た感じでした。
今はどこにも見かけませんが、もう少し暖かな頃、10月の始めなどは落ち葉がたまった中で見かけたり、家の壁を歩いていたり、たまには見かけたものですが、11月に近づきどこにもいなくなりましたが、家の周辺の暖かなところを探しジッとしているのでしょうか。ヤモリは冬眠をしません、寒くなり身体が動かなくなるのです。

一方オオクワガタは寒くなり動きは悪くなりましたが、まだ餌は食べています。冬眠の準備をしているのかもしれません。
当初オオクワガタは3年の命を聞きました。販売店の人も言っていました。確かに今年の夏、3年目のオオクワガタはオスもメスもみんな死んでしまいました。しかし1匹だけ元気に冬を越そうとしています。冬眠し来年3月ごろ動き始めてくれたら4歳児です。私にとって初めての経験です。中には5年生きるオオクワガタもいるそうですから何とか長生きして欲しいと願っています。

ヤモリがいなくなった今、楽しみはオオクワガタです。今は冬眠前夜ですから夜中に餌を食べる姿をまだ見ることが出来ます。
 

2022年09月05日(月)更新

寿命三年

現在、3歳の雄のオオクワガタ(大阪能勢産)がいます。つい最近、もう一つがいのオオクワガタが天寿を全うしました。オスとメスが同じ日に亡くなってしまいました。三年と2カ月でした。こちらは購入した時から産地は不明で更にサイズも6.5cmで大阪・能勢産から比べると1cm以上小さいものでした。

その際、業者の方から飼うのが飽きたらと言って絶対に放さないで下さい、の一言が印象的でした。飼い続けることが出来ない時、つい放してしまうものかもしれませんが、クワガタもその土地によってみんな種類が異なるのだそうです。その土地のクワガタと交雑し、子供が生まれ増えたりすると種の保存がきかなくなるからとのことでした。業者の方の最後の一言がとてもきつかったことを覚えています。「放すくらいなら殺して下さい」どうやらクワガタも血統を大事にする様です。

聞いた話ではメダカは隣りの川にいるメダカとは隣同士でも種類が異なります。野菜も同じことが言え、岐阜高山地域は赤カブで有名ですが、谷ごとに栽培する赤カブは種類が異なっていたようです。全国で似たような話があるようです。

大昔の交流の範囲などが分かり、少しばかり夢が広がります。
 

2022年08月31日(水)更新

研修生の舞台から知れたこと

私たちは舞台を見たり歌を聴いたりするとき、優れた演技や歌唱をする人たちを普通に見ています。勿論一定以上の水準を持ったプロの演技者ですから、彼らの舞台に引き込まれてしまいます。私たちは演技者の今を見ているのです。しかし彼らは長い演技などの研鑽を積まれ今日に至っているのです。

最近能楽の研修生が多く参加された舞台を見る機会がありました。お能と狂言が主体でしたが、舞台では囃子方も活躍していましたが、その囃子方も研修生でした。地謡方には一部指導者の方が入っていました。

過去の例を知りませんが、今回女性の研修生がかなりの率で目立ちました。特に囃子方は女性の方が多いように見られました。それも皆さん相当頑張っていました。
街中でもお謡い、お仕舞を習う人が多くおられますが、最近ではどうやら女性の方が多いようです。素人もそうですが、プロを目指す人たちも女性が増えてきているようです。

そういえば観客の皆さんも歌舞伎ほどではありませんが、圧倒的に女性が目立ちます。一見男性の世界のように思えますが、お能は女流能楽師の方が次第に増えてきています。

私は今回再確認をいたしましたが、大阪から来られた一人の女流能楽師に注目いたしました。以前から優れた方と思っていましたが、私の危なっかしい目から見ても実力のある方だと思います。(大阪養成所の西野さんです)
 
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