大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2023年06月21日(水)更新

地域の仲間

昨日古い友人たちと食事を共にしました。

一人は30代で上場企業の社長を務め、その会社は体制が整ったところで売却し、改めて40代後半から新たな上場企業を単独で作り出した大変な実力者です。もう一人は医科大学の理事を務めている方です。その大学は補助金の額では早慶に次ぐ額の様です。医科大学としてはトップなのでしょう。大きく成長している時に理事職を務めていることに満足の様子でした。彼には私が理事長を務める社会福祉法人の理事も務めていただいています。

三人は若いある時期青年会議所を通して地域活動を行っていました。まちづくりがいかに大切か、今になってよく分かります。当時は夢中でした。また三人ともに上位概念の大切さと会社、個人といった中位、下位概念の関係性とその三概念の共通する重要性をよく理解しています。特に医科大学の理事の方は地域の活動にも熱心に取り組んでいます。気持ちだけは若いころの青年会議所の活動が今でも続いているのです。

本業も含め元気に活動できることに、三人共にそれぞれ感謝しています。

 

2023年06月20日(火)更新

新教育

日本の教育が変わり始めたようです。
ただ圧倒的に従来の教育法が前提になっている教育界がありますから全体になるのはいつのことになるのか私にはわかりません。

最近、保育園経営の一端を担っていることから、教育、保育に関心を持ちながら様々話などお聞きしています。その中の一つに横浜創英中学・高等学校の校長先生(工藤勇一氏)の話がラジオに出てきました。
なぜ教育が変わらないといけないのか、といえば、社会の変化があまりにも急速で今までの教育のまま将来の日本人を作ることが難しいことになるからと、話されていました。
特にIT・AIの開発は10年前とは比較にならず今はさらに急速な勢いで進化しています。もちろん人間教育には変えてはいけないもの(不易)がたくさんあります。しかし先生一人に対して同じような教育を全員に同じようにしていたのでは、もっと進めたい人には遅すぎ、ついていけない人には早すぎるといったことになります。その付近はもっと自由になっていいのではないか、更に先生は学校の現場は何でも多数決で決めていくことが多い、これではきめ細やかな教育は無理だと話されています。全くの同感です。

先生は政治もそうだと言いますが、政治の場ではそうはいきません、政治の場での原則は多数決の原則と、少数意見の尊重が二大原則です。教育現場でも出来ればそうなって欲しいものです。前述の工藤先生はこれから先、活躍の場が増えることになりそうですが、ぜひそうなって欲しいものです。

 

2023年06月19日(月)更新

坂嵜さん

先週の木曜日、日本園芸文化協会の席で表彰式が行われ、お二人の方が表彰されました。お一人は先週ご紹介いたしました人形菊師神谷重明様でした。世界的にも優れた業績をお持ちです。
もうお一方が坂嵜潮様でした。多くの方がご存じのように当初サントリーのワイン研究員として活躍された後、有名なサフィニアの育種に成功されました。サフィニアは世界的に大ヒットしました。現在でも売れ続けています。記録的な大ヒット賞品でありました。サフィニアの優れた点はヒットに足る商品であると同時にその販売手法でした。数社の代理店を使いすべてのホームセンターに商品が流れました。海外にも多く販売されました。素晴らしい実績です。
今回はアジサイが坂嵜様の開発によって全く違った世界を見せてくれることになりました。アジサイは一本一歩の枝先に花を付けます。しかし坂嵜様のアジサイは一本の幹から枝分かれした先全てに花を付けます。それも通常のアジサイのようにまっすく枝が伸びるのではなくまるで上から枝先がしだれているのです。花の数は尋常ではありません。沢山咲かせます。おまけに葉が小さく、鑑賞する方から見ると花が多くありそれだけで鑑賞の対象となります。商品名は「ラグランジア ブライダルシャワー」実の見応えのあるものです。
育種家は思ったような開発ができ、大ヒットすると何か自分が特別な人になった気がするようです。
しかし坂嵜様はそうではなく、常に自然を見つめないとだめで、そこが大事だと言います。これはある種、悟りの世界のような気がします。

明らかに園芸文化の向上に寄与された方です。
 

2023年06月15日(木)更新

「令和5年度園芸文化賞」表彰式

今日は午後、上野東天紅でサフィニアの開発と、その後の販売で名を馳せた坂嵜潮様の園芸文化賞の受賞の席があります。また菊師・神谷重明様も同じく受賞されています。本来出席されるJFMA会長の小川先生、MPSジャパンの松島様が伺えないため、力不足もいいところですが、代理出席させていただくことになりました。

説明書には菊人形作りの伝統を受け継ぎ、70年にわたり菊人形、花人形などの制作、展示、指導を行う、とありました。素晴らしい方です。私も菊は大好きで一時期休んでいましたが、今年から改めて見に行くつもりです。今までは内藤新宿の新宿御苑、浅草の浅草寺境内、湯島天神の境内、秩父などが中心でした。様々な菊の作品も見事ですが、菊人形となると一段と見ごたえのあるものになります。また東天紅の隣のような場所に横山大観の生まれた家があり、そこから近い所に大観の通った小学校があります。

湯島天神の影響でしょうか、大観の卒業した湯島小学校では毎年菊作りが盛んで、確か4年生、5年生、6年生は全員菊を作り、時期になりますと沢山の菊が飾られています。それは見事としか言いようのない素晴らしいな作品が並べられています。聞くところでは、湯島天神内の菊花展の中で、湯島小学校の生徒が表彰を受けることもあるそうです。

明日は坂嵜様の話をお聞きした後、ブログをお送りいたします。

 

2023年06月14日(水)更新

初舞台?

朝から雨が降りしきる中、国立能楽堂に8時に着きました。まだ誰も来ていません、9時近くになり、漸く出演者らしき人たちが集まり始めました。私も初めての楽屋口に9時過ぎに入りました。幸い能楽堂の斜め前の駐車場が開いていましたので雨ではありましたが、随分楽をいたしました。
中に入ると先生方は既に袴を着け、準備が整っていました。私は着物を着るのも初めての事でもあり、少々動揺していました。当日は誰か手伝ってくれるから、と言われていましたので皆さんが準備を始めてものんびりしていましたが、お一人の先生から声を掛けられお手伝いいただくことになりました。マスクをつけられ目の前の方でどなたか分かりませんでしたが、少し離れたところで気が付きました。あの目は「中村先生だ!」金春流シテ方の若手のホープです。いつも舞台の地謡方で拝見するだけで本当の顔は分かりません。慌てて隣の部屋にいた先生に改めて御礼を申し上げました。

多くの先生方は客席から舞台を見上げていますので、また、どうしても遠目に見ることになり、シテ方の先生方は舞台の上では面を付けておられる関係から本当のお顔を見ることはありません。ただ、地謡方もシテ方の先生がお出になるのでそこでしか分かりませんでした。しかもこの3年以上覆面を付け謡っておられたのでまるで分かりませんでした。それでも高名な先生方に何人もお会いしました。

私といえば緊張のあまり初めのセリフが出ず、家族を心配させたようです。この時は地謡方の先生が小さな声で教えてくれました。また、何を舞ったか忘れるほど緊張していました。
 
«前へ 次へ»
<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

バックナンバー

<<前月翌月>>
2024/11/26(火) 09:00
花束加工オランダの現状
2024/11/22(金) 12:00
小さな会社の出来る事
2024/11/21(木) 09:00
フローラルイノベーション
2024/11/19(火) 09:00
今こそ立ち上がる時!
2024/11/18(月) 09:00
まとめ方は力
2024/11/15(金) 09:00
フットケアはありがたい
2024/11/14(木) 09:00
靴磨きは一つの楽しみ
2024/11/13(水) 09:00
フラワービジネスノート~花研手帳(A5判)
2024/11/12(火) 09:00
オランダ出張
2024/11/11(月) 09:00
早い復興を!
2024/11/08(金) 09:30
社員の皆さん!
2024/11/07(木) 09:30
果物の消費量
2024/11/06(水) 09:00
英一蝶
2024/11/05(火) 08:30
横浜優勝