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2024年05月13日(月)更新

母の日ギフト

今年も母の日が近づくにつれJFTD(花キューピット)では盛んにテレビ宣伝を行っていました。また、NHKなどではカーネーションの生産地からの中継などを交え何度も放送を行っていました。カーネーションの中継は切り花ではなく、鉢物が多かったようです。更に今年の傾向としてはカーネーション以外のアジサイなどが注目されていましたが、これは特に今年始まったわけではありません。テレビを見る消費者として母の日を目に焼け付けることになります。

花の母の日の発送用の商品としは切り花のブーケ(箱入り)やフラワーアレンジメント、鉢物、寄せ植えなどがありますが、傾向としては鉢物を多用する方向になっています。それは出荷までの準備の時間にあるようです。ただ、切り花に比べ鉢物はどうしても後からの質問や苦情が長引くことにもなります。
切り花のアレンジメントなどになると、制作時間がかなりかかります。どうしても人での問題でプロの人だけを入れる訳にはいきませんのでフラワーアレンジの品質が問われることになります。また、花束もフラワーアレンジメントに続き時間がかかります。それに引き換え鉢物は包装し出荷するだけですのでその意味では大量に出荷するところは鉢の取り扱いを増やしたいのでしょう。

以上の事から今年もカーネーションはじめ、アジサイ、ミディー胡蝶蘭などが次第に増えて切るようです。
ただこれから母の日をより確実にするには更なる品質向上を目ざす必要があるようです。常に価格とのつばぜり合いですが、母の日の性格上、より良い商品を取り扱ってほしいと思います。
 

2024年05月10日(金)更新

保育園でチャコプランツ

チャコプランツという商品があります。これはチャコボールという用土(おが粉と根土質の土を混ぜ、3~4mmほどのボウル状に焼いたものです)にミニ観葉(最近では多肉食物や塊根植物、苔などもあります)を植えこんだものです。

恐らく出荷量は6桁になっています。今年も従来の出荷量とほぼ同じ数量を増産する予定を立てています。今伸び盛りの商品です。最大の特徴は用土にあります。水はけも良く比重0.7の用土ですから水の吸水率も優れていますので水やりは少なめでいい事と根腐れを起こしづらいことなどから非常に長持ちする商品です。私の家にも5年、6年そのまま鑑賞しているチャコプランツも数鉢あります。先日担当する社員から苔のチャコプランツは7年目というのもあったと聞いています。楽しみの多い商品です。

一昨日関係する保育園でチャコボールを使ってチャコプランツを作る企画がありました。園児の皆さんが参加するイベントでした。皆さん一所懸命にチャコプランツを作っていました。仕上がったチャコプランツはお母様へのプレゼントです。先生方と一緒に作るのですが、何しろ相手は小さな丸い粒です。容器から外れたものは教室にこぼれ出ます。つぶすと床が黒くなる関係でそれを拾いながらの作業となりました。それでも午前中に260鉢ほどのチャコプランツが出来上がり帰りに皆さん持ち帰りました。

素晴らしい花育の場となりました。]








 

2024年05月01日(水)更新

母の日セールと花き業界

いよいよ連休が明けると一気に母の日となります。
花き業界の動きが少々心配です。今年の母の日のギフトはどうでしょうか。花ギフトは優れたギフトだと思っています。差し上げた瞬間の互いの喜び、その後数日間の楽しみなど花のギフトは素晴らしいと考えています。
母の日には多くの生花店、スーパーマーケットには多くの御客様が列をなします。また発送されます。頂いた方は心からお喜びになります。素直にきれいな花を前にすると皆さん大いに喜ばれます。確かにいいギフトです。

しかし他の産業も母の日を黙って見ていません。レストラン業界、お菓子業界など食べておいしいギフトを沢山用意しています。更に何十年前のように生花業界の競合先は生花業界という時代は終了しました。もちろん花業界もお菓子などを取り込み「花+お菓子」などの企画は随分前からありました。また色々お聞きすると、着るものをお母様へプレゼントする人も多く見られます。価格帯の高いものはこの辺りはデパートなどが活躍の場となります。

この様に母の日ギフトを見ると花ギフトに対してある種の包囲網が出来上がっています。母の日は生花業界の独壇場ではなくなっています。その意味ではこれからの母の日セールは益々企画勝負となって来ています。
 

2024年04月12日(金)更新

母の日の対応

母の日は生花店にとって最も重要なイベントとなります。インパックも一昨年までは長時間で対応してきました。JFMAでは一昨日母の日の「決起集会」ZOOM開催を会員各社で行われていました。今回は欠席いたしましたが、皆さんからの闊達なご意見があったようです。事前の話し合いは大変有効です。

各社、コンセプト作り、具体的な商品まで用意され当日を迎えるだけになっています。今最後のところです。今の段階で準備が完了していることは素晴らしいと思います。インパックも全国の御得意先様との間で様々お話し合いが行われ、あとは数量だけになってきました。

昨日ある会社に母の日のチラシを送ってほしいと頼みましたが、格別用意はなく、母の日を
特別な日と捉えていないとのご返事でした。ギフトを中心に高額商品を扱う会社としては異例中の異例です。しかし考えてみると母の日セールに参加しないということはある意味で正しい判断かもしれません。母の日明け病気で休む人もいます。病気でなくとも体調を崩す人もいます。更に言えば亡くなる方もいました。
どこかに無理があるのでしょう。より健全な計画と実行が必要です。その意味で最初から参加しないと決めることもいい結論だと思いますが、広がらないようにして欲しいです。
恐らく先ほどの会社は母の日をあてにしなくても利益目標は達成しているのでしょう。

2024年04月04日(木)更新

ワンコインクラブ

昨日は大田花き様の会議室をお借りしてワンコインクラブの年次総会が開催されました。事務局の加藤さん(カント社長)や桐生さん(大田花き花の生活研究所社長)上杉さん(大森花き)、信乃さんに資料を整えていただき、無事終了いたしました。群馬、東京、神奈川にある小学校(海外の小学生が通う学校)7校に毎月お花を届け、現地の小学校で花びんに花を活けてもらい、校内に飾って頂いています。更にそのうちの2校で1年に一度、大きな講堂で全員参加のフラワーアレンジメント作りを行っています。参加者の皆さんのお手紙を拝見しましたが、喜んでいる様子が伝わってきます。

ワンコインクラブは今年18年目に入ります。本当に長く続いています。会長は大田花き社長の磯村様、私は副会長を務めています。昨日はスミザースオアシスの道田様も参加されました。実にありがたいことです。常に変わらぬご協力(資材・鮮度保持剤など)を頂いています。この会は花育を目的に進めて参りました。それが18年続いたことになります。この会が長く続いた理由は磯村様はじめ大田花きグループの皆様のご協力の賜物です。
その結果多くの小学生が花に親しみ、大いに喜んでいただきました。間違いなくお花のファンになっていただいています。

地道な努力ですがこれからのお花の普及のために大いに頑張って参りましょう。
 
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